らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

夕張

2006年11月30日 14時03分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

ブログにこういう事書くのもなんだけど、ブログブームのピークは過ぎたみたいね。PV、要するにアクセス数がここに来て横ばいから減少に転じて、利用時間も急激に減少してるというニュースは当たり前だけどmixiのニュース欄には出てなかった。株価が200万を切ったというニュースもない。初値より100万円以上も値を下げてるという事なのだが一言もなし。こういうのをみるとテレビのマスゴミとなんら変わらないね。都合の悪い事は一切隠す。企業の運営するサイトじゃ仕方ないが。そうすると、好きではないが2ちゃんねるはそういう隠し事は無い。企業に都合の良いことも悪い事もすべて対象になる。ただし匿名性のデメリットがメリットを超えてる気がするが。

夕張市の話は対岸の火事じゃないと震え上がってる自治体が相当あるような気がする。ここまで悲惨だとおそらく財政破綻を正直には公表できなくなるのではないか。最初は破綻したと言った所で何も変わらないんだろ?とタカを食っていた節があるが、テレビで伝えられる(信用すればの話だが)影響は相当な悲惨さだ。わが町にも数百億の負債があるらしい。そのくせ今でも事あるごとにハコモノや道路やダムやらなんやらを作りたがる。道路なんかもうイラネエって俺は思うんだが、ナントカ道の開通は地元の悲願だとかいたるところで騒ぎやがる。

そう言えば、立川の手前は国立だっけ?その間に東立川駅を作ってくれという地元の悲願があったな。その予定地の踏切から立川駅が見えるんだよね。まあ誰が考えたってバカバカしい話なんだが、地元?その町内会のバカどもは真剣なんだろうね。そんな事いってたら中央線に一体いくら駅が増えるんだか。いつまでも新宿に着かねえじゃん、等と昔の事を思い出したりして。

東京でもそうだからね。田舎ではそういう無駄な計画が目白押しなわけだ。今まではそのツケは誰かがいつか払うんだろうなー、ぐらいの現実感の無い話だったけど、夕張の件はそれが現実問題になってきたという怖い話だ。しかし、まあ確かに夕張市は悪いだろう。かといって俺らには関係無いから勝手に苦しんでれば、みたいな態度はイカンと思うよ。なんで俺たちが負担しなくちゃイカンの?みたいな昨今のあまりの自己中心的な身勝手はいかがなものかと。確かに反省はしてもらわなくちゃ行けないが、これは今後どこでも起きることだからなあ。自業自得だザマーミロ、っていう2ちゃんねる的な最近の国民の世論は末世的なものを感じるね。日本人ってそんな冷たい身勝手な国民性じゃないと思うんだが・・・。美しい国ってどんな国なんだか具体的に言ってくれなきゃ分からんよなあ。弱い者がバタバタと倒れていくサバンナみたいな世界の事を言ってるとしか俺には思えない。そういう解釈でよろしいんでしょうか、安倍総理。

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5%の壁

2006年11月25日 17時22分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

先日の女子マラソンは高橋選手残念だったけど、もう体が限界なんだろうね。過酷なトレーニングをこなさなければ運動能力が落ちてしまう。しかしそのトレーニングに体が耐えられない。マラソンはまんま体力勝負だからなあ。ケガさえなければ北京もいけるかもしれないが、そのケガは年令から来る避けられないものなんだろう。北京は無理かな。

問題はQちゃんより愛ちゃんですよ。Qちゃんは金メダルを獲り国民栄誉賞にも輝いてますから、北京がダメでも輝かしい実績には変わりありません。しかし、愛ちゃんはねえ。ここに来て同世代の高校生に負けたりして大丈夫なんでしょうか。まだ全日本選手権にも優勝してませんよね?天才卓球少女のハズが、成長するにつれてどうやら普通の選手になって来てるようで心配です。国内ではブッチギリの強さを見せて、全日本選手権最年少優勝記録ぐらいは当たり前。全日本10連覇ヤワラちゃんぐらいの強さを見せてくれるかと思いきや、最近はまるでパッとしません。来年はワセダへ行くらしいですが、ヒロスエみたいな事になりませんか。心配です。卓球だけがとりえの彼女ですからね。変な方向へ行かなきゃ良いんですが。最も相当な練習してるハズですから、努力不足というより才能不足なんでしょうか。同じ努力でも必ず才能の差が出てきます。それがホンの少しでも負けは負けという事になってしまいます。

