ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

美笛峠焼肉会 平成22年4月25日(日)

2010-04-29 11:08:53 | 大滝洞爺湖方面・冬山
 先月に続き、今月の焼肉会も昼間に開催、スノーハイキングです。
 いつものとおりビールをいただきながら、去年も行った美笛の送電線下へ向かいます。

 美笛に着くと心配したスノーモービルも近くにはいない様子でちょっと安心。
 
 11時15分、準備完了して出発です!
 


 今回の参加者はぴよしろうのほか、まっちゃん、abe君、なかちゃん、N野君、ももちゃん、やみぃ嬢の7名です。

 車の中で、今回初参加のN野君に500ml×2缶ほど飲ませちゃったんですが・・・。
 効果てきめんで、早々と死亡(笑)。



 この写真見るとちょっと喜んじゃう自分は悪人でしょうか(笑)。 

 で、仕方ないのでabe君がN野君の荷物を一手に引き受けますが・・・買い物帰りみたいになってしまいました(爆)。

 ぴよしろう、この写真見ても結構ハッピーになれちゃいますね! ←ああ、やっぱり悪人!



 ちょっと途中で休みながら斜面を登り続けます。
 がんばれN野!



 なんとか坂を登りきりました。あとは平地を歩くだけです。


  
 で、12時15分、ちょうど1時間で目的地に到着。
 ちょっと霞んでますが、支笏湖方面、風不死、樽前がうっすら見えます。



 で、さっそく会場づくりです。 
 いつものようになかちゃんがテーブル作りに励みます。



 で、焼肉開始。今回は写真撮りました。
 


 そしてなぜか去年に続き、abe君がたこ揚げしたり、



 ももちゃんがシャボン玉遊びしたり。(ちょっとわかりにくい?)



 で、そのうち裏山滑降大会も開催。

↓まっちゃん。今日のボードはkonayukiではありません。



↓やみぃ嬢。GASPOのショートスキーに慣れてきました。



↓ももちゃんの尻滑り。



 今日のゲレンデ。木の多いやや急斜面でした。



 何本か滑るといい時間になったのでかたして下山です。



 そして、下りの送電線ゲレンデの滑走。
 ももちゃん準備OK!



↓よみがえったN野君(笑)。ちょっと無気力気味?



↓まっちゃん。



↓ももちゃん。



 途中ぴよしろうが顔面から転倒、多少出血しましたが、まあ何とか無事に午後3時半下山。
 
 今日も楽しい一日でした。
 みなさんありがとうございました。

 GPSトラックです。







 
 帰りはみんなでラーメン食べて帰りました。
 満足。

 

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漁岳から空沼岳 衝動的日帰り縦走(笑) 平成22年4月24日(土)

2010-04-28 03:42:26 | 支笏湖周辺・冬山
 今回はちょっと無謀な旅でした
 ちょっぴり反省です・・・。



 
 朝5時半に起きると、天気はもうひとつ。
 でも、風邪の方はだいぶよくなったので、ちょっとどこか山に行こうということで地図を見ながら考えます。
 で、先週予定していた漁岳~美笛縦走計画が風邪で中止になったので、今年まだ行ってない漁岳に行くことに。

 漁岳登山口には8時過ぎに到着。
 途中、雨が降ったりして帰ろうかと思いましたが、なんとか天気も回復してきた感じです。
 
 まずはいつものように、準備しながら発酵麦ジュースをいただき、8時20分出発。
 今日はつぼ足だと足首まで埋まって、ちょっと歩きにくい感じです。


 
 で、追加の麦ジュースをいただきながら歩きます。 ←不謹慎
 あ~あ、これでまた7時間くらいは運転できません、帰れません(笑)。
 
 麦ジュースの効力なのか暑くなってきたので、久々のどんどん脱いでくストリップ登山(笑)。
 半袖Tシャツ姿で登ります。

 で、しばらくすると、漁の方が見えてきて元気づけられます!



