ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の買い物(百均の鉛筆削り)

2012年07月26日 19時49分42秒 | 買いもの

小さな鉛筆削り
105円 総社の
ダイソー

鉛筆削りが欲しかったんです、子どもの頃にね。

私の子どもの頃は手回し式の鉛筆削りが主流だったんだけど、新しく電気鉛筆削りが出てきて、お金持ちの友人などはそれを持っていたのです。手回し式には机に固定する器具が付いていたのですが、机の端にあると結構邪魔で、それは使ってませんでした。すると鉛筆を削るたびに、弱い子どもの力では鉛筆削りが動いてしまいとても使いにくかったわけです。そんな時に出てきた最新の鉛筆削りは、軽く穴に押し込むだけでモーターで回転する刃でどんどん削れていき、当然機械ががたがたと動くわけでもなく、私にとっては夢のマシンだったってわけ。大学生になっても「バイトしてお金を貯めたら電動鉛筆削りを買おう」って思ってたぐらいだから、本当に欲しかった物なのですよ。まぁ、発売当初には削りすぎストッパーがなかったから、押し込めばどんどん削れて新品の鉛筆があっという間に短くなってしまってもいたんだけどね(笑)

そんなおかげもあって、今でも鉛筆削りにはつい目がいってしまう・・。と言っても今は鉛筆としては0.9mmのシャーペンを使うので、現実にはそう必要ではないんだけどね。

昨日のこと、ダイソーでこの鉛筆削りをみつけ、中も確かめずチビが好みそうな色だけ決めて購入しました。さっき箱から出して削ってみたんだけど、なかなか軽く回転し、その上シャープにとがる。締め付けが緩くて鉛筆が空回りすることもなく、鉛筆削りとしては問題なく使えました。強いて問題点を挙げれば、ハンドルが小さすぎて大人の手では回しにくいことぐらい。まぁそれは致し方ないことだろうね。

なんでこんな値段で作れるのかと思って、透明な中身を見て驚いた。

すごいでしょ、これ。うちの家族も、「この発想はなかったわ」と驚嘆。よく色鉛筆のおまけに付いている簡易鉛筆削りを中に組み込んで、これを回転させて削るというシステム。これなら安く作れるだろう。すごい発想だよね。

と言うことで、最近鉛筆を使ってないけど、使いたいけど鉛筆削りが見当たらないからって人、お勧めしますぞ。私は職場に持って行ってマイ削り機として愛用しようと考えてます。

そうそう、色はこれ以外に青や黄色があったと思います。色自体はこのピンクが一番きれいに感じました。皆さんはどれがいいですか?

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今日の買い物(肉まん)

2012年07月25日 23時58分56秒 | 買いもの

肉まん 110円/スパイシーチキン 140円(?)
ファミリーマート

歯が取れまして、、、

私、昔ちょっとした事故で前歯が一本、半分以上ぽっきり折れてまして、歯根は残っているのでそこに穴を開けて挿してあるんです。ところがこれが時々取れてしまう。ブリッジという方法だともっと強いのかもしれないけど、歯根まで抜くとそこからどんどん歯茎が悪くなるので極力今の差し歯を続けたい・・。一昨日歯磨き中に取れちゃって、別に痛くはないんだけどたいそう気持ちが悪い。うまい具合に夕方には歯医者に行ける予約が取れたので、昼だけはどうにかこの歯で乗り切らないとと思ってお店に入ったのです。

なんか柔らかい物がないかなと思って見ると、なんともう肉まんが出ている。肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまんとあったのですが、私は迷わず肉まんをゲット。もう少し固い物にも挑戦しようかと思って、ファミチキを買おうとしたらそれが無く、横にあったスパイシーチキン(ちなみにこっちの方が少し安い。値段を覚えてないが120円~140円ぐらいだったと思う。)を買ってみました。ファミチキってかなり柔らかいから大丈夫とふんだんだけど、スパイシーチキンの方が少し固め(長く保温していたせいかもしれないけど)。今の歯でも問題はない固さでした。

