山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

だし廊

2019年09月27日 | ラーメン

ミシュランガイドにも取り上げられ、だしソムリエの資格を持つラーメン店「だし廊」さんに初訪。

初訪で、いきなり食券機と向き合うとなると、そそられるというよりは、ちょっと固まっちゃう私。 

初訪でチョイスを失敗するんじゃないかと不安を感じたり、次の方が並んでいるとすごく追い詰められる心境になります。

欲張りな女性ならではの特性なのかしらね???

席に着くとメニューが置いてあり、本当にそのチョイスで良かったかと詳細を確認してしまいます。

お洒落なメニュー表ですね。

店内もカジュアルで、女性好み。

夫は「飛魚だし醤油そば」をチョイス。

飛魚独特の甘味より、醤油の風味の方が勝っているスープですが、とても綺麗な味わいでした。

自家製麺はコシがあるストレート麺。

麺が伸びにくいので、この強めの醤油の味が麺に浸みこみにくく、さらりと頂けます。

料理全体の足し算、引き算がよく計算されたラーメンだと思いました。

それに化調感がほぼ無いのにも驚きです。

最後までおいしく頂ける、上質な味わいでした。

その日のご飯は3種。

鰹節と卵ごはん。

お得なメニューに驚きました。

私は「貝だし塩そば」

なんて美しいビジュアルでしょう♪

欲張り感を満たしてくれる、さも女性好みの雰囲気と、ほんわりとした湯気の香りからして、スープはあっさり、かつ飽きることない洗練された味わいなのではないか、と。

その通りだった。

しかもこの平たくて薄いパスタのような卵麺との相性抜群です!

もうやだぁ~、美味しくて鳥肌!

ツルリと口の中に取り込まれていくときの、くすぐったいような感蝕に、滋味深いスープの余韻がたまりません。

この食味の美味しさに飽きることなく、最後まで食べつくしたい気持ちに駆られ、その日の日替わり「とり皮ご飯」を途中でオーダー。

これも薄味かつ、塩加減がちょうど良くて感激しました。

最後はスープを全てご飯に投入して、おじや風にして頂きました。

美味しかった!

ブログでは教えたくない行きつけのラーメン屋さんがあるのですが、その日頂いたメニューは美味しくて「だし廊」さんの勝ちでした。

でも多分、好き嫌いが別れ、二郎系や家系が好きな方々なんかにはウケないんだろうと思います。

 

次は違うメニューを頂きたいと思います。

ご馳走様でした♪

 

■だし廊

住所 宮城県仙台市青葉区一番町2-2-11 TKビル 1F

営業時間 11:00~21:00(通し営業)

 


レストラン シェヌー 再訪

2019年09月16日 | 

宮城県塩釜市の塩釜神社に参拝しました。

フレンチレストラン「シェヌー」さんは、塩竈神社のすぐ近くにあります。

テラス席もありました。 

今回はお祝い事のため、個室でのランチを予約しました。

雄勝石に盛り付けられた「始まりの料理」は、定番のあたたかいキッシュと、その日はカツオのマリネ。

私が選んだ前菜は「オマール海老と帆立貝、スモークサーモン、海の幸のテリーヌ仕立て、ピスターシュ風味」

野菜の扱いも繊細で、何よりオマールエビの甘味がたまらないですね。

このお店の定番はメニュー「三陸の幸サラダ ” 千賀の浦 ” 」。

新鮮な魚介類がサラダ仕立てになっています。

「鴨とフォアグラのテリーヌ仕立て」

綺麗な盛りつけです。

次はスープ。

「海の幸のロワイアルスープ、カプチーノ仕立て」

いつもと変わらない味、美味すぎて鳥肌が立ちます。

本当にこのスープ最高すぎる♪

スープは+400円(税別)で「海の幸のパスタ」に変更可能です。

その日は手長海老でした。

パスタはコシがあって、クリーム系のソースと馴染み、お得感があります。

夫は普段お魚は好んで食べないのに、お魚をチョイス。

「金華鯖のグリル」

ここに来てどうしてサバなのか私には理解できませんが、お魚を好きになろうとする気持ちがフレンチならと、心を動かしたのでしょうか?