 林道から斜面に取り付くポイントでは、歩くスキーがおいてありました。
 前に自分も北広山で林道歩きにこいつを使いましたが、なかなか有効な方法ですよね。

 

 で、ここではじめて前に人が。
 ゆっくり登っておられるようなので、自分はすたすた歩いて追い越し。
 その後も次々先行者に追いつき、結局7名ほど追い越します。

 で、最後の3人グループの方に「スキー背負うと重いでしょう。15Kgくらいですか?」と訊かれます。
 「いえいえ、7~8Kgですよ。」と答えます。

 実際、今日はあまり余計なものは持ってきていないので、まあ軽い方です。
 水もめずらしくたった1Lだけしか持ってません。
 そして軽アイゼンも忘れたし、スキー靴のアタッチメントも忘れましたし・・・軽いはずですよね(汗)。

 皆さんを追い越すと、その先はノートラック。
 淡々と斜面を登ります。
 
 そして高度を上げていくと、雲に中に入り、真っ白に。



 でも、標高1150mあたりから雲が晴れ、景色が見えてきます。
 そして・・・久々の漁岳山頂です!
  


 山頂には10時34分に到着。2時間14分かかった計算です。
 残念ながら、周りはまた真っ白です(涙)。 



 さて、ここで考えます。

 麦ジュースの効力が切れるまで、もう少し歩くことにしたいのですが、小漁に行くか反対方面に行くか。
 はたまたオコタンペ山に行ってみるか。

 考えた末、先日空沼からよく見えた、漁の北側のピークを巡ってみることにして、雲の中、北側へ向かって歩きます。

 ちょっと進むと、少し見通しが利くようになって、きれいな2つのピークが見えてきます。
 


 漁の隣の1327mのピークあたりから、とりあえず右の高いほうのピーク(1319m)を目指して歩き、11時13分到着。
 でも、まわりが見えないので、あまり面白くないんですよね(笑)。

 そして、さらにうろうろすると、今登ったピークが先々週に空沼方面から見えた、白い立派な山だったことに気づきます。

↓白くて立派なピーク。



 そしてここのあたりで・・・空沼まで行っちゃおうか、という気持ちになります。

 実は2週間前に空沼と漁の中間まで歩いて、地図上で縦走ルートを調査済みです。
 そのうち早起きして日帰り縦走に行きたいなあ、と思ってましたが、今日はもうあまり時間はありません。
 はたして間に合うだろうか・・・・。

 ・・・ええ~い!! いけー!!
 
 ということで、勢いだけで空沼行き決定です(笑)。

 あとは天候がいまいちな中、スキーで滑り、



 真っ白で見通しの利かない雲の中を、ちょっと後悔しながら(笑)歩きます。



 あたりまえですが、結構長い距離です。
 GPSを見ながらひたすら空沼を目指します。

 で、一生懸命歩いていくと・・・気が付けばもう、漁岳はもう相当遠くになり、



 空沼が近くに見えてくると・・・うれしかったです(笑)。



 空沼には14時7分到着。
 漁からは3時間半くらいかかりました。
 ちょっと疲れたので、ここで休憩です。

 27日に行く予定の狭薄山が見えます。



 漁岳はほんと、もうはるか彼方です。



 あまりゆっくりしてると危険なので、15分ほど休憩して下山することに。

 ちょっと歩いてスキーを装着。
 ちょいと漕ぎながらスルスルと降りて行きます。



 そして空沼(からぬま)の方に向かって滑り降ります。



 今日は体力温存のため、位置エネルギーを無駄にしないよう、楽しむより効率よく降りることを考えます。
 もう、地形見ながら登り返さないようにトラバースしまくりです。

 それでもまあ楽しめるところはとりあえず楽しんで滑り、



 15時8分に林道に到着です。
 あとはこの林道を確か5~6Kmくらい歩けばOKです!

↓林道。リボンがありました。
 


 林道は地図で見たとおり、あまり起伏がなくて、ひたすら漕いで歩く感じです。
 
 歩いていくと、時々「ピシー!」という音がします。
 どうやら、雪面に自分が入り込むことで、あたり一面が沈み込んででる音のようです。
 すごく面白いのでビデオ撮りしたのですが・・・残念ながらわかりにくいのでUPはしません。

 で、夕方近くなっても気温が高く、雪はべちゃべちゃでホント滑りません。

 踏んだところから水が染み出るような感じです。



 スキーに雪がついて重いので、もうこまめに何度もスキーにWAXを塗ります。



 そして道中、熊が怖いので、こまめに「ハイッハイッハイッ!」とか怪しい雄叫びを上げながら歩きます(笑)。

 暑いので、上半身裸で下はスパッツ1丁になろうかな~、とか考えますが、江頭2:50になるので止めます(爆)。

 途中、恵庭岳が目の前に見えてきます。



 ひたすら歩いて林道のゲートを通過すると、



 もう、林道終点です。



 ここで16時59分。思ったより早くつきました。
 ヘッドランプは持ってますが、暗くなる前に到着できてよかったです。



 ここから舗装道路を歩いて、漁の登山口へ。
 で、自分の車が見えます。(右側ね。)



