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橋下大阪市長は、従来リベラルと言われた層にも手を突っ込もうとしているのだと思います。
沖縄普天間基地県外移設だとか、関西電力に対する脱原発依存株主提案だとか、リベラル派が喜ぶような口約束も、ちりばめています。大阪市の予算でも子育て重視など、なんとなくリベラルっぽい政策も入れてはいるわけです。
しかし、橋下維新の会の本質は自由と人権の蹂躙にあります。
それは、教育基本条例や職員アンケート問題、職員メール盗み見問題などで明らかでしょう。
ワタミの会長を教育担当の特別顧問にし、教育は2万%強制と言い切る彼らに愛もヒューマニズムもありません。
橋下維新の会はオワコン 大阪市職員2万3000人分のメール無断調査は通信の秘密侵害で憲法違反
究極の偽善者 ワタミの渡邊美樹社長 女性新入社員過労自殺の労災認定にも全く反省せず暴言ツイート
ところで、橋下維新の会代表の昨日2012年2月24日のツイートから、ちょっとしたブームが起きているそうです。
「世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。」
この末尾の「全ては憲法9条が原因だと思っています」の飛躍ぶりが受けて
「あたいの胸が小さいのも全ては憲法9条が原因だと思っています」
「オレの頭の毛が薄いのも全ては憲法9条が原因だと思っています。」
「私がモテないのはどう考えても全ては憲法9条が原因だと思っています!」
「確定申告の準備が遅れてるのは憲法9条が原因。」
といったツイートが連発されたのだとかw
がれき処理が進まないのは、原発事故が起きたからです。放射線の問題がなければ9条とともに66年歩んできた全国民も、喜んで受け入れることができるのです。また、がれきの放射線量が安全だという政府が信じられないという不信感がこの問題の根本にあります。
国民をなめてはいけません。
また、この人の脱原発が偽物である事もはっきりしました。
瓦礫処理問題については私も一言書きましたが、瓦礫処理問題の根本はこれまでの原発推進政策にあります。
がれき処理が進まないのは9条のせいというのが、胸が小さいのが9条のせいというのに匹敵するトンデモ飛躍だと、気づく国民はまだ健全だと信じていいのかな。
大阪市の橋下市長は、2月24日、このトンデモツイートを受けて、記者団に対する話の中で、今後の日本の安全保障政策を決めるためにも、憲法9条の改正の是非を問う、国民投票を実施すべきだという考えを明らかにしました。
この中で、橋下市長は、憲法9条の改正の是非を「維新八策」に盛り込むかどうかについては、「国に関わる問題であり、一政治集団が、ああだこうだと決めるわけではなく、国民に決めてもらう領域だ」と述べています。
これは笑ってしまうと言うか、首相公選制だとか参議院廃止だとか、すべて憲法を変えないと出来ない国の統治の根本変革です。それはすでに主張しておいて、憲法9条だけ、「国に関わる問題」だから、自分たちには決められないなんて、そんなの政党と言えません。
自主憲法制定を綱領でうたっている自民党の方が、よほど正々堂々としていると言えるでしょう。
橋下維新の会は、9条の会など、護憲勢力という「寝た子」を起こしたくないのでしょう。
しかし、橋下市長は、憲法9条について、「集団的自衛権をはじめとする、ありとあらゆる安全保障の考え方の根源は、憲法9条の価値観にあり、国民がどういう方向を取るのか確定しないと、安全保障の議論はできない」と、述べました。
そのうえで、「憲法9条については、一定期間を区切って大議論し、国民投票で右か左か方向性を示すことを、日本人全体で決めなければならないときにきている」と述べ、今後の日本の安全保障政策を決めるためにも、憲法9条の改正の是非を問う国民投票を実施すべきだという考えを明らかにしているのです。
国民投票をするなら、国会で憲法「改正」案を出して、総議員の3分の2以上の多数で可決したときには国民投票にかけるという憲法の規定がすでにあるのですから、それによるべきです。そうでなくて国民投票したって法的には何の意味もないのですから。
世界で一例も実際に行っている国がない、イスラエルでも失敗した首相公選制など、維新の会の言っていることは、本気とは思えないことばかりです。
普天間基地県外移設なんて、民主党がそれで「爆死」した状態なのに、どうやって実現するというのか。かつて橋下氏が知事として放言したままの「関西空港への普天間誘致」を公約するなら見ものですが。
