قهوة (カフア)
酒を禁じられたイスラーム教徒が、次なる酔うものとして愛したのがコーヒーと言われている。
エジプトで言うところのコーヒーは、トルココーヒー。しかし、お坊ちゃま方のお好みはカプチーノである。発音はもちろん、Puが、Buになってしまいカブチーノ。おしゃれな喫茶店で、カプチーノ。トルココーヒーの倍から5倍の値段である。
ある日、トルコ・コーヒーを入れてもらった。
まずコップで水を測り、カナカ(専用のコーヒー沸かし)に水と砂糖とコーヒーを入れてかき混ぜ始めた。
最初から砂糖入れるんだ!
それから沸かして出来上がり。
私はこの光景を、ひどく感動的に見ていた。
そして、なるほど~とうなずいていた。謎が解けた。
と言うのも、ルクソールで居候していた時、ママが「ネスカフェにしましょう」と言うと子ども達は大喜びで、マグカップにコーヒーと砂糖を入れ、お湯を少し注してから10分ぐらいかき混ぜているのだ。子どもが並んで、ひたすらかき混ぜている姿は妙だ。それからころあいを見てお湯を注ぐのである。
そうだったのか!トルココーヒーは、まずは水にコーヒーと砂糖を入れて混ぜてから火にかけるのか。
だからネスカフェでもそうしていたんだ!
目からうろこであった。[a]
(この記事は以前、エジプト滞在日記として、他で発表したものを転載しました)
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音で聴くと、一音違うだけで全く違った印象を受けます。
hを発音しないイタリア人が急に「イッチコックが~」って話出して、すぐには何のことかわからず、キョトンとしてしまったことがあります。
映画監督ヒッチコックのことだったんですよね。
私の母は、ココアをいれるとき、最初ココアの粉に少し湯を入れ、砂糖を加えてかき混ぜて、それに温めたミルクを注いで作ってます。水にコーヒーと砂糖を入れて混ぜてから火にかけて作るトルコ・コーヒーに似てますね。
トルコのアラブ(シリア)に近い地方では、トルココーヒーにカルダモンを一粒入れるんです。とってもいい香りがして、うっとりします~。
エジプトのネスカフェの入れ方、面白くって、普通のネスカフェよりも美味しそうですね。私も今度エジプト風に入れてみます!
そういえば、トルコでもここ最近はカプチーノが人気なんですけど、美味しいお店が少ないのが難点。
ここでもカプチーノは、お洒落な飲み物だし、子供から大人まで家で作るネスは、砂糖、粉、お湯少々を入れてグルグル長ーーーーーい間かき混ぜてからお湯を注ぎますものね。
同じ同じ。。
庶民はネスカフェにミルクです。
もっとも、そういう店では、コーヒー、紅茶も高いです。
日本人にはちょっと理解できない世界ですね。
そうか、ココアやコーヒーの入れ方って、同じルーツ??
カブジーノに笑ってしまいました。確かに言いやすいです。
イッチコックは、耳で聞いたら判らないでしょうね~
耳学問って、大事ですね!
カルダモン入りのコーヒーは美味しいですね。
私もアレキサンドリアに行くと必ずいくコーヒーショップがあります。
ここで、粉をブレンドしてもらうのですが、必ずカルダモン入りを買います。
ああ、飲みたいです!
ギリシャでも「グルグル」ですか!!
やっぱり、ギリシャは親戚!と言う感じです。
面白いですね。私は、子どもが「グルグル」やっている姿を見るのが大好きです。