くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

野良犬はいるか?

2009年10月26日 | 観劇
蜷川さんが演劇界の未来を担う俳優を育成するために結成した「さいたまネクスト・シアター」の「真田風雲録」を観た。大劇場の舞台上に設置された300席あまりの小さな空間。客席の目の前には“泥”が敷き詰められている。


そこに総勢40名以上の役者が戦国武将に扮してなだれこんでくる。たちまちあたりは泥だらけになった。

蜷川さんは、よく役者に負荷をかける。雨ふらし、石ふらし、階段上りなど、見ていて厳しそうだなあという場面に何度が遭遇した。そして、ついに今度は泥。観客にも負荷がかけられている気がした。

足元にボトッとおっこちる泥玉を見ながら、「わお、いい泥だんごが作れそうだな」なんて思ってしまったのは保育士の性だろうか。こういう、泥にに戯れて存分に子どもを遊ばせてあげたいと。80年代から子どもは外で遊ばなくなった。便利さを求めたことが子どもの遊び場を奪った。道路が舗装され、交通量が激しくなり子どもは室内にこもらざるを得なくなり、群れることを知らなくなった。

だから…、感性が育たない。こういう泥に触れない子が多い。砂場で手を引っ込めて泣くのだ。汚れるのが嫌いなんて子どもじゃない。実際、保育園の日常でも、外遊びや給食の後はすぐに“お着替え”だ。汗をかけば、すぐシャワーやクーラーだ。がさつな私は、「ちょっとぐらいの汚れや汗で死にゃあしない」なんて思ったりもする。

ネクストシアターの若者も、最初は躊躇しただろう。泥が張り付く、すべって転ぶ、汚れる、そんな不快な気持ちを肌で感じながら、なおかつ打ち勝って芝居をする。なりふり構わない強さみたいなものがないと、観客に芝居が届かない。しょっぱなから、蜷川さんは、すごい冒険をしていると思った。今の若者に足りないものを見せつけられているような気もした。

ゴールドシアターと違って、彼らには若さという特権がある。台詞覚えもいいし体もよく動く。経験者も混ざっているからおのずとハードルは高くなる。各プロフィールを見ると、大学の演劇科出身者が目立つ。学問的にも真摯に演劇を追及しているエリート。果たして、この中に“野良犬”のような俳優はいるのだろうか…。すべてはまだ始まったばかり。ゴールドシアター同様、どこにどう着地するのかわからない。

ヘッドホンステレオ

2009年10月25日 | 日常あれこれ
これって、もう死語かな?就職したての頃、初めて、手にした、SONYの「Walkman」、安月給を叩いて購入した。当時にしてはかなり高価なものだったのよね。早速、カセットに好きなCDを録音して、持ち歩いた。でも、分厚いし、重いしで荷物になるのよね。その後、旅行に持って行ってバッグから出した時に落としてしまい、あっけなく壊れてしまった。かなりショックだったなあ。修理に出してもお金がかかるということで、あえなく“サヨナラ”をした。

その後、「Walkman」はCDになり、さらにMDになって小型化した。そして、ついに、今は、ipodの時代だもんね。あんな、薄っぺらくて小さいもんに音楽から動画まで入ってしまう。まさに、大量の情報を持ち歩き、どこからでも発信できる時代になった。ここ数年のブロードバンドの進化はめざましいもんね。

すっかり、ipodには乗り遅れてしまっていたが、芝居のチケット購入で使っているクレジットカードのポイントが、かなり溜まっていたことに気づき、何をもらおうかなあとカタログを見ていたら、「iPod shuffle」 なるものがあったので、早速希望して送ってもらった。





遅ればせながら、「iPod」デビューだ~。パソコンに「iTunes」をダウンロードして準備完了。好きな音楽をたくさん“同期”させて入れちゃった。しかし、すごいよね、わずか5㎝ばかりのこの小さいもんに4GBも容量があるなんて。バックのポケットに入っちゃう。落として壊す心配よりもなくさないように気をつけなくっちゃ。

このごろ、最新ヒット曲にもうとくなってきた。「iTunes」で「MONKEY MAJIC」のアルバムを買ってもうた。イェ~イ、若者な感じ。しかし、今の若い子はリズム感がいいね。日本語をラップの乗せるのは新しい文化だ!素晴らしい~。





組曲虐殺

2009年10月25日 | 観劇


作:井上ひさし
演出:栗山民也
出演:井上芳雄、石原さとみ、高畑淳子、神野三鈴、山本龍二、山崎一
銀河劇場

おっ、何気に出演者の名前に、三、二、一が並ぶってすごい~!

