ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

冬の樽前山 平成22年1月9日(土)

2010-01-10 23:08:36 | 支笏湖周辺・冬山
 千歳のtarumae-yamaさんから樽前山か紋別岳登山のお話が。
 冬の樽前は2年前に7合目まで行ったきりです。

 今回は頂上を目指すということになります。
 雪が結構深いという情報がある一方、上の方は氷化しているという話もあります。
 なので、スキー、スノーシュー、アイゼン、ピッケルと、様々な状況に対応できるように道具を準備して行くことにします。

 樽前へ向かう道路のゲート前に駐車して、9時過ぎに出発です!
 しっかりとしたトレースを短いシール付きのスキーで進みます。

 

 ぴよしろう、今日の道具は67cmくらいのファンスキーにゲレンデ用ビンディング+アルペントレッカーです。
 手入れしてなくて滑んなくて、結構重い感じです。

 7合目ヒュッテまでは6Kmくらいでしょうか。
 すごくゆるい傾斜で、かなり長い感じです。

 2時間ほど歩いてヒュッテに近づくと、おおっ、真っ白な樽前が。
 


 ヒュッテには11時20分ころ到着。
 途中で先に行った方がちょうど出発するところでした。
 tarumae-yamaさんが声をかけ、少しお話。
 苫小牧から来た方のようです。



 で、少し早いですが、まずはお昼にします。
 ぴよしろう、おにぎり忘れたのでSOYJOYを3本食べます。

 ヒュッテはカギがかかって入れません。
 なので小屋の前で食事です。



 名簿に記入して、約20分ほど休憩して出発します。
(名簿、帰りに時間を記入するの忘れました・・・。もしかして遭難扱い?)
  
↓ヒュッテから登ってくるぴよしろう。(tarumae-yamaさん撮影)



 登山口に温度計があり、tarumae-yamaさんが確認すると-9℃。
 かなり気温低いです。

 しばらく登ると、支笏湖や風不死岳がきれいに見えてきます。





 景色最高。いい日です。
 頂上に向い、ゆっくり進みます。

↓tarumae-yamaさん。今日はぴよしろうのGASPOのシール付き1mスキーを使用。



 進んでいくと、先に行った方が下山してきます。
 風が強くてあきらめたとのこと。
 上のほうは状況が全然違うそうです。

 自分たちはとりあえずもう少し進んでみることに。

 で、確かに森林限界が近づくと、風がどんどん強くなります。

↓強風のなか、森林限界近くを歩くぴよしろう。(tarumae-yamaさん撮影)



 そして、斜面が氷化して、スキーでは厳しい状況に。
 ここでスキーをデポしてアイゼン&ピッケルに切り替え。

↓アイゼンを装着するぴよしろう。



 tarumae-yamaさんはMSRのスノーシュー&ピッケルに。

 しばらく進みますが、MSRのクランポンもさすがに食い込まなくなります。
 そして、すごい強風で危険なので、12時半過ぎに標高835m地点で頂上はあきらめて下山することに。

↓雪煙の舞う頂上付近。



↓氷化した斜面に立つtarumae-yamaさん。



↓風で顔が痛いので手で防御しながら下山。



 森林限界地点からスキーに履き替えてちょっとだけゲレンデみたいに滑りを楽しみます。
 このあたりだと、もう風はないんですよね。
 (遠くにぴよしろう。影はtarumae-yamaさん。)



 無事にヒュッテまで戻り、休憩。



 ここからはゆるくて長い下りの林道になります。 

 なんだか自分たちのい後につぼ足で登ってきた人がいるようで、トレースがでこぼこ、というか穴だらけ。
 67cmの短いスキーなので、穴にひっかかって非常に不安定になります。
 そして太ももにめちゃめちゃ負担がかかります。
 ・・・きついです!

 林道を滑る動画、一応載せますが、ぴよしろう、「危険!危険!」しか言ってません。
 お恥ずかしい・・・。

 
 
 で、5合目を過ぎるとほとんど傾斜がないので下りでも歩かなくてはなりません。
 長い下りをせっせと歩き、14時40分ころゲートに到着。

 樽前には今度リベンジを果たしたいと思います。
 
 GPSトラックです。







 帰りは支笏湖国民休暇村の温泉で暖まって帰りました。

↓tarumae-yamaさんのブログです。

デジカメ持って野に山に


 
コメント
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