ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の買いもの(エヴァ土産)

2011年09月28日 22時02分27秒 | 見もの

先輩からのお土産 エヴァ缶 フィギュア付き

子どもが東京に行ってきて、その際に先輩に会った。ちょうど国立科学博物館でいい催しがあって連れて行ってくださったのだそうだ。残念ながら人が多すぎて80分待ち。オトナだけならともかくチビがいたのでそこは断念したらしい。別のところを楽しんで、別れ際に私用にいくつかのプレゼントを渡してくださった。その一つがこれ。UCCのコーヒー缶にフィギュアのついたもの。見たことが無かった。こんなものいつ売っていたのだろう。

有り難くいただいて、今机の上に飾ってある。コーヒーはどうしようかとちょっと悩んで(特殊な絵付きだから)、でもまぁ飲んでみるかと思って、、、、

あぁこりゃ飲めないや。そういえば今年の正月か去年のお盆かにこのフィギュア缶のことを聞いたように思いだした。そうなればかなり前に発売されたものだな。私が全く知らないのも無理は無い。

と言うことで、エヴァ缶は私の書類のペーパーウエイトになってます。

おまけのガチャガチャ

これまた昔あったやつ。ボタン電池が入っていて、全面の絵を押すと名台詞をしゃべってくれる。

オレンジのアスカ(式波)の方は、「そっかぁ、私、笑えるんだ」

水色のは綾波で、「私が消えても代わりはいるもの。」

綾波のはこのオモチャの第4弾の中の一個で、アスカのは第2弾。きっとマニアはコンプリしているんだろうな。

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今日の買いもの(いくら何でも・・HDMIケーブル)

2011年09月27日 23時13分47秒 | 買いもの

Hanwha ハイスピード HDMIケーブル 1m
[HDMI Ver1.4] 299円(送料無料) アマゾン通販

借り物の、と言うか、検証のためにもう一本HDMIケーブルが必要になって、きっともう一本ぐらいあるはずと探したが無かった。高級なのを一本買っても良かったが、ほんの少し調べるだけで後は必要なく、いざという時のためのバックアップ的意味合いが強かったので金をかける気にならなかった。まぁ1000円ぐらいのでいいかとアマゾンを検索したら1mで300円を切る価格、しかも送料無料と言うとんでもないのを見つけて、もうこれでいいやと発注した。

ハンファって、名前からして韓国企業でしょ。値段といい、以前書いたように、私にとって韓国製品は鬼門なのであまり信用できなかった。高くても国産という気がしたが、何せ検証用だから自腹を切るのは最低限にしたい。その上、検証に使う機械も韓国製だからますますそんな気持ちが強くなっていた。それが発注した一番の理由だった。

同時に1500円ほどの日本製品も発注したが、それは翌日発送メールが来て、その翌日届いた。今までのアマゾン通販と同じパターンだ。

ところがこの方は、三日後にやっと発送メールが来て、それから待てど暮らせど全く届かない。発送済みメールが来て、商品が届いたのがそれから8日後。送料無料のメール便とは言え、いくら何でも遅いなぁ。結局検証には使えず、自分の他の機械の高級品を取り外して使わざるを得なかった。面倒な上に、その間機械が使えず困った。

製品自体は、不具合は今のところ見つからない。1mと短いし、見た目にも、シールドが悪いようには見えないのでノイズを拾ったりも無いのでは無いかと思う。ちょっと使っただけだが、悪いようには感じない。ただ、これだけ到着が遅いと印象も悪いし、やっぱり安物の韓国製はダメだなぁと思ってしまう。本当はそうでは無いのなら、発送システムを別のにしたらどうだろう。そのため少し高くなっても、これほど嫌な気分にならずにすむのでは無いか。苦情というか、確認メールを送ったら、最寄りの佐川急便に電話してくれとの回答。ネットでも確認できないし、ホント困った送り方だ。

まぁそれでも安くていいからと言う人は選択肢に入れたらどうだろう。1.5mのものを買っても珈琲代以下。気が長くて、緊急性が無いからゆっくり待てる人にはお勧めかな。

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今日の見もの(今さらながら初音ミク)

