夢へのいざない記

旅人になって、その日から
旅へ、畑へ、山に温泉へ

スペインの旅で、「ローマ人の物語」を読み終える。

2012年10月14日 | 旅行
グラナダからスペインの乾いた大地の中をシトロエンを走らせながら、カルモナの古城跡に建てられたパラドールに着いた。
バルコニーに座り、アンダルシアの大地を眺めながら「ローマ人の物語」を読み終えた。雄大な眺めの中で、耳を澄ましていると、大地の遥か彼方からローマ人の軍団兵の足音が聞こえてくる様だ。


カルモナから古代ローマの時代に銀を運んだ「銀の道」を辿り、小ローマと云われるメリダに入る。今回の旅の目的でもあるローマ橋は紀元前25年にローマ人と手で作られ、2000年を経過した今でも日常に使われており、ローマ人の技術の高さに驚嘆させられる。
その橋を渡りながら、アグリッパや皇帝たちも渡った事に想いを馳せる時、2000年の時空を超えられたかのように思える。
              


最新の画像もっと見る

コメントを投稿