東京国立博物館の平成館で空海と密教美術展が開催され25日に終了しました
入場者はなんと55万人を超えたそうです
私も早く行きたかったのですが、何かと調整ができずやっと9月の中旬に行くことができました
この展覧会は4部構成で
① 書や肖像から空海の人となりを紹介
② 空海が中国から持ち帰った絵画・工芸を展示
③ 空海関連寺院の絵画・工芸・書・仏像を展示
④ 空海から引き継がれた密教美術を展示
となっていました
第一部は「書」で空海直筆の書を中心に平安時代の草書で唐の影響を多く受けたであろう「書」が展示されています
入館して驚いたのは当然ながら人の群れですが、さらに理解できないのはその難しい「書」を皆さんじっくり、ゆっくり見ています 入った途端に人の群れで身動きが出になかったはそのためでした また、私にはさっぱりわからない「書」でした
そこで、私はそこを飛び越え第二部に直行
その時私は、入場者に3パターンがあることに気がつきました
① 書道に関心がある人
② 仏像・密教に関心がある人
③ ただのミーハーおばさん
そして、その「ただのミーハーおばさん」が入ってすぐにゆっくりと難しい「書」を見ているので中々列が進まないのでした
私は②の部類なので曼荼羅と仏像をゆっくりとみてきました
一般的な人気は何といっても「帝釈天」でしょうが、私のお気に入りは獅窟寺の「薬師如来」と東寺の「降三世明王」でした
特に獅窟寺の「薬師如来」はいつか見たいと思っていたのですが、ここでご対面できるとは思ってもいなかったので感激でした
今回の展示物は一点を除いて全てが国宝か重要文化財だというので皆さんも期待大だったんでしょうね
久しぶりに仏像を堪能した一日でした
彼岸の中日・・・目黒から目白までお墓参りに行ってきました
我家の寺は池袋の裏手・・東京音楽大学の横にあり繁華街・池袋の近くとは思えない静かなところです 毎度のことながらお墓を洗い清めて焼香・・・家族の無事を報告・・・そして持参した缶ビールで喉を麗す お萩はお下がりとして自宅に持ち帰り皆で頂きます
日本人としての疑問ですが、初詣、彼岸、お盆・・・どうして皆さん一斉にお寺に行くのでしょう 普段はあまり熱心ではないくせに面白いですね
この日も大勢の参拝者の姿を見ましたが、みんな楽しそうでした 珠には家族がまとまって行動する・・・これが良いのでしょうか?
写真は中尊寺の金色堂を今回の旅の思い出として一枚の絵手紙にしてみました
金色堂 世界遺産と なる今も 藤原四代 静かに眠る
池上本門寺に松濤園が無料開放されていると聞き早速行ってきました
ここは結婚式や七五三・法事等で会館を利用するときのみ庭を見ることができます
しかし、地元へのサービスでしょうか、年に1回だけ無料開放をしています
大きな池の周りを巡る普通の庭園ですが中々見応えがある造りです 途中の茶室では抹茶が振る舞われていましたがこの日は非常に暑く冷たい麦茶に分があったようです
明治維新には西郷隆盛と勝海舟がここで江戸無血開城を話し合ったとも言われています
そんなことを思いながらゆっくりと散策を楽しんだ一日でした
平泉の次は上杉謙信を訪ねて新潟は春日山城跡にやってきました
東京からは上越新幹線に乗り越後湯沢でホクホク線に乗り換え約一時間で直江津着・・・さらに篠ノ井線一駅で春日山駅に到着です
ここからウォーキングの開始
まずは謙信公が眠る林泉寺まで田舎道を30分・・・疲れました
派手さはないが謙信公好みの落ち着いた菩提寺です 管理人にお話を伺うと、2年前の「天地人」人気には大勢の人が押し寄せ中の宝物殿に入れず帰る人まで出たそうです
でも当日は3組のみで管理人も退屈なのか私に話しかけた次第です
お参りの後はまた20分のウォーキングで春日神社と謙信公の銅像にご対面ですが、階段を登りきると戦国時代の衣装を着た美女が迎えてくれました なんでも観光協会の「おもてなし隊」ということでした
今日の本命である「謙信公」とご対面 ・・・ 遠くて良く見えませんでした
後は春日山駅を目指してまたウォーキング40分・・・大分疲れましたが、帰路は越後湯沢で下車し駅に接続されている温泉で汗を流しさっぱりしました
そして新潟の地酒の利き酒・・3種類500円・・を楽しんだ休日でした (私は毎日が休日ですが)
写真は謙信公のお墓と林泉寺です
平泉と言えば世界遺産以外では「奥の細道」でしょうか?