肉まんですが、寒い時に比べていまいちおいしさが足りない。期待したほど感動的ではなかったなぁ。同僚は私が食べているのを見て『もう売っているのですか?!』とちょっと驚いていたけど、肉まんの横にはおでんが売られていたから、もう季節感なんて全くないワヤクチャな時代ですよね。

さて夜のこと、昨日お泊まりしていたチビが家に帰る時に、どうやら寂しかったらしく『今日はチビの家にお泊まりに来て』と言う。翌日がさほど忙しい仕事でもないからいいやと車で送っていると、『おなかが空いた。かめきちが食べたい。』と言う。なんだそれは、新しいお菓子かとよく聞くと、どうやら『ファミチキ』らしい。チビは昔、辛い「がわ」の部分が食べられず、外を剥いてやって中身だけ食べていた。そうすると結構量が減るので、『二個欲しい』と言うのにも納得して二個買った。さぁ食べようとすると、『外も食べられるようになった』と痛快丸かじりする。幼稚園に行きだしていろいろなものが食べられるようになってきたのだ。小さな子どものことなのでそもそもファミチキ一個を全部食べるのは無理。2/3ぐらい食べてもういいという。じゃぁなんで二つ買ったのかというと、それは『一緒に食べるから』だそうで、昨日は寝る前にファミチキまで食べるという「ファミリーマート・デー」だったわけです。残念だったのは、一緒に肉まんも食べようと注文したら「まぁ出来てないんです・・」と買えなかったこと。さすがにたくさん売れるわけではないので複数を蒸しているわけではなかったみたい。

ところでチビ、肉まんの中身より外側の薄皮を剥いて食べるのが好き。子どもが好きだったから遺伝ですな(笑)

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今日の買いもの(お祭りの屋台で)

2012年07月23日 19時52分22秒 | 買いもの

天領祭りで買った綿菓子と光るおもちゃ
綿菓子 500円、おもちゃ 1000円

うちの地域の最も大きな祭りの一つが天領夏祭りで、名前はここがかつて天領の地で会ったことに由来する。会社や市役所、有志たちの踊りが駅から美観地区まで続き、周りには屋台、すいんきょや天領太鼓と、一大イベントで盛り上がる。とはいえ、人が多すぎて、その上この暑さが身体にこたえるからあまり行きたいほどではなかった。

でもちびは別。しばらく前から「ふわふわ(綿菓子のこと)が欲しい」と言い続け、「お祭り、お祭り」と楽しみにしていた。私はどうしても抜けられない仕事があり、ここしばらくは毎年行くこともままならない。でもまぁチビのためと、暗くなってから出かけた(祭りは明るいうちから始まっていて、いろいろなイベントがあるようだ)。

今年だけど、とにかく人が多く、チビを歩かせるのが不安でずっとおんぶしていた。最初に綿菓子を見つけ、今大好きなポケモンの袋のを購入。900円ぐらいするのかと思っていたら500円でほっとした。昔のより小さいからかな。私のイメージでは綿菓子は高いイメージがこびりついている。

次に発見したのが、ぴかぴか光るおもちゃ。本当はミニーちゃんの耳が光るのが欲しかったが、『もう売り切れで、最後のサンプルも電池がなくなっているから売れない』とのことで、この風車みたいなのを買った。単四電池を交換したらいいそうで、しばらくは夜楽しんでくれるだろう。

スイッチを入れるとこうやって光りながら回ってくれる。色が少しずつ変わり、スイッチの位置によって(実に下品な;笑)音楽まで流れてくる。※無音に切り替えることもできる。

綿菓子ならたぶん10円か、袋代を入れても5,60円でできるだろうし、このおもちゃも百均で売っていそうなものだ。「ぼっている」としか言いようがないが、こういうお祭りではこんなおもちゃを買ってもらうのがうれしいのだ。何でもいいから、「欲しい物を買ってもらった」と言うことが重要なんだと思う。連れて行ってもらったけど、結局何も買ってもらえなかったのは悲しい記憶だ。そのためのお金ならいいことなのだろう。

チビは綿菓子を食べ、『これ口の中で溶けちゃうよ・・』と少し驚いていた。光るおもちゃは、部屋を暗くして楽しんだ後、暗い中を自転車に乗せられて帰る中、回して楽しんでいたそうだ。一週間どころか、たぶん三日後には飽きているだろうが、やはりこれも大切な思い出だと思う。

