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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

SVEA123ケロ化作戦②

2017-05-07 10:41:51 | ぷ♂の日記
以前チャレンジし失敗に終わった123のケロシン化。(灯油仕様化)
実はあれからも懲りずにチャレンジしております。

ちなみに前回の改造点は次のとおり。
・ウイックを廃し、チューブによる吸い上げ式に。
・ポンプによる燃料の圧送。
・ニードルを取り除き、真鍮の網を入れチューブをヴァポ化。
・熱効率を高めるべく、ヘッドのチューリップを二枚重ねに。
・蓄熱性の良いサイレントドームを採用。

(詳しくはことらの記事を「ケロシンか?」

で、今回はこの様な感じで挑みました。
IMG_6006.jpg
ヘッド部分にさらに熱効率のよさそうなエンダース9061のものを流用。

実はこれぴったり合うんで、123Rや8Rを普通にサイレント化するには便利です。
ただし、風防の中のしきりの穴を通らないので、それを外すか、
風防脱着のたびにヘッドを取り外す必要があります。

IMG_6029.jpg
で、ライジングチューブのヴァポライザー(加熱器)化を目指し、
銅線や網でぐるぐる巻きにしてあります。

さて早速実験。
IMG_6007.jpg
まずはミニポンプを接続し、10数回ポンピング。

そののち十分にプレヒートします。
おおよそ、ガソリン時の3倍の時間をかけてみました。

すると…

IMG_6033.jpg
おお!見事な炎!

期待通り、いやそれ以上の勢いできれいな炎が上がります。



だが

しかし!



やはりケロ化はそんなに簡単ではなかった…

燃焼させ始め3~4分後、炎の勢いにやや陰りが見え始めてきたので、
バルブを少し開いてみると…

IMG_6038.jpg
大炎上!


そこであわててバルブを絞ると…

IMG_6039.jpg
中火で安定。

このあたりの変化は動画の方がわかり良いのでこちらをどうぞ。



そういうわけで、消火後しばし考えました。

・勢いよく炎が燃えている時の状態は申し分ないので、ニップルは合っている。
・火力が落ち始めた際ポンピングしても変化がないので、圧不足でもない。
この状態で、バルブを開くと赤火になるのということは、
燃料過多ではなく、燃料の気化不足
燃料の過熱が足りていないということではないか?

つまり、燃焼時のヘッドからヴァポ部への熱の還りが不足で、
一定以上の燃料だと、加熱不足で十分に気化し切れていないということ。
それが証拠に、火力の落ちた中火の状態だと、そのまま10分ほどは燃焼し続けました。

しかしそれは徐々に火力が落ちていくじり貧状態なので、ケロ化としては失敗。


*考察*

基本ケロストのヴァポ部は、自身が噴き出すの炎で熱せられるべく、結構複雑な構造になっております。
(こちらの最初の画像を参照のこと)
また、ケロストとしてはすこぶるシンプルな構造の96タイプでもヘッド部をよく見ると、
ヴァポ2
このようにヴァポ部がチューリップ内部にしっかり入っているので、
ここでもやはり、かなり効率よくヴァポ部が熱せられる。

それに対して今回の場合の熱の伝わり方は、
炎→チューリップ→ヴァポ部、というように伝導熱でしかない。
そう思うと加熱不足は当然といえば当然か…


そういうわけで、今後は、より一層熱の還りをよくする方法を考えてみたいと思います。
真っ先に思いつくのは、ガスカートリッジ式によく用いられるブースターのようなもの。
つまり、ヴァポ部に金属片を巻き、それを直接炎で炙れるようなものにするとか…

そういうわけで、
この続きはまたいつかの次回へ続く。

ヽ(^∀^)ノ



*追記*
9061のサイレント部を、96の分厚いスプレッダと交換すれば、
9016をケロシン化できるときいたことがあるんで、
もしかしたら…

IMG_6055_20170507113404343.jpg
あ!でけた!

くわしくは次回へ…

(*^人^*)
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