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言いたいことは表題で言い尽くされているのですが、橋下徹大阪市長は極めて口がうまくて、彼の宣伝で頭がガッチガチになっている大阪市民も多いと思いますので、話を大阪から日本のほかの場所に移して一度考えてみたいと思うのです。
橋下維新の会は、大阪市が大きすぎるから解体しなければならないというのですが、大阪市の人口が２７０万人なのに対して、横浜市は３７０万人ですよ！１００万人多くて１３０パーセント以上の規模です。
だからって、横浜市が大きすぎるから解体した方がいいなんて発想あり得ますか？
横浜市がなくなって神奈川県だけになってしまうんです。
そんなの、横浜市民だけじゃなくて、全国民が哀しむでしょう？
つまり、横浜市には横浜だけの伝統と文化があり、横浜市を内包しているものの、神奈川県と横浜市は全く別物なのです。
仙台市を解体して宮城県だけになったらダメでしょう？札幌市を解体して北海道だけになっていい？？大きいから名古屋なくして愛知県だけ？
橋下徹大阪市長と大阪維新の会がやっているのはそういうことなんです。大阪維新どころか大阪の破壊ですよ。
ところで、全国の人から見れば、大阪市と大阪府とたまたまどちらも同じ大阪がついているので、その区別がつきにくいかもしれませんが、中身は全くの別物（らしい）です。
実は隣の兵庫県に住んでいる私にもしかとはわかりかねますが、神戸市と兵庫県とが別物で、神戸市を解体したらあかんのはよくわかります。
じゃあ、名前が同じということで、福岡市を解体して、福岡県だけになる、としましょうか。これは福岡市民にとってはたぶん号泣ものだと思うのですが、橋下徹と福岡維新の会があったとして福岡市を解体し、４つの特別区に分けるとこうなります。
福岡県には、北九州市と大牟田市と久留米市と柳川市と・・・・・となって、福岡市がないんです。４つの特別区だけです。
広島市を解体して広島県だけにしてしまった広島にも同じことが起こります。
しかも、大阪市を解体しても大阪都ができるわけじゃない。こういうのこそ、創造のない破壊、というのです。
「大阪都構想」の嘘１ 住民投票可決でも大阪は「都」になれない。大阪「都」構想とはずばり大阪市の解体だ
大阪「都」構想はお金の問題もひどいが、それだけではなく、地域の独自性や文化の問題が深刻です。
橋下市長がかつて初めて文楽を観に行って「わからない」と思わず言ってしまって恥をかき、その恥を打ち消すために「文楽は客のことを考えていない！」と圧力をかけまくったことがありました。
自分がつまらなかったんだったら、それはそれでよかったのに、もう自分が笑われたと思い込んでしまって、どうしても許せない。
その時に、私は橋下市長のことを「浪速のタリバン」なのかと書いたことがあります。
自分が理解できない教養や文化を徹底的に憎む言動がタリバンそっくりだと思ったからです。ちなみに、アフガニスタンのタリバンというグループが仏教と偶像崇拝が許せないと、バーミヤンの大仏遺跡を破壊したことがあったことから連想しました。
世界無形文化遺産の文楽を滅ぼそうとする橋下大阪市長は浪速のタリバンなのか
橋下市長 生涯２度目の文楽観劇で、近松門左衛門の曽根崎心中に対して「演出不足」とは何様のつもりか
恥をかいたから補助金を凍結したというのがすべて 浪速のタリバン橋下市長ｖｓ文楽問題を総括する
人間国宝竹本住大夫さんは橋下市長が文楽に圧力を加える中、２０１２年に脳梗塞で倒れ、２０１４年引退された。
橋下市長と大阪維新の会は、二重行政が無駄だという例として、大阪市立大学と大阪府立大学があるのが無駄だから一つにするというんです。
でも、神奈川県と横浜市には独自の文化や風土があるという話からお分かりのように、大阪府立大学と大阪市立大学は全く別の大学で、「かぶって」ないんですよ。
