ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

久々の台北④

2019年12月21日 | 旅行

さぁ~今回のメインイベント!3日目の夜は『MUME』でディナーです

ミシュラン台北の1ツ星。アジアベスト50の7位。シェフはコペンハーゲンにある世界一のレストランとして名高い『noma』出身で現在台湾トップのレストランです

お料理はヨーロピアン&アジアン・フュージョンだそうですが、私の印象は完璧なフレンチ!しかも今は失われた昔食べて本当に「美味しかった」と感激した頃のフランス料理とアジアの融合でした

厚手のトレース紙に印刷されたコースメニュー。

前はアラカルトのみだったのですが、2019年4月から4~5皿のコース(約1万円)と8~10皿のコース(約1・5万円)の2種のコースのみになったそうです

少ない方で充分だよ!と森井ユカちゃんが言うので、4~5皿のコースにしました。まあ足りなかったらまたこの後小吃を食べに行けばいいか~!!

テーブルに引き出しがあって、そこからカトラリーを引っ張り出して好きに使っていい設え。

サービス係が毎回カトラリーを置く手間が省けるのはGoodだけど、座ったままだどちょっと出しにくいと感じるのは私が太っているせいですか??

蟹と桂花のバニラクリーム和え。

これこれ!!ず~っと何十年も食べたかった味。ちょっとキャラメルのような味がする、究極に私の好きな味

一皿目から万歳三唱

二皿目はイカとレタスの黒ニンニク和えにカラスミをふりかけたもの

外はサクサク中はむっちりの自家製パンと、牛肉風味のバター

味は普通の無塩バターだけど、鼻から抜ける香りが超~牛肉!!という不思議。

和牛のタルタル。卵黄と大根、いろいろなリーフと混ぜ合わせます

お煎餅のようなサクサクなガレットに乗せていただきました。

ちょっと量が多いので、この皿は二人でシェア。

ミルクフィッシュ(サバヒーという日本人が知らないアジアの大衆魚)という魚のポワレと甘いスナップエンドウ&香菜。ソースはまたまたたっぷりのバター味

もう~大好き。バターと少しのクリームでめっちゃ濃厚かと思いきや、食べ進むとオリーブ油の香りも参入。

とにかく「同じ味がずっと続かない」複雑さが素晴らしい

ロブスターと筍。トマトは存在がどこにもなかったので、たぶん餡かけソースになってる?

炭火で炙った野菜の香りが、香草とか調味料とか薬味の役割をしていてすさまじく美味しい

今までと比べるとこれはアジアンテイストでした。

アワビと鴨のリゾット。トッピングは素揚げした香菜

またまた濃厚なバター味。でも使い方が繊細でけしてしつこくない。量もちょうどいいのかも。

レイチェル・クーはいつも言っています「バターはすべてのものを美味しくする!」←激しく同意

メインディッシュは、牛タンと椎茸のソテー

上に乗っている一見長芋のようなものは、ホワイトアスパラのスライスですって

それに出汁をかけます。

ぎゃああああ~~何ということでしょう

本当に上質な酸味のあるコンソメスープでした。

グアバとドラゴンフルーツのグラニテ。

久々に完璧に正しい「お口直しのグラニテ」を食べた気がする

パイナップルとマンゴーの上に液体窒素で凍らせたココナッツアイスがふりかけてあるデセール。

泡や液体窒素系が出て来ると、さすがに「ああ~」となるのは、もう古い感じがするのと、たぶんこれが一番美味しい食べさせ方じゃない!からなんじゃなかろうか

ワインのペアリングコースがあると聞いていたのですが、言葉が通じず(?)グラスの赤と白を1杯ずついただきました

そして最後に珈琲

いやあ~もうお腹いっぱいだぁ~。誰が足りなかったら小吃行く~って言ったよ??(オレだよ)