以前、WCで日本が勝てなかった理由をある評論家が、世界との差は5%ぐらいしかない、と過信したせいだと言ってました。5%以内の差ならたいした事がないように思われるかもしれないが、じつは数%以内でスポーツの世界では勝負が分かれる。例えば100Mの決勝レースで5%の差がついたら0.5秒ぐらいの差になる。距離で5M近い差だ。それを僅差とは言わないという理屈。勝つには1~2%以内の差でなければ話にならないというもの。確かに、野球でのクロスプレー等には肉眼では判断できないモノがある。大相撲のものいいなどもそう。テニスやサッカーのジャッジもそう。ところで愛ちゃんはどうだろう。5%というと20対21ぐらいの僅差。ジュースだ。5点ぐらいの差をつけられて負けてるようだと話にならない。北京五輪には出場するだろうがどうだろう、期待するのは酷かな。年齢的には一番体力がある時期だが、残念ながら愛ちゃんにはヤワラちゃんやQちゃんの様な才能は無かったということか。多分本人が一番良く分かってるだろうけどね。自分の限界がこの程度だったのかと。

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復党

2006年11月23日 09時09分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

しかし、王監督ずいぶん痩せたね。大丈夫なのかな。単なる食事制限のせいだけならいいけど、あの病気はなぁ。

自民党の復党問題。どうでもいい話じゃないの?本来は自民党員の間で決めれば良い話で、なんでことさらマスコミが面白おかしく取り上げるかな。結局自民党のプロパガンダに利用してるだけでしょ。どうせヤラセが入ってんじゃないかと俺は思うけど、自民は小泉サンの時から変わってしまったからね。あまりに相手の面子をつぶすような小泉的姿勢は見てて気分が悪い。

一党独裁でありながら今の日本があったのは、政権与党内に野党的存在の派閥があったからバランスが取れていたわけだが、その派閥を無くしてしまったということは、自民党は名実ともに一党独裁になりつつあるという事だ。執行部の権限がやたら強くなっているし、党内の派閥が機能しなくなって各議員はバラバラに存在してるだけ。単に言われるがままに挙手するだけの存在。自民党は組織じゃなく集団と化してしまった。首相の側近の一部ブレーンだけで政策が決定される。議院内閣制のはずがいつの間にか大統領制になってしまった。

異分子を排除しようとするする今の自民の姿勢は落ちぶれていく途中の企業がよくはまるワナ。会社に活力や勢いがあるときには色々な社員がいて、自由に意見が言えて行動もできるのだが、ある時からそういう型破りな反抗的な社員を淘汰しようという動きが始まる。従順な社員だけが残り、上層部はコントロールは楽になったと思うようだが、程なく会社の活力がなくなってくる。言われた事しかやらない社員だけになってしまってるのだから当然だが、社長はそれが分からない。イエスマンを揃えるとラクだけど、業績は伸びないわな。

進化の過程でもそうだろうが、純血種は弱くなっていく。色々な血が混じった方が生物的には強く生き残る。アメリカがなぜ国力が落ちないかというと、色々な人種のさまざまな考えを持った人間を受け入れ続けるからだろう。移民排斥とか白人主義とかが台頭してくるとアメリカの活力もどうなるか。日本も本来ならばそういう意味では色々な国の人間を受け入れて混血日本人が増えた方がいいのかもしれない。しかし、現実は外来生物すら排除しようとしてるわけだから、まして異民族の血が混じるなどという事はおそらく感情的に許せない事だろう。

そういうわけで、どういうワケかよく分からんけど、弾力性のなくなってきた自民党政権が続く事は、だらしない野党に政権任せることよりも危険な気がする。しかし、生活は安定を望むけど、乱世の時代の方が社会に活力があるというのはナンとも皮肉な事ですなあ。

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愛国心

2006年11月18日 03時06分04秒 | 日記・エッセイ・コラム

なんだかアベシンゾーもコイズミと大差ないなと、教育基本法の改正法案強行採決を見て思ったのは俺だけ?去年のあのばかげたお祭り騒ぎの郵政選挙(って言葉は好きじゃないがわかりやすいから)で小泉チルドレン(これまた大嫌いな言葉だが)大量発生の自民圧勝で、今の状況は予想できたわけでもう今の日本は独裁政権となんら変わらない。審議っていったって最初からもう法案通るのは分かってんだから、何時間審議しましたという言い訳が欲しいだけ。ヤラセ問題とか出てきたら急に「ハイおしまい、採決しま~す」とサッサと終わってしまった。これであと1ヵ月したら自動的に法案が自動成立するらしい。野党も参議院もイラネエじゃん。自公に衆議院過半数取られた段階でもうゲームオーバーなわけだ。それを今さらジタバタするんじゃネエ、という感じ?

