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★「つくる会」=自由社はスキャンがお好き

「新しい歴史教科書をつくる会」の自由社版中学校歴史教科書が自虐教科書(東京書籍)から年表を盗用した問題で、当時の編集担当者の松本謙一氏が「自分は盗用に関与も関知もしていない」と主張し、それに対し「つくる会」が、東京書籍の年表をスキャナーで読み取って文字データを松本氏に渡したことを認めた―という事実を前回←クリック お伝えしました。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」と松本謙一氏は「そのデータが東京書籍からスキャンしたものだと松本氏が知っていたのか知らなかったのか」をめぐって争っているわけで、他社の教科書をスキャナーで読み取って文字データにするという異常な行為が教科書の編集過程で行われたという事実では一致しています。
 
読み取ったデータがそのまま組み付けられ、検定申請された軌跡が文部科学省に残されています。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」が昨年12月17日に発表した「年表流用問題の真相-編集担当者松本謙一氏の回答文書への反駁」なる文書←クリック には「別紙」として、読み取ったデータの1ページ目が添付されています。それを見ると…
縄文土器が「縄文器」になっています。
 
スキャンしたときにありがちなOCR(光学式文字読取装置)の認識ミスです。これがそのまま平成20年4月に検定申請されました。
 
 
文部科学省が公開している検定意見書には

 
「縄文器」に対して「誤りである」という検定意見が記されています。藤岡信勝をはじめとする執筆者たちはこの検定意見の段階で、年表は何かをスキャンしたものだと気付いたはずですし(気付かなければよほどの馬鹿)、スキャンを指示した「新しい歴史教科書をつくる会」事務局長・鈴木尚之やスキャン実行役の事務局員は「あれがそのまま使われている」と認識したはずです。
 
さて、「新しい歴史教科書をつくる会」=自由社は東京書籍をスキャンするだけでなく、自分たちの教科書もスキャンしています。
 
昨年お伝えしました←クリック が、4月に発行された自由社版歴史教科書には次のようなお粗末な誤記があります。

 
自由が「由」、自己が「己」、8キロが「8キ」(片仮名のロではなく漢字の口=くち)などとなっています。明らかにOCRの認識ミスです。初版(平成22年度版)をスキャナーで読み取り、チェックしなかったためこうなったのです。教科書を改訂する際、通常は前の版の電子データを使うはずですが、自由社は本をウイ~ンとスキャンして作ったのです。今はやりの「自炊」です。
 
ちなみに「新しい歴史教科書をつくる会」もホームページで自由社を「由社」と表記しています(本日保存←クリック)。上杉千年が「上杉年」になっています。
 
 
「新しい歴史教科書をつくる会」が東京書籍の教科書の文字を機械で読み取って自由社編集者に渡したという“スキャン”ダルを打ち消そうと、小山常実という「つくる会」理事が、扶桑社の教科書を継承している育鵬社の教科書は扶桑社の教科書を盗作している…と、わけの分からない宣伝を続けています。藤岡信勝もあちこちで育鵬社を著作権侵害で訴えると息巻いています。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」はそもそも“育鵬社の教科書は駄目だ。自由社が優れている”と非難してきたのです。ところが相手が躍進すると“育鵬社は「つくる会」執筆者の文章をリライトした”と言い出しました。「違う」と相違や優位性を強調したかと思うと今度は「似ている」と類似性を言い始めたのです。
 
真相は全く逆です。自由社は平成22年度版と24年度版の二度にわたって、以下の通り扶桑社が作成した図版やレイアウトの著作権を侵害しています。善良な「新しい歴史教科書をつくる会」会員の皆さんは、今年こそマインドコントロールを脱し、正統保守の教科書普及に邁進してください。
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