ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

徳瞬瞥山 牧場側から 平成23年3月27日(日)

2011-03-31 00:18:19 | 大滝洞爺湖方面・冬山
 前の週の喜茂別登山で体力に問題があるのを実感しました(涙)
 なので、この大災害の非常時ではありますが、行ける時に…ってことでリハビリも兼ねて登山に行くことに。
 
 徳瞬は残雪期に3回(夏道沿い×2回+旧道×1回)登ってますが、牧場側からは行ったことがありません。
 実は3年ほど前に一度、牧場コースから登ろうとやってきたことがあるのですが・・・恐ろしい記憶が(笑)
 ・・・この辺りかなあと車止めて降りたとたん、ものすごい数の牧場の犬に一斉に吠えらまくられ、動揺!
 さらに中型犬がこちらを威嚇し、大型犬もこちらににらみを効かせながら接近してきて・・・ますます動揺(汗)

 で、その時はスキー靴を忘れたので(←あほ)結局そのまま帰ったのですが・・・なんか苦手な意識があります。 
 なので、今回は前に近くまで行って、登れそうだと思っていた別のポイントから登ることにしました。

 まずは退路を断つために、準備をしながら止むを得ず1本だけいただきます。

↓今回もサッポロビールの回し者です(笑)


 ザックにスキーを積んで、上着をくくりつけると・・・スペースシャトル風でなんかカッコいいです(爆)



 7時54分、準備完了。
 つぼ足に軽アイゼンで出発です!
 まずは、スノーモービルのトレースがある林道を、牧場の方に向かって進みます。



 しばらく進むと・・・おおっ!徳瞬が!



 この山はいつ見てもかっこいいですね。 
 


 右手にはオロフレが見えてきました。



 真っ白い平地をのんびり。
 天気がいい日の散歩は気持ちがいいです。
 最近は山に行くのさぼってばかりだったので・・・きてよかった!

 トドマツの苗木が植えてある牧場風の平地を過ぎると森林の中へ。
 林道をたどって行くと、途中からスノーシューのトレースが。



 で、なぜかこのトレースは森の中へ消えて、しばらく進むと今度はスノーモービルのトレースがめちゃめちゃたくさん。



 このトレース、ありがたく使わせていただきます。
 トレース以外のところだと、クラストした雪がバリバリと割れて、それなりに埋まるので疲れます。

 林道の途中には、クランプとポールで組まれた展望台みたいなものが。
 


 一応上がってみると、ちょっと景色よかったです。



 林道の終点からは、モービルのトレースを離れてスノーシューのトレースを借ります。



 で、しばらく進むとまたスノーモービルのトレースと合流。
 スノーモービルのトレースは1140m地点までありました。
 今のモービルはほんとに性能高いですね。
 そしてその辺でおやつ休憩。 

 そしてスノモのトレースがなくなると・・・いよいよ山頂が近づきます!



 なんか、木に雪がついて固まって、斜面に大きなコブができてる感じです。
 右側の急斜面だと、ストンと沢に向かって滑落しそうなので、コブの多い左側から登ります。



 木が多くて、ときどきずぼっと埋まりながら・・・のろのろと苦労して登ります。

↓上から見るとこんな感じ。


 悪戦苦闘しながらも10時48分、山頂に到着です!
 ほぼ3時間かかった計算です。



 ちょっと失敗したのは絶対滑れないのにスキーをかついだまま山頂に来たこと。
 置いてくれば楽だったんですが・・・。

↓ホロホロ山の方。


 で、札幌方面を見ると・・・雪雲が迫ってます。



 ホワイトアウトするとイヤなので、ほとんど休憩はとらずに急いで下山することにします。

 そしてスノーモービルが来ていた辺りまで下りてからスキーを装着。
 下の写真の中央少し上の小山を目指して下山です。



 クラストした雪質ですが、かなりしまっていて、先週の喜茂別よりはずっと滑りやすかったです。



 林道のあたりも緩斜面のゲレンデのようで、それなりに楽しんで滑れました。



↓自分の滑った跡と歩いた跡。


 駐車地点にはお昼のサイレンが鳴った直後の12時1分に到着。
 下山に1時間ちょい、往復で4時間ちょっとかかった計算です。

 車でおにぎりを食べて・・・たった1本ですが麦汁飲んで4時間半なのでとりあえず爆睡して帰りました。
 まあ、1本なら3時間で完全に分解されるということですが・・・一応より安全にってことで。


 GPSトラックです。







 まだ体力は回復していませんが、少しずつ・・・リハビリに努めたいと思います!

