花ごよみブログ

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週末から出かけていました。続編

2008-01-30 00:17:35 | 日記

 この週末から出かけていました。

昨日の富貴蘭の交換会および役員会の為

大阪へ出かけていました。

2泊3日の予定が変更になり1泊2日になり子供を連れて

車で出かけました。

途中お寄りした関西エリアのお棚の近くで子供が撮影した

川のライトアップです。


手ぶれで結果面白い画像になりました。
         
          なんだか幻想的です。
                


  本当はこんな雰囲気で
        
     実際もとても綺麗でした。

現在、家内は実家の手伝いで忙しくしており

私と子供2人の男3人組で出かけまして

偶々、ホテルが和室となり久しぶりに川の字で

寝ましたがなかなか楽しい宿泊でした。

 

   お棚訪問のお話し

ご存知の方も多いと思いますが

兵庫県西宮市の豆葉で著名な大棚を訪問いたしました。

最近ご自宅を新しくされ温室を3Fに作られ栽培に励んで

居られます。


逸品揃いですがこの前側はもっと刺激的な
                      
豆葉の縞や覆輪が半端な数ではなくずらっと並んで

刺激が強すぎます。

このお棚の面白い点は富貴蘭だけではなく

野生蘭のコレクションや深山ムギランの変異

ナギ蘭・羊歯のなかまなど多彩な植物を栽培して折られる点です。

 

今回は温室入り口より一方向からのみプライベートに近い撮影を

させて頂きました。

機会がございましたらこの中の楽しい品種を

ご紹介させて頂きます。

 夜景を撮影したのはこの大棚の直ぐ傍の川ですが

歩いて散策するのにもいい環境ですね。

 今回、訪問させていただきましてまず驚いたのは

全て植え替えが完了し大変綺麗であったことが

第一印象でした。

これまでも上作で有名でしたが今回さらに

作に磨きがかかっておりどの品種を見ましても

力強く出来ており柄の冴えも以前よりも増して

感動物でした。

 特にお気に入りのジャンルである

豆葉の縞のバラエティーは壮観で今年度登録になりました

玉金剛の縞■金剛宝■なども素葉らしい柄で愛嬌も

満点なものがずらっとたくさん・・・

なかなか見る機会のない景色です。

特に力を注いで居られる玉金剛の変異種(縞など)は

これほどのコレクションは他に類を見ないほどの

層の厚いお棚です。

おそらく今年の作はより素晴らしい出来になるだろうと思われ

これからのシーズンが楽しみです。

また次回訪問させていただく機会がございましたら

色々と撮影させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 


今日は昼過ぎから雪が・・・

2008-01-29 00:57:44 | 日記

 昨日とうって変わり今日はお昼過ぎから

急に冷え込んで知らない間に雪がたくさん降っていました。

昨日帰りましてから今朝は書類の整理をしており

アルバイトさんに植え込みを任せていましたが

午後早めにお約束したお客様がお出でになったとたん

”さむ~~~”の一声でエッと外を見て

雪に気がつきました。


降り始めてアッと云うまに積もりはじめました。

昨夜、車で帰ってきたのですが

1日ずれていたら大変なことになっていたなと

          

ホッとしましたがあれよあれよと積雪が始まりました。

 随分と冷え込んで来ましたがこんな寒い中に

     
     最初は道路には雪が無かったのですが・・・

お客様にお出で頂けて嬉しかったですね。

ご熱心なお客様で昨日買った物を色々と見ていただきました。

アルバイトさんのお陰で整理も1日で終りましたので

直ぐにUPできそうです。


     直ぐにこんな景色になりました。

さすがに雪がひどく長居せずに早々にお帰りになりました。

      
     この位だと雪景色で良いのですが
              
             あまり積もると朝が心配です。      
 
  

