磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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262 領土問題は重箱 肝心なのは、なかのボタ餅

2008年08月21日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




262 領土問題は重箱
肝心なのは、なかのボタ餅


日本にも領土問題があったとオカネスキーは思った。

こちらは、こちらの世界にいるあちらの世界のオカネスキー。

「ロシアもグルジアも、大変でありんすう~」

オカネスキーの母国も近所であるので、心配はなおさらだろう。

小競り合いという人もいるが、何万人もの難民が生まれた……。

ロシアはクラスター爆弾を使ったという人もいる……。

あの残虐な兵器を!

しかし、残虐ではない戦争なんてない。

「そうだね、オカネスキー。資源があるから、アメリカが手を出そうとしているらしいね」

「資源があるから、不幸なことにアフリカの人たちはなっているでありんす!」

「資源を売ったお金で、アメリカや中国などの大国は武器を売り、支配者たちは、虐殺をはじめて、より大きな格差社会をつくろうとする……」

「そうでありんす! ひどいものでありんす! カナダでもタールサンドという資源があるけれど、一般の人たちはそれで潤うことはなく、反対に外国人がいっぱい入ってきて、物価があがったり、交通渋滞で困っているそうでありんす!」

「資源があるからといって、それで儲けるのは一部の人たち。そのために血を流すなんて……」

「愚かなことでありんす!」

「まったくだ! 傷ついた人たちのことなんて、ほとんどアメリカ政府は考えないだろう……」

「日本にも領土問題がありんす! 石橋湛山は領土は重箱と表現して、重箱をいくら増やしても、なかにボタ餅のない大日本帝国を批判したでありんす!」

「一部の特権階級のために、戦争をおこして、赤紙一枚で、命をうばった……。こんなことは二度とあってはならないことだね」

「本当に、そうでありんす! 他国の人にも平和を訴えないといけないでありんす!」

「そうだね、わが国の人だけが傷つくわけでもないのだから……」

深刻に考える茜。

「あ~、ボタ餅、買ってきま~す……でありんす!」

おちゃめな、オカネスキー。







閑話休題

ボタ餅のはなしは、

もっと格調高く書いておられますね。

内容はいっしょだと思いますが……。

戦う石橋湛山

これも名言ですね。

「黴菌(ばいきん)が病気ではない。

その繁殖を許す身体が病気なのだ」石橋湛山

日本社会も国際社会も病気だろうなあー。











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