憲法改正を何度もしないとできない公約ばかり掲げる橋下維新の会は、ただ賞味期限が切れる前に目立ちたい、勢力を伸ばしたいと言うだけで、実はやる気や信念がありそうでないわけです。
やりたいことは、自分に反対する者たちをなぎ倒したいだけ。
大衆受けを狙って公務員や学者や新聞には牙をむくが、テレビ界の重鎮にはこびへつらう。公約は「受ける」ことが主眼にあって、やるべきかどうか、どころか、やれるかどうかは度外視。
それが橋下大阪市長の本質です。
橋下市長は記者団に9条は「他人を助ける際に嫌なこと、危険なことはやらないという価値観。国民が(今の)9条を選ぶなら僕は別のところに住もうと思う」と述べているのですから、実際には、ゴリゴリの改憲派で、「国民投票」の中で、改憲派としてガンガン活動することは明らかです。
橋下維新の会はリベラル層を分断して、より広範な支持を得ようとしていますが、自由と人権と平和を大切にしたい人々は、決して騙されてはいけないと思います。
なめられてはいけません。
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大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は24日、戦争の放棄をうたった憲法9条の改正について「一定期間議論して、日本人全体で決めなければいけな い」と述べ、2年かけて国民的議論をした上で、国民投票を実施すべきだとの考えを明らかにした。次期衆院選の政権公約となる「船中八策」に、9条改正に関 する国民投票の実施を盛り込む方針だ。
橋下市長は記者団に9条は「他人を助ける際に嫌なこと、危険なことはやらないという価値観。国民が(今の)9条を選ぶなら僕は別のところに住もうと思う」と述べた。
また、消費増税については「今のような社会、年金、医療保険システムが前提なら、砂漠に水をまくようなものだ。抜本的に社会システムを変え、どこから税を取るかという話をしないといけない」と述べ、慎重な姿勢を示した。【原田啓之】
毎日新聞 2012年2月25日 東京朝刊
これまでの言動、諸施策より、彼の本質が独裁であり、彼が行うことはすべて独裁を達成する手段であり、方便であることは明らかです。手遅れにならないうちに大阪市民は彼をリコールすべきです。
案の定、「改正賛成!!!!」「押しつけ憲法改正OKでーす」などなど、橋下市長さんの支持が多くて、ビックリしました。
まだまだ、人気がありますねー。
先生のご指摘のように、彼の9条の解釈って
めっちゃ「珍説」ですよね(笑)
どうして、彼は司法試験に合格したんでしょと正直思ってしまいます。
司法試験受験生は「芦部先生」の「憲法」を勉強するのがスタンダードなんですが、「芦部憲法本」に「自分の命に危険があれば、他人は助けないというのが9条の価値観」なんて、こんな内容は書いていません(苦笑)
「ハシモト説の誕生です(激笑)」
それにしても、
彼に対する熱狂してる人たちって、彼の話している内容について全く理解していないんです。
あーいう熱狂ぶりを見ると、イメージしか伝わらなくて、コトバって伝わらないんだなぁと無力感に襲われてしまいます。
最後に僕もツィ―ト
「僕が受からないのは、9条のせいだ!!!!」
「僕が失業してるのは、9条のせいだ!!!!」
なんだか、悲しくなってきたのでこれ以上コメントはやめておきます(爆)
ではあなたに何が出来る?
切羽詰まった大阪の為に、何が出来る?
何なら府知事、市長にでもなれば?
言うだけ番長は前原だけでよい。
対案を考え、松井知事や橋下市長に提案すれば?
できもしないクセに、外野で批判ばかりは
鬱陶しい。
これじゃあこの間の『朝まで生テレビ』の
コメンテーターと変わりない。
折角いい方向に動き出そうとしているのに、
足を引っ張ってどうする?
元に戻せばいいのか?
大阪が沈めば、あなたにも批判が来るだろうね?
ただでさえ今の日本は、先日のイタリアの
豪華客船のように、傾き沈んだままだ。
何せ船長の野田が逃げ腰だ。
他の乗組員も逃げ出そうとしている。
国民はその日本と言う船に取り残されたままだ。
そんな状態なのに、言うだけ番長の多い事。
さて、あなたはそんな日本を見てどうする?
何ができる?
大阪府民・市民はバカじゃないね。
去年の選挙が結果だよ。
大阪府民を大阪市民をバカにするんじゃない!
いずれ痛い目に会うかもね。
さてこの日本に居られるかな?
嫌なら日本を捨てて、海外へ移住しな!
