キキ「ララ、ツリーの位置このへんでいいのかなあ?」
ララ「だめ、もちょっとそっち!2ミリくらい」
キキ「えー!細かいなぁララは。よいしょよいしょ、、このへんくらいかな?」
ララ「だめだめ、もっと後ろいって」
キキ「え!?いきなり後ろに寄せるの?」
ララ「いいから」
キキ「こうかな?」
ララ「もっともーっと後ろよ!」
キキ「わ、わかったよ、、っとわぁ!?」
ドーン!
キキ「いったぁ、、」
ララ「クスクス、ひっかかったぁ〜」
キキ「ララひどいよー!わざとなんだね!てゆうかこのプレゼントの箱の中なにがはいってるの?誰かに渡すの?僕箱の中身壊してないかなぁ、、」
ララ「壊れてたら弁償だわ」
キキ「えー!ララがそう仕向けてきたじゃんか、僕悪くないよ!」
ララ「くすっ。キキったら冗談よ。プレゼントの箱の中は、、、全部綿が入ってるのよ。。」
キキ「わ、綿、、?」
ララ「そう。ツリーの周りが寂しいからダミーの箱で飾りつけたくてね。」
キキ「なあんだ、ただの飾りかぁ。期待してたんだけどなあ。」
ララ「それより、サンタさんに手紙書くわ!もうすぐクリスマスだからリクエストしたいの」
キキ「わあ!それはいいね!」
キキ「ララ、牛乳飲む?」
ララ「いらない。その牛乳味が濃すぎて無理。キティちゃんが出してる商品は最悪なのばっかり。キキよくその牛乳飲めるわね〜〜」
キキ「キティちゃんも僕たちと同じサンリオ仲間だし、ましてや先輩なんだからキティちゃんdisっちゃだめだよララ!」
ララ「大丈夫よ、キティ本人がここにいるわけないからdisっていいのよ」
キキ「確かキティちゃん地獄耳って噂だよ、、さっきから視線感じるしだれか僕たちをみてるような、、」
ララ「き、気のせいよ!さ、手紙かこっと。サンタさんにプレゼントのリクエストはなににしようかな〜〜」
ララ「ロトシックスで当たる番号六桁の数字を教えてもらうのもいいわね〜〜」
キキ「いやいやサンタさんが数字をプレゼントって変だよ!」
ララ「屋根の瓦がもろくなってるから、なおしてもらうか、修理費欲しいわね、、」
キキ「いやいや現実的すぎる!もっと夢ある可愛いプレゼントにしようよ、、」
ララ「そうゆうキキはサンタさんになにを頼むの?」
キキ「ぼ、ぼくは全てのお店の飲食代をタダにしてほしいかな、、」
ララ「あんたも夢なさすぎ、、。サンタさんにそんなこと頼むもんじゃないわ、、。」
キキ「う、たしかに」
ララ「まっ、さっきのは冗談で、シルバニアの赤ちゃんのおうちが欲しいわ!サンタさんがみてくれるよう、わかりやすくトイレの前に置き手紙しておこ!」
キキ「いやいやトイレとかまったく見ない気が!」
ララ「いや、もしもうちに上がったとき、サンタさんがもし漏れそうになって我慢できずトイレに先に用を足すことあればでね。でもいちお不安だからたくさん部屋中壁一面びっしり貼り紙してみてもらおー!」
キキ「壁一面びっしり貼るのも怖いよララ〜」
その夜
ララ「クリスマスが待ち遠しいわ!むにゃむにゃ、、」
キキ(実はこっそりプレゼント買ってきたんだ!ララ、やっぱりこれが欲しがってたしね。サンタの正体は僕ってことは秘密。ララ、喜んでくれるといいな、僕もクリスマス楽しみ〜〜)
おしまい。