女優の波瑠(24)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)の最終回が2日に放送され、全156回を通じた期間平均は23・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
朝ドラとしては2002年前期「さくら」(23・3%)を上回り、今世紀最高を記録したことが4日、分かった。
波瑠は同局を通じて「みなさん、最後まで連続テレビ小説『あさが来た』を見守ってくださって本当にありがとうございました。『見ていると元気が出ます』と言っていただける、この朝ドラに出演できて光栄に思います。わたし自身、とても貴重な経験をさせてもらいました。放送は終わってしまいますが、びっくりぽんなこの物語が、みなさんの心の中にいつまでも生き続けますように。ありがとうございました」と感謝のコメントを発表した。
制作統括の佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは「『あさが来た』を大勢のみなさまにご覧いただき、心より感謝を申し上げます。幕末から明治にかけての時代に大阪の町で生きた、でこぼこ夫婦の愛の物語を通じて『近くにいる大切な人をもっと大事にしよう』という気持ちになっていただけた瞬間があったとしたら、制作者冥利に尽きます。本当にありがとうございました」とコメントした。