愛国心って何だろ?。国を愛する心だとかぬかしやがるけど、その「国」に障害者やお年寄りやサラリーマンやニートや契約社員やいじめられてる子供や地方の人間や山間地の農家やその他色々の弱者は含まれてないよね?美しい国には資産を最低1億円以上は持ってないと入れてもらえないんでしょうか?完全に俺も美しい国に入る「資格」がないな。愛国心を持てって事は、トヨタの車に乗って読売新聞読んで必ず自民党に投票もしくは棄権して、東京に一極集中して、無意味な地デジを観てジャスラックに2重の著作権使用料払って、破綻してる年金制度に年金を払い続けて、過去最高の利益を上げてる銀行から金借りないで、その銀行が融資してるサラ金から高利で子供の入学金を借りて、いじめで次々と自殺者が出る環境の公立学校で将来大企業の為に残業手当もつけてもらえず24時間働けますか、の日本人を作る事なんですか?

ってバカヤロウが。いい加減にしろっての。愛国心ってのはその国の国民を愛する事なんだよ。ちゃんと教科書に書いとけ、バカ!。・・・検定でハネられたりしてな。笑えない。最近の政府自民党のやってる事は愛国心の正反対の「売国奴」だって事ハッキリ教科書に書いとけ、バカ!明日の沖縄の選挙がもし自民が勝つようなことがあればもうアレだ、国民は死ね。死んでいい。俺らは何されても文句言いません、って宣言したようなもんだからね。しかし、腹立つのはこの間の選挙に浮かれて出かけていって小泉チルドレンのクッソッタレどもに投票しやがったバカどもだ。オマエラのうかつな行為のせいで見ろ、このザマを。先日のホワイトカラー・エグゼンプションの件でも、2ちゃんねる見てたら、正社員どもザマアミロ、といったカキコがたくさんあったが・・・

バカはおまいらだっちゅーの。正社員におまいら契約社員やアルバイトの仕事までさせようっていうステキな法案なんだお。おまいらみんなお払い箱ってことだお。♪(*^-'*)> OK?

という事で、ザマアミロって言ってる場合じゃないって事ぐらい理解しろよ。俺がここで1人憤ってても始まらんが、それにしてもいじめで死ぬなあ。死ぬ勇気があったらせめて、おまいらも道連れだお、ぐらいの事はしてくれよ。黙って死ぬなよ。何で死ぬ気になったかちゃんと文章にして残しとけよ。せめてそれが残されたものに対する最低限の気遣いじゃないのか?首吊り自殺とか飛び降り自殺とか、そういう勇気があったら他にできることあったんじゃないかと思うんだが。俺だったら怖くてとても飛び降りれない。冬の屋根の雪下ろしでさえ怖くて屋根に上がるのがどえらく大変だったしね。それをいとも簡単に?その死の恐怖を乗り越えられるというのは、勇気じゃないのか?

まああれだ。このブログをそういう奴が読んでる可能性は限りなくゼロに近いだろうが、社会に出ると結構楽しい事もあるわけよ。学校に行ってる時は学校を取り巻く世界がすべてに思えるけど、実は社会のホンの一画に過ぎないわけだな。その中の価値だけで判断するから死にたくなるんだろうけど、社会に出るって井戸の中から海に出るような感じよ。色んな人がいるからね。怖いサメとか怪しげなイソギンチャクとかさ。自分が特に劣ってるとか変わってるなんて思わなくなるよ。変な人だらけだからね、世の中は。自民のせいで世の中がひどい事になってるって言ってるそばからこう言うのも無責任だけどね。