今大変忙しいです。やっと暇ができるかと思った矢先に大きな仕事が入り、今日は代休だったにもかかわらず職場に行ってきました。皆さんからメールや連絡をいただいているのですが、精神的余裕がなく不義理をしてます。すみません。少しだけは夏休みも取れそうですから、それを楽しみにぼちぼちやっていこうと思います。

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ハナガサクラゲ

2012年07月16日 01時30分31秒 | 写真

島根の水族館、アクアス-AQUAS- にて

カメラマンらしく真面目に撮ってみました(笑)

 

以下はウィキペディアより:

ハナガサクラゲ(花笠水母)はヒドロ虫綱淡水クラゲ目のクラゲの一種。 本州中部から九州沿岸のやや深い海に春から初夏にかけてみられる。また、地球の反対側のブラジルやアルゼンチンにも分布している。 直径10~15cmの傘の内側に橙色の十文字型の生殖腺が見られ、外側には触手による黒ずんだ縞模様、傘の表面からは短い棒状の触手が飾りの様に生え、その触手先端付近は黄緑や桃色の蛍光色を呈す。種小名のformosaはラテン語で「美しい」という意味であり、その泳ぎの美しさは名前の如く花笠踊りに喩えられる。 

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今日の見もの(ソロ/オスカー・ピーターソン・トリオ)

2012年07月06日 22時43分35秒 | 見もの

ソロ/オスカー・ピーターソン・トリオ
My Favorite Instrument
(Exclusively for My Friends, Vol.4)
岡山県立図書館蔵

先日借りたオスカー・ピーターソンの第二弾。前回のプリーズ・リクエストがとてもいいCDで、ネットで調べても名盤の誉れ高いものらしかったので勢いに乗ってこれも予約してみた。これもカンで、これがいいんじゃないかなと選んでみたものだ。今日届いたので、ジャケットを見ながら検索してみると、これまた「ソロピアノの最高傑作」なんて書いている人もいる。名盤を二枚挙げるとしたら、これとプリーズ・リクエストなんて言い切っている人もいるから、私のカンと眼力はたいしたものだなと言ってみることにしようか(笑)。

さてこのCDだが、まぁすごいテクニック(だけど楽しんで余裕の感じられる音)。クラシック音楽のピアノとは全く違うタッチながら、この人の指は何本あってどう動いているの??って感じるぐらいの音が流れてくる。聴いていて気分が高揚してくる。クラシックのピアノ曲も良いのだが、気分によってこういう曲を聴きたい時もある。キースのケルン・コンサートもいいし、チックのピアノソロもいいけど気分の高揚感に応じて新たに選べる選択肢が出来たのはとても嬉しい。

もしこのCDを一言でいえと言われたら、『聴き終わった時に元気になれる音楽』って言うのはどうだろう。こう言うのを聴きながらグラスを傾けられたらいいだろうなと思う。私は酒は飲まないからそんなシチュエーションはないんだけどね。

古い録音ながらとても生々しい音に仕上がっているのも特徴。元オーディオマニアから言わせて貰うと、「古くてもいい録音はたくさんある」ものだ。デジタルよりも素晴らしいと感じる60年代の録音もある。かつて、あるオリジナルに近い音源を聴いたことがあるが、それはそれはすさまじいものだった。普段自分が聴いていた音は「コピーのコピーのコピー・・・・・コピーなんだろうな」と感じたものだ。それは2トラ38のオープンリール。まぁ今では知っている人も少なくなっただろうな。

ちなみに、それもオリジナルではなくコピーのコピーぐらいのものだったらしい。オリジナルって凄かったんだろうなって思う。

そんなこともあって、古くたっていいものはいいと思うから不思議ではないのだが、この録音は確かに生々しくていい音だと思う。聴くだけじゃなく、買って損はないCDですね。

『オスカー・ピーターソンは音に厳しいアーティストだ。そんな彼をも満足させたMPSレーベルは、60年代には専属としてたびたびレコーディングを行った・・(以下略)。』とはアマゾンからの転載だ。どうやら定評ある録音集団と組んでいたらしい。なるほどの音だと思う。

