◎8月18日 天下一品(船越町)
このあいだ天下一品に来ようと思って道を間違えて南区まで行ってしまったのっていつでしたっけ。満を持しての再訪。体力が落ちているのでスタミナ付けなきゃね、と思って。
スタミナラーメン(700円)に追加チャーシュー(250円)投入。
確か初めて私が浜松店でこれを食べた時、「おじやみたいだ」「なんとなく栄養満点だ!」と思ったんですよね。それとほぼ同じ事を今回も思いました。どろーり。ウマイ!・・・でもなんでおじやの味? これ、どんな仕組みになってるんだろう。このあいだ(@半年前)京都に行った時とき、ちゃんと天下一品にも寄っておけば良かった(味の差異を確かめる為に)
◎8月15日 来々軒(伊左地町)
長かったお盆期間中は肉体の疲労が激しすぎて、ほとんどラーメン屋に行きませんでした。この日は例外。6月に食べに来たとき、「味を感じない!」と愕然としたチャーシューメン(800円)ですよ。びくびくしながら食べ直してみます。・・・確かに味は淡いですが、ドンブリの底のほうからじんわりとするような旨みがじわじわ浮かび上がってきて、ちょっとホッとしました。私のリハビリはなかなか良い方向に進んでいるかな。
◎8月10日 武蔵(上島町)
武蔵と書いて「たけぞう」と読む。浜松では有名店のひとつ。
お店に置いてあった名刺には「鶏パイタンスープのお店」と書いてありましたが、メニュー上でスープの種類は3つ。「醤油」と「味噌」と「新味」です。
おねえさんに「新味ってなんですか?」て聞いたら、ニンニク油を使ったものであるとのこと。ならばとそれ(700円)を注文してみました。アオサとチャーシューとタマゴが増量になるという「まる得」バージョン(+200円)で。
またアオサだ~。
ニンニク油(マー油)が入っていますが、それほど黒くない。(検索してみると焦しニンニク油にもいろいろ種類があるらしい。黒くないのもたくさんあるんだって)。でも表面に浮かぶ油から、さすがにとても良い香りがします。
ひとくち口に含んでみると、なんだか既視感が。
これはっ。大好きな坊屋のラーメンと共通する魂を感じました。細部は当然ながら全然違うけど、感じが似ている、感じが。坊屋のは豚骨ベースで武蔵はパイタンなんですけどね、私は坊屋が大好きなので一気にこの店もお気に入りに入りました。また来よう。
◎8月7日 蔵前家(細江町中川)
14回目の訪問。
先日食べたつけ麺に漂っていた「アオサ」に感銘を受けて、普通のチャーシューメン(850円)にもアオサを投入(+100円)。味は濃いめ堅め。アオサってのは「紙になってないノリ」のことです。
上の画像、紙タイプ(笑)の海苔に隠れてしまってアオサがほとんど見えませんが、たしかにほんの少し海の香りがします。が、強いってほどでもない。
少しずつスープにほぐしながら、ワシワシ食べました。
うん、ウマイ。たまにならアオサも良い。
◎8月5日 浜松ラーメン 花亭(初生町)
最近個人的に富山県について調べてまして、その関係で「久しぶりに富山ラーメンを食べに行こうかな。前に一度美味しかった富山の薬売りのラーメンをまた食べてみたいな」と思って、初生町にある富山ラーメンのいろはに向かいましたら。なんてこったい。
屋号が変わっておった。
富山ラーメン改め浜松ラーメンですって。なんだそりゃ。
店名は変わっても店の外観やメニューの内容はそれほど変更は無いようなのでホッといたしましたが、「いろは」と言えば本場富山の名店。2005年のべんがら横町での開店以来5年間、この浜松でずっと頑張ってきたのにいきなりのこの転向は、フランチャイズ下のラーメンの展開は、浜松では(お金の面とか契約のあれこれとかいろいろな面で)難しかったということでしょうか。適当に検索しましたところ「麺家いろはの厚情により、スープのベース等はそのまま引き継いで使っていいですよ、とのこと」だそうですが、富山ブラックの醤油ラーメンはそのままみたいだから安心するとして、白い塩ラーメン付随の「富山湾の白エビ」はさすがに無くなってるんじゃないかな。
まだ確認していない状態で言うのも何ですけど、以前「富山湾の白エビよりも駿河湾の桜エビの方が百倍美味しいと思う」などと悪口を言ってすまんかった。もう食べられないと思うと、あれがとても恋しい。
何はともかく、本日は薬膳味噌ラーメンです。オープニングメニューだという「スペシャル」(750円)を注文。・・・ううう、・・・なんか見た目が、、、
ごくありきたりのチープなラーメンとしか見えませんでした。がっ、がんばれっ。方向性はこうは言っても間違ってはいないと思うんだよ。ラーメン世界でとことん個性的な富山ラーメンの独自性を良い意味で型破りに活かせれば。個人的にはこのヘンテコな麺(むつみ屋に似ている)を改良するだけで、かなり行けると思う。頑張って欲しい。
せっかくなので、「うなぎ餃子」(350円)とやらも注文してみました。このお店では通常のギョウザが250円なのですが、ウナギは100円増しなのです。
小さい! 小さいがウマイ! ウマイが普通のギョウザだ! 普通だけどとてもウマイ! でもいくら美味くてもウナギの風味てやつは全然感じられない! ・・・そう、私はバカ舌なのでした。いやいや、アブラこってりでしたけどね。
◎8月2日 奉仕丸(有玉町)
そろそろ自分の舌に自信を取り戻せてきたかな?と思った為、意を決して行ってみました。2訪目。