 あとこのコース、私有地を通るかどうかは確認してないので、その辺に問題あればトラック削除します。




コメント (4)
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喜茂別岳・小喜茂別岳 平成23年3月20日(日)

2011-03-21 23:11:18 | その他の道央・冬山
 山はほんとに久々です。
 しばらく体調が悪かったり、忙しかったり。
 何もやる気が出ず、だいぶさぼってしまい、すっかり体力が落ちてしまいました。

 今回はtarumae-yamaさんとH原さんと小喜茂別岳経由で喜茂別岳に行くことに。
 この非常時、登山も自粛すべきかもしれませんが・・・久しぶりの体育の時間ということでお許しください。

 で、今日も車で麦ジュースを1Lほどいただき、少し離れた除雪されたスペースに駐車。
 400mほど車道を歩いて、黒川を渡ってからスキーを履き、9時3分、スタートです!

↓道路から上がってくるH原さんとtarumae-yamaさん。


 天気がよくて気持ちがいいのですが・・・雪が思ったより重たくて、のろのろと進みます。

↓小喜茂別に向かう2人。 


 小喜茂別の途中から、羊蹄やニセコの山々が見えます。



 小喜茂別には10時47分到着。
 で・・・もうここまでで疲れました。
 体・・・相当弱ってました。
 もう、やっとの思いで2人についてきた感じです(涙)

 で、まずは麦ジュース休憩(笑)

↓木の向こうに喜茂別岳。


 麦ジュースを飲み、自分はもう帰っても悔いはないという気持ちですが・・・ ←というか帰りたい(笑)
 お2人はこのあとも行く気満々。
 ほんの6~7分休んですぐ出発です(涙)
 
 小喜茂別を下りて、喜茂別へ向かいますが・・・シールに雪が付いて重くて泣きそうになります。
 で、シールにワックスを塗って、なんとか登りますが・・・厳しい・・・。
 そして、ここでGPSの電池切れに気付き入れ替え。
 さらに遅れながら、やっと2人について喜茂別の急斜面を登って行きます。

↓急斜面から振り返ると小喜茂別が。


 急斜面を登りきると、今度はだらだらと長い尾根を頂上に向かいます。



 もう途中で死にそうになりながら・・・足が攣りそうになりながら、やっとこ進み・・・なんとか頂上に。

↓頂上に到着する2人。相当遅れてしまいました。・・・これが今の実力です(涙)


 頂上には12時53分到着。
 ・・・もう体力限界ギリギリ・・・遭難一歩手前な感じの疲労感です(苦笑)

 で、おにぎりをいただきますが・・・めちゃめちゃ空腹だったのでうまかったです!

 頂上からは、並河岳に重なって中岳、無意根がすぐ近くに見えます。



 で、しばらくすると人が。
 北海道山メーリングリストに入っている「朋ちゃん」という方でした。
 せっかくなので朋ちゃんを交えて撮影。

↓自分以外の3人。


 で、寒いので、20分ほど休憩したところで下山することに。
 朋ちゃんも一緒に下りることになりました。
 
 頂上付近はもう風紋でガタガタで楽しめず、その少し下はややモナカ雪。
 短いスキーなので、前傾するとTOPが埋まって前転(苦笑)
 後傾しながらトロトロ滑りました。

↓小喜茂別を見ながら。tarumae-yamaさんとH原さん。


↓少し下りると、ある程度の斜度がないと滑らない重い雪でした。


 今回は下山のルートははじめてで結構迷ったのですが・・・
 H原さんの高いルートファインディング能力に助けられました。

↓H原さん。もうすぐ終点。
 

 国道には15時30分到着。
 思ったより時間がかかりました。

 そして・・・もう疲れてボロボロでした。
 山がキライになりそうです。
 困った(笑)


 GPSトラックです。

↓青いところは電池切れで記録が無くて付け足したところです。






 山は登ってないとすぐに力が落ちますね。
 がんばらないと・・・。


↓一緒に行ったtarumae-yamaさんのブログはこちら
 デジカメ持って野に山に(その1)
 デジカメ持って野に山に(その2)
コメント (12)
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