「ムサシ」に続く、井上センセの新作だ。「ムサシ」でかなり精魂尽き果てたと思いきや、さらに意欲がたかまった様で、これもまた緻密な脚本に仕上がっていた。話題の「蟹工船」の作者、小林多喜二の晩年を描く。ムサシに比べれば、近代の実在人物だし、資料もたくさんある。今の時代にリンクすることも多いから題材的には取り上げやすい面があったのではないか。

29歳で虐殺されてしまう多喜二だが、全体を通して重苦しい悲劇ではなかった。「どうして人は平等にパンが食べられないのか、どこかで誰かがパンを買うかねをくすねているのだろう」というプロローグの歌。子どものころにに抱いた疑問が出発点となり、やがて共産主義に身を投じ地下活動に入っていくのだが、彼を取り巻く人々は、心暖かくて愛おしい。懸命に彼を支えたり、慕ったりするのだ。

一途に、純粋に信念を貫き通し、突き進む生きざまが、突如、「虐殺」といった悲劇で切断されてしまう。わずか、数十年前の日本でこんなことが行われていたという事実が不気味だ。国家権力の前で個人の思想などはいとも簡単に握りつぶされる。ここでも、井上ひさし氏の“非戦”という願いが貫かれていた。心をカタカタと動かしながら、“おしくらまんじゅう”をして寄り添う人々。「僕が願っていたことはこういうことだった」と。

栗山演出と井上戯曲は、相性がいい。美術はシンプルで抑え気味、全編、ジャズピアニストの小曾根真氏が演奏する生ピアノの音楽が流れ、要所要所で歌が効果的に使われる。地味だけど抒情溢れる舞台になっていた。だから、同じ井上戯曲でも「ムサシ」が、より異質なもに思えてしまう。本来、こういう音楽劇が井上作品のあるべき姿である気がするのだ。初めから、「ムサシ」は海外を視野に入れていたということなのか。それとも、歌えない二人(藤原&小栗)に無理に歌わせず、芝居だけで勝負ということだったのか。来年、実際、海外でどう評価されるのか気になるところでもある。

井上芳雄くん、精力的に舞台に出演している。ストレートも板についてきて存在感が増していた。歌えるということは強力な武器だ。今回は、ミュージカルの時ような高音を出さず、低い声で歌うことが多く、多喜二の苦労や葛藤を表現していた。

妻になれなかった恋人役は石原さとみちゃん、かわいいよねえ。驚いたのは、歌がかなり上達してたこと。だって、「赤い疑惑」の勿忘草の歌は、竜也くんのギター同様、「へっ??」って思ってしまったもの。う~ん、かなり音程外れていたよね。それが、今回は、一応、外れずに歌っていた。出演者全員で歌うところが多かったからそれにも助けられていたけど、努力したんだなあって感心したよ。

ベテランの高畑淳子さんは久しぶりの舞台だそうだが、さすが、パワフルでいい味をだしている。たとえ、ブランクがあっても舞台出身者は底力がある。厳しい稽古を重ねたことが体にしみついて刻み込まれているからね。

銀河劇場の入り口前にはデカデカと「ANJIN」の看板が置かれていた。そろそろ稽古が始まるのかな。ホームーページで、英語をしゃべっている竜也くんがちょこっと出てくるけど…、まだまだ流暢ってほどではないよね。なんか、英語をしゃべることに照れてるし。竜也くんの日本語はとても美しいが、英語を伝えるとなるとまたニュアンスが違いそうだ。何気にハードルが高いぞ、これは。

ということで、12月から、またまたここに通うことになりそうだ。

やってもうた…

2009年10月17日 | 日常あれこれ
運動会があったり、20年ぶりのディズニーランドがあったりで、てんぱっていた連休。どっと、疲労感を感じながら、今週は4日、仕事をすれば終わりだあとがんばった。金曜日はいつものごとくスポクラでステップとエアロ。今月から、多少、スタジオプロブラムがかわり、夜が少し充実する。最近は、初心者向けが多いというか、オリジナルティあふれる面白いエアロがあまりなかったから、出たいプログラムが増えて嬉しい。ステップも45分から60分へ格上げだ。たった15分だけど、これがきついんだね。どっひゃ~んと大汗をかいた。

