ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

赤い実、紅い花

2007年10月31日 10時49分11秒 | 写真

 

ハナミズキの実。この花、咲いた時もきれいだけど実になっても美しい。真っ赤ではないけど適度に枯れた紅葉が風情がある。この木を植えたいなと思う。どこで買えばいいのだろう。あまり大きいのは困るだろうけどね。

 

 

るいこさん、これがこの前の実の熟したやつです。実だけ見たらきれいなんだけど、その周りのガラがちょっと気持ち悪い。色が違っていたら全く違う見方ができたでしょうに。

 

 

倉敷美観地区に通じる商店街に飾ってあった花。なかなかのセンスと感心してます。

 

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飾ろうか(掟破り)

2007年10月30日 00時03分24秒 | 写真

 

この絵を小さく印刷して、額縁の分厚い、絵の周りを厚いマット紙で覆った枠にはめて飾ってみようかしら。

 

写真としては掟破りかも知れない。カラー写真を思いっきりハイキーにしてセピア風にした。オイルペイント効果を少し加えて異空間風の絵に変えてみた。所々黒く見えるのは幹と紅葉した葉。空の雲が適度に汚れてアクセントにもなった。ごく薄い色のベージュのマットがいいだろう。大きさも両手を広げたぐらいの小さな額がいい。ま、気に入る人は少ないだろうけどね。

 

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夏の花

2007年10月29日 00時00分03秒 | 写真

 

庭には夏を乗り切った花がある。もうダメになるだろうと思いながらも水をやっていたらまだまだ花を咲かせてくれる。けなげでかわいい。

 

 

トレニアは一度ダメになりかけたのにまたおごって花を咲かせてくれだした。さすがに5月に植えたうさちゃんのやつはもう終わり。それでもまだ数輪の花を咲かせてくれている。ミニバラがおごってきた。今にも咲きそうなつぼみがいくつもふくらんでいる。

 

 

先日チボリ公園で売っていた金魚草。障害児学校の生徒が一生懸命育てたものだそうだ。その時には一輪だけ咲いていたものが今ではこれ。植物は偉大だ。あそこの生徒たちも喜んでくれるだろう。

 

 

ペチュニアにトレニア、夏には青いのが好きだったのだけれどこの季節は赤いのがいい。こんな花を育てること、安い遊びだけど癒やされる気がする。もう秋だけど、夏の花の命は尊いと感じる。

 

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屏風祭り

2007年10月28日 11時12分41秒 | 写真

 

やはりこの時期は色がきれいだよね。カラー写真に向いている。ブログの方もカラーの方に人気があるようで、ついにクリック数がモノクロを抜いてしまった。有り難いことだと思う。では今日もカラー向きの写真で行きましょうか。

 

毎年この時期に倉敷美観地区周辺で屏風祭りがある。私はこれだけ単独で行っているのだと思っていたけど、どうやらそうではないみたいだ。阿智神社の秋祭りの時、沿道の家々が家の屏風を飾って参詣者を迎えていたという故事があったらしい。それを復活させたみたいだ。だからこの日は阿智神社の秋祭り大祭の日でもあった。町中がお祭りでにぎわっていた。

 

これは森田酒造のもの。源氏の五拾四帖だと思う。さすがに昔からの分限者なので持っているものが違う。たいしたものだ。

 

 

旅館が手持ちのを見せてくれたり一般のうちに飾ってあったりもする。その家の持ち物だけではなく借りてきて楽しませてくれているところもあるみたいだ。

 

私、こういう時はもちろんストロボは使わない。高ISOにして手持ちで撮る。光で痛めないためなのだけれど、みんなばんばんストロボを焚く。家の人も何も言わない。撮らせて貰っていいですかと言っても断られない。ある喫茶店(?)みたいなところだけ撮影禁止と書いてあったけど、そこの関係者みたいな人がみんなの前でどかどか写真を撮っていた。ストロボもばかばか焚いてね。屏風のためにいいのかなぁとこっちが心配してしまう。

 

 

この家のおじいさんは話し好きで、この屏風の解説をしてくれた。

 

これなら私にも読めるからいいですねと言うと、ほう、読めるんかな、私らーには読めないと言う。

 

高校の教科書の一番最初に載ってますからみんな読めるでしょうと続けると、私らはそんな学校に行ってないから…、来た人(観光客)も有り明けの月とか読むでと笑う。

 

そうか、親父やお袋の頃は高校に行きたくても行けなかった。戦争のためであったり、うちではお金のために行けなかった。そのおじいさんの年齢ならそうだろうな、今では隔世の感があるけど。そう思うとちょっと切ない。

 

有朋自遠方来 不亦楽乎

 

朋(とも)有(あ)り、遠方より来たる。亦(ま)た楽しからずや 


友人が(珍しくも)遠方から訪ねてきてくれるのは、こんなうれしいことはない

 

私は観光客かも知れないけれど、友でもあるかも知れない。おじいさんと素敵な時間が持てた。

 

