磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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NEWSWEEK-ニューズ・ウィーク 日本語版- 2011-9・28

2012年01月12日 | 読書日記など
『NEWSWEEK-ニューズ・ウィーク 日本語版- 2011-9・28』
   小林圭太・編/阪急コミュニケーションズ2011年

特集名 ユーロ分裂



「フランスの核施設爆発で政府は火消しに躍起」 下「」引用。

「フランス南部マルクールの核廃棄物処理施設で先週発生した爆発発生へのフランス政府の対応は、実に素早かった。事故発生からわずか2時間後にはコシウスコモリゼ・エロコジー相が現地へ飛び、午後には仏原子力安全局が「放射能漏れはない」と、早々に宣言した。
 事故が起きたのは、原発で使われたバルブやポンプなど低レベルの放射性廃棄物を処理する溶解炉だった。爆発時には約4トンの廃棄物が入っており、事故で1人が死亡、4人が負傷したが被爆者はいなかった。「これは原子力事故ではなく産業事故だ」とマンジャンIAEA担当大使は言い切った。
 政府が火消しに躍起になるのは無理はない。福島原発の事故を機に脱原発へ舵を切ったスイスやドイツとは対照的に、フランスは原子力関連産業を主要産業として保護する姿勢を堅持。一方で安全性向上のため、原発のストレステストを行うよう各国に奨励し、自らも原子炉58基の検査を実施した矢先だった。
 来年の大統領選で野党候補は脱原発を打ち出すかもしれない。性急な収束宣言に後でボロが出れば、再選を狙うサルコジ大統領には大きな痛手となるだろう。」

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