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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

古い塗装と錆 (ワセリン便利!)

2017-08-12 10:11:57 | ぷ♂の日記
古いストーブなどの塗装は、真鍮ならまだしも鉄などはたいてい錆びでやられております。
だから、わたしは基本錆びは真鍮ブラシで落とし、
その後錆び止め処理をしたのち油を塗っていたのです。

まあ、本来なら錆を完全に落とし再塗装するのがいいのでしょうが、
わたしはできるだけ古いオリジナル塗装を残しておきたい方なので。

そんなわたしですが、先日例のガスマスクケースのことをしらべるのに、
あちこちのミリタリー関係のサイトを覗いていた際、
偶然以下のようなことを知りました。

古いオリジナルの塗装は非常に弱いので、
錆止めに鉱物系のオイルを用いると、
かえって塗装被膜全体を浮かせて剥がしてしまいかねない。


え?!
そうなの?!

じゃ、良かれと思ってしていたことがかえって…

ではそういう時はどうすればいいの?

続きを読むとその答えがありました。

古い塗装にはワセリンが一番。

へ~!そうなんだ!

なるほど、確かにワセリンは傷薬の軟膏の基剤だし、
直接眼球に塗っても大丈夫なほどに刺激が少ないものな。
そのうえ、水や空気を遮断できるから、確かに良いのかもしれない。
(無臭というのもよいね!)
ただ、べとつきがひどいので、それはどうなるだろう?
衣服に着けば汚れるかな?
乾拭きしておけば大丈夫かな?

そういうわけで、実は先日のガスマスクケースも軽く錆を落としたのち、
ワセリンを塗っていたのです。

こちらが処理前で、
s-l1600a_201707241344247f5.jpg

こちらが処理後。
IMG_7347.jpg

ま、画像ではその違いはよくわからないと思いますが、
肉眼だと、全体のトーンや色目が深く、暗くなり、半光沢を帯びております。
また、処置前は動かしたりすると、パラパラ赤さびの粉が落ちてきましたが、
それは収まりました。
で、気にしていたベトつきと、接触による汚れですが、
塗布後ウエスで乾拭きすれば、その心配はなさそうです。

うん、なかなか良いのではない?!

そういうわけで、今後ストーブなどの古い塗装はワセリンで対応しようと思います。
なんせ、古いものだと100年前に物もあるから…

そうそう、ついでに言うとこのワセリン、
塗装だけでなく、皮革製品にも最適なんだとか。

市販のミンクオイルや保革剤には大なり小なり添加物が含まれているので、
それが劣化した皮革には致命的だそうなので、
ヘルメットの内貼りや、バッグの補強などの部分の皮には、
先ほど同様ワセリンを塗りこむのがベストとのこと。

なるほど~!

幸いうちには以前ナナちゃんジョイのために買っていたワセリンがたっぷりある!
これであれこれ磨こう!
ヽ(^∀^)ノ


* ついでの話 *

ワセリンと言えば…
実は最近私は寝る前にワセリンを少し爪に塗り、しっかり塗り込んでおります。
というのも、以前「爪の話」で書いたように、私は爪が弱く、
特にバイクやストーブをいじったとは、必ずと言っていいほど二枚爪などの様な症状になってしまうのです。
そこで、ある時ふと思い立ち前述のようにワセリンを塗りこんでから寝ることにしたのですが、
おおよそひと月ほどできれいな状態になり、
以降も、以前のように爪が荒れることは少なくなりました。
思えば、爪も皮膚と同じようなもんだから、
皮膚に優しいものは爪にも優しいということですね。

そんなわけでストーブいじりをしてや機材や燃料が手に着いたときなどは、
しっかり洗剤で洗い流したのち、ワセリンを薄く塗りよくなじませるようにしております。

冬場に良くなる指先のひび割れも防止できるのではないかと、
今少し期待しておる次第です。

(*^人^*)
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