 車には17時7分到着。出発から8時間47分、23Km。
 長いけど、ちょっと思い出に残る旅でした。

 ちょっといい加減で反省したほうがいいところもありますが、春の縦走、よかったです。


 GPSトラックです。







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空沼岳と周辺散歩(スキー) 平成22年4月11日(日)

2010-04-12 00:21:50 | 支笏湖周辺・冬山
 期待して朝5時過ぎに起きると、雨です・・・。
 しょうがないので様子見でだらだらしていると、おおっ、いつのまにか雨が止んでます!
 朝飯にオリーブオイル&バターたっぷりのあさりのパスタを作って食べ、満腹になって7時に出発です!

 ぴよしろう、冬の空沼は初めてです。
 今日は空沼岳を金山林道コースから登ることにして林道入り口に駐車。
 いつものように退路を断つべく、止むを得ずビールを飲んで(笑)準備します。

 すると車の中から雪山ガイドが出てきます。
 で、空沼のページを見てみると、「金山林道は借地している鉱山会社が立入禁止にしている」という記述が。

 なにー!立入禁止だと~!もう飲んじゃったから移動できないでしょうが!

 焦ってまわりの看板などを見ますが、特に立ち入り禁止の表示はなし。
 なので、やっぱりここから出発することにします。
 ああ、よかった(笑)。
 


 9時25分、GASPOのショートスキーをはいて出発です。

↓うっすらトレースの残る林道。



 昨日雨が降って表面が凍って硬く、でもその下はモチモチの柔らかい雪。
 スキートップがひっかかってめちゃめちゃ歩きにくいので、つぼ足にすると今度は埋まってだめ。
 いろいろ試してみて、スキーでラッセルのように先をあげて、ゆっくり登ることにします。

 でもまあ、天気も良くなってきていい感じです。



 渡渉地点ではスノーブリッジがちょっと頼りなくてびびったりします。



 林道をはずれて直進、尾根を登っていくと、漁から空沼に続く山並が見えてきます。
 


 そして急斜面を登っていくと、紋別岳なども見えてきます。



 この後は、夏道ではお目にかかれなかった空沼(という沼)の横を通過して空沼岳山頂へ向かうことになります。

 GPSで位置を確認して、空沼の横あたりを少しずつ高度を上げながら登っていくと、おおっ、なんかピークが見えてきます!



 そのピークを登る途中でめちゃめちゃ風が強くなり、雪も氷化。
 なのでスキーは担いで、軽アイゼンを装着。上着も着ます。

 で、振り返ると支笏湖と周辺の山々が。
 そしてさっきはよくわからなかった空沼が白くはっきりわかります。
 いい景色です!



 空沼岳も山頂は細長い形で、結構奥にピークがあります。
 最後の細尾根に到着しますが・・・山頂標識は見つかりませんでした。
 とりあえず山頂到着です。3時間15分くらいかかってます。

↓山頂付近。



 景色も結構遠くまで見えていい感じです。

↓狭薄山(左)と札幌岳(右)。狭薄の後ろに無意根山から中山峠に続く山並み。



↓漁岳方面。



↓羊蹄山は見えませんでしたが、ルスツと先週の竹山。



↓正面上の方は野牛山でしょうか。



↓札幌市街地や藻岩山(ちょっとズーム。)



 景色がいいので、風は強いけどおにぎりタイムにします。

 で、15分程度休んで寒いので出発。
 景色を見ながら下山していきます。



 ここで、ふと。
 まだ出発から4時間経ってません。
 出発時のビールをしっかり醒ますため、もう少し散歩しようかと思い立ち、となりのピークへ向かうことに。
 ズボズボ太ももまで埋まりながらつぼ足で隣のピークへ。

 そしてとなりでは、また少し違った景色が楽しめます。

↓今登った空沼岳。山頂部も見えます。



↓無意根方面の山並みと狭薄。さっきと角度が違ってきます。



 まだ体力的に余裕あるのでもう少し歩くことにします。

↓きゃーこわい。ガケと雪庇。



 で、1時半頃、あまり行き過ぎると帰れなくなるのでそろそろ散歩をやめて下山を開始することに。
 GPSで位置を確認して、元の林道の方に向かい、スキーで降りていきます。