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今日の赤

2007年10月27日 15時36分34秒 | 写真

 

唐辛子を売っていた。インテリアにも魔除けにも、食べることも可能なのだそうだ。あまりにもきれいで、「これって本物ですか?」と尋ねてしまった。

 

店の人はちょっととまどって、「えっ、えぇ本物ですよ。本物の唐辛子を藁で縛ってあるんです。」と答えた。このつやつやした赤色、飾りたいなぁと思っている。この時は買わなかった。もう一度行こうか、今度こそ買ってこようか、玄関に飾ったらどうだろう、今そう思っている。

 

 

隣のテントではつるし柿を売っていた。また中途半端だよね。もっとひからびて粉のような甘みが外にまぶれてないと。干し柿という言い方もあるけど、私はつるし柿の方が好きだ。うちんちには柿の木はなかったからたまにもらうことがあったもの。そんなによく実家にあったわけではない。食べたこともない。おばあちゃんはよく食べていた。

 

 

もう赤はないだろうか。大原美術館前の蔦が赤くなっていた。でもここだけ。あとは茶色くなって枯れてきている。

 

「今年は色が悪いでしょ。温度が高かったから。こっちのは(茶色で)このままが葉が落ちていくだろう。」

 

アクセサリー売りのおじさんが教えてくれた。

 

「ここが最初に赤くなって、次はそっち。エル・グレコが最後に紅葉するんだ。アイビー(スクエア)は蔦の種類が違うから(紅葉する時が)ずれるけどな。」

 

おじさんは写真を撮ろうとした私のために場所を空けてくれた。

 

おじさんが写っている方がいいんだけど。そう思ったけど写りたくはないだろうな、きっと。人物と風景を併せて撮りたい人なんて普通はいないはずだから。

 

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飛び立つ

2007年10月26日 19時14分29秒 | 写真

 

この写真、自分としてはまぁまぁかなと思っていたのですけど、友人にえらく褒められてちょっととまどったりしてます。

 

鳥が水を飲んでいて、鳥の首がいい角度になったら絵になるなと思いながら狙ってました。そしたらたまたま飛び立つのが撮れました。狙っていたのは事実だけど当然写ったのは偶然。褒めてもらえるのは気分いいけど何でそんなに言われるかなぁ??と。あぁ、チボリ公園の有名な噴水のところです。

 

 

私の撮りたいのはこんなやつ。倉敷の今の人の生活が撮りたい。秋祭り、普段の商店街、遊んでいる子ども、おばちゃんの笑顔、それで十分。それがいい。

 

この写真はミックス光源なので(一応ホワイトバランスを調整しましたけど)モノクロ向きと別のブログに公開してました。こっちがオリジナル。見ている人にはどっちがいいんでしょうか。

 

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今は秋色

2007年10月25日 00時22分56秒 | 写真

 

職場でポテトフライが出るっていうので、私はマックのブライドポテトはちょっと小さく色の濃いかりかりのが好きだ!!!!あれを横歯でかりっとかんだ時に「うまぁーい!!」と思うのだぁ!!!!!!!!と力説していたら、そばの女の子たちが、「しなっとした柔らかいのがいい」などと暴言(笑)を吐く。

 

うんにゃカリカリに限る、イヤ絶対にやらかいの(注;柔らかいの岡山弁)って言っているうちに本日のポテトがお目見えして、なななななななななんとサツマイモの細切りフライだった。

 

私はひどく落胆してがっくりと膝を折り_| ̄|○、数分立ち上がれなかったのでした、、、、、

 

なぁんてのは大げさですが、まぁ秋です。サツマイモの季節。紅葉の季節。チボリのアメリカフウの一部はこんな感じ。寒暖の差が大きいから一気に紅葉するかもね。

 

 

これ、美観地区の紅葉。もう4日ほど前の写真だから今ではもっと色づいているかも。もみじってこうやって色づくことを言う古語のはず。それがいつの間にかカエデの名称に変わってしまった。カエデは蛙手からきた。蛙の手のひらのような形の葉だから。そんなうんちくはどうでもいい。紅葉を楽しもう。色づくのはいいな。

 

ふと思った。色づくってきれいなのに、色気づくって言うとひどく変わってしまう。こんな言葉で締めくくったから今日のブログの印象もめちゃくちゃ地に落ちちゃっただろう。

 

まぁ出だしが芋だったからね(笑)。

 

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見て、子どもを

2007年10月24日 20時13分51秒 | 写真

 

小さな子をナイフで刺したり誘拐したり、、、昔なら外国でしか聞いたことのないような事件があちこちで起こる。昔は日本人は隣の人を信じていた。その地区の子どもはみんなの子どもであった。大人が守ることはあっても、年上が幼子を苦しめる事なんてなかった。私はそう信じたい。

 

