山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

湯田川温泉 甚内旅館

2018年07月07日 | 温泉

ずっと気になっていた、鶴岡市の湯田川温泉に宿泊してみました。

今回の宿は「甚内旅館」さん♪

昭和30年代の木造三階建て、全10室の家族で経営されているお宿です。

旅館の前に到着しましたが、駐車場がわからず宿の方にお聞きすると、宿の方が駐車場まで車を持って行ってくださるそうで、そのままチェックインしました。

フロントの前には、湯田川温泉の共同浴場の鍵が1個置いてあり、宿泊者は鍵があれば、外湯めぐり(2か所)を楽しめます。

女将さんがお部屋へ案内して下さいました。

とても丁寧な接客で、好印象でした。

お菓子。

建物自体は古いのですが、最近外装のリフォームを行ったそうです。

お部屋にはトイレもあり、掃除もとても行き届いていて、安心して寛ぐことができました。

冷蔵庫は冷えが悪かったですが、氷水の準備もあって、個人旅館ならではの気の利いたところが良かったです。

さてお風呂に行ってみましょう♪

浴槽は4人入ったらキチキチ位の大きさでしょうか。

浴場(男女別)は、加水なし・加温なし・循環なし源泉100%かけ流しの温泉で、24時間入浴可。
無色透明・無味無臭でしたが、熱すぎず、ぬる過ぎず、とても柔らかな肌触りの温泉でした。(ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉)

無色透明の温泉なんてつまらないと思うでしょう?

ところがこの温泉、何度か入っているうちに、手や足の掻き傷が治ってきました。

乾燥による肌のかゆみもなくなり、入浴後に化粧水なしでも、乾燥が全然気になりませんでした。

源泉100%だから、とても体に温泉効果が行き渡るのですね。

夕食は別室のお部屋でした。 

 お刺身。

口細カレイ。 

身が厚くて美味しかったです。

でも、いさきの煮物とお魚料理が2つもあるのは、私としてはちょっとイマイチでした。

それならお肉がちょっとでもあればなぁ~、って感じです。

鶏おこわ。

天婦羅。

はまぐりのお吸い物。

その他ユリ根饅頭、アスパラガスの茶わん蒸し等印象的なお料理もありました。

個室でゆっくりのペースで頂け、一品一品のお料理が手作りで心がこもっていて、よい夕食でした。

 

さて、朝ごはん。

甚内旅館さんの朝食は、お宿伝統の「おてしほ料理」。
庄内藩々主17代目酒井忠明殿より、 「お手しほ料理」と歌に詠んで頂いた「おてしょ」(方言で小皿)料理の朝食膳で、郷土の素材を使った小鉢はなんと15品!

さあ小鉢の蓋を開けてみましょう♪

朝からこんなにたくさんのお料理を頂けるなんて、贅沢です♪

焼鮭が濃厚なうまみがあって美味でした。

全体的に、味付けが私には強すぎでしたが、可愛い盛付けと沢山の食材がいただけて、朝からテンションUPでした。

甚内旅館さんは、お風呂もあまり歩かなくて何度も入れるし、お料理も海のもの山のものといろいろ頂け、外湯めぐりや、夜の蛍見学、近くの用水路の鯉への餌やりなど、いろいろ楽しいこともあって、この宿にはまた泊りに来たいです。

ご馳走様でした。