純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

特売?だったのかな???・・・・9月折込チラシ特売考察!

2007年09月19日 | DM/チラシ
9月14日(金)から17日(月)の期間、久しぶりの折込チラシ特売を行った。

ある程度の予測どおり、通常売上とほとんど差異が無い4日間の売上成績だった。


スーパードライ350ml缶ケース・・3999円特売価格(通常4170円)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・105.9%

のどごし350ml缶ケース・・2380円特売価格(通常2470円)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・125.79%

まる2Lパック・・・890円特売価格(通常980円)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・88.1%

まる3Lパック・・・1290円特売価格(通常1390円)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・61.2%

いいちこ25度1.8Lパック・・1250円特売価格(通常1320円)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・・503%

健康系ビール(アルファ・グリーンラベル・アクアブルー・ジョッキ生)
9月1日から13日までの1日の平均売上個数に対して特売中の1日平均売上個数は・・・・・128%

そして
9月1日から13日までの1日の平均売上金額に対して特売中の1日平均売上金額は・・・・・112%

このような結果でした。


やはり、最近のお客様の購買性向として、価格弾力性が非常に小さくなっていることが顕著に現れた。

「普通より100円、200円安いだけでしょう?それがどうかしたの?
500円、1000円、半額・・の安さというなら飛びつくけどね。」
おそらくお客様はこんな感じじゃないかと思う。

特売価格としてのインパクトに欠けると言う点も否定はできないが・・・・・
それにしても・・・・???? 以前の感覚と同じでは駄目ということだね。

唯一、焼酎「いいちこ」のみ数字として特売効果が現れた形になったが、数量的にはたいへん少ないので特筆すべきものでもない。
清酒「まる」にいたっては通常より極端に動かなかった。なぜ・・(涙)
たまたまだろうが・・・。

プレミアム焼酎に関しては、「百年の孤独」1本・「赤霧島」2本「魔王1800ml」予約1本という程度だった。

特売時期に言及するなら、稲刈りの最盛期であり、運動会などイベントもたくさんあった。また給料日前ということもあり、時期的には特売が盛り上がる時期ではなかったかもしれないが・・・・??
単なる言い訳・・・・・でしかない。

利益率に関しては通常の1ポイント以内の減に留まった。
売れ筋特売商品以外でも、ある程度の利益を戦略的に確保できた結果である。

それ故、費用対効果については、初日の利益額によって、チラシ代・折込代は回収できているので、当店の「値域一番店宣言」という商売の姿勢を商圏内に表現できただけでも、成功としたい。
(余りに、志が低い??・・・でも、お客様が価格には反応してくれなくなった現状を数字として正面から受け止めることができただけでも収穫あり・・。)

来月からの折込チラシは、激安価格以外で、お客様の興味を惹くような商品構成の紙面にしたい。
また、瓦版(ニュースレター)の紙面も、より充実を図りたい。


お客様、お楽しみに!!


ちなみに特売期間の売上ベスト30アイテム

アサヒ スーパードライ 350缶 ケース(6缶パック)
キリン 淡麗生 350ML ルース ケース 
アサヒ スーパードライ 中瓶 ケース中味
アサヒ スーパードライ 大瓶 ケース 中味
サッポロ エビスギフトYM30
アサヒ スーパードライ 生樽19L中味
麦 いいちこ 25゜1.8Lパック
麦 いいとも 4000ML 25°
ぴかぱっく25度(クール)ケース
アサヒ 本生新アクアブルー350mlケース(6缶×4)
キリン のどごし生 350缶 1ケース(6缶×4)
キリン のどごし生 350ml缶 ルースケース
芋 霧島 25゜ 黒麹 芋 1.8L (黒霧島)
麦 いいちこ 麦 25゜1.8L瓶
たばこ自販機売上
麦 いいちこ 25゜ パック 1.8LX6
鷺誉(さぎほまれ)限定酒 1.8L
キリン ラガー中瓶 ケース中味
キリン一番搾り 生樽 7L中味
キリン ラガー 350缶 ケース(6缶パック)
キリン ラガー 500缶 ケース
キリン 淡麗生 350ML ケース(6缶×4)
麦 百年の孤独 40度 720ml
月桂冠 上撰 1.8L瓶 
月桂冠月パック3L 1ケース
キリン クラシックラガー 大瓶 ケース中味
白鶴まるパック3Lケース
サントリー新ジョッキ生350ケース(6缶)
白鶴 上撰 1800ML紙巻
月桂冠 キャップエース180
キリン 淡麗アルファ 500ml缶 ケース



