今日も有難うございます

　今日は”秋の蘭展”の2日目となりました。

開店と同時に御来店いただきまして始めてのお客様やなじみのお客様など入り乱れ状態でバタバタと過ぎてしまいました。
山口県や高知の若く有名な愛好家○○○さんなど色々な方々で話題も色々変化があり楽しいですね。
やはり新しい若い愛好家の方は着実に増えてきているようです。

交換会に出して見ましたら■青山陶窯■さんの富貴蘭鉢は弊社上代にて結構売れてしまい今回のイベントでも好評で残り少なくなってまいりました。（もともと鉢以外の作家さんで香炉などの作品は高価な方です。）
ストックも僅かでございますのでご興味のおありのお客様はお早めにお求めくださいませ。

今日は■日月光■の縞が売れたりで寂しさもありますが色々な春蘭・富貴蘭の話題でわいわいがやがやと多数お買い上げ頂きまして誠に有難う御座いました。

何だか昨年秋の同イベントの時よりも雰囲気がずいぶんと変わってきているようで活発な方が多くなったように感じます。
ご贔屓にしていただいているお客様も在来の銘品の見直しをされたり個々さまざまなお取り組みが見られ”ご自身の楽しみ方”を大事にされる方が増えてきたようでついついお話しも進んでしまいます。

ほんとうに楽しいですね。
残り2日となりましたがこの前半は特に長く過ぎたような2日間でした。


残り2日間もお楽しみいただけるよう取り組んで参りますので是非お立ち寄りくださいませ。

 

本日も有難う御座いました。

 

秋の蘭展の初日が終わり・・・

　いつもイベント初日はドキドキします。
いつもと違うお店の雰囲気が出ているかな～とか
お客様に来ていただけるかな～とかお客様に蘭を見ていただけるかな~などなど心配は尽きません。

何年やってもいつも同じで進歩はありません。
しかしこのドキドキする気持ちをいつも大事に続けようと思っています。

このところいろんな面で選択肢が増え通り一遍ではなくなってきた
蘭の世界ですが惑わされること無くいつまでも自分が良いと思うものを大事に続けて行きたいと思っています。

いまだに分からないことだらけで興味は尽きません。
分かってしまったら面白くないのかもしれませんが・・・

今回も仕入れをした蘭は綺麗ですが他は？？？と思っていましたが手を入れることで見違えるように輝き出します。

この瞬間が大好きです。
見て惚れ惚れします。

やや　これもいいな、と新しい魅力の発見でついつい予定以上に作業をしてしまいます。
これを言いたかったんだなとうなずいてしまいます。

楽しく過ごせるかどうかは自分次第だといつも蘭に教えられます。

 

こんなことをあれこれ考える1日でした。

面白いことに朝からお昼過ぎまでは春蘭で午後過ぎて夕方までは富貴蘭と綺麗にスイッチが切り替わったようでこの時間別のお客様の嗜好も興味深い楽しさでした。

 

 

 

 

本日より開催！！

　　恒例となりました弊社の秋のイベント

 

　　■■秋の蘭展■■が

　　本日29日よりスタートいたしま　　す。

　　　10月2日（月）まで開催いたします。

　　　時間は10時~17時・花ごよみ新店舗にて

春蘭の入荷が遅れギリギリで準備がようやく整いました。

春蘭・富貴蘭・鉢・資材と取り揃えて皆様の御来店を心よりお待ちいたして居ります。

また今回、

イベント記念といたしまして

弊社オンラインショップ

御登録会員様向けに

新潟松永蘭園製・

春蘭用固形有機肥料


富貴蘭用・ニュージーランド

水苔各種

を　イベント期間中に限り

数量限定にて割引販売

いたします。

後ほどオンラインショップにて販売いたしますので是非ご利用くださいませ。

 

東京より帰り・・

　昨日より出張に出かけて居りましたが
今しがた、東京より帰りました。

昨日は懇意な関東の業者さんのところでご厄介になりお昼から
夜遅くまでお付き合いいただきました。
ここはほんとうにお客様の御来店が多いところで
いつも忙しくしていらっしゃいます。

内容の深い商品構成でいつも楽しめる環境作りを心がけて居られるようでいつも感服しております。

先日の金曜日、土曜日は山口でもご厄介になっており
これからの時期は来月末の上野の総合展示会、全春連秋季柄物大会、11月第2週の松永蘭園さんの寿会と関東あるいは関東経由での出張が続きます。
この間も再々お会いする機会があり楽しみです。

今日は、伝統園芸協会の秋の交換会で上野グリーンクラブに出向きました。
夏前以来会う方も多く再会は楽しいです。
春蘭主体の交換会ですがこのところの荷物の少なさの割に売上は伸びボーダーラインもクリアできて盛況のうちお開きになりました。
私は明日明後日と弊社のイベントの準備がありますため今日中の帰宅を余儀なくされ懇親会には出席できませんで申し訳なく思います。

