アンバランスなヤジロベエの扉

突き詰めれば全てトレードオフ 成立しないアンバランスの中の・・バランス感をひたすら探すだけ  

読破828冊目

2024-03-02 12:52:47 | 
逆説の日本史26
明治激闘編
日露戦争と日比谷焼打の謎
大日本帝国はいかにして超大国ロシアを撃破したのか?
第一章 廣瀬中佐と乃木大将ー意図的に作られた軍神と無能説
第二章 帝国陸海軍完勝す!ー雌雄を決したT字戦法という神話
第三章 ポーツマスの真実ー日米対立を生んだまさかのぶち壊し
第四章 軍医森林太郎の功罪ー傲慢なエリートか?それとも希代の考証学者か?
第五章 言霊という迷信に振り回され続ける頑迷な歴史学界とマスコミ
と言う事で詳しくは読んでもらいたいのですが、
乃木大将の存在が勝利にどれだけ貢献してるかがわかります。
司馬遼太郎によって無能にされてるのが悔しいところです。
例えば降伏調印の撮影も乃木は許さずに、調印が終わってから撮影させる。
全てが終わって我々が友人になったところを撮ってくれと。
どこぞの戦艦の上で撮影する国とは大違いですな。
日比谷焼き討ちはポーツマスの条約を正しく評価した国民新聞が、
それ以外の新聞のデタラメ報道によって煽動された暴徒によって焼き打ちされた事件
売り上げ良ければ良しのマスコミが煽って日本を壊滅させるきっかけの事件です。
小村寿太郎がポーツマス条約を成立させて、戦争を終わらせた功労者なのに、
桂・ハリマン協定を邪魔し、破棄させた事が米国との戦争へ繋がるのですが、
小村を操って破棄させた黒幕がわかります。読んでみて下さい。
最後に森鴎外ですが医者としてはアウトですな。
白飯にこだわったあげくに、戦死者より病死者の方が多くなるわけですから。





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