2011年09月26日 19時56分33秒 | 見もの

初音ミク アメリカでのコンサートの様子 (YouTube)

正直驚いたし、はまっている。きっかけは朝日新聞だった。

朝日は土曜日にBeという増補版が出ていて、その中に音楽のコーナーがある。ビートルズから童謡、新しい歌から自分が知らない古い歌まで、色々な歌の歴史なりエピソードなりが見られる。私はこれが大好きで、毎週とっておいていた。ところが最近忙しく、後で読もうとベッド脇に置いたまま数週分たまっていた。数日前、なにげなくそれを開いたら初音ミクだった。

初音ミクは知っていた。ソフトで、バーチャル歌手に歌わせられるやつ。ただ、興味はなかった。所詮バーチャルだし、合成音声はやはりぎこちない(今まで知っていたものは)。女の子の萌えキャラにもあまり惹かれることもなかった。それに歌も、ごちゃごちゃキラキラしていて、何を言っているか聞き取れないし、まぁ若者の好きな高音キンキンの薄っぺらい曲だなぐらいにしか思ってなかった。

その記事には「アメリカでコンサートをして熱狂させた」ように書いてあり、一体どんな状態だったのかと早速ユーチューブで検索した。最近のプレーヤーはLAN対応で、ネットから自由に動画を見られる。HATSUNE MIKUと打って検索するとぞろぞろと大量に出てくる。最初のがコンサートぽかったので早速クリックした。

ミクが登場すると、まるで天使が降りてきたように、イヤ違うな、教祖さまの降臨のようにみんなが熱狂する。ステージに大きなアクリル板(ガラス?素材は不明)のようなものがあり、そこにこのバーチャルキャラが映し出される。見たところ観客はみんな外人のように見える。日本人のマニアが大量に押しかけて疑似満員盛況になったいるようには思えない。

見てくださいこの熱狂。アメリカと言えばエンターテイメントの本場でしょう。大がかりなコンサートにも観客を楽しませるイベントにも慣れているはず。それを上回るんじゃないかと思えるこの熱狂ぶり。ネギの代わりに緑(他の色も多数あり)の光る棒を持って振り回し、飛び上がり、足を踏みならして燃えまくる。驚くのは一緒に歌っている声。明らかに日本語で歌っている。私はもう一度観客をなめ回した。日本人か??イヤ違うようだ。アメリカ人が日本語で歌っている。鳥肌が立つ。

私は確信した。ミクに熱狂し、日本語で歌うアメリカ人。もうこれは文化的侵略だ。ウォークマンを持ち、ポケモンを愛して日本文化を吸収していったアメリカ人は、ついに日本のオタクネット文化にも侵略された。いや、この文化は世界基準になっていった。オタクなどと言う狭い範疇の言葉で言い表せない、世界文化遺産。日本から発信された新しい世界文化に違いない。

色々見てみたが、どうも私はミクそのものに興味が向いているわけではないようだ。こういうアニメ系は、面白いと思うものもあるが、さほど興味を惹かれなかった。私の興味は熱さに向いている。アメリカを熱狂させる熱さ。この熱いエネルギーに私も飲み込まれている。

アキバが萌え町になった時にもエネルギーが満ちていた。メイドにはさほど興味はないが、その熱さを体験してみたかった。残念ながら熱い時に(今でも熱いのかも知れないが)行けなかったが、その熱だけはネットや報道からも感じられた。

みんなが熱い時に私もその熱いエネルギーを感じていたいものだ。今本気ではまっている。

♪ 世界で一番おひめさま~♪
ワールドイズマイン 作詞・作曲:ryo 唄:初音ミク

来年のイベントではミクをやったらどうだろう。若い子がミクになって踊り、バックではネギを持って踊る。熱いよね。ぜひやってみたいものだ。

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今日の見もの(チェコからのコンサート)

2011年09月25日 10時28分02秒 | 見もの

チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団公演
チャイコフスキー バイオリン協奏曲、交響曲第6番『悲愴』
スメタナ 交響詩「わが祖国」より ボヘミアの森と草原から 他
シンフォニーホール 2011/09/24 13:30~