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ジャスラック

2006年11月17日 03時26分01秒 | 日記・エッセイ・コラム

ジャスラックとは音楽の著作権を管理する著作権管理事業者の事だが、これが今暴走している。先日、練馬区の喫茶店の73歳の爺さんが逮捕された。容疑は、自身が経営するスナックで生演奏をした疑い。音楽著作権を、そしてジャスラックを知らない人には、ハァ?という感じかもしれないが、ジャスラックに無断でハーモニカでビートルズを演奏したというだけで逮捕されてしまった。その生演奏を金を取って聴かせていたかどうかでまた見解も変わってくるが、要はそんな末節にまで厳格な網をかける必要があるかという事だ。例えばスナックでのカラオケに対して著作権を請求するのはまあ分かる。カラオケを一曲いくらで売ってるわけだからね。しかし、営利目的ではないコンサートやイベントにも平気で使用料を請求してくる。ダンス教室で流れるCDに対しても請求される。ホームページにビートルズの曲の一節でも載せたら著作権を払わなければいけない。自分のホームページに誰かの曲を自分で演奏したものを貼り付けても、確か一年で一曲数万円著作権料を請求される。著作権者の権利を守るという錦の御旗の元、次々と課金の範囲を広げようとしている。今はやりのiPodに対しても課金しようとしている。iPod税なるものも検討されている。本来も目的から反れて、自分の組織の維持拡大だけが目標となってしまっている。ジャスラックのおかげで一体どういうことになってるか。例えば、ネットでは自分の演奏データの公開はオリジナル以外にはできない。アレンジを変えようがダメだ。アマチュアにとっては発表の機会が大切だが、せっかくネットという便利なツールもプロによる一部の演奏データ以外は公開できない。オリジナルなら良いだろ、というかもしれない。俺が言いたいのは、誰でも最初は真似から始まるということだ。始めて楽器を持ってオリジナルを演奏するやつはいない。で、マネから始まってある程度うまくなってくると今度はオリジナルをやりたくなるわけだ。しかし、その最初の取っ掛かりをジャスラックはみんな叩き潰しているわけだ。例えばストリートライブでもお金を取ったらもうジャスラックに払わなければいけない。でも、ストリートライブをやる連中からまで取る必要があるかと。買ったギターのローンはおろかや交通費の足しにもならないようなもんだろ?俺がネットでパイプラインのヘタクソな演奏を公開したら、ベンチャーズが著作権侵害されたって怒るか?喫茶店の爺さんがハーモニカでイエスタディを演奏したらビートルズが怒るか?

考えがまとまらんなあ。俺が言いたいのは、ジャスラックが今やってることは日本の音楽文化を破壊してるということ。現にネットからMIDIデータがなくなってしまった。俺の作ったデータを聴いてくれ、というだけの製作者の熱意などどうでもいい。MIDIデータは金出して買え。無断で作るなということだ。何故音楽文化を破壊してると思うかというと、これが漫画などの場合まったく逆だからだ。同人誌などでもし漫画の著作権協会が存在して、ジャスラックと同じことをやったらどうなるか。同人誌がなくなるという話ではなくて、次世代の漫画家が育たなくなるということになってしまう。だから出版社などはほとんど不問にしている。真似される事を逆に歓迎してる。夢中になって同人誌を作ってる漫画家のタマゴ達のなかから次のヒットメーカーが必ず現れるということを良く知ってるからだ。ところが音楽業界はどうだ?著作権を振りかざしてアマチュアから発表の場を取り上げる事に血眼になっている。悪質な、たとえばCDやDVDを違法コピーで売りさばく様なやからを見逃せといってるわけじゃない。草の根の演奏活動や発表の場を奪ってる事に気付け、と言いたいわけだが、俺なんかが騒いでもどうもならんわけで疲れてきたなあ。いやホントにこの調子でジャスラックが調子付くともう音楽文化は年金の二の舞だね。なんでもYutubeにもちょっかい出してるらしいし。ジャスラックの許可なしに勝手にネットで公開させるなということらしい。いい加減にしろこのバカ野郎って感じだが、ジャスラックはおそらく悪意があっての事ではない。だから農協とか他の特殊法人すべてそうだろうが、やつらは自分は正しい事をやってるつもりで、なぜ批判されるか分からないということだと思う。だから自民党の一党支配はダメなんだよ。役人の天下り先になってしまってるから組織が硬直化して改革ができない。今のジャスラックは音楽文化は言うまでもなく音楽業界にとっても好ましくない状況だと思うのだが、次の選挙でも皆さんやっぱり自民ですかね。前日のサラリーマン奴隷化法案といい、消費税、医療費、年金、農業政策いずれでも今の政府自民党は一体誰の為の政治なのかと言いたい。これでも怒らない国民は一体なんだ?おかしいだろ?亀井サンじゃないが今の自民党は狂ってとしか思えない。ジャスラックも硬直化した今の日本のひとつの形でしかない。俺はこれが社会が悪い意味で安定化してきたせいかなと思っているが、いずれにせよ一見自由で実は凄く不自由な時代になってきたなあと感じる。