スポクラに入会した10年前に比べると、確実に体力が落ちてきた。あの頃は、すごいきついプログラムも多かったけど、週に8本位やっても大丈夫だったもんなあ。今は、週6本を2週続けると、必ずしわ寄せがくる。トータルで4,5本平均になった。でも絶対辞めないっ!意地でもこのペースを守って、出来ることなら少しでも増やしたい。エアロに関しては自分の中で譲れないラインが出来上がっている。一種の依存症なのかもなあ。

毎年、給料カットで、スポクラ代もばかならない。たくさん行って元をとらなきゃならん。ついでにシャワーもあびて、水道代も節約だ。エアロに行く時はいつも大荷物。レンタルロッカーがあるのだが、これも借りるとお金がかかる。荷物ぐらい自分で持てばいいんだしさ。でもさすがに金曜日は仕事着をたくさん持ちかえるから、泣く泣く250円払って、シューズを借りる。レンタルはいい靴じゃないから2本やると足が痛くなる~。で、へろへろ~になりながらシャワーを浴び、チェックアウトをしにフロントへ向かう。10時でビルが閉館になるのでスポクラ専用出入り口からしか出られなくなる。ちょうど、エレベーターが来ていたので、会員証をもらってあわててとび乗った!

ふと気がつくと…、私の手元にレンタルシューズが握られているではないかっ?わお~ん、ショック、持ってきちゃったじゃん!そのまま、1階からまた5階までUターン。フロントのお姉さんに笑われた~。あわててもろくなことない。別にあわてなくても週末はのんびりでよかったんだ~。

ビールを飲んで、そのまま爆睡!疲れた~

身毒丸

2009年10月17日 | 藤原竜也
またまた、オーディションをするそうだ。まるっきり、藤原竜也を発掘した時と企画が同じなんだね。ホリプロさん、蜷川さん、夢よもう一度ということかな。藤原竜也を超える逸材は見つかるかな。複雑な時代に育っている若者たち。純粋で鋭い感性を宿している子がいるかどうか、ちょっと楽しみではある。

でも、「身毒丸~復活」のあの千秋楽は誰も越えられまい。(←ファンの欲目)
もし、上手くいったら、その子が「滝の白糸」のアリダをやって、銀メガネは竜也くんなんてことになったら面白そうだなんて勝手に妄想してみる。

蜷川さんも竜也君と完全に一区切りつけようとしている気がする。巣立った雛鳥を見届けて、また新たな卵を探すのか。この貪欲さがすごい。「やれるかどうかじゃない、やらなきゃダメなんだ~」じゃなくて、蜷川さんの中には「やる!」という文字しかない。不思議な寺山ワールド。「やる」からには演出も一新して全く違うものを見せてほしいなっ。

東京ディズニーランド

2009年10月14日 | 日常あれこれ
早起きをして出発し、8時半に入場、それから閉園の22時まで、ディズニーランドを満喫した。連休最終日ということもあって、身動きが出来ないほどの大混雑ではなかった。ファストパスという、合理的なものがあるから、時間を計算しながら、ていれこで並んだらアトラクションに9個も乗れた~。

スペースマウンテン、ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテンを制覇したぞっ。夜のジェットコースターがこんなに気持ちがいいもんだとは思わなかった。夜景を見ながら滑り降りる心地よさ。少し冷たい夜風が顔の横を吹きぬける。もう最高だ~。

エレクトリックパレード、花火、続いてハロウィンバージョンのパレード。キラキラと輝く電飾、踊る着ぐるみ、おなじみの音楽だけど、何度、見ても飽きない。「わあ、かわいい、夢があるなあ」って思わせてくれる。自然と、ふりをまねて動きたくなる。

改めて、このテーマパークはよくできていると思った。サービスも、掃除もすべてが徹底している。アトラクションが終わると必然的にキャラクターショップ前に出てくる。大きなプーさんがぽわんとすわっていれば抱きたくなるし、かわいいミッキーを見れば、帽子や耳をつけたくなる。決して安くはないけれど、せっかくの想いでだからちょっと奮発してもいいかなあという値段だから購買意欲もそそられる。