さて曲目だけど、

1. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー 
2. パーディド 
3. 身も心も 
4. フー・キャン・アイ・ターン・トゥ 
5. バイ・バイ・ブラックバード 
6. アイ・シュッド・ケア 
7. ルルが町にやってくる 
8. リトル・ガール・ブルー 
9. A列車で行こう 

ジャズ素人の私は、テイク・ディ・Aトレインしか知らない。素人な分、何も考えず単純に楽しめるのもまた事実で、前回のリクエストと一緒に車内での定番音楽になった。彼を知らない人、ジャズを聴いたこと無い人ならまずはぜひ勧めたいと思う。

ところで、今までは出来るだけ借りてきたCDをそのまま写真で撮って掲載していたんだけど、ストロボでテカったり、忙しくて撮ったりレタッチするのが面倒だったりと色々あって、最近はネットからの画像を利用している。上の写真は、借りたものとは違い「SACDのハイブリッド紙ジャケット版」のもの。基本的に同じ表紙なので、まぁその程度と見てやってください。今は写真は栞代わりぐらいのメモ用として掲載してます。

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今日の見もの(諏訪内晶子)

2012年07月05日 22時20分16秒 | 見もの

詩曲~poeme 諏訪内晶子
倉敷市立児島図書館蔵

こんなタイミングがあるものなんだねぇ。

朝出勤の際には、車内でCDを聴きながらかNHKのラジオを聴きながら行っている。たまたま今日はNHKの方で、投稿した人が『今日は諏訪内さんがチャイコフスキーコンクールで優勝した日で、、』と彼女の音楽をリクエストしていた。

その偶然に驚いた。私が予約していたCDが届いたと連絡があって、それが上の彼女のCDだったのだ。もちろんそんな記念日だとはつゆ知らず、そもそもその実績故に彼女のCDが聴きたかったわけでもない。何となく名前とタイトルに惹かれて予約していたに過ぎない。偶然とは言え、そんなシンクロでちょっとウキウキしている(笑)。

そんなわけで今日はこのCDの紹介を。

まず聴いて感じるのは「余裕」。楽器も出来ず、スコアも読めない自分ではあるが、聴いていて一生懸命でてんぱっている雰囲気を全く感じない。余裕を持ってゆったりと演奏しているように感じる。それと音がきれいだ。ネットで調べると、彼女はストラディバリウスの名器を使っているとか。それが私のささやかなオーディオ機械で聞き分けられるのかと言われるとつらいが(笑)、実際いい音(と言うか、透明感があり濁りのない自分の好きな伸びのある音)に感じるんだから仕方ない。

と言っても、このCDをその名器で吹き込んでいるのかどうかも知れないんだけどね。元オーディオマニアとしてはなかなかいい録音だと思うなぁ。

これは通常版のようだが、リマスター(?)のSACDハイブリッド版もあるみたいだ。よい音を求めるならそれを買ったらいいんじゃないかな。私は、特殊な機械でないと再生できないようなCDにあまり価値を見いださないのだ。音に凝りすぎるのはやめている。音楽って言うぐらいだから楽しくなくちゃ。突きつめすぎは精神衛生上もよくないのだよ。

昨日の初々しい演奏も良いのだが、こういう余裕を感じる演奏はリラックスできていい。ジャケットを見るとずいぶんきれいな人だね。才能もあるし、たくさん曲を聴かせて貰いたいものだ。大曲も良いけど、私は今結構小品にはまっているのだ。そんなCDをまた予約してみようと思っている。

さて曲目だが、 

1. 序奏とロンド・カプリチオーソop.28(サン=サーンス) 
2. ハバネラop.83(サン=サーンス) 
3. ギターop.28(ラロ) 
4. 詩曲op.25(ショーソン) 
5. シチリアーノとリゴードン(フランクールのスタイルによる)
  (クライスラー) 

6. 才たけた貴婦人(L.クープランのスタイルによる)
  (クライスラー) 