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ホワイトカラー・ エグゼンプション

2006年11月15日 03時23分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

ホワイトカラー・ エグゼンプションについて書こうと思ったけど今日は疲れて眠いので後にします。

で、少し寝ましたので続き。しかし、ここに来てまたグッと寒くなってきました。日曜は雪が降ったりして、もうすぐ冬ですか。嫌な季節ですネエ。灯油代も結局高止まりのまま冬を迎える様子。全くどこが温暖化なんだか。ぜんぜん寒いじゃん。この数年だんだん冬の始まりが早まってる感じです。今週中にそろそろタイヤ交換しないといけない。気が重いよなあ。

さてこのホワイトカラー・エグゼンプションですが、これは要するに企業が残業手当や休日手当てを払わなくて良いという信じがたい制度で、それを政府が厚生省が財界とグルになって導入しようという話。例によってアメリカでは既に導入されてる。残業手当を払わなくて良いのみならず、労働時間規制を除外するという話なので、残業手当無しで何時間でも働かせられるというもの。加えて労働者の健康管理にも責任を持たなくて良いので、過労死で死んでも企業は責任を問われない。体を壊してもそれは自己責任で、企業側は関知しない。
 これは経営者にとってみれば夢のような理想的な制度だろう。俺が経営者ならば諸手をあげて大賛成だ。これを反対するような経営者はおそらく存在しない。逆に、これほど労働者にとって危険な制度は存在しない。合法的に何時間でも働かせる事ができる。そして怖いのは、悪しき成果主義と合体させれば年収400万以上のサラリーマンを全員合法的に400万にできる。それも無制限の労働時間超過付きで。(これは対象者が年収400万以上のサラリーマン、ということらしい。今のところ。)
 
俺が経営者なら狂喜するね、この制度は。だって、残業手当も休日手当ても付けなくていいし、働き過ぎて倒れても自己責任なんだから。おまけに成果主義というまやかしを使えば、ハナから達成できそうもない目標押し付けて達成できないからという大儀名目で年収400万以上のサラリーマンを全員400万にまで下げられる。これを今企業が同じ事をやったらどうなるか。完全な犯罪だ。それも相当悪質な。それが合法的に許されるという制度なのだからもう信じられない。そして、当然だが契約社員は全員クビだ。必要ないからね。なんと年収400万で使い放題。まるでケータイの宣伝文句だが、それが早ければ来年の国会に法案が提出されるらしい。それを取り上げたマスコミがあるか?

財界が切望する悪魔の法案に対してマスコミはだんまりを決め込んでいる。なぜか。マスコミは財界を敵にできないのだ。この法案を後ろで後押ししてるであろう大企業にはトヨタやキャノンなどのマスコミにとって大スポンサーが名を連ねている。それを批判できないのだ。企業の広告費で食ってるマスコミにとってそれを批判するということは、くいぶちを失うことになる。唯一それら大企業を敵視してる共産党だけがホームページで導入反対意見を掲示しているのみ。郵政民営化どころの話じゃないメチャクチャな法案が裏で着々と進められてるというのに、マスゴミのバカヤローどもはどうだ?俺はわざとマスコミはどうでもいい事で大騒ぎしてるような気がしてならない。政府とグルになってるというか、企業とグルになってるんだな。で、企業は政府とグルになってるからそうみえるのだろう。要するに、国民にはどうでもいいくだらない事で目をそらせておいて、裏では着々と美しい国作りが進められているというわけだ。

何度も書くけど、政権交代だけがこの状況を変えられるわけだけど、政府の見事な洗脳政策で国民は見事に政治に関心がない。こんな信じがたい法案が通るって一体日本はどういう国なんだ?と思うが、民主主義国家だからネエこれで。今ですらこの有様なんだから戦前の国家主義の日本がいかに危険かというのは良くわかるというか、なんか共産党員みたいな文章になってしまったが、普通に考えてこれに賛同するサラリーマンがいるか?どう好意的にみたらこれがサラリーマンにとってもメリットが大きいという話になるんだ?戦後最長の景気拡大の中で、労働者は8年連続収入低下。企業は戦後最高の利益を上げる中、更なる法人税率の低減だと?消費税アップだ?もうどうなってんだか。これでも自民党ですか。安倍さんですか。美しい国って一体どんな国なんでしょうかねえ。

