当初、自分でも心配だった。
感情移入が過ぎるというか、精神が弱いというか、影響を受けやすいというか、そういうところが自分にあるのは解っている。歳長けてきてずいぶん制御できるようにはなってきたけれど、強く、大きなものにはやはり揺らぶられる。
三月のあの日。
私も、こどもたちもずいぶんと掴まれ、それ以来どこかを置いている。
だからこそ「行こう」と思ったわけだけれど。
やはり想像は想像でしかなかった。
映像でみる「被災地」は平面で、一方向でしかない。
360度をぐるりと見渡してみて、そこがすべて「被災地」で埋められている現実を、私は覚悟していなかったのだと思う。
ただ訪れただけの私たちが写真を撮り、それを(辺境ブログとはいえ)公開することには抵抗がある。
けれど、私の考え方や捉え方を少しでも理解してくださる方々には、何かを受け取っていただきたいと思う。
なので。
少しだけの解説をいれながら、見ていただきたい。
不快に思われる方がいらっしゃったら申し訳ありません。
陸前高田市へ入ったあたり。
340号を南下。陸前高田市役所仮庁舎を過ぎたあたり。
沿道にはヒマワリが咲き、手を合わせる人々の姿を多く見る。
45号高田バイパスへ右折。
パチンコやさんの跡地が駐車場のようになっていてそこに車を止めさせてもらう。
道を渡ると案内板が。
『奇跡の一本松』
奇跡の意味を、ようやく少しだけわかる。
一本松から国道45号を振り返る。
気仙川にかかる気仙大橋は未だ仮設。
気仙沼へ。
大船渡線の踏切。
気仙沼市内。
JR大船渡線 鹿折唐桑付近。
同じく。
向かいにあったコンビニは仮設店舗。
この日はライトアップニッポンの花火の日。
気仙沼みなとまつりも二年ぶりに開催とのこと。
お祭りの会場に向かって、たくさんの人が歩いていくのを見た。
おばあちゃんもおじいちゃんも、みんな歩いている。
「無料ゆかた貸出所」なる場所もあり、浴衣姿の女の子たちもたくさんいた。
(地図で確かめたところ、2キロ以上歩いている人たちも)
地元の方たちの邪魔になるのでそそくさと気仙沼を抜け、更に南下。
海水をかぶった場所の杉は変色している。
南三陸町 陸前港駅跡
プラットホーム跡。
遡上したであろう川を、今は鴨が泳いでいる。
この後通った、南三陸町歌津地区でも祭りがあり、これもじゃましてはいけないとそそくさと通り過ぎる。
あたりも暗くなった頃、志津川へ到着し、この日の宿となるホテル観洋さんへ。
暖かく迎えていただいた。
写真を選択するにあたって、いろいろと基準を設けたつもりですが部外者の心無い部分があるかと思います。
お気づきのこと、どうか教えて頂けるとありがたく思います。
また、道中のものが沢山ございますので申し付けて頂ければと存じます。
感情移入が過ぎるというか、精神が弱いというか、影響を受けやすいというか、そういうところが自分にあるのは解っている。歳長けてきてずいぶん制御できるようにはなってきたけれど、強く、大きなものにはやはり揺らぶられる。
三月のあの日。
私も、こどもたちもずいぶんと掴まれ、それ以来どこかを置いている。
だからこそ「行こう」と思ったわけだけれど。
やはり想像は想像でしかなかった。
映像でみる「被災地」は平面で、一方向でしかない。
360度をぐるりと見渡してみて、そこがすべて「被災地」で埋められている現実を、私は覚悟していなかったのだと思う。
ただ訪れただけの私たちが写真を撮り、それを(辺境ブログとはいえ)公開することには抵抗がある。
けれど、私の考え方や捉え方を少しでも理解してくださる方々には、何かを受け取っていただきたいと思う。
なので。
少しだけの解説をいれながら、見ていただきたい。
不快に思われる方がいらっしゃったら申し訳ありません。
陸前高田市へ入ったあたり。
340号を南下。陸前高田市役所仮庁舎を過ぎたあたり。
沿道にはヒマワリが咲き、手を合わせる人々の姿を多く見る。
45号高田バイパスへ右折。
パチンコやさんの跡地が駐車場のようになっていてそこに車を止めさせてもらう。
道を渡ると案内板が。
『奇跡の一本松』
奇跡の意味を、ようやく少しだけわかる。
一本松から国道45号を振り返る。
気仙川にかかる気仙大橋は未だ仮設。
気仙沼へ。
大船渡線の踏切。
気仙沼市内。
JR大船渡線 鹿折唐桑付近。
同じく。
向かいにあったコンビニは仮設店舗。
この日はライトアップニッポンの花火の日。
気仙沼みなとまつりも二年ぶりに開催とのこと。
お祭りの会場に向かって、たくさんの人が歩いていくのを見た。
おばあちゃんもおじいちゃんも、みんな歩いている。
「無料ゆかた貸出所」なる場所もあり、浴衣姿の女の子たちもたくさんいた。
(地図で確かめたところ、2キロ以上歩いている人たちも)
地元の方たちの邪魔になるのでそそくさと気仙沼を抜け、更に南下。
海水をかぶった場所の杉は変色している。
南三陸町 陸前港駅跡
プラットホーム跡。
遡上したであろう川を、今は鴨が泳いでいる。
この後通った、南三陸町歌津地区でも祭りがあり、これもじゃましてはいけないとそそくさと通り過ぎる。
あたりも暗くなった頃、志津川へ到着し、この日の宿となるホテル観洋さんへ。
暖かく迎えていただいた。
写真を選択するにあたって、いろいろと基準を設けたつもりですが部外者の心無い部分があるかと思います。
お気づきのこと、どうか教えて頂けるとありがたく思います。
また、道中のものが沢山ございますので申し付けて頂ければと存じます。