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原子炉危険性国際研究-グリ-ンピ-ス委託研究 要約と結論-

2008年07月13日 | 読書日記など
『原子炉危険性国際研究-グリ-ンピ-ス委託研究 要約と結論-』
   R.アンダ-ソン、他(著)/高木仁三郎(訳)/
     原子力資料情報室1986年

原書名 International nuclear reactor hazard study.
世界の原子力発電所の設計と運転上の特徴と原子炉事故の危険性



■目 次■

日本語版へのまえがき  1
要約と結論  2

原子炉災害の全般的側面  4
加圧水型炉  7
沸騰水型炉  12
黒鉛減速沸騰水型炉(RBMK)  15
加圧重水炉(CANDU)  19
マグノックス炉および改良型ガス冷却炉  21

付録1 炉型の概説  28
付録2 炉型の進化の系図  40
付録3 世界の原子力発電所  43


「日本語版へのまえがき」高木仁三郎・著。下「」引用。

「この研究は、国際的な環境団体グリーンピースの委託のもとに、西ドイツ・ハノーバーのエコロジー研究・啓発機関であるGruppe Ökologieを中心に組織された。ハノーバーのH. Hirshをコーディネーターとして7つの国の専門家、研究者からなる国際パネルが組織され、世界各国で主として商業利用されている炉型について、その事故についての危険性を比較検討した。-略-」

自動化でもやはり問題は残るようだ……。下「」引用。

「自動化では運転者のミスの影響をある程度までしか減らせない。さらに言えば、自動化は複雑さと新しい形の欠陥を加えかねない。「人的要因」に関する問題は、故意なのかミスなのかがあいまいな部分もあり、余計複雑になる。経済的圧迫や不調を隠したいという思いは、運転員や管理者の危険な決定を招くかもしれない。」

最近のニュースで危険な部分の作業をロボットできるようになるとか?
ということが文字だけで伝えられた……。

--はたして、本当かどうか?

それがもし可能ならば、地元に職をつくるということに、大きなマイナスとなることだろう……。








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