WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

私の宝物

2006-10-29 | Favorite
今日は当ブログ一周年記念企画(?)として、 取って置きの私の宝物をご披露する。 それは手塚治虫先生のサイン入りはがき。 小学校の頃、少年チャンピオンに掲載されていた、 「ブラックジャック」に啓蒙されて、感化されてファンレターを送った。 消印を見ると昭和50年10月22日。 当時10歳で小学4年生の私は、生意気にもブラックジャックの、 ストーリーに対して批判的な内容の意見の葉書を送った。 そうして . . . 本文を読む

今日で一年

2006-10-28 | Diary
このWoodSound~日綴記も本日の投稿を持ちまして、 一年間続けることができました。 毎日というわけには行きませんでしたが、 週休2日くらいのペースで書けたというのは、 今まで日記なんて付けたこともなかった私としては、驚愕であります。 今振り返って自らの文章を読んでみると、 拙い不適切な表現や、感情のおもむくまま書きなぐった表現など、 厚顔無恥なるものも多く、 書き直したり削除したい衝動に駆 . . . 本文を読む

セビリアンブルー

2006-10-27 | Diary
昨日の日記で何気なく、セビリアンブルーという色の表現をした。 小学生の時、サクラの水彩絵の具セットの24色くらいのを、 買ってもらったら空の色を塗るのにぴったりの色が入っていた。 その名もセルリアンブルー。 12色の絵の具の時は青色と白色を混ぜて作っていた空が、 以後一気にセルリアンブルーになった。 その後、それにちょっと赤色を混ぜたりして少し紫がかったのが、 私の描く空の色の定番になった。 . . . 本文を読む

男心と秋の空

2006-10-26 | Diary
俗に「女心と秋の空」と、変わりやすいものの例えを言うが、 本来は「男心」が正しいと、 何かの本で読んだことがある。 どちらでも良いと思うのだが、いっそ「人の心」にしてしまえば。 そうすると微妙なニュアンスが消えてなくなってしまうのが不思議だ。 男性は「女心」、女性は「男心」で、 性別によって言い方を変えたほうが良いのかもしれない。 恋する異性の気持ちは分からない方が、神秘めいてて良いのかも・・・ . . . 本文を読む

正直という名の悪夢

2006-10-25 | Diary
自転車で汗をかいた後に、パスカルとの散歩で、 夜毎冷たさを増す風に吹かれたせいだろうか? それとも空手の発表会が終わってほっと気が緩んだせいだろうか? 扁桃腺が腫れて痛くなり、一昨日、昨日と床に伏せっていた。 今日は出勤できたが、いまいち本調子に乗れず、 自転車で帰ってきて、思いっきり汗をかく荒療治をしたら、 ちょっとましになったような気がする。 今のところは・・・もうすぐ反動来るかも。 処方さ . . . 本文を読む

フラクタルという概念

2006-10-20 | Diary
最近、よく聞くようになってきたフラクタルという言葉。 いわば入れ子細工のように、 小さなパターンが寄り集まって大きなパターンを作っていくということ。 自己相似構造という概念で、ロシアの名産品マトリョーシカや、 仏教の曼荼羅図のように入れ子構造になっているのに例えられる。 フラクタルの原理を使ったアート芸術もある。 自然界はフラクタルなものの集まりから生成していて、 木の枝も太い幹から大きな枝、大 . . . 本文を読む

不覚にもちょい泣きしてしまった

2006-10-19 | Diary
「ALWAYS 3丁目の夕日」のDVDを借りてきて見た。 途中はかなり笑わせてもらったが、 最後にはちょっと泣いてしまった。 戦後間もなくの高度成長に入る時期。 私が生まれる前の話だが、 どこか懐かしく、馴染んだ風景に目に映る。 鈴木オートの家族、好きだなぁ。 薬師丸ひろ子が良いお母さん役で好演していた。 私が少年の頃、アイドルだったのになぁ。 吉岡秀隆も売れない作家を飄々と演じていた。 つい . . . 本文を読む