何一つ、手抜きがないところも見事だ。アトラクションにしても、装飾にしても、庭の芝や池の中に至るまで細やかに手が入っているし、ちゃちくない。贅沢にお金をかけて最高に楽しいものを提供してくれている。だからこそ、リピーターやマニアがいるのだろう。商業主義にのせられているとわかりながらも、裏切られない何かがある場所なのだ。

大人になっても見たい夢はある。忙しい毎日から逃れたい時もあるし、忘れ去りたいこともある。着ぐるみのミッキーはいつも同じ顔をしているはずなのにとても愛くるしい。すべてが虚構の世界に他ならないのに、癒されたり、励まされたりする。現代の「おとぎの国」に埋没し、ヘロヘロになりながらも「楽しかった~、また来たいな」と帰路につく。



また、夢の中で空を飛んでみたい。

東京ディズニーランド

2009年10月14日 | 日常あれこれ
この偉大なるテーマパークがオープンしたころはまだ10代の学生だった。最後に行ったのは確か20代半ばごろ、その後、LAのディズニーランドに2回ほど行ったがそれもかれこれ10年前になる。

私にはもうあまり縁がない場所だと思い込んでいた。子どももいないしね。だから友達から「行くよ~!」と誘われた時は、「えっ?行けるの~」と思ってしまったよ。前日から、何気に嬉しくて、遠足前の子どもようだった。

秋晴れの空にそびえるシンデレラ城は、あの頃とまるで変わってない。



なんだか、気持ちが高揚してきた~。

ゲートをくぐると中はハロウィン一色になっている。

     

ミッキーもプーさんもグーフィーも全部カボチャだ~。

大好きなホンテッドマンションはジャックバージョンだよ。



もちろんパレードも!



♪やだ、やだ、やだやだやだやだ
 ダメダメダメダメ
 ムリムリムリムリ♪

お遊戯会でやりったら楽しそうな音楽と振付だ。

おっと、今日は、仕事のことは忘れて遊ばなくっちゃ。

童心

2009年10月14日 | 日常あれこれ
幼きころ、よく空を飛ぶ夢を見た。

いつもの通学路、坂道を駆け上がると、ふわりと体が浮き上がる。

ひとかきすると、すいすい進む。急降下しては、上昇する。

私の体が自在に街をすり抜けていた。

…………

ふと気がつくと、飛ぶことはできなくなり疲労感と共に目覚める日々。

いつから、この夢が見れなくなったのか、もう遠い昔のことで思い出せない。

夢や希望がたくさんあった、童心の日々ははるか彼方に消えた。


 

20年ぶりの東京ディズニーランド

何も考えずに遊びまくった。

ドキドキ、わくわく、こんな気持ち忘れていたかも。

記憶の彼方から空を飛ぶ夢を見ていた頃が蘇る…。

台風→運動会→カイジ 

2009年10月11日 | 日常あれこれ
“最強級”の台風18号、こちらは、かろうじて暴風域がかすめた程度なのでなんとか無事だった。でも、ちょっとした被害はあった。保育園の隣に古い木造の職員宿舎がある。今は物置になっているがその昔は保育士が足りなくて、地方からスカウトして下宿させていたらしい。その住宅のトタン屋根が突風に吹かれてまくれ上がりペランペランしている…。どこぞへ飛んでいき人にぶつかったら大変だ。風もおさまった午後、早速、大工さんがきた。すごいよね、大工さん、屋根のはしっこのほうまできてトントンやっているんだもん。まだ吹き返しが、時々あるから、見ている方がドキドキしたよ。でもほんの数時間できれいに修理をしてくれた。

この日は念のため、朝、早く家を出たが、学校が休校になったせいもあり、バスも電車もガラガラだった。風雨のあいまに登園してくる子どもがいる中、お休みの電話もひっきりなしに鳴る。ということで、いつもより半数以下の出席だったので、事務仕事や雑務を一気にこなすことができた。