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詐欺

2006年11月13日 14時44分51秒 | 日記・エッセイ・コラム

先日入れたウイルス対策ソフトは確かに安心だが動作が遅くなる。そこがネックだ。法定速度を守って運転していれば確かに安全だが、実際にはそのスピードをみんなが守ったら交通障害が起きるだろう。危険を承知で対策ソフトを外してスピードを優先するか・・・。

例えば都市部ではほとんどが時速40キロ。このスピードで走れ、というのはもう現実離れしたノロノロ運転という感じがする。今の交通ルールが作られたのは多分昭和30年代の事だと思うが、その頃の車の40キロと今の車の40キロでは多分体感速度が相当違うのではないか。同じ時速100キロでもクラウンと軽では雲泥の差があるだろう。ましてや車が出始めの頃の性能では時速40キロもそこそこのスピードだったのではないか。現実的な法定速度はプラス20キロというところではないかと思う。

話がそれたが、対策ソフトはアクセスしたページすべてに対してチェックを入れて、大丈夫なら表示するというものなので安全だが、そのチェックのタイムロスが結構バカにならない。簡単なページだと問題ないが、少し重いページだとエラーを起こしたりする。安全を取るかスピードを優先するか。早い話がやばそうな所へ行かなきゃ良いってコトなんだけどね。危険な所へノコノコ無防備で出かけて行くほうが間違ってるワケだ。ネットって気が付くとかなり危険なとコトへアクセスしてたりすることがあるからね。新宿の裏通りの方へ間違って入って行ったりする感じですかね。で、のど渇いたなァ、と怪しげな喫茶店に入ったらべらぼうな値段請求されたというような。対策ソフトは、そっち行ったら危ないですよ、とかここは危険な店ですけどホントに良いんですか?とか注意してくれるわけだ。フィッシング詐欺とか多いからね。特にエロサイトは多い。というかエロサイト以外でのフィッシング詐欺ってあるのかしら?迷惑メールもほとんどがエロ系だし。

しかし、フィッシング詐欺が出るとエロサイト全体へのアクセスがガタッと減ってしまって相当な打撃になるらしい。エロサイトがトップに、フィッシング詐欺にご注意下さい、とか注意書きを貼り付けてるが、最初はオレも何をシラジラしいマネを、と思っていたがそうでもないらしい。海外エロサイトでもほとんどが健全?な安心サイトだという話。利用した事無いけど。ネット時代は逆に情報伝達が早いので、一人ダマすとあっという間にその情報が拡がって次がダマせなくなってしまう。それよりもまっとうにやってた方が長い目で見ると得られる収入は大きいというわけらしい。ネットの詐欺はほとんどがガキだ。目先の金だけが目当てのガキ。だからそういうガキが出てくるとエロサイト全体が被害を受けるので許せんと、あるエロサイトに書いてました。昔は通販などもずいぶんと粗悪品をつかまされたという話を聞いたけど、最近はそういう商売でぼろ儲けというわけにはいかないのかもしれない。とはいえ詐欺事件は後を絶たない。まだまだ日本人はお人よしということか。海外でオレオレ詐欺みたいな事ってあるのだろうか?

オレが思うに日本ではその場で相談できる人がいないからこうも詐欺にやられるのではないかと思うわけだ。何か大きな問題を起こした、というのがオレオレ詐欺の基本なんだが、解決する為にすぐにお金が必要だから何とかしてくれと来る。この時、弁護士に相談するから少し待ってくれ、でほとんど解決できると思うわけ。変なはがきが送られてきても弁護士に相談できれば被害に会わずに済むだろう。各市町村には必ず弁護士を常駐させるという対策が取れればオレオレ詐欺にかかわらず多くの問題は解決とは言わないまでも、大事にならずに済むとオレなら公約に掲げるけど、医者の常駐すら困難なザマじゃ弁護士なんてとんでもない、という感じですか。今起きてる社会問題って基本的に、政府なり地方行政が解決しようという意思が全く感じられない。これは自己責任って話じゃないだろうに。以前、日本がダメになると書いたことが何度もあるけど、どうやら違うな。ダメになるというより、安定化してきてるというのが正しいかもしれない。それはまた後で。

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ウイルス

2006年11月09日 17時12分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

先日、ネット巡回中にどっかのサイトで(確か海外のエロサイトだったかな・・・^^;)急に変な表示が出てきて、あなたのコンピューターがウイルスに感染しましたから早急な対策が必要です。放置するとデータのみならずシステムを破損する可能性がありますので至急ウイルス対策ソフトで対処してください。というメッセージが出てきた。で、このソフトを使って調べてください、とスキャン画面が出てきた。しまった地雷踏んじまったか?と思って、あわててスキャンしてみたが、なんかチョット怪しい感じがしたので止めて、そうしたらご丁寧に「ホントに止めるんですか?どうなっても知りませんよ」みたいな表示が出てきた。