職場の福利厚生の一環でコンサートチケットの補助が出る。この公演、S席9000円だが、家人とふたりで1万円ぐらいで聴けた。

私はクラシックに音から入ったので、正直言って交響曲は好まない。タンノイのオートグラフでも買えるならともかく、買える&部屋に置けるぐらいのサイズのスピーカーで大オーケストラを再現するのは不可能だ。もちろんそれなりの音は出るし、他の人のシステムより落ちるとも思ってない。少なくとも学校にあるようなステレオの音じゃない。なのだが、コンサート会場の音を再現できるはずは無いからと最初から敵前逃亡状態だった。

だから今回の一連のコンサートでも、室内楽や小編成の音楽には食指がのびたがオケは迷っていた。家人に言うと「行きたい」と即答する。申し込んだら当然のように当たった。こういうチケットを利用する人は今の職場では少ないことを知っている。真ん中の自分が好む席では聴けないが、半額で聴けるのだから文句は言えない。実際、ホール半分より後だったが、私はこの辺の位置が音が混ざって好きだ。とてもいい状態で聴けたと思っている。

上に書いたことで、個人的には聴くのは室内楽、器楽曲~協奏曲までが普通だった。今回もバイオリン協奏曲に期待したんだけど、さすがコンサートホール、やはり大オーケストラなら交響曲がいいことが体感できた。

曲だが、スメタナから始まりバイオリン協奏曲、最後に悲愴で締め。

最初からすごく気に入った。ホールの響きもいい。私は何度か上を見回した。コントラバスの音が後ろの私の席にもはっきりと聞こえる。余韻のあるいい響きだ。「CDみたいだ・・」と、妙な感想を言ってしまった。

チャイコンは少し遅め。さびの部分はもう少し速くてもと思っていたら、途中からソリストが暴走気味にがんがん進み、指揮者がおいおいと苦笑する感じ(私の感想など信じないように)。面白かった。小さな音符をとばして弾いているように聞こえるけど、コンサートってCDのように一音ごとはっきり聞こえないものなのかな。まともなコンサートにはあまり行ってないのでその辺はわからない。

それにホントに素敵なお姉様。

後の席だから顔がはっきり見えたわけではないけど、背も高くスタイルのいい美人さんで、日本人と違って体格もいいから見栄えがする。その人がロングドレスで出てきただけで、あぁ日本のコンサートと違うなと楽しい。アンコールでバッハをソロで弾いてくれた。聴きながら、昔の貴族ってこうやってお抱えの楽士に自分のためだけに弾かせて一時を過ごしたのだろうか、なんて贅沢な・・と思った。

悲愴だが、前から思うけど、これってどこが「悲愴」なのだろう。第一楽章の出だしはともかく、第三楽章の終わりなど、少なくとも「悲壮感」はない。アマデウスで解説を聞いたはずだけど忘れてしまった。指揮者がものすごくオーバーアクション(家人談)でノリノリ(に見えた)だったせいもあって、途中で観客が拍手してしまうぐらい(笑)。まぁ田舎のコンサートではありがちだ。

アンコールは2曲。最後は明るくモーツァルトのフィガロの結婚・序曲で終わり。やはり最後はこういう明るく華やかなのがいい。でも、考えて見れば「序曲」で終わるのってのも笑えるよね。

オケだけど、さすがに今まで何度も聴いたセミプロや地方の楽団とは一線を画す(当たり前だが)。最初に思ったのは弦楽器の音のきれいさ。後は、音の一体感。このオケがどれだけの力を持った人たちかは知らない。VSOやニューヨーク・フィルとは違うんだろう。だけどとても楽しめたし、こういう機会をもっと持ちたいなとも思った。それに交響曲にとても惹かれた。これからは特に外国のオケに行きたいと思う。出来れば全ての機会を利用したい。ステレオも、少し設定を変えてしばらくは交響曲中心で聴いてみようかなと思っている。