7. 夢とカプリッチョop.8(ベルリオーズ) 
8. ツィガーヌ(ラヴェル)

経歴を転載すると、

1990年『チャイコフスキー国際コンクール』において、18歳の若さで、しかも日本人初の優勝という快挙を成し遂げ、音楽界を超えた大センセーションを巻き起こした諏訪内。だが、新たな才能の登場に沸き返る聴衆、殺到するオファーの中にも決して自分を見失うことなく「まだ学ぶべき時」「演奏家として生きる自分を見つめ直したい」と演奏活動を休止した。91年からコロンビア大学、ジュリアード音楽院で学び、同音楽院修士課程を修了、また、ベルリン芸術大学でも学ぶ。95年10月のアンドレ・プレヴィン/NHK交響楽団との共演で日本での活動を再開、ひとまわり大きくなった表現で成長振りを見せつけ大成功をおさめた。

その後は小澤征爾、セミヨン・ビシュコフ、レナード・スラトキン、ユーリ・テミルカーノフ、ボストン交響楽団、パリ管弦楽団、ニューヨーク・フィルといった、世界の一流指揮者、オーケストラと次々に共演を行っている。

その知的でしなやかな表現において、今や世界の若手を代表するヴァイオリニストとしての地位を確立。強い意志のもと、演奏も日常生活も、日本人の枠にとらわれないスタイルを貫いている。

とのこと。

皆さんもこんな記念日で彼女の音楽を聴いてみませんか。本当はいいオーディオで真剣に聴いた方がいいのかも知れないけど、私は車中や本を読む時のBGMとしても聴いてます。気分いいです、とっても。おすすめの演奏家です。

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今日の見もの(天使のカンパネラ)

2012年07月03日 07時58分31秒 | 見もの

天使のカンパネラ/ダイアナ湯川デビュー!
倉敷市立真備図書館蔵

図書館でCDを検索している時は、ピアノとかビオラなんて大雑把な言葉で抽出してみる。そうすると思いがけないCDが引っかかるからおもしろいのだ。これもそうやって見つけたようだが、どのキーワードだったどうしても思い出せない。まぁ神様が聴くようにしてくださったのだろう。

曲は下に書いたように、いろんなジャンルの曲が入っている小品オムニバス。音はと言うと、私には若さゆえの稚拙さ(とは失礼だが、成熟してない演奏と言わない人もいないだろう)も感じた。が、初々しさというか、可愛らしさも感じた。大人になった彼女の演奏も聴いてみたいものだ。実際、今はもう大人なんだよね??

『天使のカンパネラ/ダイアナ湯川デビュー!』と言うタイトルがCDの背表紙に書いてあるので、たぶんこれが正式名称なんだろうけど、あちこちのサイトを見ても「天使のカンパネラ/デビュー!」とか「ダイアナ湯川 天使のカンパネラ」などと、タイトルに統一感がない。解説を見てもタイトルが書いてないし、ジャケットにも日本語表示がない。

確かに日本語表示は演歌のCDみたいで不細工にも感じるが、日本で売るならちゃんと見てわかる表示にして欲しいよなぁ。フランス語や英語がわからない人間はCD買うなってことか?? そんなことするからCDが売れなくなるんだよ。違法ダウンロードやリッピングのせいで音楽が売れなくなったなんていつまでも言っているからダメなんだ。自分を省みない人たちに明日はないものだ。

自分自身について考えても、どうでも良い程度の音楽ならレンタルでもいいけど、本当に欲しいCDはたとえ借りることができても結局は買っちゃうもんね。欲しい物には金を出すし、良い物は売れる。ダウンローダー・アップローダーのせいになんてしないで自分たちがもっとしっかりしろって私は思うな。まぁそれができないから今を招いたんだろうが。

私は知らなかったのだが、『1985年8月の御巣鷹山での日航機墜落事故の犠牲者を父に持ち、事故の約1ヵ月後にイギリス人の母から生まれたダイアナ湯川』だそうだ。情報が錯綜しているから断定できないけど、たぶん15歳の時のデビュー作。(14歳らしい記載もあるが・・)

