正統保守の敵「つくる会」一部首脳を追撃します
「新しい歴史教科書をつくる会」が自由社から出した教科書は反日自虐。 フジサンケイグループ育鵬社こそが正統保守教科書です
★「インチキ保守」「偽装保守」を見分ける本
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中西輝政さんと八木秀次さんの対談本『保守はいま何をすべきか 日本国家を回復するために』(PHP研究所)が出版されました。
インチキ保守を見分ける本です。内容は、國民新聞平成20年7月25日号に載った書評が分かりやすいです↓
真正保守の二人の学者が「再び〝保守〟が立ち上がるために行った『作戦会議』の記録」(八木氏あとがき)である。ポイントを三点に絞ってみる。
第一は、左翼から歴史論争を仕掛けられると、非常に過度な攻撃性を示し、一般国民に理解されにくいマニアックな反論だけに終始する態度は、保守ではなく左翼の裏返しに過ぎないという指摘だ。「本来保守というものは、ふくよかなものであるはずです」との認識で両氏は一致する。
第二は、それらの人々の中に左翼からの転向組がいるということである。「そういう『改宗派』は、まずはじめは『ウソを教えやがって』と恨み骨髄になってルサンチマン感情のハケ口を求めてしまう」(中西氏)
最後に最も大事な点は、それらの人々の多くは皇室や神道を語らない「自称保守」「左翼保守」であるという実態だ。
「転向しきれていない転向組」の問題にしても「天皇抜き保守」の問題にしても、「新しい歴史教科書」騒動を想起させられる。新しい出版元「自由社」の石原萠記社長が「自由主義者」を名乗りながら、思想的にも人脈的にも社会主義者であり、「昭和天皇に戦争責任あり」との歴史認識を公言している。
保守運動のこうした悲劇を繰り返さず、真正保守と自称保守を見分けるための必読書だといえよう。
評・徳光正(公立中学校教諭)
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