違う校風や、伝統や、歴史や、教授や、学生や、校舎の大学があることに意味があるんです。教養や文化や伝統や教育など、人間の高尚な分野に属する活動は、効率だけでは測れないのです。
だいたい、かぶるというのなら、国立大学である大阪大学があるのだから、大阪府立大学も大阪市立大学も、およそ公立大学なんて大阪に要らないじゃないですか。
そんなこと言いだしたら、大学という点で抽象化すれば、大学なんて全部かぶってるんだから、日本には日本大学しかいらないんです（アジアには東洋大学か亜細亜大学だけでいい？！）。
橋下市長と大阪維新の会には、個人や地域の独自性だとか、文化だとかいうものへの理解が全く足りません。
橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は２０１３年１月４日開かれた「大阪新年互礼会」で、記者団から「今年の漢字」を尋ねられ、橋下市長はしぶしぶ「愛」と書いたそうです。「愛」を選んだ理由について橋下市長は「僕らに一番欠如しているのが愛情だといわれている。今年は職員や関係者に愛情を持って接していきたい」と答えた、というのですが、愛なき自分に自覚はあっても、愛はとうとう芽生えなかった。
そもそも、橋下市長には大阪市に対する愛がないんですよ。自分が大阪市じゃなくて、豊中だか箕面だかに住んでいるからか？！
いや、そうじゃなくて、なんだか本質的に何に対しても愛がない。
たとえば大阪府知事時代の橋下氏は２００９年１０月２９日、大阪市内で企業経営者ら約７５０人を前に講演し、大阪について
「こんな猥雑(わいざつ)な街、いやらしい街はない。ここにカジノを持ってきてどんどんバクチ打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」
と述べました。
続けて、橋下知事は京都と奈良を「世界に誇れる観光の街」、神戸を「日本を代表するファッションの街」と位置づけ、
「大阪はエンターテインメントの街でいいじゃないですか。都市で役割分担して、上がってきた税収を分ければいい」
「大阪をもっと猥雑にするためにも、カジノをベイエリアに持っていく」
と、大阪南港でのカジノ構想を改めてぶち上げたのです。わざわざ猥雑にしたいんです。彼は大阪のことが嫌いなんじゃないのか。
だから、大阪市民は彼らの愛無き大阪市解体だけには乗っちゃダメなんです。
愛がない橋下徹シリーズ
大阪に対する「愛」がない橋下市長が安倍首相にカジノをおねだりした
「『子どもが笑う』 とは皆さんが笑うことではない」橋下大阪府知事が女子高生を泣かせたハシズム全開討論
桜宮高校生徒への嫌がらせに見るいじめ社会での大人と橋下市長の責任
彼の人生のなんと殺伐としたことか。
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横浜と人口だけで比較するなんて全く愚かな話です。大阪と横浜、GDPはどちらが上か知ってますか？予算規模はどちらが上か知ってますか？人口だけなら昼間人口は大阪市のほうが上。大阪市は他の政令市と訳が違うんですよ。
神奈川県のように県と市が上手に役割分担してれば別に都構想なんていらないんです。橋下市長の話をちゃんと聞いたことあるのですか？大阪の実情知らないのにあれこれまぁよく言えますね。
歴史や文化？江戸から東京になったら文化がなくなったのでしょうか？東京府、東京市から東京都、特別区になったら文化がなくなりましたか？大阪市役所という組織がなくなるだけで歴史も文化も生活も残ります。まったく何を言ってんだか…
王様に見習えとばかりに、橋下支持者も批判的な意見には黙ってほしいようですね。
「大阪の人間が決める」？？？
大阪都構想（それは偽りの名称で本当は大阪市解体）はただ役所だけが解体されるだけでは終わりませんよ。
そう思うのは橋下氏の弁論に洗脳されているだけです。
まず、地名が変わるでしょう。それぞれの地名にはその由来する文化が