自分にはとても楽しめたし、家人も楽しんでくれた。たまたま懐かしい友だちがそばに座っていて、彼はここ20年ぐらいずっとベートーベンの7番が一番と感じているそうだ。「のだめで有名になってしまって、古くから(7番が)好きな自分は悔しい」だそうだ。私、意識してベートーベンは聴いてなかったので、これからしばらくはベートーヴェン中心に聴いてみようかと今思っている。

こういうきっかけもいいだろう。神様からの贈り物だ。いい一日だった。

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今日の見もの(ハルク ブルーレイ)

2011年09月24日 11時04分16秒 | 見もの

インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
2008年 112分 アメリカ ブラジル

借りたブルーレイ第3弾。これを借りた理由は、「CGとか派手な動きがブルーレイの高画質にふさわしいだろうから」と言う理由。ハルクというのはむきむきの化けもの的巨人と言うことは知っていたが、それ以上のことは知らなかった。マンガかTVかで有名なものじゃなかったかなとは思った。

兵士強化実験(スーパーソールジャー計画)のための研究を行っていたブルース・バナーは、研究の成功を確信し自らの肉体を使って実験を行った。しかし実験は失敗し、ブルースは緑色の巨人へと変貌。軍から追われる身となったブルースは、ブラジルに潜伏し、変身の原因となる感情の制御方法を学びながら、「ブルー」と名乗る研究者の協力のもと、体を元に戻す方法を模索していた。しかし、感情の制御は容易ではなく、研究も詳細なデータが無いため上手くいかず、焦りばかりが募っていく。

そしてある日、勤め先のジュース工場で不意に手を切ってしまい、血液が混入したジュースが出荷されてしまう。それを飲みガンマ線に汚染された人物が現れたことを知った軍は、工場を突き止め、エミル・ブロンスキー含む精鋭部隊を送り込んできた。追い詰められたブルースは巨人へと変身し部隊は壊滅させた。唯一生き残ったブロンスキーは、あの怪物が兵士強化実験の成れの果てであることを知り、衰えた肉体を強化するために実験に志願する。

研究資料を求めアメリカに戻ったブルースは、ロス将軍の娘であり実験の当事者でもある恋人のベティ・ロスと再会し資料を求めて大学へと潜入するが、そこには肉体を強化したブロンスキーが待ち構えていた。追い詰められながらも、二人はその場を逃れ、この時の戦いを目撃した学生の一人が「廃船(ハルク)のように巨大だった」語ったことから、後にメディアからは「ハルク」と呼ばれるようになる。

ブルースは協力者の「ブルー」ことサミュエル・スターンズの元へたどり着き、遂に肉体を元に戻すことに成功する。しかし、ハルクの力に憧れるブロンスキーはサミュエルが培養していたブルースの血液を使って、もう一人のハルク「アボミネーション」へと変身。パニックに陥る町を守るため、ブルースは自らの意思でハルクへと変身し、アボミネーションと死闘を繰り広げ、遂に勝利する。

再び逃亡生活を送ることになったブルースだったが、人里離れた地での修行の末、変身をコントロールしつつあった。

さて、ブルースの血清を手に入れたブロンスキーはそれを自らの体内に注入。するとまたたく間に彼の肉体は変異、ロス将軍の予測をはるかに超えた事態を引き起こす。ニューヨーク、そしてベティの身に迫る危機。ブルースは愛する者のために、自らハルクになることを決意する・・。

映画は楽しめた。映像もブルーレイで良かったなと感じた。50円で借りてきた映画としては合格点だ。惜しむらくは、これって「前作があって続き物だった」と言うこと。私はアメコミかTV版の最新リメイクと思っていたから、前作で科学者がハルクになっていくところなど見ていない。惜しかった。同時に前作も借りれば良かったと後悔している。ちゃんと順番に見ていくべきだったなと。

また別の店で週末80円セールをするらしい。前作は2003年の映画みたいだから、旧作コーナーに絶賛余り中でしょう。それなら借りてきてもいいなと思っている。ブルーレイ版もあればいいんだけど、さすがにそれは無理だろうな・・。

ランク:楽しめます。深く考え込むこともないし、単純に楽しめます。
    私、スーパーウーハーを付けてますけど、そうやって見るのを勧めます。

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今日の見もの(96時間)

