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ジュラシック・ワールド 炎の王国

2018-07-17 | 劇場映画れびゅー
恐竜が大陸本土に上陸している予告編に、嫌な予感がしつつも『ジュラシック・ワールド 炎の王国』を観てきました。
★★★

不安が的中して変な広がり方をしてしまいました。
純粋にモンスターパニックものとしては面白いし、観ている間はどちらかと言うと楽しんでいたのですが、観終わってみて『ジュラシック・パーク』のシリーズの続編として気に入らない。

ネタバレ
気に入らない点
1、Tレックスが前作以上にゴジラ型ヒーローのポジション化。
 敵の敵は味方ではなく、なんだか知らないけれど素晴らしいタイミングで颯爽と現れ、美味しいところをかっさらって去って行く。

2、ヴェロキラプトルの怖さ、さらに減退。
 ブルーにサイドストーリーが付いてしまい、危なっかしく感じる事が全く無くなってしまった。

3、基本的に『ジュラシックパーク2』の「捕獲」→「売買目的」という展開。また恐竜が米国本土に行くので、焼き増してスケールアップさせただけと感じる。

4、舞台のイスラ・ヌブラル島が壊滅。
 全く違う無人島ではなく、サイトBに恐竜逃がせば良いと言う話が出なかったのも謎。

5、つがいで生き残っていない恐竜は滅びるのみなのか、逃げ出した恐竜達の物語として世界観がこれ以上広がらない糞詰まり状態でのシリーズラストに感じ、いろんな意味でつまらない締め方。
本作からさらにエスカレートするのは確実だけれど、次回、初めからブルーが捕獲されていて知能の高い生物兵器と化した恐竜が大暴れしまくる新三部作のラストだけは避けて欲しいし、逆にこの感覚を払拭して欲しい。

火山の噴火から逃げる恐竜達にもみくちゃにされる場面や、火砕流に飲み込まれつつも立ち上がるブラキオサウルスのシルエット等、既視感でグッと来させるオマケ演出の数々や、ファミリー向けと気を許して観ているとゾッとさせられる演出については前作同様上手いと感じた。



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1 コメント

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予想外 (onscreen)
2018-10-28 07:38:11

私は前作で「もう、わかった」つもりになっていてパスしてました。

ところが...