今回の住民投票で決めることのできるのは大阪市民だけですよね？
これもおかしなことですよね。
それでは大阪市民以外の人も、言論は一切しませんか？
そんなことはないはずです。
昼間人口が夜間人口よりすくない、住宅都市の横浜と比較すること自体に意味がないです…。
ちなみに大阪市の昼間と夜間の人口比率は、東京特別区よりも高いです。
大阪が形だけ真似てもね
大阪市だけなら1人優秀な市長がいればよいが それを小分けすると沢山優秀な区長が必要だよ
今まで優秀な市長がいなかったから大阪市がダメだと言うならたった1人の優秀な市長すら作れなかったのに 複数の優秀な区長など作れないよ
完全に行政区が分かれるから協力もできないよ
形だけ変えても何も変わらないよう
時間とお金と労力の無駄が1番の無駄だね
二重行政？の問題点？
簡単
バカな市議府議を選び続ける有権者を変えればすぐ解消できるよ^ ^
変わるべきは住民ってことだw
二重行政は無駄だ、大阪活性化に関し対案を出せ！と維新議員はすぐにのたまうが、大規模投資で街がよくなるならこんな楽なことはない。
大阪市が活気を取り戻すには、市民協働しかない。
また、都市格、魅力もその地の人の息吹、歴史が備わって初めて風格・価値が上がるものである。
例えば御堂筋はパリのシャンゼリゼ通りよりも価値が高いと欧米人に言わしめているが、その実は関一市長の下、市民の協力（土地のセットバック）により作られた、まさに行政、市民一体となって作られた歴史による価値が大きいのであり、単に金をかけて工事して作ったということとは雲泥の差があるのである。
また、スマホやパソコンが年を追うごとにスペックをあげなければ処理できないくらいのデータ量の拡大があるように、行政も年を追うごとに需要は細密化し、拡大していく。
これまで、大阪の専売特許のような、行政の力だけでなく、自分たちで街を作っていくという姿に立ち返る必要がある。
全国の大都市の中でもまだ組織率の高い町会が核となって防災活動や子供の見守り、はては介護・福祉といった分野まで協働していかなければ行政コストは右肩上がりとなっていく。
橋下維新はこれとまったく逆のことをしてきている。
協働市民を減らし、クレクレ市民（消費型市民）を増やしている。
生活保護も、もらえるからもらう、という意識がその際たるもの。
橋下維新は手始めに町会を自らの詐欺行為の支障としてぶっつぶし、大規模投資が活性化する全てだとの考えの下、カジノや難波筋線ができれば経済活性化して全てうまくいくといった幻想を振りまいている。
その実、維新の面々の目的は土木利権であり、そういう事実がばれるであろう5年後、10年後までには自分たちだけが儲かる仕組みを作り上げて逃げているであろう（地下鉄や水道などのライフラインを民営化しようとするのもそういう企みのためであろう）
橋下もご執心のカジノからは莫大なバックマージンをもらう約束でも取り付けるんだろう・・・
裏切られたことを知った市民はさらに行政・政治から離れていってしまうこととなる・・・
このような悪循環でにより立ち直ることができなくなるであろう・・・
こういった詐欺をぶっつぶすには今しかない。
みんなで反対の声をあげよう！
■まず、地名で伝統、文化は無くならないと思います。伝統や文化は地域の生活とともに出来上がったもので、国や地方行政の影響がないところに、伝統や文化があるのではないでしょうか？
大阪は北摂、河内、泉州等の地域に分かれてます。北摂市や泉州市などはありませんが、それぞれ地域性が存在し、方言も違います。
もちろん、区の名前には違和感のないものをつけて欲しいですが（南セントレア市のようなものは勘弁です）、名前で伝統や文化がなくなるというのは飛躍しすぎだと思います。
■市を解体すると何度も言って、その土地の行政がなくなり空白地になるような書き方をしてますが、そうではないと思います。
府と市（区）で業務分担をするということですよね。
