新国立劇場 『カルメン』







すがすがしい気候で出かけるのが楽しい季節です。久しぶりにオペラ鑑賞にいってきました。新国立劇場で今上演されている『カルメン』です。

スペインのセルビアを舞台とした、美しく自由奔放な女性カルメンと彼女の恋の虜となってしまうホセの恋物語は、オペラに疎い人でも、「カルメンといえば情熱的」と思い浮かべるほど知られている人気の演目。

カルメン役をつとめたキルスティン・シャベスは最高でした。姿や声が美しいだけでなく、彼女が本当にカルメン自身であるかのごとく、美しく妖艶で生き生きとして、躍動感、エネルギーに溢れ、華やかで、まさにぴったりの配役。カルメンという自信に満ちた、魔性の魅力をもつ情熱的な役を歌のみならず身体全体で演じられるオペラ歌手は日本人でもいるのかしら?と思いました。肉感的な魅力も表現者としてとても重要です。

オペラを観ていて、「この歌手はこの役にぴったりだけれど、この役の人はどうなのかしら?」と思うようになりました。また「この役を他の人が歌ったら、他の演出だったら、同じあらすじでもどのように感じるかしら?」と。オペラ好きの方はそうして様々な場所で同じ演目を堪能していくのでしょう。新国立劇場では『カルメン』は今までに2回上演しているけれど、今回の『カルメン』はその中でも傑作と評判とのことです。私も気に入った演目を別の演出や配役で観てみるという鑑賞の仕方もぜひしてみたいなと思いました。







『婦人画報』8月号撮影



















5月末に『婦人画報』8月号(7月1日発売)の撮影を河口湖でしました。前日まで雨が降り続き、気温も8度!と極寒状態で、ほんとうに戸外で撮影できるかしら?と心配でしたが、編集部の晴れ女さんのおかげで撮影当日は晴れ、無事撮影することができました。

8月号は「お取り寄せ特大号」。雑誌全体で婦人画報がお薦めのとっておきのお取り寄せを特集するそうです。その中で、母と私でお取り寄せを利用した小さなパーティを担当させていただきました。

はじめて取り寄せるアイテムもたくさんあり、どんな風なのでしょうと前日の到着を待ちわびていました。取り寄せてみると思っていたのと大きさが違う?といったハプニングもありましたが、それもお取り寄せの楽しさのひとつ。意外なものをそのときにあるもので活かすのも腕のみせどころ?

空気の良さも手伝って、撮影後のお食事は楽しく美味しかったです。なかなか手に入らないお取り寄せ品も試すことができとても楽しい撮影でした。外で寒いのにお腹もすいているからテーブルからなかなか離れられない!写真をほとんど撮りそびれてしまったので、どんなメニューをご紹介したかは誌面を楽しみにしてくださいね。