さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

お気に入りの卜半が咲く

2015-03-15 16:26:20 | 庭の花

草木の芽吹きを促すほど気温が上昇しました。

 

Kさんが、挿し木から育てて大きくした椿が数種類あります。

いずれも知人宅に咲く花を見て、枝をいただき挿し木したも

のです。

 

その一つに、挿し木ではないが親戚から送られた卜半が

あります。

今日、その卜半が開花しました。

 

平成20年に東京都町田市の白洲次郎旧邸武相荘を

訪ねた時、庭に咲いていた卜半の古木に魅せられ、

自宅周辺のの植木屋さんやホームセンターで探したが

見つからないままでした。

 

4年前、花店を営む親戚に話したところ、なんなく2本の若木

を取り寄せて送ってくれた。

 

昨年から10個以上の花が咲き、ひときわ赤く濃い色が目立

ちます。

Kさんが育てていた何種類かで、特にお気に入りだった卜半です。

 

 

 

 

 

 

 


初冬の頃貴重な花

2012-11-21 21:51:56 | 庭の花

晩秋から冬にかけ、ツワブキがつややかな黄色の花を咲かせます。

花が少なくなる晩秋から初冬にかけては貴重な存在です。

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長かった夏でしたから秋は足早でした。

わたしの好きな ユリノキのある通りがある。

数キロに及ぶ街路樹が、春の新緑と秋の紅葉する時期の、色づいた

並木の様は見事なものだ。

街路樹は、日に日に葉の数を減らし、車が落ちた葉を舞い上げ、落ち

葉吹雪の中を走り抜ける様だった。

 


ヒメツルソバ

2012-11-15 21:16:29 | 庭の花

我が家の草花で元気なのが、持ち前の強健さと繁殖力で、家の周りに

広がっているヒメツルソバ。

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横に這うように広がっていく多年草です。

茎の節のところが地面に接してそこから根をおろし、どんどん広がっ

ていく。

一株が直径50cmほどに広がり、地面を覆う。

今頃になると葉っぱが紅葉してとても美しい。

花は初秋から晩秋にかけて長く、ピンク色で1㎝程の球状に集まった

花形です。

 

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浮き上がる夕顔の純白

2012-09-01 20:54:21 | 庭の花

降りそうでなかなか降らづ、しばらく雨がない。

積雲が発生するが、積乱雲は遠い彼方に見えるだけで

近寄ってこない。

 

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夕焼けの西の空には、高層雲の下に、こごり雲と言われる

黒い雲が飛ぶが、そう簡単に雨になりそうもない。

でも、明日に雨がありそうだと予報していますから期待しましょう・・・。

 

夕方5時半ごろ、夕顔の硬く絞った蕾がほどけ、闇をうかがうように、

ゆっくりと花の白さが大きくなり、周囲に芳香が漂よう。

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とばりが降りて、純白が夕闇に浮き上がる。

かなしいことに、一夜だけの晴れ舞台、この花姿を誰が見てくれる

のでしょう。

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毎朝新しい生命を

2012-08-05 18:37:42 | 庭の花

最近朝起きると、朝顔の柵の前に向かい花を数えている。

つい、今日は幾つかと数えてしまう。

咲き始めのころは、せいぜい2~3個だったが、今では

30~40個にもなり、まだまだ増えそうだ。

 

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昨日の花は萎み、毎朝新しい生命が生まれます。

常にみずみずしく涼やかに、そしてわずか一日

(いや数時間かな)で尽きてしまう束の間の命を

いさぎよく咲き終わります。

 

毎朝、みずみずしい一輪一輪の晴れ舞台を見てあ

げなくては!・・・・・。

愛おしくもある夏の一日花です。

 

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アプテニア(ベビーサンローズ)が元気

2012-08-02 16:16:46 | 庭の花

極暑は暑さの極みですが、かっと暑い日照りに焼けつくような

日が続き、耐え難い暑さには冷房のない生活など考えられな

い毎日です。

汗で何度も衣類を取り換え、水を補給し、涼しい部屋で昼寝を

し、とにかく熱中症対策に注意を払っています。

 

夏の花は、暑いさなかでも凛と咲いています。

向日葵をはじめ、芙蓉、ノウゼンカズラ等は灼熱の日差しなど

物ともせずに、鮮やかに咲き誇っています。

 

直径1.5cm程度の、日を浴びると開き日が沈むと萎む、小さい

が花姿の整った可愛い花が元気に咲いています。

アプテニア(ベビーサンローズ)と言うマツバギクに近い種類です。

葉は肉厚で先のとがったヘラ状で表面にはツヤがあり、内部に

水分がたっぷり蓄えられるようになっているのでしょう。

 

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上を向いて咲く!

2012-07-20 21:55:13 | 庭の花

ヤマユリが終わりを告げ、こんどはスカシユリの出番になり

薄ピンクの優しい色の花が咲いた。

ユリと言えばややうなだれて咲いていますが、上を向いて

咲くのがスカシユリの特徴です。

 

スカシの名の語源は、花びらと花びらの間に透き間をつくる

ので透し百合と呼ばれます。

 

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ヤマユリの豪華な花姿

2012-07-11 10:39:09 | 庭の花

昨日、今にも開きそうな蕾に顔を近づけると、ほのかに香りが!。

 

思っていたように、今朝庭に出るとホワー~と香りが漂っていた。

その香りは、濃厚な甘いとでも言うのでしょうか、特に朝が強い

ようです。

4本とも同時に開花したのは予想外でした。

 

白地に黄色い帯状の筋と、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が

特徴でなんとも豪華な花姿です。

名前の語源が、大きい花が風に吹かれ、「揺り」動くからユリだと

何かの本で知りましたが、開くとさらに重みを増して耐え切れなく

なるので支えをしてあげます。

Kさんが花の中で一番好きなヤマユリです。

 

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ハマナスの花が鮮やか

2012-07-03 08:44:56 | 庭の花

開いたばかりのハマナスの花に、蜂が群がって蜜を吸って

いた。

 

この色は赤紫色とかマゼンダ色とでもいうのでしょうか!。

昨日の早朝までの久しぶりの雨で潤ったのでしょう、朝陽が

あたって、緑の葉に覆われた花色が、一段と鮮やかでまばゆ

いばかりです。

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ヒヨドリはまだ卵を温めています。

雛の誕生は間近でしょう。

 

 


ネジバナ

2012-06-30 07:10:46 | 庭の花

庭の芝を刈ろうとしたら、花茎の高さは30cm程度で、小さな花を

多数細長い花茎に密着させるようにつけて咲くネジバナが、芝の

あいだから、数本伸びていた。

ちょうど見ごろだし、刈り取ってしまうにはしのびないので、咲き終

えるまで、そこだけを残して花を楽しむことにした。

 

花の綺麗な雑草だと思っていたが、れっきとしたラン科のネジバナ

属で、山野草として園芸愛好家に好まれているそうだ。

 

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ヒヨドリは4個の卵を産んだ翌日から抱卵に入った。

相変わらず、カラスが現れては、周辺の様子をうかがっているので、

Kさんは巣のありかが見つかりはしまいかと心穏やかではない。

カラスの声が聞こえるたびに、Kさんから「カラスを見張って」の声が

とぶので、私自身も巣立つまでは臨戦態勢を強いられている。

これまで我が家から育っていった記録では、7月2日ごろ雛が誕生し

7月10日ごろが巣立ちではと予想している。