以前ご紹介いたしました韓国産の先斑縞の花変わりを洋やウ持ち帰ることが出来ました。
この木は私が韓国に行き始めの頃持ち帰った直根付き山採りの蘭だったそうでとても懐かしい思いでした。
当時は現在とは嗜好が異なり直根付きの山採り確かな1鉢物の付加価値が高く株分けは歓迎されず縞は当然のごとく高値で、白系の先斑縞も数十万円～100万円超えが当たり前の時代でこの蘭もかなりの価格で買っていただいていましたが快く今の価格にてお世話いただきました。
厚葉とはいえませんがかなり矮化して葉表の虎もありこれに強い先斑縞を現し見た目も”チャボ葉変わり”でとても個性的です。
この木なら奇形花も咲くだろうなという雰囲気を持っています。

当時の1鉢物から増えてもそのまま栽培されて居りましたので散逸もなく全ての木を見ることが出来ました。
今年は花が付いていませんが来年花をつけてくれるように願って楽しみが増えました。

帰宅してみますとようやく掘割、ビオトープの防水工事が完了していました。
これで安心して水の循環が出来るようになりましたのでビオトープの製作も始めることが出来るようになりました。
今回は予算の都合上ＦＲＰ加工のみで仕上げが若干景色にそぐわない場所もありますので次回はモルタル仕上げをしないといけませんね。

蘭の配置替えも検討中で、まだまだお店の完成は当分先になりそうです。

 

 

刺激的な朝でした。

　昨日、山口での富貴蘭から今日は春蘭の1日となりました。
イベントが近いせいもありお店のビオトープ・掘割の防水工事も始まり朝からバタバタとして居りました。
およそ明日の出来上がりだそうですがＦＲＰ工事は臭いが大変ですね。
朝から頭がトランス状態でどうも車の運転感覚が鈍かったと思います。

それでも今日のお客様のお宅へ無事到着しましたが
春蘭を見てこれまでに最大級の鳥肌ものです。
先日、お電話にて交渉していい返事が頂けなかったのですが
見て納得です。

大げさなようですが作り物のような丸い葉で羅紗チャボ＋黄中透です。
先日ご紹介させていただいていますがこれまでに最もすばらしい姿になっています。

蘭の潜在力と愛培の賜物に感激です。
以前、全国大会で■不動丸■のデビューを　させて頂いたときも
不思議な感覚を味わいましたが
この蘭も恐怖を感じるほどのインパクトです。

自慢話のようで申し訳なく思いますが自分の中では
最大級のサプライズでした。

弊社恒例のイベント”秋の蘭展”にももちろん展示いたしますが
全春連の秋季柄物大会の参考品にも是非出展させていただこうと考えています。

たぶんご覧頂きましたら第一印象は交配か何かの作り物と思われることでしょう。
元木から見ている私が”ほんとう？”と思ってしまいました。

気にいった蘭は今でも入手に数年～かかることも多く大変ですが
入手できた時の喜びも大きいですし
デビューまでの道のりも数年からもっと長くかかります。
でも辛抱して仕上げることが出来ると何物にも代え難い
大きな喜びがあり、この醍醐味も蘭の魅力の1つです。

蘭はいろんなことで喜怒哀楽の愉しみを教えてくれる宝物です。

 

■□■建国殿の縞■□■

　無肥料の栽培で葉が少し痩せていますが
天然の建国殿から変化している縞です。

斑の色目が少し違うように思いますが
このような色でも出てくるようです。

葉表の紺爪や堅状線に沿った葉裏の紺爪など
これから楽しませてくれそうです。


右の下葉に紺爪が見えます。



葉裏の堅状線に沿って紺爪が見えます。

これから通常の栽培で色目の変化を楽しみにしています。

　　■□■建国殿の縞■□■

九州産・ルビー根■□■（仮）紫雲閣■□■

　本来、縞柄で葉裏に強い墨を流し
葉表もガシ（葉の縦皺）が強く濃厚な葉の地合いです。
また、根もガシ（縦皺)が強いルビー根ですが伸びは普通の
ように感じます。
春の立ちからも散斑の曙で上がるのですが夏～象牙色になり
この時期は最も冴えが良くなり雪白にハゼて立ち上がり
ハッとする美しさです。

写真でもそれなりに綺麗ですが
この時期の実物を是非お見せしたいです。



葉裏の墨と散斑がご覧いただけます。



初めて拝見してから数年の後に
私の所に到来いたしました。
入手までに時間がかかる蘭はそれまでの
時間を含めてより期間が長く楽しめて・・・
それも蘭の楽しみの1つのような気がします。