ウイルス対策はやってなかったので、いい機会だからウイルス対策やっておくかとプロバイダーの月極めウイルスバスターをやってみた。そしたらCookieにいくつか怪しいのが入っていた。おそらくそれがこの間のだろう。いわゆるマッチポンプという奴だ。自分で仕掛けておいて解決できますよと持ちかける手だ。確かにネットは便利な面が多いけど、迷惑メールといいウイルスといいデメリットもかなり多い。そのうち無邪気な天才プログラマーがとんでもないウイルスソフトを作り出して、世界中のコンピューターが使い物にならなくなるというようなSFまがいの事態が起こらないとも限らない。

とにかくネットは詐欺野郎が多くて困る。犯罪者はかならずとっ捕まえて極刑にしとかなきゃダメだろ。楽して遊ぶ金が欲しいガキばっかりなんだから。フィッシング詐欺も多いなホントに。アクセスしたとたんに金払え、と表示出るやつ。いきなり10万円払え、だからね。完全にガキのしわざ。払うわけネエじゃん、どうせ法的根拠もあるわけないし、コチラを特定できるわけも無い。と思ってたら、結構払ってる人いるのね。アクセスしただけでは足跡から相手を特定できないのはネットでは常識なんだろうけど、必ず調べますよ、すぐに分かりますよ、みたいな脅し文句にやられてるようだ。騙されない様に注意も必要だけど、そういうやつは必ず探し出して極刑にしろっての。野放しにしとくなよ。何が腹立つって、マジメな人ほど騙されてるわけでしょ?おかしいだろうが。ネット専門の警察官大量に採用してそういうやつら片っぱしから捕まえろや。特殊法人全部解散させて、再雇用で全員警察官にしとけや。警察官なら公務員だし良いだろ?
 
いやまあ冗談抜きで悪質な詐欺が多いからね。勧誘電話も多いし。何度不愉快な思いをさせられた事か。オレも根が気が弱いから強く言えんのよ。相手に悪いかな、とか思ってしまって。でもダメだね。ハッキリ、キッパリと断らないと。電話の相手がトラウマになるぐらいに思いっきり罵倒してやろうと思うんだが、電話かけられされてる人も仕事で仕方なくやってるんだろうしネエ。どうでもいいが人に喜ばれる事やれよ。拝金外道度もが跋扈する嫌な世の中になってきたよなあホントに。

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巨人

2006年11月08日 04時47分51秒 | 日記・エッセイ・コラム

ティアックがWカセットを新発売したとか。デジタルが主流の今の時代に何故?と思うが、iPodが出てきたのはつい数年前の事。MDですら10年ぐらいだろうか。カセットテープの音をパソコンに取り込むには再生機が必要になるわけで、結構需要があるかもしれない。

しかし、巨人ですが、今さらどうでもいいと言う感じになってしまったけれど、さすがにここまで救いが無いとは。オレはずっと巨人のような人気チームが野球人気には必要と考えてきたわけですが、どうも間違ってたみたいだ。巨人は野球人気に必要ないかも知れない、とさえ思えてきた。オレはいわゆるアンチではないし、野球ファンというほどでもない。だから熱狂的な野球ファンの考えはまた違うのかもしれないが、昨今の巨人の姿は目先の利益だけを追求する今の日本の会社と全く同じに見える。誰かが勝利至上主義のカタマリと称していたが、まさにそう。いきなりパリーグから韓国人選手を連れて来て、さあ巨人の第何十何代目の四番打者です、応援してください、と言われてもなァ。毎年のように同じ事を繰り返して、で生え抜きを放出して今では元パ・リーグオールスター選手チームと揶揄される始末。しかしそんな外野の雑音には微塵も惑わされる事なく今年も同様のトレードに邁進する巨人軍に栄光あれ。テレビ中継はおそらくもう無いと思うが、視聴率が下がったのも勝てないからだと思ってるのだろう。だから勝ちさえすれば優勝さえすればまたかつての栄光が取り戻せると。ファンは巨人という名前だけを応援してるんじゃないと思うんだが。巨人こそが野球人気の障害になってると言う友人のかつての言葉に今なら同意できそうな気分。