少ない方のコースで充分過ぎるほど充分。そして最近食べた中では最も美味しいレストランであったと断言いたします

店内はとってもカジュアル。メートルさんたちもカジュアル。

お皿は日本の波佐見焼でした。

気軽で安いしかも美味しい。忘れてしまいましたが、一皿ごとに隠れた驚きが散りばめられていて大感動

森井さんが誘ってくれて&予約を入れてくれたんだけど(大感謝)、MUMEは一ヶ月前から予約可能なので、旅行者にとっては予約を入れやすいのが良いですね

MUMEから歩いて5分ほどのところに、Logy(ロジー)(コンテンポラリー・アジア料理)がありました。

ここは『フロリレージュ』の川手シェフが出した台北店。

ちょうど1年前、一緒に香港(スターシェフと行く恒例の香港ツアー)に行った際、「もうすぐ台北に店ができるんだ~」と話していて、川手さんはみんなと一緒に日本には帰国せず、台湾に飛んで行きました。その店が開店して1年でミシュラン一つ星を獲得してた

ここは60日前から予約可能。今回は満席でした。次回行く時は早めに予約しなくちゃ~!!

怪しい雰囲気の夜のホテル(パレ・デ・シン)に帰って来た

ここで朝食を食べるらしい。

フロント。

翌朝、またまた森井ユカちゃんに連れられて、オススメの内臓料理を食べに行きました

ホテルからは歩いて5~6分のところ。

向かって右側は刻んだ太めの春雨が入ったスープ。こちらの鍋であらゆる内臓をがんがん茹でているので、とんこつスープのような味で大変美味しかったです

左側はお粥。干しエビや香辛料などが入っていて、右のよりいろんな味が付いていました。これも捨てがたく美味しかったけど、内臓の旨みがふんだんに出ている春雨の方を食べなくてどうする!?という気がしました

何がなんだかわからない部位をススメられるままに、どんどん刻んでもらいました

すべて臭みは皆無 すごく新鮮でおいしい

たっぷりの生姜と甘辛いタレがかかった内臓とスープを交互に食べます。スープに投入しても可

「よくこの店みつけたよね~!!っていうか、入ったね!!」と言ったら、森井さん曰はく「この前を通るたびに気になって気になって」うろうろしていたんだそうです。そしたら見かねた店の人から声をかけられて入るに至ったんだとか

この日は店にいた常連さんらしき二人連れのおじいさんから「これが美味しいよ」なんて話しかけられたんだけど、「あんたたちは何人?」なんて聞かれた流れで、突然「我々は中国人じゃない!台湾人なんだよ」と言われました。こっちからは何にも聞いてないのに

今香港で起きていることを、我がことのように受け止めてるんだろうな~と痛感しました

内臓屋さんの前で森井さんとはお別れして、空港へ

行きは街中に近い松山空港でしたが、帰りは新しくなった桃園空港へ。新設されたエアポートMRTで30分。特急は15分おきに出ているのに超~満員で、1本待ってなんとか座れましたけど思っていたほど快適じゃなかった。スカイライナーや成田エクスプレスのように指定にして欲しい。

空港で大好きな牛肉麺を(まだ食うか?!)食べまちた

牛肉もスープもど真ん中の好みの味。スープはすべて飲み干したいほど好き

茶室のような図書館のような待合所。

各ゲートにはなぜか少数民族の展示が。

 