台風が去り、金曜日にはからっと晴れたので、昨日は一週間延期した運動会ができた。正直、かなり気持ちが盛り下がり気味で、今回もダメじゃないかなあと思っていたので、あまり練習もしていない。というか、ほとんど、ぶっつけ本番状態。気合いを入れ直し、とにかく、自分の持ち場を遂行するのに必死だった。大きなハプニングもなくプログラムが進んでいきあともう少しというところで突然、雲行きが怪しくなり、なんだかうすら寒くもなってきた。「なして?台風がいっちゃったから今日は晴れのはずでしょ?」と信じていたのに、予想外の雨。急きょ、保護者競技をカットして終了した。なんか、尻切れトンボだなあ。まっ、早く終わったから良しとしよう。片づけをして簡単なお疲れ会をしていたら、雲が途切れて日が照ってきた。なんだったの?さっきの雨は…。今年は、つくづく“天の神様”におちょくられているなあ。

午後は鎌倉でピラティスのグループリフォーマー。PPS3の難しい種目にひ~ひ~いいながら汗をかいた。背骨がなかなかねじれない、お腹もへっこまない~半ば、放心状態で、最後の深呼吸をしていた。


長い一日がやっと終わった~
疲労感と解放感につつまれて、心地よい感じ。明日からの連休がありがたいわ。日テレの番宣スペシャルを見ながらぼけ~っとビールを飲んだ。「く~、うまい、悪魔てきだ~」なんちゃって。ここにも竜也くん登場してるが、なんかウォーリーを探せ的で、場面によってはでなくなっちゃう。香川さんじゃなくて光石さんが出ていたね。続いての恋のから騒ぎはかっこよかった。そう、竜也くん声は独特よね。白石加代子さんも体の深いところから声が出せるっておっしゃっていたものね。

さてさて、ついに「カイジ」が公開した。単純に見て面白いと思うけどなあ。原作をなぞってもらいたかった人はアニメの方にしといてもらって、違う映画作品として見た方がいい。かつてベルばらがそうだった。日仏合作だかの映画はまるっきりイメージが違ったけど、NHKアニメの方は、かなり原作に近かったもんね。映画化というのは所詮そういうもんだと思う。ちなみにベルばらも確か日テレが絡んでいたよな。あの頃から、好きなのねよね、日テレさんはこういうコラボが。

とにかく「カイジ」、ヒットするといいね!今回は地元でもたくさん上映してくれるから嬉しいなっ。最近、頭の中が支離滅裂、完全にカイジ>仕事になっている~

カイジ

2009年10月07日 | 藤原竜也
銀座の試写会にあぶれてしまったが、東宝さんからめでたく、前売り券2枚を送っていただいた~。これで、10月10日になれば、確実に見れるのだけど…、やっぱり待ち切れずに、先日某試写会に行ってもうた。そう、まだ東京、やっていたのよね。で、今回は、早めに行ったけど、会場も大きかったから余裕で入れた。

客層がわかっ!もしかして、私、浮いてる~?って今さら、気にもしないけどさ。原作ファン、福本ファン(福本さんってかっこいいのね)、もちろん、藤原ファンと各所から集まっているものね。老若男女が入乱れていた~。

映画の方は、展開も早く一気に見れて本当に面白い。全体を通して“熱い”しね。原作がしっかりしているからか、世の中の痛いところも突いていて内容もなかなか深いよね。勝ち組、負け組なんて言えども、そんなんは、表裏一体なんだよなあなんて思った。

監督の意気込みも“熱い”。新しい、藤原竜也像を撮りたかったなんてこともどこかで語っておられたし、挑戦的だ。うん、確かに、今までにないキャラだけど、新しさを引き出したという意味ではカメレオンの坂本さんの方に軍配かなあ。でも、あのカメレオンがあったからこそ、このカイジにもつながったわけで、竜也君自身の幅は確実に広がっている。

圧巻は期待通り、香川さんとのEカード対決かな。舞台「オレステス」での鋼太郎さん対決を思い出したよ。お互いガチで、力が均衡しているから見ごたえがあるし緊迫感もある。香川さんのアップを見ていると、ますますお父上の猿之助さんに似てきたような気がする。サラブレッドよね。東大だし。それでいて、自分一人でここまでのし上がってきた方で人間が出来ていらっしゃる。ある意味すごいわあ。竜也君との相性はバッチリ。ぜひ、舞台でも共演して欲しいもんだ。