少し頂戴しましたが、良質な脂の乗ったサバの味でした。

「仙台牛ランプ肉のグリエ梅風味のソース」

料金追加なしメニューであれば、今回このメニューのチョィスが一番良かったのではないかと思いました。

「和牛ほほ肉のビール煮込み」

ほほ肉だけあって肉の線維が荒いですが煮込むことで、ふわりとした肉質の印象。

私は「川俣シャモ胸肉のローストとモモ肉の詰め物、フォアグラ添え、マデラソース」をオーダー。

理由は、その日海老や蟹系の食材と、肉はフォアグラが頂きたかったため。

でもこういうシチェーションで、鶏はイマイチでした。

モサりとして、喉が乾きすぎました。

冷菓。

マスカットが旬のため、美味でした。

デザートはこの6種の中から3種をチョイスできます。

ピスタチオ、フランボワ―ズ、紅茶系をチョイス。

その日は、生フルーツ系がなかったのが残念。

冷菓とデザートたちの甘さ攻撃により、体内は消化にフル稼働でパニックしたか、少しぼんやり気味になる私。

そんなに甘さを感じさせない、そんなデザートがあってもいいような気がします。

最後は、焼き菓子とコーヒー。

皆で頂くと幸せも広がりますね♪

 

■レストラン シェヌー

住所 宮城県塩釜市海岸通7-2        

TEL 022-365-9312

 


猿羽根山地蔵堂とさばねやまそば

2019年09月15日 | 蕎麦

 

この日、山形県の舟形町にある「猿羽根山地蔵堂」をお参りした後、お蕎麦をいただきます。

猿羽根山相撲場。 

毎年8月24日に子供の身体堅固を願う奉納相撲が行われるそうです。

かなり立派です。

茅葺のお手水場。

猿羽山地蔵堂の縁起は、諸説あるそうですが、新庄藩と尾花沢を分かつ猿羽根山に悪い霊が入らぬよう、おまつりされた峠のお地蔵様に信仰が集まったのが、最初ではないかと考えられているそうです。

ご本尊は、猿羽根山地蔵大菩薩さまで、特に身体堅固・頭病平癒・延命のご利益があるそうです。

お参りの時、個人さんのご祈祷が行われていました。

猿羽根山は山形百名山に選ばれています。

さて、猿羽根山地蔵堂に隣接するのは、「さばね山そば」さん。

冬季は閉山するため、4月下旬〜11月上旬(予定)のみの営業です。

営業時間は11時〜14時で、売り切れ次第閉店するため、事前にメニューや人数などを予約しておくのが確実です。(0233-32-2792

店主はお堂の管理を兼ねながら営業しているため、私のあくまでも主観ですが、蕎麦屋さんに行くというよりは、お猿羽山をお参りしてお蕎麦をいただく、というのがしっくりくるような気がしています。

 

 

雰囲気がとてもよくて、癒される空間です。

最初にサービスのお漬物がでてきました。

あまりに美味しいので、思わずお酒を頂くこととなりました。 

今回は夫に愉しみを譲ります。

にしん甘露煮(500円 )と上喜元がとても合う、と喜んでいる姿をみると、私も嬉しくなってきます。

次は山菜の頃に再訪して、次は私が愉しみましょう。ふふふ♪

ざるそば(900円)が運ばれてきました♪

なんという美しさ!

凛とした印象です。

味は・・・何とも言えない上品な蕎麦の香り。

冷たく引き締まった蕎麦が、躍るように滑り落ち、ふわりとそばの香りを残していきます。

鰹だしと醤油で円熟したつゆは、上質な味わいです。

美味しさのあまり、思わず微笑んでしまいます。

圧倒されて、鳥肌が立ちました。

お見事です♪

ざるが空っぽになって、もっと食べたいとしょんぼりしていると、なんと次の蕎麦をお持ちしますとのこと。

次???

次の蕎麦が運ばれてきました♪

全然違う見た目の蕎麦でした。

平たくて太め。

蕎麦を口に入れ噛むと、ほっこりした穀物の香りがあり、鼻孔に抜けます。

蕎麦は硬めで、噛むたびに蕎麦の甘味が増してきます。

さっきと全く異なる蕎麦でした。

噛んでいるうちに、蕎麦の香りで満たされ、快感になってきました。

つゆとの相性も素晴らしいです。

 

2種類の異なるお蕎麦を完食して蕎麦湯を頂いていると、摩訶不思議な気分に陥りました。

蕎麦は蕎麦でも、どうしてこんなに違うのか?