平戸産白曙虎■□■淡雪■□■

　本家の愛好家の方の門外不出秘蔵品で長く出てこない蘭でした。
初めて展示品を拝見したときに
なぜかとても引き付けられる不思議な魅力を
秘めており焦がれて所望して
長い年月が経過し・・・
もう諦めようかと思ったときに
最後にご本人に直談判してダメならもう諦めようと
急遽お邪魔し御本人にお伺いを立てました。

もちろんダメ（この蘭を出すときはやめる時とはなされていたようです。）なことが分かって居りましたので
私も自分自身の気持ちの整理を付けるつもりでお話しさせていただきましたらご本人がう～～んと悩んで私の顔を見られましたので
エッと思いこれで最後だと素直にお願いしましたところ

分かった、持って帰りなさい。

とおっしゃられた少し寂しいお顔が印象的でした。
震える思いで株分けさせて頂き・・
初めて見たときから約10年が経過していました。
諦めないでよかったと思うと同時に
この方のように大事にしなければと責任も感じました。

当時この蘭を直射光線でどうなるのかと
栽培されて居りましたために葉焼けなどで
余り元気が無く大事に育てようと持ち帰りました。

最初は根が異常に細くしんどい栽培でしたが
数年前より元気な根も出てくるようになりようやく
現在のようになりました。
力を付けるために日を抑えた栽培をして居りますので
本来の葉芸はまだ出きっていませんがもう大丈夫でしょう。

このタイプの芸のもの同様に曙芸は夏～秋にでて参ります。
根も春は泥赤根～赤根で葉芸とともにピンクになり出る場所
によっては素晴らしいルビー根になることも分かりました。






と、長い件になりましたが良い思い出とともに
大事な蘭です。

山口から帰りました

　先ほど山口富貴蘭会主催の創立25周年記念大会から帰りました。
いつも春蘭の行事と重なりなかなか参加できなかったのですが
今年は日程も重ならず参加させていただくことが出来ました。

関係諸氏方々には大変なご苦労が在った事と存じます。
どうもご苦労さまでした。
またご盛況おめでとうございました。
私は山口富貴蘭会会員でございますがいつもお手伝いできず
申し訳なく思っております。

山口の方々のお人柄がしのばれる
アットホームな雰囲気の中展示物は
超貴品から素葉らしい蘭が展示され
層の厚さを感じました。
私も展示に参加させて頂きまして
過分な賞を頂きまして有難うございました。

今回はこの時期に特に素晴らしい芸を見せる
ルビー根九州産の複芸品■□■紫雲閣■□■
を　展示させていただきました。
夏から雪白に近く冴えて立ち上がる総散斑の曙と濃厚な墨、
葉表の羅紗地合いで楽しめる蘭です。
近日中に写真を掲載させていただきますのでお楽しみに！！

この時期の展示は初めてだと思いますが興味を持って頂けた
方もあり嬉しかったです。

交換会では近況をみなさまご存知なように
このところ品不足で以前のように蘭が集まりません。
総体に相場は強含みで小売を逆転するものも多々見られました。
このところ韓国の業者さんのご参加も多く、今回もご多分に漏れず
かなり積極的に買い入れされておりました。

このような状況の中多数の業者さん（力不足の私を含め）が思うように買うことが出来なかったようです。

みなさまお疲れさまでした。

 

久しぶりに・・・

　これからのスケジュールを考え急遽
久しぶりに九州方面へお昼から出向きました。

天気も良くすがすがしい気候で、この時期の移動はずいぶんと楽ですね。
親しい方のご案内で短い時間にもかかわらず濃厚な探求が出来ました。

私は今年、春蘭の作は恥ずかしい出来で他所はどうかなと思っていましたが今年の気候にもかかわらずなかなかどうして良い出来で
また、蘭にもよく手が入っており大変気持ち良く拝見することが出来とても嬉しい蘭遊でした。

先週からようやく春蘭の入荷が始まりましたがなにぶん慌しくまだ整理がついて居りません。
本日も春蘭・富貴蘭と仕入れることが出来ましたが
明日からは山口で泊まりの為、明日の朝出来るだけ作業をして出かけようと思います。

イベント前の出張は月曜日からの東京で一段落いたします。

　月末の29日（金）～10月2日（月）まで

　　　　　　花ごよみ新店舗にて

　　　　　恒例の”秋の蘭展”を

　　　　　　　　　開催いたします。

　　今回は以前よりご案内させて頂いて居ります

韓国春蘭の羅紗チャボ黄中透を　ご覧いただけるよう準備中でございます。

富貴蘭・春蘭も続々と入荷中でございますので是非お出でくださいませ。