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ベイマックス

2014-12-23 | 劇場映画れびゅー
アナ雪』で勢いづくディズニー・アニメの最新作、『ベイマックス』を観てきました。
★★★

『アナ雪』の後なのを意識したのか、姉妹の話だったのが兄弟の話に。女子が喜びそうだった話から男子が喜びそうな内容になっています。

舞台は空想上の街サンフランソウキョウで、サンフランシスコと東京をミックスしたような街並みに英語と日本語の看板が同居。
主人公の少年の名前はヒロ・ハマダでアジア系と言うか日系、他の登場人物たちはアメリカらしくあらゆる人種に渡っているものの、日本語と英語が混在。
日本のアニメや漫画においてこういう設定は当たり前に有るけど、ディズニーがやってるってところが感慨深い。
原作はマーベル・スーパーヒーローものなのだそうですが、ラセター率いるディズニーのチームがディズニーらしさとスタジオ・ジブリへのオマージュを込めて、ほぼ別物に作り変えてしまったのだそうです。

オリジナル・コミックスの内容は知りませんが、本作は夢を見つけた天才少年が思いもしない現実にぶち当たり、友人の力を借りながらも困難に立ち向かう話。
その結果、原題の『BIG HERO 6』と言うヒーローチームが出来る訳ですが、日本では全く名前の通っていないコミックスなので、ロボットの名前が邦題に。
字幕版はエンドロールの時に流れるタイトルまで『BAYMAX』に変えられている凝りよう。

公開前にNHKで制作風景が放送されていて、CG技術の高さを推していたので、そこに注目して観ていたのですが、イマジネーションを忠実にCGアニメ表現を使って再現する事に関しては、本作で完成したと言って良いのじゃないかと思えるレベルでした。

ハラハラワクワクはさせてくれるけど、泣ける程では無かったかな。

ピクサーの『Mr.インクレディブル』との差別化が難しいんじゃないかと思っていましたが、全然違う感じで楽しませてくれました。
個人的には『Mr.インクレディブル』の方が好き。



Mr.インクレディブル [Blu-ray]
ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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