この頃より家内が手伝いに行っている実家の配送センターが

当店よりも山よりにありますので心配していましたが

やはり自分の車では帰れずお父さんの車に

チェーンを巻き送ってもらって帰りましたが

仕事中も随分と寒かったようでぐったり疲れていました。

疲れ気味でしたので子供を連れ出したところもありましたが

それ以上に忙しかったようです。


私もアルバイトさんに今日はダメだね~~と云われ

どうも顔に疲れが出ていたようです。

自分では気がつきませんが運転も知らない間に

疲れが溜まりますね。

確かにきょうは少ししんどかった

(広島弁で”たいぎい”と言いますが)のでご発送荷作りも

ドタバタで何とか間に合いました。


雪か霙かでザラザラと降り続いていますので

朝はどんなもんでしょうね。

PS

携帯オンラインショップのリニューアルを検討しております。

プログラムがはや2年以上経過いたしまして

携帯電話も当時より性能が上がってまいりました。

携帯の画像がひどすぎとのご指摘もいただいて居りますので

クリアーな画像のプログラムにリニューアルを検討しています。

しかしパケット代金など心配事項もありますので

色々と検討を重ねた上で決定したいと思います。


天咲薄桃羅紗花・濃紺羅紗丸葉■□■(仮)沙羅■□■

2008-01-17 22:46:16 | ギャラリー 富貴蘭

 羅紗地の撮影は難しいですね。

ようやく羅紗葉の風合いを

少しは撮影できるようになりましたので

地元の愛好家さん作出の実生交配で出来た

オンリー1の葉変わりをご紹介いたします。

数本のみできた羅紗豆葉の中で芸の安定度・葉型で最も

優れたボリュームある羅紗豆葉系です。

昨年は初花を見ることが出来、これもなかなかの良い花で

花と葉芸・共にご紹介いたします。

■□■(仮)沙羅■□■と名づけました。

オンラインショップには販売品の割子が1点のみございます。

詳しくは下段よりクリックでジャンプいたします。


  花軸元を淡い紅で染め
        
        葉幅12mmのボリュームで間口6,5cm程度

天咲で薄桃をかけ羅紗花でもあります。
          
          これまで葉芸の乱れも無く葉重ねよく


         
        柚子の強い羅紗地ですが栽培は容易です。

距も太く短く羅紗地です。
        



       
      軸も力地よく染め根も濃厚な泥赤です。 

実生作出の意義が現れた逸品であると思います。          

■■□■(仮)沙羅■□■割子 ここをクリック!!


Made In Japanは健在です。

2008-01-16 21:24:55 | 日記

 このところ資材の海外発送が増えています。

愛好家の多いお隣の国、韓国で顕著にその傾向が見られます。

春蘭の培養土に始まり春蘭の楽焼鉢などで

実際には韓国内で製造するもののほうが価格も随分と

安価に製造できるようで一時期は韓国製や中国製が

良く売れたようです。


最近では富貴蘭用として日本国内に輸入された

AAAAやレイヤーモスなどのNZ産の水苔も人気が高く

例の素焼き鉢もオーダーが沢山入ります。


NZ産の水苔などは何故?と疑問に思う方も多いかもしれません。

それはどうもクオリティーの問題のようです。

NZ産の水苔も現地カンパニーにより製品にかなりの差があるようで

必ずしもAAAAであれば良いとはいえないようです。


また素焼き鉢も現地で生産したほうがはるかに安く出来るようで

現地生産もされ始めましたので受注が少なくなると

思っていましたらやはり注文が急増し始めました。

 

実は今日、ネオグリーンを出荷しました。

 

全ての資材が日本国内で購入するよりも

大幅にコストがかかり実売価格もかなり上がるのでしょうが

それでも日本製(苔は除きます)の物のクオリティーが

韓国内の愛好家の方々に絶大な信頼を頂いているようです。

また韓国の愛好家の方々の強い拘り

(価格よりも質が良い物が良い)を強く感じます。


このような海外の愛好家の方の嗜好は日本の中では

分からないことなのです。

価格が高くなるのは少しもったいないと言う気もしますが

先日の”テイラン”の件も含めて拘りの世界だと

いうことなのですね。

 最近忘れていましたがわが国の誇る生産技術

   Made In Japanは健在のようです。

  嬉しいことですね。

 


底冷えする1日でした。

2008-01-14 21:52:58 | 日記

 今日は昨日できなかった春蘭の撮影に挑みました。

昨日は鉢の撮影で終ってしまい今日こそはと

数点完了できました。

私は事務所にいる時間が長いのであまり分かりませんでしたが

アルバイトさんがあまりの底冷えに悲鳴を上げておられました。

広島沿岸部は温暖な気候ですがここは極寒の地かも知れません。


温室に内張りをしてこの程度ですので内張りの無かった昨年が

辛かったはずです。

しかし1昨年から愛用しております”クロックス”のお陰で

足裏の冷え(温室は足裏がとても冷えます。)からは

解放されておりとても有り難い靴です。

この分ではこれからの作業はピッチが後れ勝ちになるでしょうが

致し方ないですね。


 話は撮影に戻りますが

今日も晴れやかな気分です。

イメージに近い物が出来たように思います。

とくに春蘭の芸・葉質の表現に苦労していましたが

何とか自分なりには満足できました。

また、本日も蘭好きのお客様との話でとても楽しく

過ごすことが出来ました。

今日はブログのラッシュですので

是非ご笑覧下さいませ。

今日も良い1日を有難うございました。

 


最終?出てきました■小鈴虫の虎■

2008-01-14 21:36:51 | 新着情報

 弊社オリジナル実生作出品であります

小型鈴虫芸■(仮)小鈴虫■です。

この品種の親は多元(富貴蘭)交配で数十年の歳月を

かけて著名な趣味家の方が作出されました。

サンプルで頂いて遊びで播種したところ実生苗が生え

1割程度に鈴虫芸が生まれましたが少し販売した後

あまりに小さな物は絶え現在20本程度が順調に

育っています。

初期から発見できたのがこの中から虎芸を併せ持つ

タイプが数本誕生したことでとても驚きました。

  