2011年09月23日 18時41分12秒 | 見もの

96時間(原題:Taken) 2009年 93分 フランス
脚本 リュック・ベッソン

前にも書いたが、ブルーレイドライブの調子を見るために、ブルーレイであるが故に借りた。で、最初に困った。

実はこの時3枚のブルーレイを借りていて、最初に見たのがこれだった。始まって、音声・字幕を変えようとメニューを開いたが、そこにあったのはフランス語と中国語だけだった。よく見るとフランス映画。このままではフランス語を聞きながら英語字幕を読まなければならない。とんでもないものを借りた。しかし、日本語吹き替えがないのならともなく、日本語字幕がないのは腑に落ちない。そもそもブルーレイなんて大容量なのだから日本語字幕も音声も入ってないのはおかしい。仮にそうであっても、パッケージに「日本語吹き替えはありません」旨の表示があるはず。そんなものはなかった。明らかにおかしい。

冷静になって、韓国製のプレーヤーがおかしいと思いだした。調べると、修理したあと全ての設定が「オリジナル」に変えられている。日本語モードが全てOFF。このせいか・・・と直すと、ちゃんと日本語メニューになり音声も字幕も日本語が表示される。さすが韓国製。日本製なら修理しても売った時と同じ設定にして送り返すだろうに、韓国では外国で売るモードにして返すらしい。日本法人が日本で売ったなら、日本モードにするのが当たり前という日本人的発想はないのだろう。やはりこれ、自分で買うなら選択肢には入れないだろう。

それ以外はまともに動いたのでもう返却した。私の確認の仕事は無事終了だ。

カリフォルニアに1人暮らす元CIA工作員のブライアン、今は引退してカリフォルニアで孤独な毎日を過ごしている。そんな彼の唯一の願いは、ずっと疎遠だったひとり娘17才のキムとの絆を修復することだった。そんなある日キムは友達と2人だけでパリ旅行に行きたいと実父に許可書へのサインを求めてくる。「ティーンエイジャーの女の子2人だけでパリ旅行なんて危険だ」とサインを拒んだが、元妻はそんなの当たり前、あなたが心配しすぎと取り合わない。子どもの気持ちも考え、ブライアンは定時連絡を入れる事を条件に許す。だがブライアンの不安は最悪の形で現実のものとなった。

パリに着いた無防備な娘2人は直後に拉致されてしまう。滞在するパリのアパルトマンに謎の一味が乱入。バスルームにいたキムはブライアンと携帯で話している最中で、窓越しに友人アマンダが拉致される光景を目撃する。ブライアンは彼女を励まし一味の人数や特徴を聞きだすが、やがて彼女の凄まじい絶叫を聞く。自らの手で娘の奪還を誓ったブライアンは、通話の音声から犯人一味はパリで勢力を拡大しているアルバニア系の人身売買マフィアであることをつきとめる。これまでの事例によると、事件発生から96時間が過ぎると被害者は救出不可能というデータがはじき出され、ブライアンは元妻の夫のプライベート・ジェット機で急遽パリへ飛ぶ。まず犯行現場で見つけたキムの壊れた携帯電話のメモリーをチェックし、一味の手先である青年を特定。さらにパリ警察の刑事から組織の縄張りを聞き出したブライアンは、秘かに売春が行なわれている工事現場へと向かった。キムのデニム・ジャケットを所持していた少女の証言から、拉致グループの隠れ家を割り出すが、そこにキムの姿はなく、麻薬中毒で息絶えたアマンダの死体を発見する。焦りを募らせるブライアンはなおも猛然とパリの裏社会の奥深くへと身を投じていくが、キムの救出可能なタイムリミットは刻一刻と迫っていた……。

息をもつかせないスピード感ある展開で、ドキドキしながら画面に祈った。娘のためなら何でもするという父親の執念(親ばかという人もいるだろうが)に感嘆するとともに、諜報機関で長年働いてきた人の能力にも驚かされる。