この笑顔を見て、この姿を見て、こんな幼子にナイフを向けようとする人がいるのか。宝物のお人形を片時も離さず、隣ではそんな妹をお姉ちゃんが優しく見守る。そんな姿に見えた。振り返ったお姉ちゃんの友だちも優しく見えた。こんな子どもたちを守ってあげたい。写真に力があるなら、この姿を見て子どもを守ろうと思って欲しい。隣人を信じられる日本になって欲しい。日本に住んでいる全ての人へ。

 

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道端の花

2007年10月23日 21時15分24秒 | 写真

 

皆さんの町の商店街にもきっと花が飾ってあるだろう。商店街を華やかにするため、お客さんに来てもらうため、お金を儲けるための撒き餌がわり、、、、なのかも知れないけれど、私にはそうは感じられない。人のために花を飾るのは他人に対する心づくしではないか。人に気持ちよくしてもらおうという自分の心の表れではないか。秋だ。オミナエシとススキを飾り、小菊をあしらう。自分のうちの庭に生えた野草を季節の飾りとする。日本人の心っていいよなぁと思う。

 

倉敷ではこの時期、秋のお祭りやら付随したイベントやらがあってあちこちに花が飾られる。いつにもまして少しお金をかけた花が、それも生け花を長く勉強した人があちこちに飾ってくれてるみたいだ。

 

これは美観地区そばのお寺の門前の花。これを見るだけでも倉敷の散歩が楽しめるでしょ。もちろん通りのあちこちには青竹を切った筒に野草が飾られたり、はたまた備前の壺に大作が花開いていたり…。

 

もう少ししたらアイビースクエアの蔦が赤くなります。いい季節です。どうぞ倉敷においでくださいませ。

 

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コラボレーション

2007年10月22日 17時21分55秒 | 写真

 

こういうコラボがあってもいいのかなと思う。和の建物に南米の衣装、畳にバイオリン、マイクとPA。さぞ昔の殿様は驚いただろう。

 

ビルへネス・デ・ラ・ルナさんから連絡をいただき、足守メロン祭りに行ってきました。場所は近水園・吟風閣。最初はちょっととまどいました。

 

自宅からここまでは約30分。たいした距離ではない。11時から12時に演奏すると聞いていたので10時半ぐらいに着けばいいやと高をくくっていたのだけれど、足守に近づいてイヤな予感。普段ないところに車があり、歩いている人も見かけた。こりゃ人が多くて車を停められないのでは。案の定駐車場はいっぱい。それでもどうにか停められて歩いて吟風閣へ。ところがどうもおかしな気配。どこにもフォルクローレの記載がない。子どもたちの琴の演奏とか投扇興は書いてあるけどそれ以外は全くなし。司会の人も「和(のテイスト)を楽しんで」と言っていてますます不安。メールを読み違えたのかなぁと。

 

まぁそれはそれでメロン祭りを楽しんで帰ったらいいやと思っていたらやはり間違いではなかった。和の空間にこの衣装と音楽。フォルクローレを知らない人には違和感なんてもんじゃないだろうとちょっと笑ってしまった。

 

 

でも私は思っていた。フォルクローレの響きは必ず日本人の琴線に触れると。実際終わった後に司会の人が「楽しんでくれましたか」と発すると、多分一度も聴いたことなかったであろうおじいさんが『あぁものすごぉよかったでぇ』と声をかける。やっぱりねと納得してしまった。

 

 

今回の衣装の中でも出色のものがこの2つの衣装。他の服が「(特別な時に着ているというわけではない)日常の服」であるのに対して、この白い衣装は「カーニバル用」だそうで、さすがに明るく美しい。南米の民族衣装でも女性のズボンがあるのかと訝しく思っていたら、「男性用です。女性はスカート。」だそうで、真ん中の女性が小柄なため、さらに「ぶかぶか」なのだそうです。遠くから見たらあまりわかりませんでしたけどね。

 

実はもっとアップがあるんですけど、多分この方たちははにかむタイプだからこれぐらいの大きさで。ぜひ次回はご自分の目でご覧ください。

 

 

最後に記念撮影しているところを横から盗撮(笑)。

 

目線が来てないのは撮られている人のカメラを見ているからで、元々私は盗撮(笑)ですからご勘弁を。

 

今回も屋根の下であったり木の陰であったりして非常に色が出しにくかったです。もっときれいな衣装なのにごめんなさいね。

 

3月に倉敷音楽祭で出会った人たち、多分1年後にしか見えないだろうと思っていたのに、それから2度も聴くチャンスがあった。人のつながりなんて何が起こるかわからないな。今こうやって聴けることが不思議でしょうがない。

 

そうそう、なぜ足守でフォルクローレかというと、ここに住んでおられてフォルクローレをされている奥様つながりだそうです。これまた不思議なきっかけだなぁと。

 

ちなみに私、メロンは買えませんでした(貧乏なので)。試食もあったらしいけど、きっと美味しかったんでしょうね。来年はお金を貯めておきましょうか(爆)。またルナさんが来たらいいのに。フクターニャさんとのコラボもいいのではないでしょうか。

 

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