Table with Colors 10月は…






















秋晴れというよりは夏の延長の暖かな陽気の中行われた10月のTable with Colorsセミナーでは、秋の行楽時に役立ちそうな彩り豊かな楽しいメニューをご紹介しました。今回は月末にあるハロウィーンも少し意識して、「かぼちゃとしょうがのスープ」、「鶏のつくねのミニバーガー」、そして「ゴールデンアップルクランブル」の3品をご紹介しました。

代表的な緑黄色野菜のかぼちゃは、カロチン、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム等を豊富に含み、免疫力を高めるβ-カロチンには、髪や視力、皮膚の健康維持の働きがあり、食物繊維も豊富でアンチエイジング効果も高い野菜だそう。暖かなオレンジ色は代表的な食欲増進色ですのでお食事のスターターとして、視覚的にもカボチャのスープはぴったり。ここに血行促進効果のある生姜を加えることにより、これから寒くなってくる季節に身体を温め、風邪の予防にも役立ちそう。味わいもまろやかながらすっきりとした甘さで、大好評でした。お好みで生クリームをプラスすればより濃厚な味を楽しむ事ができます。

鶏のつくねミニバーガーは、以前掲載していただいた『婦人画報』で、河口湖でのお取り寄せおもてなし料理をご紹介した際に、提案した一品です。この特集はその号で人気No.1だったそう!いつかこの時のメニューを教えてほしいという声が多かったのでやっとご紹介することができました。大好きな美味しい鶏肉専門店からお取り寄せした、それは新鮮できれいな鶏肉を使って一つ一つ丁寧に作ります。ミニバーガーといってもセミミニくらいの大きさのバーガーが1人につき2つなので、焼き係の人達は大変でしたね!でもふ~んわりとそれは美味しく焼き上がり、部屋中が甘いつくねのタレの香りで一杯になりました。

ミニバーガーに必要な小さいサイズのバンズはあるようで意外に見つからないもの。私たちは運良くインプレッションの近くにある美味しいと評判のパン屋さんで見つけて、たくさんオーダーしておきました。こんなにたくさん買う人はどんな人なんだろう?と思ったのか、パン屋さんが家まで持って来てくれました。助かりました!

これをたっぷりの香味野菜とともに召し上がって頂きます。年齢が進むにつれ、筋肉は衰え易くなりますから、タンパク質を十分にとることが必要ですが、同量以上の野菜の摂取も重要です。付け合わせのお野菜は、今回は長ネギ,胡瓜、シソ、かいわれ、みょうが、胡麻などを取り揃えましたが、季節とお好みに合わせていろいろ試してみてくださいね。特製タレだけでも美味しいですが、2つあるので、柚胡椒や唐辛子味噌など色々な薬味を取り揃えて、思い思いに味付けをしてみました。どれが美味しかったでしょう?

お待ちかねのデザートは、こんがりとした黄金色が美味しそうな「ゴールデンアップルクランブル」。お食事を始める前に、デザートの用意をして、オーブンに入れておきました。りんご、クランブル、アパレイユと、各パーツだけ前日までにつくっておけば、お食事している間にあっという間に出来上がって、アツアツを召し上がって頂けます。タルト生地やパイ生地を用意する時間がない時でも美味しく楽しんでいただけるとても便利なメニューです。ナッツ類が苦手でなければ、お好みで、アーモンドやヘーゼルナッツ、くるみなどをクランブルに混ぜると、さらに香ばしく美味しい。今回はよく漬け込んだラムレーズンもたくさん入れてみました。その他、洋酒につけたプルーンなどの果物も一緒にいれても美味しそうですね。アツアツの状態の時に、たっぷりとヴァニラアイスクリームにシナモンをかけて頂くとまた格別。パリ帰りの友人がいつもくださる大好きなおみやげのチョコレートスパイスの紅茶がぴったりでした。