これで台北レポは終わりです。ああ~面白かった

森井ユカちゃんのおかげでディープなものをたくさん食べられて本当に実り多い旅でした

1月に森井ユカ著『月イチ 台北 どローカル日記』が出版されます。「台北東京半々暮らし」をもっと知りたい方は、この本を読んでね~


久々の台北③

2019年12月20日 | 旅行

台北2日目の朝

一回くらいホテルで食べてみようと思い、最上階のエグゼクティブフロア専用のル・サロンに行きました。

のんびりし過ぎたため、朝食はあと5分です!と言われたけど、まあせっかくだからここでゆっくりお茶したいので了承。

陶器でできたシリアル瓶がステキ

ワインも飲み放題でしたが、顔が真っ赤になると朝から見苦しいので断念

もう最後のひとりでした

5分の間に食べるものを一気に取って来た。

マナー的にはNGですが仕方ないっす。料理を取って来れるのは5分間だから(笑)。

チーズが美味しかったぁ~~

食べ終わった後、ソファに移り小一時間のんびりしました

こんどはもっと早く行こう

森井ユカちゃんと合流して、お昼は酸菜鍋を食べに行きました

これは中国の東北料理

暑い台湾では、鍋が食べられるのは冬季だけの店も多いのだとか。

ここは料理研究家(お名前忘れました)の方がオススメしていた店。

スープの中に酸っぱいキャベツがたくさん入っているので、煮込めば煮込むほど酸っぱさ炸裂。

たくさんの薬味を合わせ自分で好みの味のタレを作ります。

私は甘味なしの酸っぱ辛い薬味たっぷり醤油ベースのタレを作りました。

手前、緑色の自家製韮菜が美味しい~

ニンニク、胡麻、生姜、醤油、黒酢、韮菜、辣醤、ネギ、そして必ず入れなくてはならないのが、隠し味の腐乳。

周りの人が食べていたので、パン替わりに注文したネギ餅

東北名物「老虎菜」は外せない。

台湾のせいか、全体的に辛さは控えめ。味もマイルドでとても食べやすいです

中山界隈の新しいスポット赤峰街へ。

古い町並みを今風にリノベしてブティックやカフェにしたエリア

天井が低く、店も狭いので全体的に日本的なサイズ感。

こんな風に昔のままの食べ物屋さんも健在です。

あらゆる店で、香港を応援していました

香港への思いをメッセージにして貼り付けています。

香港加油(がんばれ)

森井さんが「もう~ここは本当にステキ」だと言っていた書店の入り口。

この細い扉がステキ過ぎる

店内は本屋とカフェが融合

選りすぐったジャンルの本と、とびきりステキな装丁の本が多く、ずっと眺めていられる。

小さいけどこだわりをヒシヒシ感じて、そのパワーを受けとめなければ!と思いました。

またここがスゴイ!!中山駅の地下街がず~っと書店なのだ

本屋がどんどん少なくなっている日本と比べると、素晴らし過ぎる

香港の市民運動の本もたくさん出ていました

香港から亡命してきた銅鑼湾書店の店長さんの本(写真集)を買いました。

いろんな味のたい焼き。いつか食べてみよう

 

つづく


久々の台北②

2019年12月19日 | 旅行

「阜杭豆漿」で遅めの朝食を取り、台北駅界隈をリサーチした後、早朝便で台北入りした森井ユカちゃんと合流

さっそくMollyオススメの小吃店のはしご。遅めのランチ→おやつ→夕食→夜食と食べまくります

最初に連れて行ってもらったのが台南料理。

甘い醤油で煮た肉や茸をすりつぶした糯米でふたをして蒸した食べ物

これに薄めたみたらし団子のような蜜を少しかけて、生姜と辛い薬味を混ぜながら食べる。

糯米が白いので、一瞬牛乳プリンのよう

肉団子&魚のすり身スープと一緒に。

この後、ユカデザイン台北支局へ

昔、一緒に借りていた香港・上環の環境を思い出す下町。上環の家はここまで路地裏ではなかったけど

イイ感じの入り口

でも中はリフォームしてこんなにモダンでオサレです

けっこう立派な玄関ドア。

これまた上環の家を思い出す、広いベランダ。

でも建築基準違反だとかで、来年このベランダが撤去されるらしい

撤去と言われても

これはどんな顛末になるか見届けないと引っ越せないね。ふふっ。

黒板があるのが、ユカデザインの特徴

麻布十番のご自宅にもこんな黒板がありましたね

意外にも台湾は(たぶん高地の方で)リンゴがたくさん採れるらしく、台湾製のシードルが多数製造されているんだそうです。

リンゴの種類の違いかフランス産のような酸っぱい感じはなく、味は100%ただの甘いリンゴジュース。

でもビールと同じくらいのアルコール度数だから、油断してゴクゴク飲むと大変危険です

事務所から歩いてすぐの夜市へ

長蛇の列ができている人気店も多く、何もかも美味しそう

ここが森井さん超~オススメ!!芋餅&芋丸店。

なんと昨年ミシュランのビブグルマン(安くて美味しい店)に選ばれたんだって

ビブグルマンの威力か、すごい行列でした

目の前でどんどん丸めて揚げて行きます。

揚げたてだから美味しい~

塩漬け卵黄入りとプレーンを1個ずつ試食。

どちらもすごく美味しかったけど、どちらかと言うと私はプレーンの方が好き。

森井さんはこれが好き過ぎて、ず~っと食べていられるそうです

「100個くらい食べたい」と言っていました

ガチョウの頭はどうやって食べるんだろう??

