若年寄の遺言

リバタリアンとしての主義主張が、税消費者という立場を直撃するブーメランなブログ。面従腹背な日々の書き物置き場。

社会のゴミは小泉進次郎環境相だけじゃない ~ 原田義昭の廃棄も有料ですか? ~

2020年10月02日 | 政治
スーパーで、レジ係員に
「ええと・・じゃあ・・LLサイズを2枚」
と告げたおじさん。
支払いを済ませた後で、レジ袋に買ったものが入りきらず、
おじ「もう1枚くれ」
係員「3円です」
おじ「1円、2円、3円がないから・・・100円で」
という不毛なやり取りをし、その間にレジに並ぶ行列が長くなる。
行列の中で、
「迷惑だわー、マイバッグ持ってくればいいのねー」
というおばさんが持っているマイバッグは、明らかに臭い。
数か月分の肉や魚の汁が染みているであろうその自前の袋は、すでに生ゴミ。

そんな経験、ありませんか?
どうもこんばんは、若年寄です。

本当に迷惑なレジ袋有料化ですが、世間では
「小泉進次郎が始めた世紀の悪法」
という声が強く、
進次郎大臣こそ社会のゴミだ
という批判が上がるほど。

全国民に膨大な時間・費用・手間をかけさせる実害を生じさせておきながら、
目的が違うんです。目的は、レジ袋有料化をきっかけに、世界的な課題になっているプラスチックに問題意識を持ってもらうこと
などと悠長な物言いを続ける小泉進次郎環境相は、「役立たずの世襲議員」を通り越して「社会のゴミ」だと思わずにはいられません。

私は、この「社会のゴミ」枠にもう一人追加したい。

それがこいつ。



「レジ袋の有料化」と私の決意 - 衆議院議員 原田義昭オフィシャルサイト
======【引用ここから】======
なお、敢えて言うなら、「レジ袋有料化」は、この私が大臣主導で決定したものです。
-----(中略)-----
大臣というのは非常に強い権限を持っており、政治的責任を取る覚悟さえあれば、ほぼ何でも決断できる強い立場にあります。強い決意で臨んだこと、それ故にその後もしっかりフォローする責任を持つことを感じたものです。
======【引用ここまで】======

「レジ袋の有料化」、7月1日から施行 - 衆議院議員 原田義昭オフィシャルサイト
======【引用ここから】======
昨年6月4日、私は環境大臣として「レジ袋有料化」の方針を発表した。長年に亘る社会的懸案であったのだが、有料化することで、国民全てにプラスチック使用の抑制とその意識付けになることを狙ったもの。
======【引用ここまで】======

前環境相にして、レジ袋有料化の導入を決めた張本人、原田義昭です。
小泉進次郎の悠長な啓発発言も、元を辿ればこの原田義昭の考え方に行き着くわけです。小泉進次郎は有料化開始時の大臣としてその責任は免れませんが、見方によっては、小泉進次郎はこの原田義昭が作ったレールの上を走る御輿でしかない、とも言えるわけです。

生ける老害、原田義昭。

レジ袋でまごまごするおじさんを見つけたら、
「原田義昭というまれに見る愚かな政治家のせいで、今、あなたは手間を取られてんですよ」
と教えてあげましょう。

久々の「フリードマン 予測の公式」を引用して、今回は終わりたいと思います。

○ミルトン・フリードマン著『政府からの自由』(中公文庫)152頁
======【引用ここから】======
価値ある目的のための社会政策の数々、その実施結果やいかに。その疑問をもつ方々に、絶対間違いのない予測方法をお教えしよう。何でもいい、ある政策を強く推している公共心旺盛な善意の人のもとを訪れ、政策に何を期待しているかを尋ねるのである。そして、その人の期待と反対のことを言ってみる。実際の結果とピタリと一致することは、驚くばかりである。
======【引用ここまで】======

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