可哀想とかお涙ちょうだい的同情でCDを売ろうとしたのではなかったことを祈る。もしそんな気があったなら、ホントに音楽業界って「終わっている」とこだもんな。

曲目は

1. テンポ・ディ・メヌエット(プニャーニのスタイルによる)(クライスラー)
2. 踊る人形(ポルディーニ/クライスラー編)
3. ラ・カプリチオーサ(リース)
4. 愛の挨拶(エルガー)
5. 2つのマズルカ~オベルタスop.19-1(ヴィエニャフスキ)
6. 2つのマズルカ~旅芸人op.19-2(ヴィエニャフスキ)
7. タイスの瞑想曲(マスネ)
8. フラスキータ(レハール/クライスラー編)
9. メロディ(グルック/クライスラー編)
10. ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
11. 夢(大江光)
12. G線上のアリア(J.S.バッハ/ウィルヘルミ編)
13. スペインのセレナード(グラズノフ/クライスラー編)
14. 道化役者のセレナード(クライスラー)
15. 愛の悲しみ(クライスラー)
16. ラ・カンパネラ(パガニーニ/クライスラー編)
17. スキヤキ・ソング(上を向いて歩こう)(中村八大/米倉香織編)
18. エレジー(嗚呼御巣鷹山)(牧野昭一/米倉香織編)

思い出したが、スキヤキ・ソングを聴いてみたかったからクリックした気持ちもあった。イ・ムジチの赤とんぼも良かったし、スキヤキのように、日本人のDNAに染み込んだような曲をクラシックの演奏で聴くのにはとても興味があった。聴いてみた感想は、、それを書いたら楽しみがなくなっちゃうよな。

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今日の見もの(プリーズ・リクエスト)

2012年07月02日 21時02分53秒 | 見もの

プリーズ・リクエスト
原題:WE GET REQUESTS
オスカー・ピーターソン・トリオ
県立図書館蔵

県立図書館で「ピアノ」を検索して出てきたのがオスカー・ピーターソン。ジャズには全く詳しくないので全然わからないが、名前は知っていた。そんなド素人が知っているぐらいだから大物、いや超大物に違いない。折角のチャンスだから聴いてみようと予約することにした。

県立には11枚ぐらいあったのだが、正直どれが有名なアルバムなのか、どれが名盤の誉れ高いのかもわからない。酒とバラの日々と言うタイトルは知っていたからそれが入っているのがいいなと言うことと、とりあえず聴いてみたいから予約の入っていないアルバムにしてみようとして選んだのがこれだった。

その後ネットで調べてみると、レビューには、『We Get Requests は演奏の良さ、録音の良さで定評のある名盤で、ジャズの初心者も愛好家も同時に満足させる内容なのが素晴らしいところです。』なんて書いてある。元オーディオマニア兼初心者の自分にはクリティカル・ヒットだったに違いない。

聴いてみると、とにかく雰囲気がいい。ジャズに関して偉そうに言える知識も聴いた経験もないので、あくまで素人っぽいカンと第一印象だけで書くが、これは聴いていたいアルバムだし、演奏者も楽しそうで繰り返し聞きたくなるCDだと思う。レビュー氏の言葉は正しいんだろうね。

実はそれ以外にもいくつか予約してある。それがこんな感じだったらちょっとしばらくはハマりそうだ。知らないジャンルってこういう出会いがあるから、それもまた楽しいな。

曲目

コルコヴァード / QUIET NIGHT QUIET STARS(CORCOVADO)
酒とバラの日々 / DAYS OF WINE AND ROSES
マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ / MY ONE AND ONLY LOVE
ピープル / PEOPLE
ジョーンズ嬢に会ったかい? / HAVE YOU MET MISS JONES?
ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー / YOU LOOK GOOD TO ME
イパネマの娘 / THE GIRL FROM IPANEMA
D.&E. / D.&E.
タイム・アンド・アゲイン / TIME AND AGAIN
グッドバイJ.D. / GOODBYE J.D.

