150 全快祝いをしようね！

あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 六、早瀬夫婦 150　全快祝いをしようね！ デザートのマンゴ・プリンを食べ終わると、ドアをノックする音がした。入ってきたのは、早瀬の妻だった。 「お嬢様、ご迷惑をおかけしました」 深々と、頭を下げた。 「そんなことはないと、言ったと思うけど……」 「いいえ」 「あの、どうです様態は……」 「食事はお粥を少々たべました。今はぐっすり眠っています」 「そうですか、それはよかった」 「全快祝いのパーティーは必ずしようね。バーベキューとか、シシカバブーもいいですね」 早瀬は笑っている。 「今度はわたしも、準備をさせてくださいよ」 「えっ！」 「学校の家庭科いらい、料理もしたことがないことに気がついたよ」 茜は笑った。早瀬もつられて笑った。 「ここに、座って、少し、話がしたい」 と、茜はいった。 主任メイドは茜に 「コーヒーですか、紅茶ですか」 と、言った。 「紅茶のおかわり」 「早瀬婦人は」 「わたしも、同じものを」 「早瀬さんは、男女平等論というのを、どう思いますか？」 と、茜はきいた。 閑話休題 ボクの母は心臓が悪く、 体のよわい人でした。 気持ちはその分、強いのですが……。 ボクも虚弱体質でよく病気になりました。 なおると全快祝いと、 小さなケーキを買って きてくれたりしましたっけ……。 病気になるといいね！ と妙なことをいう人もいました。 それも言うなら、 ケーキを食べられていいねでしょうに……。 下、クリックお願いします。 人気blogランキングへ ありがとうございます。