今日で11月も終わり。
こうして日々平々凡々たる生活を営んでいると、
本当に一年が過ぎるのが早い。
昨日、高校の時の悪友から喪中の葉書が届いた。
お父様が亡くなられたようだ。
よく彼の家まで遊びに行ったら、
優しい笑顔で迎えてくれたお父上だった。
私も父を亡くしてもう7年経つ。
同級生はみんな親を見送る年齢に、差し掛かってきた。
この時期になると年賀状のことが気になってくる。
まだ葉書も買って . . . 本文を読む
昨日サイクルショップから電話があり、
頼んでおいたヘルメットのバックルが入荷したとのこと。
今日の帰り、早速取りに行く。
伝票を渡すと店員さんが、品物を出してきて、
「105円です」。
ちょっとこけそうになる。
「500円でも払ったのに」。
いやいや、それは言いすぎ。
「すみません。これしきのものでガタガタ言って」と、
内心思いながらお金を払う。
すぐヘルメットに取り付けてみる。
かみ合わせる . . . 本文を読む
私は見ていないのだが、リンクさせていただいているPCUさんの記事によると
先週のブロードキャスターという番組で京都市立堀川高校が、
堀川の奇跡と題して取り上げられていたそうだ。
以前はごく少数の生徒しか有名大学に進学することのない高校だった。
1999年に普通科課程に新たに京都全域から応募できる探究科を新設。
ここ数年は、公立高校にして京大合格者数30~40名前後と
全国一位の進学実績となり、京 . . . 本文を読む
一見、風力発電の風車のように見えるのは、
今朝パスカルと散歩して帰ってきて、
庭で見つけた、タチスボスミレの「さく果」と呼ばれるモノ。
高さ10センチほどで、とてもかわいらしい。
種子が入っている袋のようなもので、
開く前はこんな感じ。
これが3つに裂けて(ぱっと開くか、ゆっくり開いて落ちるのか分からないが・・・)
中のきれいに並んでいた種子が、
四方八方(いや三方か?)に飛ぶ仕掛けにな . . . 本文を読む
最近、現代の日本の社会で問題になっていることを、
象徴しているような映画をDVDで二本借りて見た。
一つは「誰も知らない」。
2年前に長男役の柳楽優弥君がカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞して、
話題になった映画だ。ご覧になった方も多いと思う。
ストーリーはうっすらと把握していて、
ずっと見たいとは思っていて、レンタル店で何度となく手を伸ばしたのだが、
どこかにためらいがあった。
満を持してという . . . 本文を読む
今日は次女(小4)と長男(小1)の通う小学校の発表会。
冷たくて今にも降りそうな天気の中、
朝から小学校の体育館に出かける。
他の学年がいろいろと演じる中、
次女の学年が歌う曲は声が綺麗だった。
長男も頑張って台詞を言っていた。
2人ともばっちりビデオカメラにおさめた。
途中に、地域のボランティアの方が、
上野動物園で戦争時に殺された動物たちの話“小象物語”を朗読された。
小象の役や飼育係の役 . . . 本文を読む
先週あたりから、自転車用のヘルメットをあご下で止める、
プラスチックの止め具がすぐ外れる。
と思って昨日
よーく見てみたら、差し込むほうのパーツ
(オスのパーツとでも言うのだろうか?)が、
ひびが入って折れる寸前。
こんなのどこで売っているのだか分からない。
帰りにホームセンターに寄って店員さんに聞いたが、
ふた回りくらい大きいサイズのモノしかない。
次にサイクルショップに寄って聞く。
カタログ . . . 本文を読む
解禁という言葉に鋭く反応するのは、
しがない渓流釣り師の悲しい習性である。
というわけで11月の第3木曜である本日、
ボージョレ・ヌーヴォーにあっさり釣られてしまった。