くちばしは~~

でっかいエリンギを焼いている店も何軒かありました

長蛇の列ができる店とそうでない店の差を知りたい。

イカとかタコの串焼き。

小粒な金柑のようなレモンがすごく良い香り

お粥や麺(写真は春雨ですね)の入ったスープに、いろんな内臓の部位を目の前で切って乗せて食べさせる店も多く、新鮮で本当に美味しそう。これは香港では見かけないかも。

台湾は内臓天国ですね

すべての小吃がだいたい1杯150円くらいという安さです

ここも森井さんオススメの鶏肉飯屋さん

混んでたのでテイクアウトすることにしました

事務所に戻っていただきました

清炒の青菜がすごく美味しかった

これを食べた後、ウーバーで車を呼んでレオン・ライのコンサートへ

コンサート終了後、またまたモツ煮を食べに移動

スープの中に入っているのは大麦。

白モツは本当にうっとりするほど美味しかった

でもこの手のスープ料理全体に言えるのですが、中に入っている穀物がず~っと煮込まれているためふちゃふちゃなのだけなんとかならんかな??(穀類は基本アルデンテが好き)

これまた甘いタレがかかっていて、久々に五香粉の香りたっぷりの粽(ちまき)

初めて台湾に行った頃は、何を食べてもけっこうこの香辛料が入っていたので、五香粉があまり好きじゃない私にとって台湾はそのイメージがこびりついていました。

だから正直言って「台湾が美味しい」とはあまり思ったことなかったんですが、今回は何を食べても美味しい。特に屋台料理が昔より抜群に美味しくなっている気がします。

良い雰囲気です

夜の11時を回っているのに子供連れも多く、皆さんすごい勢いで食べていました

子供が夜中の夜市で遊んでたりご飯食べていたりする風景は、まったく変わってなかった

 

つづく


久々の台北①

2019年12月18日 | 旅行

台湾に行って来ました

なんと!ほぼ15年ぶり

レオン・ライ(黎明)のコンサート(初の台湾ライブ)に駆けつけたのですが、演唱會コンレポはFacebookのLeon・Family(Japan)コミュニティーに詳しく描きましたので、ご興味のある方はそちらをのぞいてみてください

30年以上前は親とか連れて家族と、20年前あたりはLFJのイベントで友人たちとよく行っていましたが、今回は一人。もちろん現地では(一緒にレオン・ライのファンクラブを立ち上げ、香港で一緒に部屋も借りていた)森井ユカちゃんと合流しました。彼女は1年前から台北に事務所を借りているのでほぼ台北市民

今年5月にマレーシアに行った時も羽田からでしたが、今回はゲートがバーンと増設されて、めっちゃ広くてキレイになりましたね。やっとやっとようやく国際空港の体をなして来た感じです

全国各地の銘品も売っています。それも最高級品ばかり

急須が軽く5万円~10万円します。でも本当に良い物なので、この値段も納得。

ううううう。ず~っともっさい空港だったのに立派になって。

日本の空港がどんだけダッサイか、外国(特にアジア)に行かない人にはわからないかもしれませんが、本当に穴があったら入りたいほどでしたから、ちょっと感激してしまいました

昔はだいたい通路にあったマッサージ機

最近はゲート待合所にあることが多くなりました。

通常あるはずの場所にないので最初はかなり通路を探し回りましたが、ようやくゲートにあるもの!と認識したので、搭乗予定時刻の30分前にはゲートに行って、揉まれています

台北駅近くの君品酒店(パレ・デ・シン)に泊まりました。

博物館ホテルと銘打っているだけあって、なかなか好みのデコラティブさ。でもけして悪趣味でも下品でもなく、とっても素敵だった

扉を開けると部屋の真ん中にバスタブがある・・・ともっぱらの噂でしたが、私の部屋はドアを入ってすぐ左側にありました。

洗面所が鏡1枚のついたてでベッドルームと隔てられていて、ある意味シースルー。それがビックリするほど使い勝手が良い

洗面台の逆側は机

廊下には美しいライブラリーコーナーが。

カーペットがふかふか過ぎて歩きにくい(笑)。

6階がフロントなので、出入りをする際いちいちそこを通らなくて良いのもGood

モチーフはアカンサス

翌朝、朝ごはんを食べに出かけました。

超~快晴

さすがに12月は涼しいとはいえ、昼は気温が20℃ほどあるので、夏服にちょっと羽織るものがあれば充分な気候なのですが、現地ではみんなダウンとか分厚いコートを着こんで首元はマフラーでぐるぐる巻き