シュウカイドウ

2006-10-18 | Plants
かずら橋の近くにいっぱい咲いていたシュウカイドウ。 ベゴニアの仲間で、漢名は秋海棠。 湿った土地に生える。 野生の草木とは思えないほど、 奇麗なかわいらしい花を咲かせていた。 ちなみに祖谷渓は芦原すなおの「青春デンデケデケデケ」で、 ちっくんたちバンド仲間が、合宿をした知る人ぞ知る有名な(?)場所でもある。 . . . 本文を読む

平家の落人集落

2006-10-17 | Diary
先日旅行で訪れた徳島県の祖谷渓(いやけい)にある東祖谷村は、 平国盛が戦に破れて、落ち延びた場所で日本3大秘境の一つ。 写真のかずら橋は、その名の通りかずらで編んだ橋で (今の橋はワイヤが入っているが)、 源氏の追っ手が来たときにいつでも切って橋を落とし、 逃げおおせるように造られたものということだ。 四国や中国地方には、こうした平家の落人の集落がたくさんある。 私が良く釣りに行く川の上流にも、 . . . 本文を読む

風の強い日

2006-10-15 | Diary
今日は、風の強い一日だった。 こんな日は遠くまで大阪湾がみわたせる。  砂埃の舞うこんな日だから  観音崎の歩道橋に立つ  ドアのへこんだ白いセリカが下をくぐっていかないか  幾人かのカップルで昔  追い越したり抜かれたり走った  今の相手は固い仕事と静かな夢を持った人  よそゆき顔ですれ違ったら  いやな奴だと笑ってもいい  よそゆき顔ですれ違ったなら  それまでだった恋  (「よそゆき顔で . . . 本文を読む

イヌホオズキ

2006-10-14 | Nature
庭に咲く花で分からないものがあった。 先日お招きした自然大学のSさんに同定をお願いしたら、 昨日メールが来た。イヌホオズキということだった。 ナス科の植物で有害だということ。 イヌと名前がつくと基本的には有用のものではないが、 犬がなんだか可哀想。 せめて庭に生息している植物の名前くらい知っておかないとと思っていたが、 これですっきりした。 でもこんなのが生息するというのは、庭の手入れがなってい . . . 本文を読む

休日体日

2006-10-13 | Diary
今日は振替休日。 渓流シーズンオフの平日の休日はといえば・・・ TreckingかSwimming。 天気もカンカンで、どちらにするか悩んだが、 体全身をほぐしたかったので、泳ぎに行く。 もちろんプールまでは自転車で15キロほど走る。 クロールで約2キロ泳ぐ。 体力が付いてきたのか、以前はこれくらいで息が上がったが、 もう少し泳げる感がある。 しかし帰りの自転車のことも考えてそれくらいで切り . . . 本文を読む

憲法9条について考える

2006-10-12 | Diary
今話題の「憲法9条を世界遺産に」(集英社新書)を読んだ。 爆笑問題の太田光氏と思想界の巨人中沢新一氏との対談。 「日本国憲法は無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、 敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、 奇蹟の合作というべきものだった。」 その奇蹟が今や色あせようとしている。 そうして太田の言う「憲法9条を世界遺産に」という言葉になるわけだが、 . . . 本文を読む

自然大学の友と

2006-10-08 | Diary
今日は大阪シニア自然大学の同期生が家に集まって、 焼肉パーティーを催した。 大阪シニア自然大学というのは、 私がまだ梅田に勤めていた時に、 仕事が終わってから通っていた学校で、 自然に関するいろいろなことを、 その分野の先生が講師になって教えてくれた。 植物をはじめとして、野鳥や昆虫、その他自然に関する様々なジャンルのことを、 教えていただいてとても勉強になった。 シニアというからには、一緒に . . . 本文を読む

ミドリグンバイウンカ

2006-10-07 | Diary
うっかりと見過ごしてしまいそうな体長3ミリほどの小さな虫。 ウンカの仲間だとは分かったのだが。 ネットで調べるとミドリグンバイウンカと特定。 コンパクトデジカメではマクロモードに限界があって、 よく写っていないが、体にはきれいな黄緑色のスジがついていて、 相撲で使われる軍配に似ているところから命名されたそうな。 ウンカって害虫扱いされて、あまり評判が良くないが、 こうしてじっくり見るといかにも昆 . . . 本文を読む