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6 コメント

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お約束 (西川酒店)
2007-09-19 11:38:27
ま、こういうねたには適時、反応するということで・・・お約束です。
さて、さて、その昔、缶ビールを500円くぐって、ぜんぜん売れなかった当店がやってきました。
後で聞けば「安すぎて、税抜きだと疑った」という話も聞きましたが、税金を入れても安いのに…反応は無いに等しかったですよ。
ま、当店に限って言えばこういう売り方をしても駄目なようです。さりとて、そうでない売り方で売れているかといえば、そんなことも無いんですが。
極端に9月は悪いです。
集計するのが怖いです。
あまりに暇なんで、店内のレイアウト変更をしていました。
「さらば、ぷち棚(白いやつね)」で、すっきり爽やかです。
入会金で儲けさせて、HITでまた儲けさせて、さらには棚を買わされて儲けさせたのだから、歳暮くらいくれたってバチはあたらないのにな>木村さん
気分一新で(たいしたこと無いけれど)秋商戦始まりです。
返信する
西川さん、毎度! (ドンファン)
2007-09-19 13:00:45
2年ほど缶ビールの特売なんてしていませんでした。
それ故、価格弾力性の高いお客様は、とっくに当店を見限られていたはず。
なので、そのようなお客様が足を運ばれることはほとんど無いという確信はありました。(笑)

折込範囲(商圏)を絞ることで、会員限定DMによるニュースレター送付より、折込によるニュースレター配布が経費的にかからないので、折込を選択したわけです。
本音を言うと、特売広告は、ニュースレターの「おまけ」的意味合いが強いです。
数字的に即効性が無くても、地域のお客様を深く掘り起こして、落ち込んだ数字が徐々に上がっていけば・・・・OK!
でも、ニュースレターを続けていけるかが本当のキーポイント!
自信は・・・・・・余り・・・・・ありませんが、気取らずに続けたいですね。
返信する
差別化? (チュー太郎)
2007-09-22 12:57:08
ドンさん
ご無沙汰してます。

小生ドンドン迷路にはまりこんでおります。
最近は嫌いな?2ちゃんねるなんかも読んでみたりして。

つらつらおもうに、お客さんが来てくれる為には、その理由が要るんですよね?

・安い
・近い
・便利
・好き
・楽しい

その他にも色々とあるでしょう。
そして、我々「ぷちショップ」はそのうちの「安い」という人間の根元的な欲求の部分を信じたのですよね?

それが、今、差別化に繋がらなくなった。
それなのに我々サイドはまだその盲信、幻想から抜けきらないでいるのではないかと・・・

それと、現在の自店の既存顧客は、「安い」からと選択してくれたお客さんが大半なのだから、もし、それ以外の戦略をとる決心をするならば、顧客創造から入らなくてはならないのではないかと。

とはいえ、既存顧客の中にだって、「好き」や「便利」「安心」「楽しい」を求める人はいるだろうから、その部分で「離反」をくい止めるこてゃ出来るのではないかと。

ですから、ニュースレターなんぞはそれに向けていいツールだと思うのです。

要は、地域一番価格を標榜するなら、その側面で「売れ筋拡大」が幻想に陥っている昨今、それを創意工夫して現出させる必要が急務だと思う訳です。

それが出来ないのなら、「価格訴求」は諦めて、「便利」「安心」を求める人達を探さなければならない。

でもその確率は極端に低いでしょうから、手間と時間が掛かる・・・

どの辺りに照準を当てるかということなのですが、
店番交代のため、
続きは後日・・・


返信する
チューさん、お久しぶりです。 (ドンファン)
2007-09-22 13:49:57
いま目指さねばならない差別化は・・・・・・・・

NB商品はいつでもそこそこ安い!

プレミアムな商品の品揃えもそこそこある!

ここにしかない地酒を持っている!

新発売の商品がある!

日付が常に新しい!

店がきれい!

お客様の冷蔵庫代わりのようにいつでも商品が冷えてる。

無料配達!

接客が良い!

店長の商品知識が豊富!

重い商品を運んでくれる!

ギフト全般気軽に頼める!

・・・・・・・etc・・・・・・・・

考えてみれば、当店すべて特別に差別化されてないのが現状です。

お客様が欲している、どのサービスをつきつめて、他店に出来ない独自のサービスにしていくか?

そして、そのサービスをお客様に広く知ってもらうこと。
そのメディアとして、ニュースレターを使っていくこと。
(折込とDM併用)

まだこの程度のぼんやりとしたイメージしかつかめてませんが・・・・・・・。

とりあえず、地域一番店(地域一番の激安店でなく、地域一番の便利な酒専門店として)宣言を決行しました。

徐々にサービスの形がはっきりと見えてくるとおもいます。


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そうですね (チュー太郎)
2007-09-23 11:06:43
考え方のベクトルは同じです。

うちの、いや小生の難点は、その思いを実行に移せてないというところです。

それらをきちっと実行していけば、存在価値は出てくると思うのです。

例えば、建前の祝い酒なんぞは少し前までは酒屋の役割でしたが、その酒屋がどんどん廃業に追い込まれているのですから、需要はくすぶっていると思うのです。
そして、それはますます膨らんでくるのではないかと。

ということは、このブレークスルーの期間をなんとか乗り切れば、酒屋に対するニーズを拾うことが出来るようになる。

要は、今をどう切り抜けるか、すなわち、どう変化対応するかということなんだと感じております。


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ホント・・・そうなんです。 (ドンファン)
2007-09-23 15:04:36
とりあえず、今の酒類業界激変の過渡期を生き残れば、いろんなお客様のニーズをもっと拾えるはずなんです。
そのため、お客様から今そっぽ向かれることだけは避けたいですね。
もっと自店の変革のスピードを上げないといけない、という危機感でいっぱいです。
返信する

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