どんだけ寒いの??とおかしくて、着こんでいる人を見ながらずっと密かに笑っていました

日本の真冬に半袖でいる欧米人を見ながら笑っていたのと逆バージョン。ん?だとすると薄着で笑われていたのはもしかしてこっちか??

昔、香港では冬になると、ここぞとばかりに毛皮を着ている人がいましたけど(もちろん気温は20℃前後)、さすがにそれは見かけなくなりましたね。

表通りは広く都会的だけど、台北駅~山中界隈の旧市街地は一歩路地に入ると昔ながらのいとなみが残っていました

古いレンガ造りの建物もたくさん残っていて、夜になるとそういう歴史的建造物がライトアップされてとても美しい

歩いて15分ほど。さあ~台湾の朝ごはんと言えばここ!と言うくらいの 有名店『阜杭豆漿』に来ました。

長蛇の列を覚悟をして行きましたが、少し時間をはずして11時くらいを目指したのに、やっぱりヤバイほどの列ができてた

でも回転は速いので、列の長さに恐れをなしてやめる必要はなしです

ここで絶対に外せないのが“鹹豆漿”

要するにしょっぱい豆乳茶碗蒸し。すでに油条がトッピングされているので、ネギ餅(パン)を添えました。

このしょっぱい豆乳、薄味だけどほのかに醤油の香りがしてマジで美味いです

市場の2階にあるフードコートなのですが、この「阜杭豆漿店」の客でほぼ満席になってしまうので、他の店は迷惑だろうなぁ~・・・

みんなお連れさんが先に上がって席取りをしているので、空いている席を探すのがけっこう大変でした

私は一人だったので、すぐに座れるところ(もちろん相席)を見つけられたけど、グループで行く場合は、先に席をキープするのは仕方がないかな。

帰りは『善導寺』駅から台北駅まで一駅、地下鉄に乗って帰りました。

自動販売機は十数ヶ国の言語に対応していて、もちろん日本語もあるのでわかりやすい。

チケットはこんなプラスティックのトークン。これを改札機にピッとかざし、出る時はトークン専用の穴に差し込んで出ます。

プラットホーム。

巨大な台北メイン・ステーション。

駅からホテルは地下道でつながっていて、隣のファッションビルから出入りします。

車寄せがないのに最初はビックリしましたが、考えてみればヨーロッパのホテルはほとんど車寄せなんかないな

「馬に乗り旅人は冒険を始める」というのがコンセプト。

この駿馬は旅の始まりを象徴しているそうです

 

つづく


新刊出ました~★☆。.:*・°☆☆。.!

2019年12月12日 | 漫画

先月まで髪振り乱して描いていた新刊が出ました『屋根裏の男爵令嬢』!!

19世紀初頭、身をやつした男爵令嬢と第二次米英戦争の捕虜として囚われていたヒーローとの運命の出会いから始まるなかなかハードなお話です

原作は膨大な内容で、それを1巻にまとめるのはなかなか大変な作業でした。

ページ数の関係で、いくつかのエピソード(たとえばヒーローはかつて結婚していたが死別しているとか~)を省きました。

原作では「執事」となっているキャラクターも、突然侯爵家に入り込んで執事になるなんてことはあり得ない!と思ったので、「雇われ用心棒」にしたり、細かい設定を変更したことをここで白状しておきます

気が付いたら少し前から配信が始まっていたらしく、先週の週間ランキングは2位でした

1位はハーレクインの絶対エース藤田和子先生だから仕方がないですね

私はあんまり新刊をアピールしないので(なぜかというと、本が出て中を見ると自己嫌悪に陥ってしばらく見たくなくなるから)、けっこう宣伝しそこねていますが、この1年間ではこれだけの新刊が出ています

