さて・・と

60代専業主婦の日々です

ほんのすききらい

2024年04月09日 09時14分15秒 | 日常
読み始めた本なんですが。
本屋さんで適当に選んだ本です。
私からすると新品の本を買うのは結構久しぶりな行為。

その本が欲しくて買ったというわけではなく、時間つぶしで本屋によって、たまたま見ていて触手が動いたというか・・・そんな感じ。

なんだっけ・・・。
名前忘れた。カバンに入れっぱなし。

陰陽師と天狗眼・・・がどうたらって本。
まだ最初の方だけど、なんかね、文体がうまいというか、すんなり入ってくる。

私ってかなりの偏食で、読める文体と読めない文体があるんです。
違うか。
なんか自分でもよく分かってないんだけど、苦手な文章っていうか文体というか、すっごいあって。

内容は本当に大好きなのに文体が苦手ってのが多々あるんです。

もう自分でも何が気に入らないのかよく分からないんですけど、とにかく苦手な書き方と言うか、そういうのが存在していて。

例えば。
小野不由美や宮部みゆきは本当に読みやすい。
浅田次郎や上橋菜穂子の本は、本当に本当に内容が大好きで、何度も読み返すほどなんだけど・・・文体が苦手。

ね?もう分けわからないでしょ。
あ、あと、むらかみ作品も苦手。内容は面白くて好きだから読みますがね。

自分でもホントわけわからないこの偏食。

んで、今回読んでる本。
読みやすい。
んーーいいじゃないの。

なんかさ、いろいろ考えて、構成を考えて、あれこれ読者に含みを持たせて・・・って文体が苦手なのか?

例えば、読んでて「これっていつの話よ。」夜とか朝とか、時間帯とか季節帯とか。
主人公が男女なのか、年齢は?とか。
基本情報をわざと書かないで含ませる書き方とか。
読者に考えさせているのか、それとも自分はわかってるから書き忘れたのか。
どんな家なのかとか、どんな周りなのかとか。

そういうのを、わざと隠して書いてあったり。
私の場合、想像して風景や周りを想像して読む・・・からか、そういうのがないと読みづらいと感じてしまうのか・・・。

あと、泣かせようとする文体とか・・・。
感動を押し付けられそうな文体とか。
わざと紛らわしくしたり、わざと跡付けて取ってつけたようなどんでん返しとか。でも、全部伏線散らばせておいたよねとか。凄いでしょって感じの文体とか。

まあ、しょせんそういうものなんだけどさ、本って。

ただ事実を書き連ねているってのだけじゃ駄目なんだろうけどさ。
分かってるけどさ。

あと、言葉遣いね。
時代物でも言葉遣いが今どきだったりする・・・最近のネット小説だったり。
まあ・・・私、結構いろいろ読んでいるんで、紙媒体だけじゃなく(-_-;)
なので、違和感出ちゃうわけです。

漫画でもそう。
その点、ジャンプとかってしっかりしてるよなーって思う。
他の大手雑誌もそうだけど、やっぱりチェックしているのか、作家さんがそもそも凄い調べているのか。
安心安定だよね。

小説の良いところは、あ、本でのことね。
1冊もしくは数冊で完結していること。
シリーズで出ていたとしても、とりあえず完結することが多いので、それが安定安心。

次がいつ出るか・・って待つのも嫌だし。
だから小説はやめられません。



コメント
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