多くの人はこれを「映画だから」と思うだろうが、私はそう思ってない。この手の仕事をしてきた、それも長い間してきた人の能力はものすごいことを、ある番組で見て知っているから。実際にこれをやってのける人がいても驚かないし、これぐらいはするだろうなぐらいの気持ちもある。見ていない人は、そのつもりで見てもいいと思う。

加えて、平和ボケして世間知らずの女がいかにバカかという言うこともわかった。

娘はともかく、母親の態度には多くに人が腹を立てるだろう。私、普通ではあまり経験できないことも経験したから、こういう世間知らずの態度・発言を見ると「少しは社会勉強しなよ」と言いたくなる。もちろん私の体験とこの映画では雲泥の差だけどね。

と言うことで、世間知らずを認める人も見たらいいと思う。

ランク:スリリング。悪をぶったおす主人公が素晴らしい。
    「あんたには恨みも何もない。これはビジネスだ。」
    世間知らずの女(の子)に捧げる言葉

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今日の見もの(コップアウト)

2011年09月22日 22時04分27秒 | 見もの

コップ・アウト 〜刑事した奴ら〜
Cop Out 2010年 107分 アメリカ

書いてはないが、実は今も結構たくさん映画を見ている。全部借りてきて見ているものだ。クレヨンしんちゃんの映画だけでも三本。ディズニーもこういうブルーレイもこの一週間の間に7本ぐらい見た。結構たくさん見ているものだ。でも書くには時間と情熱、とりわけ心の余裕が必要なのでなかなかここには書いてない。さてこの映画だが・・・、

借りたのはブルーレイだからだ。

ブルーレイのプレーヤーが壊れて修理したのだが、市販の盤を持って無く、DVDを再生してうまくいくことを確認しただけだった。ちょうどゲオで50円セールをしていて、連休もあることだからとブルーレイをいくつか借りて機械の調子を見てみようと思った。映画の内容は知らないが、ブルース・ウィリスが出ているのだから面白いのだろう+ブルーレイ版と言うことでこれにした。

ジミー・モンローとポール・ホッジスは、ニューヨーク市警察のベテラン刑事コンビ。ある日、二人は捜査中のミスで停職処分になってしまう。だが、ジミーには別れた妻との間に最愛の一人娘がおり、しかも娘はもうすぐ結婚式を挙げるというのだ。その式の費用を自らの手で払いたいジミーは、大切にしていたプレミア物のベースボールカードを泣く泣く手放すことにする。しかし、そのカードが何者かに強奪されてしまったため、彼はポールと共に犯人を追うのだが、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまう・・・。

ひでえ映画だ。見ながら何度も思ったのは、「ブルース、大物なんだから出る作品ぐらい選べよ・・」だった。

面白くないのかと言われたらまぁそうでも無いと言うだろう。ドタバタコメディみたいな軽いノリで、戦闘・殺人シーンも多いのだが、どこも明るい。ギャグと言っていいのか、ノーテンキと言っていいのか、とにかくじっと真剣に見る気にはならない映画だった。私は途中からノートパソコンを開き、ネットしながらチラチラ見ていたぐらいだ。

見終わっての感想も、まぁ楽しめたんだからいいんじゃない?ぐらいで、2000円払って映画館に行く映画じゃないなと思った。50円で借りていて良かった(笑)。

ただ、上にも書いたけど、ダイ・ハードのブルースのイメージが壊れるかも知れないから、彼の大ファンなら見ないことも勧めたい。こういう面を見て楽しめる人はいいだろうが。

ホントもう一回書くけど、「ブルース、出る作品を選べよ・・」

 

ランク:暇な時間はこの映画でどうぞ。見終わってイヤな感じは残らない。
    ブルースはコメディアンだった・・。

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今日の買いもの(8ポートハブ)

2011年09月21日 18時05分16秒 | 買いもの

BUFFALO 10/100M対応 スイッチングHub ホワイト
LSW3-TX-8EP 1,440
円 アマゾン通販

書斎にTVを置いたのだが、最近は、TVもDVDプレーヤーも、もちろんゲーム機にもLAN端子があり、それに繋いでないとファームウエアのアップデート等も出来なかったりするからハブが必要になる。今はギガベースである必要はない。10/100Mで十分だ。今は昔使っていた5ポートの10/100Mハブを使っているのだが、一時的かも知れないがもう一つ繋ぐ必要が出てきて、仕方なくこれを買った。将来を考えてギガポートにしても良かったが、5ポートまでは安くても8ポート以上になると高い。実際は10ベースでもいいぐらいだから、これで不足はないと安いこれにした。

