磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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シリーズ核汚染の地球2 ムスタファの村-イラク共和国-

2009年07月18日 | 読書日記など
『シリーズ核汚染の地球2
  ムスタファの村-イラク共和国-』
    森住卓(文・写真)/新日本出版社2009年

図書館の説明文。下「」引用。

「2002年9月、イラクで出会った少年ムスタファは、白血病に侵されていた-。湾岸戦争後、ガンや白血病の子どもが増えつづけるイラクの現実を、写真とともに紹介する。」



こういう文章からはじまる。下「」引用。

「ムスタファ・カイール(九歳)にはじめてあったのは、二○○二年九月のある朝、イラク南部の街バスラのイブン・ガズワン小児科病院に訪ねたときだ。ムスタファは白血病という血液の病気の治療のために、一○○キロ離れたアル・アルワ村からお父さんとやってきていた。-略-」

この原因を劣化ウラン弾の可能性があるという。

300トン……。下「」引用。

「湾岸戦争の時、アメリカ軍とイギリス軍はイラク南部の砂漠地帯の戦闘で劣化ウラン弾を約三○○トン使った。
 劣化ウラン弾は原子力発電用の燃料や核兵器を作るときに出てくる放射能廃棄物(核のゴミ)で、鉛よりも比重が大きくて重い。えんぴつの芯のようにとがらせて、砲弾として使うと、戦車などの固い標的をつきやぶる威力がある。-略-」

この劣化ウラン弾の材料、劣化ウランは関西電力のが含まれているという……。
この爆弾を落したアメリカに協力した日本。
--われわれの血税も投入された……。
平和憲法下の国がやったとは思えない……。

地雷の被害も……。下「」引用。

「二○数年前に、隣国イランと戦争をしていたときに使われた地雷だった。チグリス川の対岸はイランだから、イラク軍はこの近くにたくさんの地雷を仕かけた。今でもその地雷が爆発して被害が出ている。」

今も大変なイラク……。







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