磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ベクテルの秘密CIA・原子力・ホワイトハウス

2006年07月23日 | 読書日記など
『ベクテルの秘密CIA・原子力・ホワイトハウス』
    L・マッカートニー(著)/広瀬隆(訳)/
      ダイヤモンド社1988年

イラクの復興のときにも、
この会社は政府との繋がりよって、仕事を得たという。



この本も古いですけど、昔ベストセラーになっていたものです。

ベクテル社は日本経済新聞(一九八三年三月二十四日付)に、
政府、電力業界は使用済み核燃料の第二再処理工場を計画、
ベクテル社の技術を導入することが決められたという。
これはレーガン大統領が認めたものであるという。

レーガン大統領とベクテル社の関係は深い。
組閣した者の中にも、ベクテル・グループ の元社長が国務長官
ジョージ・シュルツで元副社長キャスパー・ワインバーガーが
国防長官を務めていたという。

この企業の名前は、関空や青森県六ケ所村の再処理工場建設などでも、
名前があがってくるという。

そして、世界の半分の原発を建設したのが、ベクテル社。
また、核兵器の開発にもたずさわっていた。
歴代の大統領とも強いパイプをもっていた。

フォード大統領もその一人であった。

インドやブラジルの原子力発電所を建設したのは、
ベクテル社だったという。

真摯に問題を考える社員はひどいめにあってきたようである。

この企業はもちろん、日本やドイツにも原発を建設してきた。

この本には書かれていないと思うが、
日本は日本の技術によって、原発を建設してきたというのも、
事実に反することと、湯川秀樹博士も言われていた。



ベクテル・ストーリー





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