過日、直腸瘤の手術を受ける母の付き添いで、担当医から手術の内容と、術中、術後に起こり得るリスク説明と、緊急時の対処に関しての方針を打ち合わせしました。
実際に、開けてみないと判らない病巣回りの状態や、腹腔鏡手術から開腹手術に切り替えが必要になった場合等しっかりと話を伺った上で、全て現場での対応に委ねる事とさせて頂きました。
当初手術は、7月中旬頃の予定でしたが、6月末の手術に前倒しになり、今週末に入院し、週明けに手術し、2週間の入院予定。
入院手続きに付き添い、肺のCTを撮って、問題がなければ予定通りに週明けに手術。
入院予定日当日に、熱発、CTに異常が見られる場合は、入院、手術延期。
入院をしたならば、退院までは面会禁止。
全てはクラスター回避の為で、致し方なし。
逆に、4月、5月では、手術も、診察もできなかったかもしれない事を思えば、我が儘は言えません。
所見を伺った後で、病理検査、CT他検査結果を確認して頂いた結果は、「進行癌」でした。
癌検診を毎年定期的に受けていたならば、内視鏡手術で対処できた可能性の話を伺いましたが、今更の話。
癌検診を定期的に受ける事で、早期発見、早期治療が可能となり得る事の重大さを、身をもって経験しました。
2人に1人は癌発症が現実と、オリエンテーションで伺いました。
健康な方も何かの折に、検診を受けることで、健康にこしたことはありませんが、万が一の時の、早期対処に繋がればと切に考えております。
話が反れましたが、入院した後は、無事退院する事を祈り、先生方に全て委ねました。