私は大阪市民ですが、良くやってると思ってます。他県の方は知らないからだと思う。
それほど大阪はヒドイ状態です。
彼がリベラルだとは思ってませんが、と言うより核武装論的くらい右寄りかもしれませんが、今の政策、ブレーンの集め方みても間違ってるとは思えない。
子供じみた批判は逆に胡散臭いです。
憲法問題はそろそろ本気で今のままで良いのか、そうだとしたら安全保障は自衛隊は海外派遣はどうするのかを議論しなけりゃなりません。
9条問題はそろそろ待ったなしです。
私は今のままで良いとは思ってません。
武力で解決するとは思ってませんが必要です。
とは言え、かなり行き過ぎ感はありますが、批判するだけじゃ絵に書いた餅と同じだと思います。
ただの飛躍した論理か
しかし、私の友人である市で公務員をしている人が言ってたのが笑えたんですが、
「彼(大阪市長)は、どんないい加減なことでもしゃべり続けなければならない。そうでないと飽きられてしまうから」
「そんな馬鹿な」とそのときは思いましたが、今ではそれが的を得た評であるような気がします。
「そ、その発言の意味はなんや?なんや?」といちいち振り回され、その発言に責任も持ってくれないとなれば、そしてそういったたぐいの発言がどんどんされるとしたら、こちらの考えるのが追いつかない。まるでマインドコントロールを受けるようなのであります。
間違ったことをドンドン言って、自分はそのときそのときウケることしか考えてない。その間違いを他の人が指摘するのも、そうとうな手間がいる訳ですけれどね。その手間をかけていただいて、いつもありがとうございます。
思考力は失わないでいようと思います。
「憲法九条」だけに限ったことではなく、理由にならない理由を付けては強引に物事を押し進める橋下氏の手法は、彼のオリジナルではなく、暴力団のやり口そのものです。
彼は市職員の給料をカットした上に大阪市民に痛みを伴う負担を求めています。平松前市長の時には大阪市の財政は健全だったはず。そんなに支出を抑えてあまった金を何に使うつもりなのでしょうか?
暴力団のための施設であるカジノ(賭場)に使うつもりとしか考えられません。
でも、そこで記者団は「社会の公器」として、こう言い返せばよかったのです。
「それじゃ、どうぞ別の国にお住みください。軍事国家は世界にたくさんありますよ」と。
橋下氏にかぎらず、この手の発言をする政治家は、実は本当の意味での国家防衛というのをちっとも分かってないのです。
健全な国家防衛というものは、その国家の事情にあわせてしっかりと地に足がついた健全な国家意識を伴っています。
私はこれでも海外生活経験が3年近くあるので、これは自信を持っていえます。
橋下氏のような人は自分は安全地帯にいて、単にウケをねらって改憲発言をくりかえしているだけです。君が代の件だって、橋下氏は、単に自分に従えと叫んでるだけで、とても本物の愛国心から言っているとは思われません。
大阪(だけでなく日本)には、乱暴な改革者はいりません。橋下氏は、その場その場の思いつきで暴言を吐いたり、愚かな政策を出したりで、かえって混乱をおこしてるだけです。
あまりコメントしすぎるのも…と思いましたが、橋下擁護者の口汚い下品な書きこみまで載せる寛容なray先生や、先生と志を同じくするみなさんを応援するため、また書かせていただきました。すみません。
私が見た橋下擁護者のブログには、反対者の意見を受け入れる寛容さはゼロでした。
それでもう民主主義失格です。そんなところの書き込みを見ていると、「奴隷頭」に忠実につかえる奴隷みたいで、心の底から気の毒になります。
地方分権推進(ビシッ)
これはいかに・・・
地方分権も中央集権も一長一短なのは地方分権論者も中央集権論者も当然のコンセンサスですが。
それを解決する唯一の手段、全体主義によってのみ解決出来るってことでしょう。
私は保守思想ですが、彼は不愉快ですし、矛盾を指摘しないマスコミはいかがなもんでしょう。
憲法9条をそろそろ代えようとか、よく聞く意見ですが、そもそも私たち日本人がどれだけ憲法の知識があるかとても疑問です。
なぜなら、今の日本国憲法に関する勉強って、
中高含めてさほど熱心に勉強した覚えが全くありません。
おそらく、保守政党が与党だったことと関係していると想像しますっ。押しつけという一言で改正を正当化しようとするなんだか乱暴な意見ですよね。
それにしても、戦後66年日本の自衛隊が外国人を一人も殺していないという素晴らしい事実があるのに、なぜそれを改正しようとするのでしょうか!?
あと、橋下さん好きな人たちのよく言うセリフってパターンがあって。
「だったら、お前やってみろよ!!!!」って
ワンパターン過ぎますよね、この手の非難。今このセリフを一番言いたい人は橋下さんじゃなくて、きっと野田さんでしょう(爆)
政治家を支持しても良いけど、だからと言って芸能人みたいに信奉しちゃダメじゃないでしょうか!?
さぁ、改正論議の前にしっかり憲法を勉強しよう!!!!
そのような言論や表現は必然的にワンパターンとなり、個性がなくなってくる。
言葉・表情・顔がみな同じになってくるのだ。
手を斜め上にかざして、「ハイルヒトラー」
社会が暗く、不安で困難な状況であればあるほど、民衆は、独裁者に期待を抱き、期待は、自分の自由意志や人格さえもあけわたし、平時には考えられないようなことをファシズム中には行われてしまう。
ある種のマインドコントロールのような人格変容が起こっているようだ。
それがセリフがワンパターンになる理由のひとつ。
そのような人間が多数派となってしまった国では、論理の飛躍が飛躍とは感じられなくなる。
もうひとつのワンパターンの切り返しの表現をあげよう。
「飛躍と受け取られるぐらいの強い論理がないと9条を変えるのは困難なのです。」
だから自分の意見を受け入れないと日本は変わらない~日本はつぶれる~と恐怖感をもつように働きかけます。