アライドテレシスにしても良かったし、もっと安くて評判のいいのもあったのだが、これは今使っているのと同様に背面に磁石が付いていて大変便利なのでこれにした。置いているのが金属製のパソコンラックの上なので磁石付きは大変有り難い。ハブとかアンテナブースターとかは外からの衝撃で動いたりする危険を少しでも避けるべきと私は思っている。

もう一つこれにした理由はバッファローだから。

LANは昔はかなりの知識がないと使えない代物だった。私も随分勉強したものだ。今は線さえ繋げば簡単につながる。昔の事を考えれば隔世の感がある。多くの苦労の中の一つは、メーカーによる不安定さだった。アライドテレシス、コレガ、メルコ、アイオー・・・とたくさんのメーカーが色々出していてたくさん試したが、私にとって一番安心できたのがメルコ/バッファローだった。店の人が酷評して、そんな機械使うな、こっちがいいと別のメーカーを勧められたこともあったが、必ず失敗だった。私にとってはかもしれないが、バッファローが唯一信頼できる機械と思っている。

まぁ店には利益とか取引上のメリットかあるから、あまり店とか専門家とか言う人は信用にないことにしている。自分の知識と経験で判断できる程度のものは「専門家さん」を信用しない。人は自分の利益のために平気で嘘をつく。

自分の能力外のものに関しては専門家さんの言うことに耳を傾けるけどね。

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今日の買いもの(子どもたちの作った葡萄)

2011年09月20日 20時11分12秒 | 買いもの

近所で作られた葡萄2種類 全部で400円

職場の近所に若い子が農業を勉強しているところがあって、その収穫を分けてくれることがある。彼らにとって、育てることも勉強だし、こうやって行商して売るのも経験。接客も将来の役に立つだろうから、出来る限り私もかかわるようにしている。

昨年は50円とか100円の葡萄を買ったと思う。見た目が小粒だったり、市販品のように房の実がきれいに整ったりしてないけど、甘みがギュッと凝縮していて美味しかった。今日今年初めて売りに来てくれて、早速買おうとしたら速攻でおばさまたちに安いのをゲットされてしまい(笑)、じゃぁ少し大粒のをとこれを買った。

売りに来た娘にどれがいいのと訊くと、「これよりニューピオーネが甘いです」と言う。じゃぁとそれを二房(150円×2)、その横にあった100円のニューベリーAを一房(100円)で購入。全部で400円。その時は感じなかったけど、こうやって写真に撮ると粒の色が全然違うんだ・・。気づいてなかったので、写真を見てびっくり。

帰宅して家人に渡すと、『今日私も葡萄を買った』と言う。何でも、田舎で法事があるので、来た人のために買ってきてと実家の母に言われたらしい。天満屋に行くと無かったので、仕方なく県庁所在地まで出かけて高島屋で買ったのだそうだ。7000円したらしい。

そっちは高級品なんだろうから値段のことはさておくにして、自分としては近所の子が作った葡萄の方が有り難い。味や値段よりも、あの子たちが頑張った葡萄の方が嬉しいってことだ。

早速冷やしてあるのだが、今食べようか明日まで楽しみをとっておこうか、なかなか素敵な悩みを持っているのでありますよ(笑)。

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今日の見もの(世界侵略:ロサンゼルス決戦)

2011年09月20日 19時50分17秒 | 見もの

世界侵略: ロサンゼルス決戦
Battle: Los Angeles
(北米以外では『World Invasion: Battle LA』)
2011年 116分 アメリカ

9月17日公開で現在ロードショー中なので、これから見る予定で読みたくない人はここで止めてください。

この映画には興味があった。最新作なのでそう簡単には見られないと思っていたが、なんと19日には見ることができた。元々は4月に公開予定だったのが、押し寄せる波で人が飲み込まれるシーンもあったりと、3月の震災を考慮して9/17からの公開になったみたいだ。

