らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

再チャレンジ

2006年07月28日 01時06分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
安倍サンは再チャレンジのできる社会を作るんだか目指すんだかを公約に掲げてるらしい。いずれにせよ今の日本は一度失敗するとオシマイということを政府も認めてるわけだな。で、その安倍サンが農家に出かけて、どうして再チャレンジできる日本の宣伝になるんだ?リストラで会社をクビになっても、再チャレンジで農業を目指せってことか?
再チャレンジの意味が全然ピントはずれだよ。まあ、あの大ボケ野郎の跡を継いでやろうっていうんだから、こいつも相当のボケナスなんだろう。再チャレンジがホントにできる社会になったら困るのがウジャウジャいるだろうに。日本の社会は既得権益の社会だから、それを後から来たやつにも「ハイどうぞ!」なんて事には絶対にならない。チャンスは一度きり。失敗したら切り捨てられる。非情な社会が日本。構造改革はそういう閉鎖的な社会構造を変えてくれるかと期待したんだが、しょせんは理念も理想もないどっぷり自民党のバカヤローにはできるはずもなし。既得権益の権化自民党の支配が続く限り、日本に革新は起きない。民主が良いとか悪いとかよりもなにより政権交代こそがこの国を変える唯一の方法なんだが、国民はそれを選択しない。当たり前。国民の7割が何らかの既得権益に守られている仕事についているのだから。小沢サンの言う通り次の選挙でまた自民が圧勝する様な事があったらもうオシマイだ。再チャレンジどころか、生まれた環境ですべてが決まってしまうまったく夢のない社会。でもそれは既得権益に守られた人達にはパラダイス。一部の富裕層の権益だけを守る社会になるのか、たとえ中学しか出てなくても弁護士や政治家になれる社会にするのか。考えてみると、戦後の日本って何でもアリだったんだよね。社会が進歩するに従って階層化が進み社会が硬直していく。考えようによっては、再チャレンジで農業ができるようになる事ですら今の日本では革新的な提案なのかもしれない。

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