それにしても、酒とバラの日々ってタイトル名は秀逸だな。誰がつけたのかしれないけどすばらしい才能だ。

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今日の見もの(ピアノ・ソングス)

2012年07月01日 08時54分24秒 | 見もの

「ピアノ・ソングス」 the Piano Songs
倉敷市立真備図書館蔵
HMVのマルチバイ価格で2,891円
通常価格3,400円 2004年発売

先日書き込んだ癒やしのCDでクリストファー・クロスのセイリングを書いたが、このCDは「クリストファー・クロス」で検索して引っかかったCDだった。ピアノ曲を中心に名曲を集めたオムニバスみたいだが、別に「ピアノ曲」と言うほどじゃない。かつての名作を集めた名曲アルバム的存在と書いたらいいんじゃないかな。特に借りたいとまでは惹かれなかったんだけど、クロスの透明な歌声が聴きたかったので借りてみた。その時は気づかなかったが、カーリー・サイモンのうつろな愛が入っていたのには驚き。当時ドーナツ盤を買って持っていた。彼女の曲で好きなのも知ってるのもこの曲だけだけどね。Gパン穿いたグラマラスな女性は今何をしているのだろう。今でもこの曲を聴くとあのジャケットを思い出す。

CDだけど、最近クラシック系のCDを聞き慣れているせいか、とにかく音が悪い。ビリビリ歪んだ雑音状態に聞こえる。昔の音源ってこの程度だったのかな。デジタルがシャープすぎるのかもしれないが、今のステレオには合わない音質だろう。

幸いなのは、ここに入っている曲は好きだったけど、強烈にのめり込んだ曲が入っていなかったこと。そんな曲は昔の記憶を甦らせすぎて聴いていられない。時間は元に戻ってくれないのだから。

ネットにあった昔の書き込みで、「買いに行ったけど売り切れていた」と言うのがあったから、当時は大人気だったのだろうか。私はそんなCDを図書館で借りて聴けるのだから幸せ者だ。

私と似たような年齢の人や、一時洋楽に凝っていた人にはお勧めです。

1 ユア・ソング / エルトン・ジョン
2 サタデイ・イン・ザ・パーク / シカゴ
3 ザ・ウェイ・イット・イズ / ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジ
4 ウィズアウト・ユー / ニルソン
5 雨にぬれた朝 / キャット・スティーヴンス
6 サウザンド・マイルズ / ヴァネッサ・カールトン
7 見つめて欲しい / フィル・コリンズ
8 ホールディング・バック・ザ・イヤーズ / シンプリー・レッド
9 アイ・ライク・ショパン / ガゼボ
10 キャプテン・オブ・ハー・ハート / ドゥーブル
11 マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ / ザ・スタイル・カウンシル
12 ソング・フォー・ママ / ボーイズⅡメン
13 ハンズ / ジュエル
14 うつろな愛 / カーリー・サイモン
15 サム / オリビア・ニュートン・ジョン
16 ルイジアナ 1927 / ランディ・ニューマン
17 カム・トゥ・ミー / ボビー・コールドウェル
18 エニワン・アット・オール / キャロル・キング

19 SHE / エルヴィス・コステロ
20 ニューヨーク・シティ・セレナーデ / クリストファー・クロス
21 ピアノ・マン / ビリー・ジョエル
22 キッス・オン・マイ・リスト / ダリル・ホール&ジョン・オーツ
23 フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ / スティーヴィー・ワンダー
24 ホワット・ア・フール・ビリーヴス / ドゥービー・ブラザーズ
25 S.O.S. / ABBA
26 ユー・アー・ソー・ビューティフル / ビリー・プレストン
27 愛と青春の旅だち / ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ ジエニフア-ウオ-ンズ
28 スウィート・ラヴ / ランディ・クロフォード
29 危険な関係 / ジョー・ジャクソン
30 ハロー / ライオネル・リッチー
31 99 / TOTO
32 ローズ / ベット・ミドラー
33 ドント・ノウ・マッチ / リンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィル ア-ロンネビル
34 愛しのマキシン / ドナルド・フェイゲン
35 ユー・アー・エヴリシング / ダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイ マ-ビンゲイ
36 アンフォゲッタブル / ナタリー・コール&ナット・キング・コール ナツトキングコ-ル

※CDは二枚組で、19以降が Disc 2 になってます。

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