猿羽根山だけに、もしや仏教の教えに諭されているのでしょうか?

 

不意に「酸いも甘いも嚙み分ける 」こんな言葉が脳裏に浮かびました。

酸いも甘いも噛み分けるとは、人生経験を積み、人情に精通し、世の中の裏も表も知り尽くしていることのたとえ。

帰りに堂主さんに聞いてみたいと思いましたが、お遍路さんの接客で、聞くタイミングを失いました。

最初の蕎麦の美味しさが深く印象に残ったのは、次の蕎麦と大きく違っていたからかも知れません。

比較することで、それぞれの個性の素晴らしさに気づかせて頂けたのではないでしょうか。

深い!

さばね山そばさん、ご馳走さまでした♪

 

 

 


手打ち大石田そば きよ

2019年09月14日 | 蕎麦

久しぶりに「手打ち大石田そば きよ」に再訪しました。

平日で並びことなく店内に通されました。

自宅を利用した店舗です。

手打そばのお店ですが、「かいもず」も大変人気があります。

注文すると、蕎麦が運ばれてくる間に、サービスのお漬物が出てきます。

皆、それを頂きながら蕎麦を待ちます。

その日は、きくらげ、茄子漬、大石田で有名なぺちょら漬けが出てきました。

このお店に初訪したのは、15,6年前のことだったと記憶しています。

横浜の酒屋さんが、近くの高木酒造を訪ねる時に、必ず利用していると聞いたのがきっかけでした。

その頃は、きよばあちゃんが心をこめて蕎麦を打ち、愛情をこめてお漬物も作っていました。

笑顔でお漬物をもってきてくれる、きよさんの気さくさが嬉しくて、そばも美味しくて大好きなお店でした。

今回何年かぶりにお漬物を頂くと、味がかなり違っていました。

ん?

まさか!

お部屋の見渡すとお仏壇の近くに、きよさんの写真が鴨居に掛かっていました。

知らなかった。。。

そうだったんですね。。。

きよさん、今までありがとうございました。。。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

夫は冷たい肉そば(特盛)1000円をオーダーしました。

蕎麦が太めでコシがあり、つゆに良く絡みます。

ズルズルと食べ進める感じです。

美味しいとはじめは思いましたが、つゆが濃い目で、次第に化調感に嫌味を感じてきました。

手打のそば(普通)800円と食べ比べると、やはりその違いが歴然とわかります。

手打そばは、ほんのりと上品な蕎麦の香りがあり、蕎麦の舌触りが滑らかでした。

打ち方がイマイチだったのか、短い蕎麦が多くて、残念な部分もありました。

店内はお客様が入れ替わりたちかわり、忙しい雰囲気でした。

 

■手打ち大石田そば きよ

住所 山形県北村山郡大石田町大字横山736

TEL 0237-35-4245

営業時間 11:00~16:00 (土・日は売切れ次第終了)

定休日 木曜日

 

 


最上川千本だんごと最上29番札所

2019年09月13日 | 

山形県大石田町にお気に入りのおだんごやさんがあります。

「最上川千本だんご」さん。

横山とうふ店が経営しています。

おだんごは1本からでも購入でき、店内で頂くこともできます。

昔ながらの製法で添加物は一切使用していないため、翌日には固くなってしまう、本物のおだんごです。

いろいろあって迷っちゃいますよね。

奥の和室でいただくことにします。

大石田の旧家で蔵造りになっています。

その日は平日でしたが、休日となると混み合う人気のお店です。

くるみとナッツを食べ比べました。

私はナッツの方が好きでした♪

とにかくだんごの味が濃厚で、たっぷりのトッピングに充足感があります。

こんなにおいしいのに、価格はお手頃なのもWINな感じです。

お茶のサーバーもあり、無料で頂けるのも素晴らしいです♪

1本でも大満足な味わいでした。

 

さてお隣には、最上三十三観音の第29番札所西光寺さんがあります。

仁王門の仁王像が特徴的です。

 慶応三年六月、大石田の彫刻家柴川文蔵が、東京浅草の仁王に似せて彫刻したそうです。

ご本尊は聖観世音菩薩さまで、諸願成就のご利益があるといわれています。

最上の観音堂は、お堂に入ってゆっくりと納経できるので、親しまれています。

最上三十三観音巡礼は、2020年に御開帳のイベントを控えています。

来年は、巡礼者で盛り上がることでしょう。