ひさしぶりに
日本橋を街歩きしてきた。
いやー、とにかく久しぶりに歩いたので
疲れたのなんのって。
今回は日本建築家協会 関東甲信越支部 保存問題委員会の
主催により、日本橋の百貨店を中心に見学会が開催。
それに参加してきたのだ。
主に見学したのは、日本橋高島屋、三越、近三(森五)ビルなど。
どれも見知った建物だけど
近三ビルはエントランスと階段室も特別に公開してもらう。
写真はその近三ビルの階段室。
村野藤吾の作品で、エントランスの天井には
いかにも「村野」っぽいモザイクばらばら。
村野の作品はタイプぢゃないけど
階段室はままかわいかった。
街歩きという見学会は
通りいっぺんのありきたりな説明ばかりで
いつもイマイチ不満だらけだったが、
今回の随行建築士さんたちは
その建築の「建築的見方」を素人向けに
説明してくれたり、
自らの嗜好なんかもおりまぜながら説明してくれて
結構好感の持てる街歩きですた。
八重洲ビルもなくなっちゃったし
三信ビルももうないも同然だし
東京では近代建築がどんどんなくなっているので
彼らにも、こうして団結してがんばってほしいものだにゃ。
と、たまにはエールでも送ってみた。