やはり芭蕉の足跡は多くありました
中尊寺では
五月雨の 降り残してや 光堂
毛越寺では
夏草や 兵どもが 夢の跡
そして、世界遺産への登録に一助となったのが住民の方たちの努力です
住民の家々は派手さがなくシットリと平安の雰囲気を漂わせていました
中でも私が驚いたのは銀行です
「えっ! あれが銀行・・」という感じでした
写真は 東北銀行 と 岩手銀行 です
皆さんの力なくしては世界遺産も ? だったかも
中尊寺を後にして次は毛越寺(もうつうじ)に向かいました
震災を機に日本に帰化したドナルド・キーン氏は11日に平泉を訪れこう思ったそうです 「ここは現世の極楽浄土だ 世界資産として当然である」
毛越寺前に広がる「観自在王院跡」 そして毛越寺の大泉ケ池を取り囲む庭園の大パノラマに感動です
日本各地には多くの名庭園があるがここのように極楽浄土を思わせる庭園は記憶にありません 本当に心が癒されました
世界資産に登録されてからは観光客が数倍多くなったようですが、この素晴らしい情景をぜひ自分の目でご覧下さい
今回の大人の休日は世界資産に登録が決定した「平泉」に行ってきました
本来は5月に行く予定でしたが、観光より震災の状況をこの目で見ようと宮城方面に行ったので今回は平泉の旅にしました
5:19 西小山発
9:08 平泉着
徒歩20分で中尊寺へ
ここから参道(山道)を15分 結構な坂道でした
まずは金色堂です 入館料800円也
ご本尊は阿弥陀如来 脇侍に観音菩薩と勢至菩薩 その周りを6体の地蔵菩薩と持国天と増長天が取り囲んでいます
お堂全体を金箔で覆い極楽浄土を現世に表現しているのです
そして何よりも他の寺院と違うのは、この如来たちが安置されている須弥壇(しゃみだん)の内に初代清衡公・二代基衡公・三代秀衡公・四代泰衡公の首級が納められているそうです
金色堂の後は中尊寺の参道に点在する各寺院をお参りするのも楽しいですね
写真は大日堂の大日如来ですが中央は金剛界の印相ですが脇の如来は胎蔵界の印相です なかなかお目にかかれません でも目黒のお不動様はこの胎蔵界の印相なんです
そして中尊寺を後にして毛越寺に向かいました
金色堂 世界資産と なる時も 藤原四代 静かに眠る
先週の土曜日に銀ブラを楽しみました
気候も若干落ち着き銀座を散策するには良いコンディションです
定年まで勤めた「京橋」をスタートし、見慣れた街並みを気の向くままに銀座・新橋方面をゆっくり歩く
定番の銀座松屋に立ち寄りそのまま築地方面の熱帯魚屋でしばしの癒しタイム
最後は今回の目的である新橋の上州屋(釣り店)でお気に入りの「立ちウキ」を購入 このウキのおかげでどれほどメジナを釣ったことか・・・最高のウキです
そして帰宅しようと新橋駅のSL前に行くと人だかりの一角がありました 何でも興味がある小生としては早速のぞきに行くと、なんと街頭将棋じゃありませんか しかも将棋のでかいこと! 写真で分かりますか? なんでも毎週土曜日にここで開催しており、参加は申し込めば誰でもOKで、勝つとささやかな賞品がもらえるそうです
将棋名人(迷人)の小生としては当然観戦しましたが、案外とレベルは低かったですね
今回は時間がなかったので次回は挑戦してみようと思い帰途に着いた一日でした
でも本音は疲れたので早く風呂に入り冷たいサワーを飲みたいだけでヤンス