よく描き散らしたなぁ~

これでも約束を1本すっ飛ばしているので、来年はノルマを守れるよう頑張らないと

今さらですが、皆さまよろしくお願いいたします


城峯公園の冬桜

2019年12月05日 | 旅行

香港から来たタンミーちゃんが「城峯公園の冬桜が見たい」と言うので、行ってみました。

鮎ランチとかき氷を食べた後、ライトアップを目指して夕暮れに。目指す場所は群馬県との県境=埼玉県児玉郡。地図で見ると長瀞から山越えをした向こう側といったところ。

気軽な気持ちで山道に入ったら、ナビの指令があまりにも狭い道に誘導するので、いやいやもっと良い道があるはずでしょ!と勝手に思いこみ、無視して直進したら下久保ダム(神流湖)を半周してしまい、こ、これはおかしいと、途中ダムにかかる橋を渡って山側に入ったものの、そこから先は獣道のようなヤバすぎる道

日没間近でここで日が暮れたら死ぬ~!!と焦りながらひぃ~ひぃ~言いながら進みましたが、なんと!途中で対向車出現!!

「ぎゃああああ~~~

どうやってもすれ違うスペースはないし、バックしたとしても「あそこまで戻れば大丈夫!」という場所も見当たらなかった。幸い相手は男性でこっちは女子(笑)。曲がりくねった山道でバックは絶対ムリ無理アピールをしたら、仕方なく戻ってくれましたが、あちらもけっこうヘタでますます焦る。でも少しバックしたらかろうじてすれ違えるだけのスペースを発見!!そこでなんとかすり抜けることができましたけど、もしできなかったらどうすれば良かったんだろう??あまりの恐怖にアドレナリン全開で笑いが止まらず、ゲラゲラ笑いながら城峯公園を目指しました

城峯公園に到着した時は、まさに日没寸前。

もう見頃は過ぎているかと思いきや、けっこう咲いてましたかわいい冬桜が。

花が小さいので遠目にはそんなにキレイには見えないけど、アップにすると少しピンクがかってて可憐

ちゃんとしただね。可愛い。

桜と紅葉の共演が珍しいということで人気があるようですが、公園と言うにはあまりにも狭い山間で、タンミーちゃんが教えてくれなかったら一生行くことはなかっただろう場所(笑)。

たしかに紅葉と桜のマッチングが面白い。

ライトがつくと紅葉があまりにもきれいでビックリ

紅葉はライトアップして見るのが正解なんじゃないだろうか??

映えマス

横暴なアマチュアカメラマンのオッサンに「どいて!」と言われながら散策しました。

最初は「はいはい」と、素直にどいてあげていたんですが、ちょっと動くと大きな声で「あ~っ!」と言われ、だんだん腹が立って来た

アマチュアにかぎって撮るの遅いし偉そう。しかも何の権限があって私たちに「どけ!」と言えるのか?

「プロは謙虚だし、もっと手早く撮りますよ」と言えばよかった。

日がまだある時より・・・

暮れた方が空が青くて美しい。

空に小さな三日月が浮かんでいました

帰りはきっと、もっと良い道に違いないと思っていたら、来た時ほどではないものの、やっぱりかなりハードな山道でした。

そう言えば公園にいた子供たちが大きな声で「またあの道を帰るの~??」「やだぁ~!!」と叫んでいたっけ

路線バスがあるみたいですが、あの狭い山道をどうやって走行するのか?また鉢合わせしたらどうすればいいのか?考えるだけで震えます

マジで恐ろしい場所でした。

 


