読み始めた本なんですが。
本屋さんで適当に選んだ本です。
私からすると新品の本を買うのは結構久しぶりな行為。
その本が欲しくて買ったというわけではなく、時間つぶしで本屋によって、たまたま見ていて触手が動いたというか・・・そんな感じ。
なんだっけ・・・。
名前忘れた。カバンに入れっぱなし。
陰陽師と天狗眼・・・がどうたらって本。
まだ最初の方だけど、なんかね、文体がうまいというか、すんなり入ってくる。
私ってかなりの偏食で、読める文体と読めない文体があるんです。
違うか。
なんか自分でもよく分かってないんだけど、苦手な文章っていうか文体というか、すっごいあって。
内容は本当に大好きなのに文体が苦手ってのが多々あるんです。
もう自分でも何が気に入らないのかよく分からないんですけど、とにかく苦手な書き方と言うか、そういうのが存在していて。
例えば。
小野不由美や宮部みゆきは本当に読みやすい。
浅田次郎や上橋菜穂子の本は、本当に本当に内容が大好きで、何度も読み返すほどなんだけど・・・文体が苦手。
ね?もう分けわからないでしょ。
あ、あと、むらかみ作品も苦手。内容は面白くて好きだから読みますがね。
自分でもホントわけわからないこの偏食。
んで、今回読んでる本。
読みやすい。
んーーいいじゃないの。
なんかさ、いろいろ考えて、構成を考えて、あれこれ読者に含みを持たせて・・・って文体が苦手なのか?
例えば、読んでて「これっていつの話よ。」夜とか朝とか、時間帯とか季節帯とか。
主人公が男女なのか、年齢は?とか。
基本情報をわざと書かないで含ませる書き方とか。
読者に考えさせているのか、それとも自分はわかってるから書き忘れたのか。
どんな家なのかとか、どんな周りなのかとか。
そういうのを、わざと隠して書いてあったり。
私の場合、想像して風景や周りを想像して読む・・・からか、そういうのがないと読みづらいと感じてしまうのか・・・。
あと、泣かせようとする文体とか・・・。
感動を押し付けられそうな文体とか。
わざと紛らわしくしたり、わざと跡付けて取ってつけたようなどんでん返しとか。でも、全部伏線散らばせておいたよねとか。凄いでしょって感じの文体とか。
まあ、しょせんそういうものなんだけどさ、本って。
ただ事実を書き連ねているってのだけじゃ駄目なんだろうけどさ。
分かってるけどさ。
あと、言葉遣いね。
時代物でも言葉遣いが今どきだったりする・・・最近のネット小説だったり。
まあ・・・私、結構いろいろ読んでいるんで、紙媒体だけじゃなく(-_-;)
なので、違和感出ちゃうわけです。
漫画でもそう。
その点、ジャンプとかってしっかりしてるよなーって思う。
他の大手雑誌もそうだけど、やっぱりチェックしているのか、作家さんがそもそも凄い調べているのか。
安心安定だよね。
小説の良いところは、あ、本でのことね。
1冊もしくは数冊で完結していること。
シリーズで出ていたとしても、とりあえず完結することが多いので、それが安定安心。
次がいつ出るか・・って待つのも嫌だし。
だから小説はやめられません。