残暑の厳しい今年はなかなか秋のお花が楽しめませんが、10月の花市場はかぼちゃがいっぱい、ハロウィーン気分一杯でした。びっくりするくらい大きいかぼちゃも欲しいところですが、ぐっと我慢して、今年は小さな面白い形のかぼちゃを十数個買い求め、お部屋に飾っています。テーブル上はすっきりと大人っぽく仕上げたいので、本物のかぼちゃの代わりに、陶器のかぼちゃ型のキャンドルスタンドを置いてみました。キャンドルのオレンジ色の炎が一層心地良く感じる季節になってきましたね。

今回生けた深紅のダリアの名前はボンボンショコラ。チョコレートの香りがほんとうにするチョコレートコスモス、クスミティーのチョコレートスパイスティーと、チョコレートつながりで遊んで。お料理もランチボックスにいれて秋のピクニックに持って行けるようなメニューなので、花もあまり形をつくらず、ナチュラルな感じでいけました。暖色系の色はとてもおしゃべりで、テーブルがうるさくなりがちですが、色合いをぐっと深く渋くしていくと、黄色や赤のような派手な色でも落ち着いた印象のテーブルを演出することができます。

次回は12月、クリスマスとなりますが、どうぞお楽しみに!












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商品の発送について







商品等の発送についてお知らせいたします。

10月14日(日)~10月30日(水)の期間、スウォッチ等の商品等の発送ができません。

上記期間中、メールにてのご注文は承れますが、ご注文をいただきました順にご連絡し、代金のお振込みを確認させていただきました後に、10月31日(木)以降に順次発送させていただきます。

上記期間中、セミナーや取材等のお問い合わせはメールにて承ります。ご連絡いただければメールにて返信させていただきます。

ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいませ。




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『ミセス』11月号掲載





















夏に撮影した『ミセス』11月号が発売になりました。「自分の家は自分でつくろう!」という特集です。

掲載して頂いたのはPart1「私の理想の家作り」。(p166~169)「家は自分を表現する場所。どう過ごしたいのか、どう住みたいのか、まずそれをよく知ることから家作りははじまります。そんな理想を形にした皆さんの夢の家を訪ねました。」という冒頭の言葉に導かれて、5軒の家が紹介されています。

それぞれに、職業や年齢、家を建てるに至ったいきさつ、そしてこだわり、など様々です。ご自分が家を建てたり、住み替えたりするなら、どんな風にしたいか?色々と共感したり、ヒントになるところがたくさんありそうです。

私たちは河口湖の家で撮影をしました。ここは祖母がもともと気に入って持っていた別荘を母が譲り受け、そこをもっと生かしたいという気持ちから、一念発起して何から何までアメリカのホームデポで買い付けてきてつくりあげた家です。

まさか家を建てる事になるとは思っていなかったにもかかわらず、インテリアが大好きな母は以前から気に入った本や雑誌を切り抜いてはスクラップしていました。だから家を建てることになったらそれを建築家に見せ、「私はこういう人でこういう暮らしがしたい」と、ある意味、逆プレゼンテーションをしたのでした。

プレゼンテーションは成功し(笑)、建築家も東京の自宅も建ててくれた、旧知の中の方でライフスタイルもよく理解してくださっていた方なので、何一つ悩むことなく、あっという間に楽しい家ができあがりました。

建築家とは最初から「未完成住宅」と呼び合っていました。家ができてもまだ未完成、これから自分たちでつくりあげていく、という「終わりが始まり」のコンセプトの家ですから、築10年経ったいまでも現在進行中。毎回ぼうっと外や部屋の中を眺めながら、前回は気づかなかった改良点に気づき、少しずつ手を入れてきて、だんだんと居心地のよい家になってきました。

シンボルツリーである、祖母の代から大切にしてきたケヤキの樹や、この家が完成した時に母と妹が近くの植木屋さんから買って来て植えたモミジの木など、まわりの自然も私たちとともに成長しています。ある時その成長ぶりに気づき、はっとすると共に、自分たちが木々と一緒に重ねてきた時間の量や質、自分たちの成長具合にも気づかされ、自分に立ち戻り、さらには将来のことに思いを馳せます。


気に入っていた洋服でもある時突然似合わなくなったと感じるように、インテリアや家もそのままでは劣化して行きます。これからも、自分の身体を愛おしむように、家にも優しく心を配ってメンテナンスし、お互いによい影響を与え合って気持ちよく生きていきたいものです。




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