むぅ、改めて感銘を受けました。凄い魚の匂いがします。しかし一口啜ってみて、せっかくの魚介豚骨なのに、豚骨の図太い風情は濃厚に漂ってくるクセに、その味は全然攻め寄せてこないんです。豚の強みはとみのその破廉恥までの津波力にある。前回来た時に「味が全然しない」と思ったのは、豚の存在感をほとんど感じないそのあたりの違和感に原因があったのだろうと改めて思いました。煮干しの香り(実は苦手)ではなくカツオの風味とタマネギは好みなんですけどねえ。ともかく豚が豚が。豚の香りが強くなったと言う噂を聞いたらまた来ます。
◎8月2日 蔵前家(細江町中川)
13回目の訪問。
私は天ノ邪鬼だから、またもつけ麺(850円)を注文してしまいました。期間限定だそうですからね。
私が何故つけ麺が嫌いかって、麺とスープの融合技を同時に味わえないから。もちろんスープに麺をつけてから啜るのですから、一緒に口の中に入れるのは間違いないのですが、自分の頭の中で「スープの具合はこうこうで、それに対して麺はこりゃこりゃだな」と自然と考えてしまうのがイヤ。ラーメンってそうじゃないのに。私にとってはあくまでスープが主人公で麺は脇役だからな。勝手に麺が主役扱いされてしまうことが厭なのかも知れん。
そういう自分の主義主張を念頭に置いて、蔵前家のつけ麺。
スープにはアオサが浮いていまして、「海の香り」と評している人もいましたが、確かにいつものラーメンとは違う風情。ひとくち嘗めてみると、常に増してしょっぱくて全く違う。こりゃワクワクします。
麺も当然いつもの麺なのでしょうが、汁の中に漂っている状態じゃなくて、このように大気中に無為にむき出しにされた状態だと、口触りがむにむにぺとぺとしていて、これは「おお!」と思いましたね。いつもと違うからですね。
麺がぺたぺたしている。繰り返しますが、もぺもぺなのだ。これはこれは!
ただしスープが熱々なのに対して麺は冷たくされているので、当然のように中盤以降はスープが冷たさに晒されてしまって、急激に味気なくなった。蔵前家ほどのお店をしても、麺とスープの激しい分離感はどうしようもないね。
麺を食べ終わったあとスープを啜ると、このしょっぱさは改めて凄く心地良い。「スープ割りをする意味が分からんほど濃くて良い」と思いましたが、「念のために」スープ割りをお願いしてみましたら、割られて通常の味に近くなったものの、私は「割る前の方の味が好きかも」と思いました。つけ麺の店でこんなこと思ったの初めて
◎7月31日 創作らーめんジパング(豊町)
未だ食べたことの無かった“特製みそ野菜麺”(880円)を食べに行きました。一日10食限定の逸品です。
目の前に出てきてビックリ。写真じゃ分からないでしょうが、すごーいボリュームです。まず皿自体が大きい。大盛り特盛りぐらいのサイズはあるでしょう。そこに野菜がてんこ盛り。ニンジンやナスやカボチャまで入っていまして、味噌の味は抜群で、麺も良く絡むし、いくらでも箸が進むし、これは猛烈に褒めたい。しかし腹が破裂寸前になりました。
で、以前一度食べに行って結局感想を書かなかった豚麺はメニューから消えていました。ま、もともと期間限定でしたからね。残念。
◎7月31日 ホームラン軒(旧天竜市山東)
以前行ったホームラン軒の支店が天竜市にあるというので行ってみました。
天竜市で行きたい場所が数ヶ所あったんですが、この日はひどい豪雨で、行きたい場所に着くたびに雨が激しすぎて外に出れず、でも移動したら突如あがったりして全く予測が取れず、難儀しました。このお店では晴れました。
ホームラン軒、秋葉山の上社と下社に分かれる分岐点を上社の方に行ってください。すぐにあります。お店の外見は本店とは雰囲気が違い、店内の雰囲気も全く違うのですが、メニューだけは本店は一緒。チャーシューメン(750円)を注文して、出てきたのを見て、前食べたのと見た目がよく似ている(当たり前ですけど)のを見てワクワクしたのでした。
しかし、一口すすってみて・・・・
ななななんだっ、期待していた物とは違うっ。ふつーのラーメンでした、残念。半田山のラーメン激戦区にある本店と過疎村・二俣のはずれにある当店ではコンセプトが違うのかなあ。地元の人がのんびりと通うような感じの店なんですもん。
よく見比べてみると、スープの表面にある油の量が違う。こっちの店には表面の油がほとんど無い。やっぱりあの油に旨みが凝縮されているのかなぁ。
・・・がしかし、食べ進めていくに従って、丼の下の方から油がじわーっと湧き出してきて、少しずつ美味しくなっていったのでした。なーんだ。
もちろん丸々トレスなんてカッコ悪い真似はしませんが(マンガ家は自分で撮影した写真をよくトレスするようですね。これはもちろん権利的には完全セーフであります)。
・・・実は以前にも、ラーメンの絵を描く時に参考にした事がありますが。(でもかなり適当に描いたので参考元は誰にもわかりません。ははは)
・・・えぇ「エウレカラーメン」描いた時ですね(笑
中途半端なことしてすみませんでした。
いろいろ相談したかったんですが、目下“長文が書けない病”に罹患してしまってます。
私の写真は、、、、 まぁ保存までしていただくほどのことは。
私も資料を見ながらでないと何も描けない人間なもので、著作権とか倫理とか技術とかいわれると、急いでどこかの物陰に身を潜めなくてはと焦ります。でも流石の私でもラーメンを絵で描こうという気にはならないなあ。j.kさんはすごいや。