東京に発つ前日の夜
寝るために部屋にもどって夜の体操を始めたら娘がやってきた。
「ちょっと話したいことがあるんだけど」
いつになく深刻な表情だったので僕にとって喜ばしい想像はできなかった。
「もう東京にいる必要はないので一度名古屋に戻ってきたい そして
ワーホリで海外に一年ほど行ってきたいと思って・・・」
「韓国か?」
「うん」
はーーついにそこまで気持ちが行ってしまってたか。
娘は時々このブログを見てるので僕の韓国批判は知り尽くしている。
おとんは賛成しないことは十分に予想していたわけだ。
それで一週間以上一緒にいて最後の最後にそれを話すということはどーゆーことなんだ?といえば賛成してもらえないに決まってると思ってたようだ。
「オレが反対したら止めるのか?」
「・・・やめない」
それもわかってるし基本的に僕は娘の決断を阻止しない。
それだけの実績を重ねている。
ここでもし万が一韓国人と結婚したいと言っても引き裂くことはしないと書いてきた。まだ僕の文章を読みこなしていないようだ。
応援した。
それは予想外だったようだ。その前に母親に相談して反対されていたから僕へのハードルを自分で高くしてしまってたみたい。
数年前から韓国語を勉強してもう普通に意思疎通ができる状態であること。
それからもしかして韓国の芸能関係で働く人との接点を言ってたことがあるから自分なりの目標が具体的にあるのかもしれない。ジャニーズの上を目指せばいい。それは口にしなかったけどおとんはそこまで予想してみた。
ワーキングホリデーの基準がどこまであるのかまだはっきりしてなくてこれから先にまた障害が発生するかもしれんがまた乗り越えてゆくだろ?
頑張れよ。
というわけで散々なお正月ではあったけれど考えようによっちゃいい正月だったと後から言えそうな気もする。いい気なもんだ。(笑)