鮎の京亭と阿佐美冷蔵のかき氷

2019年12月05日 | 旅行

鮎で有名な寄居の『京亭』には、毎年鮎が解禁すると食べに行っているのですが、今年は季節はずれに訪れました

鮎は残念ながら(たぶん)冷凍なので、旬の時期に比べて味は落ちますね。季節はずれはナマズだと聞いていたのですが、それはリクエストしないとダメだったようです。

紅葉の時期に来たのは初めて

いつもは座敷ですが、この日は珍しく洋間に通されました。

写真は香港から来たタンミーちゃん

鮎の甘露煮

鮎寿司、白子、湯葉のクルミ乗せ、レンコンの素揚げ。

マグロ、イカ、天然のブリ

天然ブリが美味しい~~。身がプリプリでコリコリ。養殖とは全く別物ですね。

鮎の炭火焼

旬の頃と比べると身はパサッとしていました

このエリアで撮れた新そばのそばがき。

白身魚の石焼。

鮎ご飯。

一膳ずつしか食べられなかったので、残りはおみやにしてもらい、家の朝ごはんになりました。

影は我

快晴でした

デザートは天然氷で有名な阿佐美冷蔵でかき氷。寄居からは車で20分ほど。

夏は2~3時間待ちが当たり前なので秋がねらい目ですが、季節はずれ&閉店間際にもかかわらず、次から次へ来客者が絶え間なく、さすが

私は季節の生果汁~始まったばかりのイチゴ果汁&練乳と栗あんみつのセットをいただきました。

ただの氷なのに、食べているとどんどんお腹がいっぱいになるのは何故なの??

紅葉がキレイ

おばあちゃんが住んでいた家(?)が新館になってた

明治~大正のレトロモダンな本館の方がやっぱり好きだけど、和の座も良かったです。

メニューがそれぞれ違うので、食べたい内容で入る館を決めなければなりません。

 

この後、城峯公園へ


ムーミンパーク②★☆。.:☆。.:*・°☆★晩秋編

2019年12月03日 | 旅行

香港からお友達のタンミーちゃんが遊びに来ました

ムーミン三昧しよう!と言うことで、うちに泊まって、朝からトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を散策。

午後からもう一人友人と合流してムーミンパーク

ちょうど紅葉が最盛期で、お天気も良くバッチリでしたね。ちょっと寒かったけど。

実は秋に来たのは初めて。メタセコイア(あけぼの杉)の紅葉は美しかった

杉なのになんで紅葉するんだろう??と思って調べたら、落葉針葉樹だって。

落葉する針葉樹があるなんて知らなかった

相変わらず何故かよどんでいるよね~沼

山からは清流がかなりの勢いで流れてるのに、なぜ下流ではよどむのか??不思議。

屋敷の煙突から煙が出ています

ここにはしょっちゅう来てますが、暖炉に火が入っているところに来るのも初めて

燃える薪のいい匂いがして、すごく暖かい

タンミーちゃんと

ちょっと下の方のペンキが剥げてますが、台風の被害が少なくて良かった

メタセコイアの紅葉はまだまだ見頃が続きそうですよ

さて、metsaに移動

初秋に来た時より紅葉が進んでいます

お天気にも恵まれました

ロイヤル・コペンハーゲンの店でランチ。

アボガトとソーセージのホットドッグ。

紅葉がすごくきれい

赤い部分を見かけると写真を撮らずにはいられない

この先から「ムーミンバレーパーク」有料エリアです

日曜日でアトラクションは何週間も前から完売。午後にのんびり行ったから当日券もなし。

残念

おさびし山には登れたけど「ヘムレンさんの遊園地」は日暮れと共に終わっていて、またもや遊べず

こちらのフィールドアスレチックも楽しそう

暗くなるとこんなライトアップが

なんで午後からのんびり行ったかというと、11月30日から始まった「音とイルミネーション」=ムーミン屋敷のプロジェクションマッピングのオーロラが見たかったから

18時からの開始だと思いこんでいたら18時半からでした

場所取りも含め1時間ほど寒空のベンチで座っていたので、もう~寒い寒い

端っこのベンチでも見ることはできたけど、音が聞こえづらかったので、結局屋敷前に移動。

オーロラはできれば波打ってて欲しかった~

キレイでしたけどね

10分程度で終了。

「え?これで終わり??」と顔を見合わせるほど呆気なかった。

これを見るためだけにわざわざ行くほどのことはないかもです

ヴィレッジに戻って、AFURIのラーメン食べて帰りました。

桜の時期が一番かと思っていましたが、紅葉時期(12月初旬)もいいねぇ~


ムーミンパーク①★☆。.:*・°☆★初秋編

2019年12月02日 | 旅行

仕事の打ち上げで、いつも手伝ってもらっているアシさんであり同業者の友人たち(寺島令子、てらかわよしこ、田中としひさ先生~)とムーミンバレーパークに行きました。

カテゴリーを「旅行」にしましたが、家から車で10分です

metsa(メッツアビレッジ)は飯能の宮沢湖を囲むリゾート空間で、湖の半分が無料エリア、半分が有料のムーミンパークになっています。

平日は駐車代が無料になったので、ふらりとランチや夕飯を食べに良く行きますが、ムーミンパークは春の開園直後(しかもよりによって春休み中)という悪条件の中訪れて、あまりにも混んでいて何も見ずに帰って来ましたが、今回は2度目です。