1ヶ月半もすれば船便で安価なのが入ってくるが、
やはりお祭のようなもので、自然とワイン売り場に足が向いてしまう。
帰って早速開栓して試飲。
色は若干深いような気がする。
味の方は、酸味がやや強く並の出来というところか。
(偉 . . . 本文を読む
今日の朝日新聞の夕刊に興味深い記事が載っていた。
北米などに生息するニジマスが降海して、もう一度川を遡上して戻ってきたものを、
「スチールヘッド」という。
日本でもヤマメの降海型をサクラマス、
アマゴのそれをサツキマスというのと同じようなものである。
大物ハンターのフィッシャーマンの垂涎の的となっている魚だが、
オレゴン州立大の研究チームが、
なんと5年かけて、1万5千匹ものスチールヘッドを生け . . . 本文を読む
寒いのは決して嫌いな方ではない。
スキーに狂っていた学生時代、
寒くなって木枯らしが吹いてくると、雪の季節到来と血が騒いだものだった。
物置からスキー板を出してきて、ワックスかけたり、
デモのビデオを見たりして、はやる気持ちをなだめたものだ。
大学の友人が高校の時所属していたスキー部の合宿所があったので、
信州の白馬乗鞍によく出かけた。
まだ当時はマイナーなゲレンデで、八方、栂池などに比べて比較 . . . 本文を読む
昨日の雨風に煽られてどこかから飛んで来たのだろう。
玄関の敷石の上を、ゆっくりゆっくりと歩いていた。
携帯のカメラしか持っていない上に曇天で暗かったので、
露出不足でかなり分かりずらいが、
後ろの腹部上方に、ピンと突き出た角のような突起物が見られる。
図鑑やネットで検索した結果、スズメガの幼虫とまでは分かったが、
個体名の同定まで至らず。
それにしてもあの角は何の役に立っているのだろう?
名前 . . . 本文を読む
今日は人間ドックに行ってきた。
ちゃっちゃと済ませて、近くのホールでちょうど同じ日に開催していた、
長女の中学校の合唱コンクールを見に行く。
昨日も書いたように我が中学校では、
日教組の力が強かったためか、合唱としてフォークソングが主流だった。
でもそれに反して、中3の時ヘンデルの「ハレルヤ」を歌った。
ものすごくクラスが団結していて難曲とされる合唱曲に挑んだことが、
より団結を強めた。
時に . . . 本文を読む
我が家の3人兄弟を見ていて面白いことがある。
一番下の弟や真ん中の妹なんかは、一番上の姉の影響を受けて、
私なんか全く知らない、最近のJ-POPをよく口ずさんでいる。
私自身も小学や中学時代に聞いていた音楽なんかは、
8歳年上の兄に随分影響を受けた。
もちろんまだレコードでLP盤と呼ばれていた頃。
青空をバックに気持ちよさそうに女性と男性が飛んでいるアルバムが、
兄のコレクションの中にあった。 . . . 本文を読む
手塚治虫のブラックジャックに、ドクターキリコという人物が
しばしば登場する。
ブラックジャックが敏腕をふるって患者を助けようとするのに対し、
キリコは苦しむ患者を安楽死をさせるのを主な仕事としている。
両者とも医学の世界から見たらモグリの医者(モグリの医者って何だ?)だが、
子供ごころにキリコがしていることは単純に悪に映った。
ブラックジャックが必死になって助けようとする患者を、
簡単に殺してしま . . . 本文を読む
草茫々の荒地を歩いているといつの間にか、
衣服についているひっつきむしと呼ばれる草木は多い。
ひっつきむしの大抵の花は虫たちが寄って来そうにない地味な花で、
密なんかの分泌も少ないのだろう。
だから、どの草木も繁殖のため、ひっつくためにそれぞれに工夫があって面白い。
コセンダングサという種もよくひっつかれる種子をはぐくむ。
隣の畑跡地に生えていたので写真を撮ってみた。
上の写真は花。決して美 . . . 本文を読む