 

事前の知識として:
1942年2月25日。ロサンゼルス上空に未確認飛行物体が出現、米軍が応戦する騒ぎとなった。後に「ロサンゼルスの戦い」と呼ばれたこの騒動は、大きな被害を出さないまま収束する。その後、同様の飛行物体が1965年にブエノスアイレス、1983年にソウル、1991年にロンドンで確認されるも、その実態は分からないままであった。

2011年、流星群が各大陸の沿岸部近海に降り注ぐ事件が起きた。NASAの科学者さえ事前にその存在を把握できず、またその流星群には中心に何か人工物らしきものがあったり、ばらけることもしないし、大気圏突入時には減速するなど、自然現象ではないことがわかってきた。

ベテランの二等軍曹ナンツは事情で退役届を出していたが、この非常事態を受けLAの基地に召集される。だがこのたたき上げのベテラン海兵隊員は、公表されて無くても事態がたんなる気象現象ではない事に気づいてくる。ついに相手は無差別に攻撃してきた。これは演習ではない。戦争だ。彼らは未知の敵と戦う事になるが、敵を把握できない人類は一方的にやられる展開となる。前線に投入され民間人を助けようとするナンツたちもどんどんやられていくのだが・・。

先に公開された米国での評価は芳しくないが、私には非常に面白かった。手に汗握るスリリングな展開で、未知の敵からの侵略は恐怖そのものだった。その中で自分たちの力で地球を(人類を)守ろうとする軍人の行動が高らかに歌い上げられる。人間とはすごいものだ。仲間とは絆とはと、いかにもアメリカっぽく歌われる。その善し悪しは見る人にまかせるにして、恐怖、迫力、リアリティが素晴らしかったと書いておこう。

未知の敵は強いがエイリアンやプレデターのように超人的な存在ではなく、ちゃんと通常兵器が役に立つし、相手の科学力が勝っているにしても、手も足も出ないとはなっていない。勇敢に戦えばそれなりに効果はある。しかし奇襲されると、最強のアメリカ軍でもこうなるのかとも描かれる。そんな戦闘シーンの恐怖よりも、私は別の恐怖を感じていた。

以前にこんなことを書いていた人がいた。

「アメリカ(政府?軍?シークレットガバメント??)は、意図を持って映画を作らせている(その意志にそった映画が作られている)」と言うような内容だった。

かつて宇宙人は友好的だった。未知との遭遇からETぐらいまで、相手は友好的な宇宙人だった。スターウォーズでさえ、一部のダークな人を除けば、どんな人種でも、外観でも、善を行う立派な人たちであった。それは上の『意図(意志)』で、宇宙人は友好的だと言う概念を植え付けることを目的とした映画が作られていたからだ。しかし今は違う。宇宙人の本性がわかるにつれ、宇宙人は悪いやつ、侵略者という刷り込みをしておかなければいけない。だからそんな映画ばかりになってきた。インデペンデンス・デイ、宇宙戦争、そしてこの映画・・。こうやって刷り込みをしておかないと、来るべき本当の宇宙人との接触、戦いの時に困る。ちゃんと備えておかないと・・。

そんなことを話す人がいた。

それが真実かどうか不明だが、私にはそれが真実めいていて、これを見ながらホントに怖かった。来るXデーは間近なんじゃないかと、恐怖に震えた。

皆さんはそうは思わないだろう。単純に映画として楽しめばいいし、それがいいと思う。

ウィキには『アクション映画であると同時にモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)映画としての要素も含まれている』と書いてある。『モキュメンタリー(英: Mockumentary)は、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法』だそうで、有名どころでは「第三の選択」や「食人族」、NHKのタイムスクープハンターもこれに属するようだ。

それならそれでいい。私の持つ本能的恐怖はきっと間違いだろう。それが一番いいことだ。その方がいい。これは単なる娯楽映画だ。

ランク:ぜひ映画館でお楽しみください。私は怖くて仕方ない。

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