今回のような若冲展は今後見る機会がないだろう・・・と思い、再度若冲を見に行ってきました
待ち時間は300分 でも小生は6月まで使える優先チケットがあり、待ち時間は30分・・・これならOKでしょう
今回は全体ではなく気になっていた作品をメインに楽しんできました
たとえば屏風の裏の図案・・・83年ぶりに現れた孔雀鳳凰図と動植彩絵の違い・・・・カエルの微妙な感触とか
そして前回買いそびれたグッズ・・・もう満足でした
帰りは上野公園を散歩して寛永寺を参拝・・・・ここでは「月の松」 を鑑賞
最後は「西郷さん」でしょう・・・でも誰もいませんでした 昔はここで待ち合わせしたもんですが、今はスマホの時代ということでしょうかね
月の松
寂しそうな西郷さん
若冲の描いた 動植彩絵 ・・・見る人を圧倒する見事なまでの繊細な美しさ
こんなにも素晴らしい美術品があったとは驚きです
殆どの人はこのような作品があったことも知らないのではないでしょうか
その理由の一は、これが宮内庁の所蔵だからでしょうか
京都錦市場の大きな青果商の長男に生まれた若冲は若いころから絵を学びどんどんのめりこみ、40歳という若さで弟に家督を譲り、自分は隠居して絵に没頭しました
そして10年後にこの大作である動植彩絵を完成させたのです
ここからが若冲の凄いところで、若冲はその作品を相国寺に寄贈したのです 相国寺では以前に寄贈された釈迦三尊像と合わせて33幅の仏画を大きな行事の時に飾って寺の偉大さを表現したのでしょう ところが明治の廃仏毀釈によって寺が衰退してしまい、その時に背に腹は代えられないということで明治天皇にこの動植彩絵をお渡しになり、代償として金一万円を頂き寺の復興に当てたということです
今思うと相国寺はもったいないことをしたものですネ
でも宮内庁が所蔵したおかげでこんなにも保存状態が良かったことを考えると正解だったかも? したがって、相国寺にある動植彩絵はレプリカということです
ということですから今回のような「若冲の全て」は今後見る機会が難しいでしょう
そこで今でも興奮が冷めない私は明日もう一度若冲を見てこようと思います
得意の鶏 南天の赤と鶏冠の垢が見事です
孔雀図
今世紀最高の美術展 先月から東京都美術館で「伊藤若冲展」が開催されています
今回は83年ぶりに世に出た孔雀図と鳳凰図から観る人を魅了する釈迦三尊を囲む30幅の動植彩絵・・・・最高の演出です
私も長く生きてきて多くの美術品を鑑賞したが今回ほど興奮したことはない 多分この作品を見た多く皆さんも興奮して帰路に着いたのでは・・・
でも見るのは大変です 平日の9:30でなんと290分待ち
私は優先招待券を持っていたのですんなり入れましたが、これがなければ5時間は待てません そして見れなかったでしょう
ある人は6:40に来たらもう長蛇の列で驚いたそうです これで30分待ちだったそうです
290分待ち
東福寺の青紅葉を見て、京阪で東山に向かいました
祇園四条で降りると目の前に南座が立ちはだかり、その横にニシン蕎麦の「松葉」がある
お品書きをみると1400円・・・結構なお値段ですネ
我々はその四条通りを越えて白川へ
浅瀬のせせらぎと花街のイメージが醸し出すこの場所は私にとって京都一のお勧めポイントです
雰囲気を楽しみながら目的地の八坂神社に向かう ここは定番コースなので外国人が多くいました 本殿と疫神社の蘇民将来さんをお参りし、娘のたっての希望である「ジュヴァンセル」に向かうが、「あれ・・・遠くに人の列が・・・・?」 なんと行列ができていた 店の人に聞くと2時間30分待ちとのこと 食べる時間も含めると約3時間・・・新幹線に乗り遅れる
諦めて建仁寺に向かうと小さなお店があり、見ると空いている しかも、昼のてんぷら定食は980円・・・ここに決定・・・揚げたてなので大変美味しかった 正解です
建仁寺の風神雷神図と双龍図をみて六波羅蜜寺を参拝し京都駅に向かう
なんと1万6千歩も歩いた京都でした
俵屋宗達の作です (本物は京都国立博物館に貯蔵されている)
双龍図 お土産に購入し我家の居間に飾った
悪縁を切る安井金毘羅です この大きなお尻は私の娘ではありません
大阪からの帰りは京都見物をして心のリフレッシュです
天王寺から環状線・東海道線の快速と乗り継いで約50分で京都にトウチャコ
今回、私は娘達の案内役に徹した
まずは一番人気の伏見稲荷へ
さすがにGWの稲荷は人の波です しかも外国人が3割ほど
人をかき分けまずは御朱印を頂き、定番の千本鳥居に向かうが、ここも人人人でなかなか進みません みんな歩きながら写真を取るので遅いのです
でも何とか二股の鳥居を完了し、ここでは「おもかる石」に挑戦
この石を持ち上げる前に願い事をし、もったときに思っていた以上に重いと願いは叶わない・・・というそうです 私は軽く感じた?
そしていよいよご神体の稲荷山に向かうが時間の関係ですぐに引き返す
仲見世を冷やかして東福寺に向かう
東福寺では入口から青紅葉の「通天橋」を眺めしばらく感激タイム
東福寺は重森三玲の方丈庭園もいいが、紅葉を見るならここからが一番
JR東海の「そうだ 京都 行こう」もここからのポーズです
おもかる石
私の一枚
JR東海のポスター
GWの真っただ中・・・5月3日に大阪へ行きました
ホテルの予約は1月 切符はもちろん1ケ月前のAM7時からの予約
我家のGWの過ごし方はというとこの30年間は自宅で贅沢スタイルでした
遊びに行くのは空いた都内周辺の日帰り、最後の5月5日は恒例のBBQ
車を門前に移動し 庭+車庫 の空いたスペースでBBQを楽しみ、夕方には菖蒲湯で疲れを癒し柏餅で小腹を満たす・・・・・最高です
ところが大阪の甥が5月3日に結婚式を挙げるという招待状が届いたのです それも孫まで含めて総勢6名 こんな時期にホテルがとれるのでしょうか・・・値段も高く大変でした
でも東京の叔父さんとしては喜んで出席させていただきました しかし、同行の娘や孫たちは金銭面では知らん顔状態・・・世の中こんなもんですネ
なんばパークシティー8階で楽しい4時間を過ごし「あべのハルカス」で泊まり疲れを癒しました