考えてみて下さい。これまで私は生活する中で市役所や区役所には行きましたが、府庁や県庁には行ったことがありません。ほとんどの人がそうではないでしょうか？
生活するうえで、一般にお世話になることを区役所が行って、それ以外の行政サービスを都が行うということでしょう。
■あと比べる対象ですが、横浜市との人口の差については、他の方が述べられているように昼夜で違うようですね。
神戸市については、北区や西区といった田舎（といっては失礼ですが、、、スイマセン）のような地域もあり、都心部が神戸市内に収まってます。
方や大阪市は都心部が大阪市内に収まってません。堺市や東大阪市、隣県の尼崎市まで広がっています。
道路、鉄道、経済等の行政サービスは大阪市と府で分けて考えるべきでないと思います。この辺りが2重行政の原因の一つではないでしょうか？
やはり単純に人口や政令指定都市だからといった比較的は安易すぎると思います。
■都という名前について
私個人的にはどちらでも良いと思いますが、
・形やイメージから入るひとがいること。
・前に聞いた話では、東京も府から都に変えた時の法律によると、大阪も都になると聞きました。
・逆に大阪を都という名前にすることに反対する人は、イメージだけで反対している気がします。
都道府県に序列をつけ、東京が中心だ（しいては関東中心、他県はでしゃばるな）とでも言いたいのでしょうか？
こんなことで地方分権や、地方再生ができるのか疑問です。
大阪が都に変わっても首都は一つだし、大阪が上手く行けば、他県で都にするところがあっても良いと思います。
あまり文章は得意ではないのですが、伝わりますでしょうか？
維新という大きな文化の変化がありました。江戸文化は終わりと告げ、「文明開化」の文化がはじまりました。
東京府、東京市から東京都、特別区になったら文化がなくなりましたか？
東京市が終わりを告げ、東京都が誕生したのは昭和16年に内務省の指導のもとに行われました。まさに、日本が戦争一色になっていた時代です。
東京都長官の指揮監督を通じて内務省による統制が強化されるという目的をもって東京市は廃止され、という京都が誕生したのです。
しかし東京の場合は、大正12年の関東大震災がありますから、すでに災害に文化が破壊を経験していたという痛みがあったという背景があったと思います。
そこには明らかに過去の文化が破壊されるという点は否めないのです。
橋下氏が党名を「維新」としているのも意味があります。
そこには、明らかに、今までの大阪の文化を終わらせ、自分の権力欲を満たす、橋下文化を大阪に形成しようとしているのです。
「名前をつける」という行為は、その対象が自らの権力下にあるということを示すものです。
「都」という名前にこだわる橋下氏の意図がそこにあるのです。
いえ、ものすごく大きな意味がありますよ。
橋下氏は通常「都市圏の中心で昼間人口が多い事が原点にある」とは全面に出していません。
むしろ、このブログ記事にあるように、
「大阪市が大きすぎるから解体しなければならない」と主張しているのです。
だから横浜市との比較によって、それは嘘であることが明確になります。
そこで宝塚市民さんが指摘されたように、本当の問題は「大阪市が大きすぎる」ということではなくて、「昼間人口が多い事」が問題だということが明確になってくるのです。
そのことによって、今回の都構想（実質大阪市解体構想）の賛否が、昼間人口の人々には投票権が無く、夜間人口の人々にのみ投票権がある、という事実が明確になります。
すわなち都構想（実質大阪市解体構想）は結局誰のための構想なのか？そこに住む人々のためのものではなく、昼間そこを利用する人々のためのものであり、そのため、そこに住む人々の利益は明確に低下するものだ、ということです。
そこに住む人々の不利益をこうむる選択をすることになるので、その選択権はそこに住む人々だけに与えられるということなのです。
大阪市民の皆さんはそこを十分に理解したうえで投票していただきたいと思います。