景気が上向いて新卒の大量採用で浮かれてる様だが、こっちもホントに巨人と一緒で目先の事しか考えてないよなあ。人材って定期的に継続して採用しないと意味無いでしょ?今年の新卒が例年より飛びぬけて優秀な学生だらけというのなら話は別だが。ここでも横並びの日本人の特性が顕著に出てる。最低の採用の仕方だと思うが、まあオレがこんな田舎で憤っても始まらんけどね。で、地元には技術者が不足してると言う事で、人材育成が急務だ、ってバカヤロー!あんまり情けなくてもう言葉を失う。受験偏重による未履修問題や地域格差問題、いじめ問題にしても、問題解決の本質は避けて枝葉末節に解決の糸口を見出そうとする・・・ここまで書いてつかえたじゃない疲れた。いいやどうでも。どうせ誰が読むわけじゃないしなこのブログは。と、開き直ったりしてみる。

気分を変えて・・・日本は世界で有数の豊かな国になったハズなのにこの閉塞感はなんだろうね。それとも豊か過ぎて脆弱になってしまったということか?いじめられて自殺するなんて他の先進国はもちろん、発展途上国なんかでは考えられない話じゃないの?学校へ行けない貧しい国の子供達の為に日本は海外援助してるんでしょ?学校建てたり文房具送ったりして。で、その大切な教育が完全に実施されてる、アフリカの子供が見たらこの世の楽園日本、で行われてる陰湿ないじめと、それに耐え切れなくて自殺を選択する子供たち。楽園で行われてる事が絶望を与える事だと言うこの皮肉、というかもうブラックジョーク。豊かになると人間はダメになるようで、イラクでアメリカ軍が一向に治安を回復できない理由もそこいらヘンにあると思ったりする。もっともアメリカの唯我独尊、独善的正義を振りかざす姿が問題なわけだろうけどね。イラク戦争なんて冷静になって考えたら正義なんて無かったわけだしね。そのアメリカの市場原理主義に染まりつつある日本の社会。楽園の正体は実は・・・みたいなSFモノのような日本にならない事を切に願うわけですが、どうでもいいけど、選挙に行け!とにかく池、じゃなくて行け!話しはそれからだな。

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カセットテープ

2006年11月07日 00時59分42秒 | 日記・エッセイ・コラム
昔の、ほとんどが学生時代のものだけど、カセットテープを整理していたらあるテープがやっと見つかった。全然違うカセットケースに入っていた。いくら探しても見つからないはずだ。どうしても聴きたくてアマゾンで探したりしたけど、もう廃盤になっていて、ほとんど諦めかけていた。録音状態があまり良いとは言えないが、波形ソフトで調整したらそこそこの音にはなった。元々がアナログのレコード盤からのダビングだからね。ただ、正直に言うと、もっと期待してた。スゴく良いアルバムだと思っていたが、今聴くとやはり時代を感じさせる演奏だな。あと何枚か聴きたいアルバムがあるが、多分何度も引っ越してるうちにゴミとして捨ててしまったのだろう。取り返しがつかないとはこの事だが、その時は価値が感じられなかったんだよなあ。社会人になってからしばらくの間はホントに倒れるほど働いてた時期があって、その数年は毎年の様に引っ越ししてた。やたら転勤の多い職場だった。その間に学生時代からの本もカセットも楽器もほとんど無くなってしまった。捨てたり、人にあげたりで、最後には車一台で引っ越せるぐらいまで身軽になっていた。軽トラとかじゃなく、普通乗用車ね。今考えると異常な状況なんだけど、何の疑問も無かった。それがある時から、これって変なんじゃないかと思い始めて・・・そうなるともうやって行けないわけ。間もなく辞めたけどね。

話がそれたが、その懐かしいアルバムをiPodに入れてステレオから流しながらこの日記を書いております。昔のカセットの整理もそろそろ飽きたというか、CDを聴きなれた今の耳には昔のカセットの音は厳しいわけで、イコライザーで補正ができるとはいえ、もう伸びてしまって高音が全く無くなってしまったカセットの音はどうにもこうにも・・・。探すと結構再販されてる様子だけど、すぐに品切れになってしまってる様子。iTuneもソニーとかライバル関係のレコード会社の物は扱えてないので意外と穴が多かったりする。すべての曲が人類の財産として自由に聴ける様に・・・・なる日が来るわけがないか。その前に確実に人類は滅亡するだろうしなあ。

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