曇り空ですが、すごく暖かくて半袖でもイケル。

紅葉もまだまだこれから・・・というところ

平日なので空いているし、(枯れてますが)芝生の上でのんびりしながら、じょじょにムーミンエリアに向かいました。

この日のスタバは終日おかわり自由という太っ腹

と言いながら、おかわりしなかったけど

寺島令子姐さん曰はく「スタバはいつもおかわり自由やで」というので、そんなことまったく知らなくてキツネにつままれていたら、通常はおかわりは100円(か150円)で可能なんだって

南の空は晴れてて、時おり太陽が顔を出すとめっちゃ暑い

ムーミンパークに行く途中にある『空中アスレチック・ファンモック』というアトラクションを30分だけやることにしました

ファンモックとはハンモックのこと??

小さな部屋がたくさんあるのですが、すべてが飛び跳ねることができるトランポリンになっています。

オトナ4人で貸切状態

なんで飛び跳ねるだけで人は笑いが止まらないんだろう??

飛んだり跳ねたり転がったり、一度尻もちをつくと立ち上がる時は生まれたてのバンビのようになるし。もう~可笑しくて可笑しくて笑いこけました。

でもなかなかハードでこれは体感が鍛えられます

スキーと器械体操と社交ダンス、私が過去にやったことのあるスポーツすべてを集約したようなアトラクションでした。

30分なんてぜんぜんもの足りないかと思いきや、汗だくになって20分でリタイア

ああ~面白かった!!

これはとてつもなく良い運動になるので、スポーツクラブに通う気分で平日一人でやりに行こうかと考えましたが、3日後に腰に来て、5日後に膝に来た。

やっぱりムリだわ

葛根湯を飲んでメデキュア(バブ)を入れたお風呂に浸かって寝たら、筋肉痛にはなりませんでしたけど、膝の痛みが取れるまではしばらく行けない。やっぱり準備運動しないとダメですね??

ムーミンパパの水浴び場。

ここの隣からカヌーにも乗れます。この辺は無料エリアです。

ムーミンバレーパークに入ったら、ちょうどショーが始まって、スナフキンが歩いて来た。

最初一般のコスプレの人かと思った

パークの中には小川が流れています

トーベ・ヤンソンさんの人生とムーミンの世界を織り交ぜながら「体験」ができるエリア。

物語を知っていたら「ああ~あのシーンね!」と共感できるのでしょうね

色合いがムーミンの絵本の世界

なかなか良くできています。

種を撒くとニョロニョロが産まれるよ。

スナフキンとも一緒に焚火を囲める

ムーミン屋敷ツアーに参加しました

階段を上がった三角空間。

パパとママの部屋。

ベッドの上にはママのハンドバッグが

バッグの中には毛糸の靴下とハンカチ、アクセサリーとキャラメルが入っていました

いろんなコーナーにさりげなく置いてある小物が可愛い

ムーミンの部屋。

みんなでお茶をするテーブル

スノークのお嬢さんが泊まりに来た時用の部屋

ミイの部屋。ミイは本当に小さくてビックリした

1階のダイニングテーブル

キッチン

作っているのは北欧名物のミートボール。

暗くなってきたので、灯台へ

ムーミン谷を出て、灯台で暮らした日々(なかなか切ないお話)。

ママがいなくなっちゃった

ここも貸切だった「リトルミイのプレイスポット」では、観客の顔を取り込んでミイの兄妹として参加しました

ファンモックで大量の汗をかいた私たちは、まるで風呂上りのようなスッピンです

この日は「海のオーケストラ号」も見ました

飛行おにの空飛ぶやつ(湖を横断するジップラインアドベンチャー)と、日が暮れてしまったのでおさびし山には登れず、ヘムレンさんの遊園地で遊べませんでしたが、また次の機会に

ムーミンパパとママと記念撮影

逆光ですがな