 表面が凍ってますが、日当たりのいいところは少し融けて、なんとかスキー操作できます。



 ほんともうちょっと表面がやわらいいといいんですけどね。

 いくつもの沢を乗り越えながら登りトレースに合流。
 あとは緩斜面を適当に楽しみながら滑って戻ります。



 林道部分も最後の方は斜度こそないものの、大きな登り返しもなく快適でした。

 15時10分、林道入り口に到着。


 
 6時間45分、15Km弱の旅でした。
 これで血中アルコール濃度も限りなくゼロです(笑)。
 空沼岳、いい山でした。
 めでたしめでたし。


 GPSトラックです。







 今日は前の日からの雨で雪がいまいちでした。
 スキーで滑りやすい山だったので、今シーズン、雪の状態がいい時にもう一度行けたらと思います。

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竹山でスキー 平成22年4月4日(日)

2010-04-07 00:41:13 | 大滝洞爺湖方面・冬山
 白老三山の帰り、歩くスキーをtarumae-yamaさんの家に届けると、明日留寿都村の竹山に行くのでどうかとのお誘いが。
 日曜日は天気もいいようだし、もともと山に出かけるつもりだったのでご一緒することに。

 tarumae-yamaさんのほかにWさんという方が一緒です。
 ぴよしろう、登山口到着まで車中で1.5Lほどビールをいただき、いい気持ちです。
 まだ朝なのにね(笑)。

 で、まずは農道の入り口に車を止めて準備です。



 パイロンで通行止めにされている舗装道路を9時9分、出発です。
 


 舗装道路を35分ほど歩くと、尾根に取り付くとヘアピンカーブをショートカットできるポイントに到着。
 ぴよしろうはショートカットコース、2人は農道コースに分かれます。

↓尾根に取り付こうと、道路から雪の上によじ登るぴよしろう。



 で、尾根に取り付き、林を抜けると素敵な雪の平原が広がり、竹山が見えてきます。
 


 なだらかで、開放感があって、なかなかいい感じの山です。

 すぐ右手にはルスツ高原スキー場があって、アナウンスが聞こえます。



 尻別、羊蹄山もよく見えます。


 
 で、雪原をトコトコ歩いて農道のそばでビールを飲みながら2人を待ちます。

↓やってきた2人。



 また2人と合流して、なだらかな斜面を進みます。



 もうすぐ頂上です。



 11時15分に山頂到着。

↓頂上から景色を見るtarumae-yamaさんWさん。



↓頂上でのんびり昼食。Wさん。



 約25分ほど山頂で休憩。
 で、スキーです!



 緩斜面に気持ちよくシュプールを刻みます。

↓tarumae-yamaさん。右はぴよしろうのシュプール。



 Wさん、山でのスキーは初めてとのこと。
 さらに登山靴にぴよしろうのファンスキーという組み合わせで、ちょっと苦労します。
 


 動画を1本だけ。

↓tarumae-yamaさんの滑り。
 クリックで動画


 ぴよしろうの滑ってる動画もtarumae-yamaさんが撮ってくれたんですが・・・。
 自分のパソコンに入っているコーデックでは対応できないようで、このブログ用に変換できませんでした(涙)。

 で、このあとものんびり滑ってまた農道を歩き、13時15分、駐車地点に到着。

 天気が良くて、ほんとのんびりした気持ちのいい登山でした。 

 ぴよしろう、残雪期は1年で一番好きです。
 ずーっと残雪期だったらいいのに(笑)。


 GPSトラックです。







ご一緒したtarumae-yamaさんのブログはこちら
デジカメ持って野に山に


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白老三山(北白老岳、白老岳、南白老岳) 平成22年4月3日(土)

2010-04-04 17:17:48 | 大滝洞爺湖方面・冬山
 ぴよしろう、先週は二日酔い+関節痛(←じじい)でじっとしてたので、久々な感じです。
 でも午後からは娘と買い物に行く予定があるので、今日は半日登山。
 朝4時過ぎに自宅を出発、前から考えていた白老三山めぐりに向かいます。

 で、美笛峠を超えて登山口に着くと・・・なんと吹雪です(涙)。
 車の中でどうしようかなあ、別な山にいこうかなあ、などとだらだら考えます。
 でも30分ほどうねうねしていると・・・おおっ、晴れてきました!
 そこで今回もなぜか車内にあったビールを飲んで自らの退路を断ち(笑)、6時18分スタートです。