昨夏確認できるもの1本をお買い上げ頂きまして

もう無いかなと思っておりましたら

また出てきたのがこの苗ほか1本です。

さすがにこれ以上は出てこないと思われますが


紺覆輪状の紺の中に”虎”を出す
      
   とても綺麗な個体です。
             



それでも後1~2本は出てくるかも知れません。

と申しますのも通常の青い固体がある日突然に

虎を出してくる為で、これまで販売させて頂きました

もの(小鈴虫)からも虎が出てきております。

 今回この芸の一番確認できる優秀な個体を

販売開始いたしました。ここをクリック!!

 


変化するほどチャボへと・・・面白さが増します。

2008-01-14 20:57:41 | ギャラリー 春蘭

 島根県産の葉変わり種で

同じ物かと疑うほど芸に幅があります。


この時点で葉丈20cmを超えるサイズで
    
    葉の厚さも薄く紺地も浅めです。 

また、素舌のチャボ花も咲くようですがこの親芸のみ

確認いたしましたが素舌は確かですが葉質で花も変わるようで

チャボ花ではありませんでした。


これが中間芸で新木の葉丈は一気に10cm弱に
    
   なり、前木ほど葉肉も増しています。
        
          しかし未だ親との関連性が分かる進化です。
           ガシも強く葉艶も増してきています。


最終芸がこのスタイルのようで
  
葉艶・紺性が格段に増し
        
葉の樋も強くなりサイズも一段と可愛くなります。

凝芽のように立ち上がり
   
寝たような姿に仕上がります。
もう1点の違いはこの芸になりますと
チャボの変化と同様に根が太く短くなります。

 おそらくこの芸になりますと

噂のような素舌チャボ花の

開花が望めるのではないかと

期待が膨らみます。

 


紺覆輪~後ハゼの虎へ複合芸■(仮)翔陽の花■

2008-01-14 20:31:33 | ギャラリー 春蘭

 会津産の複芸虎で以前にもご紹介いたしましたが

この頃特に色合いが増して再度撮影いたしました。

出芽は紺覆輪から立ち上がり雲を掛けるように

  

    暗んで切れ味ある黄虎がハゼて来ますが

       

        この頃に紺縞も浮かんで益々美しい芸へと

            

    変化を楽しませてくれますので年間通じて

               堪能できる複芸でもあります。


リニューアル■青山陶窯製・富貴蘭鉢■

2008-01-14 20:13:45 | ギャラリー 美術鉢

 どうも納得いかない写真でしたので画像のリニューアルを

敢行いたしました。

■天目釉・富貴蘭鉢■ ここをクリック!!


     天目の釉薬のディテールが少しは
  
    
 出せたような感じがします。
         

■天目釉・輪花型富貴蘭鉢■ ここをクリック!!


      同じく天目釉と造詣が出せた
      
              ように感じます。
            

■雪月花透かし富貴蘭鉢■ ここをクリック!!


   ようやく明るい土味が出せたような
    
     写真に仕上がりました。
             

■雪月花透かし富貴蘭鉢■ ここをクリック!!


白釉の地合いがようやく出てきた
     
     ようですが一番難儀いたしました。
             


撮影・・・

2008-01-13 21:37:17 | 日記

 先日、ある業者さんにどうやって撮影するのかと

聞かれました。

全く機会音痴でスキルの低い私に聞くとは愚問だなと

思いましたが、実際に私に撮影のスキルは全くありません。

自慢にはなりませんが・・・

 

ノウハウを知らない私はいつもの事ながらやりながら覚える

自分流でいきます。

分からないことはどなたかにお聞きするのが一番ですね。


カメラを替えて約1年が過ぎましたが少し撮影に

慣れてきたように感じます。

実際にカメラの選択から照明の設定まで全て人任せでしたし

PCも相変わらず人任せで進歩とは無縁の世界です。


まだまだ良くは分かりませんが自分流の撮影は

何処のポイントを撮るかに徹しています。

此処がいいところを絶えず探し四苦八苦です。

分からないのも楽しさですからどうやってあの部分を撮ろうかと

何時までも悩むでしょう。

何しろ私に必要なのはエネルギーだけです。

気持ちを高めないと撮影する気分にもなれない・・

  この繰り返しです。

此処数日はイメージに近い物が出来てきているような気がして

今日は鉢のリニューアル撮影に挑みました。

結果は自分でもまあまあ納得することが出来ました。

 

今日の作業中に発見したことがあります。

何を撮ろうとしているのか・・・

自分の目から見える世界をお伝えしようとしていることに

ようやく気がつきました。


これからももっと蘭も魅力を撮影し

 お伝えしていきたいと思います。

今日の独り言でした。