 まずは林道のスノーモービルのトレース上をつぼ足で歩きます。



 このコース、3年前スキー登山を始めた頃に、(重いスキー+地獄ラッセル)=虫の息 となって、敗退。
 買ってまもないGPSにコースを仕込んで持って来たことなどが思い出され、ちょっと懐かしい気持ちになります。

 20分ほど進むと白老岳が見えてきます。



 で、北白老、ここから登るのは初めてなので、めずらしくGPSナビを使ってみます。
 あらかじめ設定したポイントの方向を指示してくれるスグレモノです。便利ですよね。



 尾根に取り付き、1時間ほど経過したあたりで右手に白老岳が大きく見えてきます。
 


 この丸みを帯びた山容が好きで、職場のパソコンの壁紙にしていたことがあります。

 で、驚いたのがスノーモービルのトレース。
 細い尾根を伝って、北白老のすぐ近くのピークまで来ていました。
 いまのスノモって高性能なんですね。

↓スノモのトレース。



 もうちょっとで北白老のピークですが、雪庇が張り出して亀裂が入ってます。
 怖いよ~、怖いよ~(笑)。

  

 3年前は美笛峠からスノーシューで来て、雪がガリガリで何度も滑落しそうになり、ドキドキものでした。
 こんなとこもう二度と来ないと誓ったりしてましたが、また来ちゃいましたね(笑)。

 今日は12本爪アイゼンを装着してるので安心。
 一応ピッケルも持参してます。

 8時2分に北白老山頂に到着。

 白老岳がすぐ近くなり、その向こうに南白老岳の山頂も顔を出します。



 支笏湖方面もなんとか見えます。(雪庇が怖くて相当後ろから撮影。)

 

 もうちょっと天気良かったらもっときれいだよなー、と思いつつ白老岳へ向かいます。
 
 コルまではあっという間です。下りははやいです。
 登りはそれなりにきついですが、まだまだ元気なので大丈夫です。(←なんか年寄りのいいぐさのよう)
 ゆるやかにジグを切って登ります。

↓白老岳の頂上直下。



↓さっきまでいた北白老。



 8時43分、白老岳に到着。
 山頂標識、前もそうでしたが、なんか無造作に捨てられてるような感じです。
 う~ん。なんだか悲しい頂上ですね。



 で、南側から雲がやってきて、急速に天気が悪化してきます。
 南白老の方が見えなくなっていきます。

↓かすむ南白老。



 そしてあっという間に視界不良になり、南白老はまったく見えなくなります。

 ここで迷います。
 帰るか南白老に行くか。
 でもまだ8時前なので天気回復を祈りながら進むことにします。

 視界は悪いですが、GPSを見ながら一直線に南白老へ。
 ちょっと怖い思いをしながらも進んでいくと、ラッキーなことに徐々に天気は回復。
 南白老がくっきり見えてきます。



 結構急な斜面です。
 ちょっと迷いましたが、そのまま目の前の急斜面を登ることにします。
 足を滑らせると確実にそのまま下まで連れて行かれそうなので(汗)、慎重にアイゼンを効かせながら登っていきます。

 ふと気がつくと、もう青空になってます。 



 ずいぶんと変わりやすい天気です。

 で、この山も雪庇がすごいですね。
 こわいよ~!



 9時32分、雪庇にびびりながらも南白老山頂に到着です。

↓南白老から見た白老岳。右に風不死と樽前も。
 


↓徳瞬瞥とホロホロ。



 しばらく景色を楽しんで下山。
 帰りは少し雪のやわらかい樹林帯を通過します。

↓下山の足跡。急斜面なので、亀裂が入っています(汗)。

 

 あとは帰るだけです。

 で、その帰りですが・・・めちゃめちゃでした。
 途中スキーを履いて、予定と違うコースで下りてしまい、しばらく迷走。

 そのあとは適当に沢を登ったり降りたり、強引に二の沢を渡ったり。
 もういいかげんというか強引なコース取りで、ガケを登ったり降りたりしながら元のコースに戻りました。
 詳しくは書きませんがなかなか「冒険」でした。

 駐車場所には12時2分に到着でしたが、ほんとに下りで体力を消耗。
 三山を登るのに3時間ちょっとだったのに、南白老から駐車場までの下山だけで2時間半近くかかってます。

 白老三山なだけに、下りは散々ってとこでしょうか(爆)。


 GPSトラックです。

 しかし改めて見ると、帰りのコースはめちゃめちゃですね。
 これは参考にしないでください。まねすると危険ですから。ほんと。








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