pianon イルギ

イ・ジョンジェを筆頭に、

韓国男優にハマリ過ぎて睡眠不足の毎日…。

んが、楽し過ぎて止めれんドォ~!

危険なパートナー@VOGUE その1

2012-07-04 | イ・ジョンジェ

「VOGUE」7月号にジョンジェとヘス姐さんのグラビアが掲載された
そこには長~~~~~い記事がUPされてたけど、
あまりにも長いので スルーするつもりだった。
んが、なかなかJJに対する考察や分析が面白いので、
テキトーながらも 訳ってみることにします。


Dangerous partners  part1

マカオの秘密カジノに隠された稀代のダイヤモンドを追う チェ・ドンフン監督の
魅惑的なプロジェクト『泥棒たち』は、早々にアジア全域の話題だ。
いよいよこの韓国版『オーシャンズ イレブン』の代表俳優キム・ヘスとイ・ジョンジェが
「VOGUE」カメラの前で史上初のセクシーな本性を現わした。



「イエスが十字架に釘を打たれた日、隣の十字架に吊られたのは泥棒だった。
 泥棒は古い職業だ。 人々が財を得る瞬間から泥棒は共にいた。
 ある泥棒はお金を盗み、ある泥棒は心を盗む。そしてある泥棒は世界を盗む。
 この映画はそんな泥棒の話だ」
チェ・ドンフン監督の『泥棒たち』はプロローグから尋常でないオーラを漂わせる。
そして「VOGUE」は映画のキャラクターからヒントを得、
VOGUE だけのやり方で、もっと雄壮で派手なビジュアル シナリオを作り出した。

イ・ジョンジェとキム・ヘスは グラビアを撮ると思うと何日も前から眠れなかった。
キム・ヘスとイ・ジョンジェは「VOGUE」16年の歴史上、最も魅力的なビジュアルで、
それぞれがグラビアページを飾ってきた。
どことなく奥ゆかしいプラザ ホテルの大理石の床に横になり、
グラマラスなポーズを取れる女優がキム・ヘスの他にいるだろうか。
創刊付録となった写真集「チョ・ソンヒと人々」で表紙を飾った俳優は
ランニングシャツを着、タオルで鼻をかむイ・ジョンジェだった。
          ↓ コレか
     
言ってみれば、彼と彼女は両極端な最高のモデルだった。
片方はドラマチックで豊満、片方はミニアルでナチュラル。
彼らが「VOGUE」で一緒にグラビアを撮ることになった。

キム・ヘスはルーズなグレーのボディースーツに帽子をかぶって入って来たが目につく。
イ・ジョンジェは端正なチェックのシャツ(本当にアメリカの俳優のようにナチュラルだ!)
ドレスとスーツのフィッティングを終え、いよいよエストロゲン(女性ホルモン)と
テストステロン(男性ホルモン)が同化する撮影が始まった!
グラビア撮影の現場では、衝動的で感情的な役割はいつもキム・ヘスだ。
キム・ヘスはどんな服を着ても 服に体を合わせるより、体に服を合わせる。
彼女が動くたび、ドレスの豊満な胸が揺れ、唇とアゴの線がリズムに乗り、
挑発的な輪郭を表す。
彼女は胸もとのねじれたエスカーダの鮮やかな紅いシルクドレスを着、
カジノのテーブルに横になった時、私は初めて私達のグラビアのコンセプトが
“危険なパートナー”と言う感じをつかんだ。

頭の中のビジュアル シナリオに俳優が“in”になって入ってきた瞬間、
シャッターは狂ったように揺れ動く。
キム・ヘスが衝動的に話しかければ、イ・ジョンジェは洗練されたエネルギーを発散する。
キム・ヘスが奔放な自由を渇望するのなら、イ・ジョンジェは洗練された粋なマナーを追求する。
キム・ヘスが丸い面で襲ってくると、イ・ジョンジェは細い線で動く。
キム・ヘスが熱く純真な妖婦ならば、イ・ジョンジェは冷静なプレイボーイだ。
キム・ヘスはアクションの名手で、イ・ジョンジェはリアクションの名手だ。
彼らは全て自我の魅力で200%充電されたナルシシストだ。
韓国の男優で スーツ姿でポーズを取らずとも素敵なのは唯一 イ・ジョンジェだ。
大事なのはポーズを取らなくてもカッコ良いという事実を本人が知っていることだ。
多くの問題は(自分の体への不安から)何かしようとするため発生するから。

地下のスタジオからソウル市内のスカイラインを見下ろす高層バルコニーまで、
二人は高純度のパートナーシップを自慢した。
金髪のグラマーにすっきり応対するミニアルな紳士は(ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアのように)
まるでクラシックな外国映画を見るような錯覚さえした。
クライマックスは地下のガレージとベッドだった。
黄色のポルシェでカバンを持ったジョンジェを迎えるヘスは、
ヒョウ柄のワンピースに革ジャケットを着ていた。
逆光であったし、眩くて誰かが先に銃を取り出し発射しても衝撃的でない程
すべてのことがやるせなかった。



続くベッドではブラトップを着たキム・ヘスは、綿のパンツをはいたイ・ジョンジェの腰が
自身の腰よりスリムだと不満を漏らす。
2人に ベッドに座って共にタバコを吸い、謀略を立てて欲しいと言った。
映画会社(ケーパーフィルム)のアン・スヒョンPD(チェ・ドンフン監督夫人)が、
大きなiPadで二人の動画を撮影した。
その動画、メイキングとしてUPして欲しいワ~
その瞬間キム・ヘスがベッドの上にばったり横になってしまい、
イ・ジョンジェが彼女の首に銃を向けた。
キム・ヘスが笑い出した。
「これって、まるで タバコを与えないと殺すってことじゃない?」
二人は仲良く女性用の葉巻を分けて吸った。
彼らが愛に陥った恋人のように見えなくて良かった。
彼らはいつでも裏切れる危険なパートナーだから。

チェ・ドンフン監督は『ビッグ・スウィンドル!』からイ・ジョンジェと仕事がしたかった。
「彼にいつもレーダーを張っていた。そうこうするうち、
 キム・ヨンファ監督(ジョンジェと『オー! ブラザーズ』を撮った)と席を共にした時、
 いよいよイ・ジョンジェにプロポーズした。
 ポパイは難しいキャラクターです。憎めない傍観者主義者です。
 撮影初日、彼がポパイを演技した瞬間を忘れることができません。
 イ・ジョンジェは本当に素晴らしい俳優です。私のシナリオのために生まれた俳優だと感じました。
 彼は本当に特別な男です」
写真撮影を終えたイ・ジョンジェは、今、最後のシングルカットのため、
スーツを着て屋外庭園のパラソルの下に座っている。
「この服を着てインタビューしても良いですか?」と彼は言い、
私は「良い」と答えた。
彼と一緒に座っていると、2年前のカンヌ映画祭が思い出された。
イ・ジョンジェは『ハウスメイド』の主演俳優でカンヌに行き、
そこで国内外のプレスや映画関係者に魅力的な応対をした。
記者達を招き、高級レストランでシャンパンと夕食を共にし、
レッドカーペットを上がる時はキム・ドンホ委員長をスムーズにエスコートした。



「今のイ・ジョンジェは、20代のイ・ジョンジェでは相手にならない程カッコ良いでしょ。
 五十になれば彼はさらに素敵になるでしょう」とチェ・ドンフン監督は言った。
「現実のイ・ジョンジェもそうだが、映画ではより素敵です。
 どうしてあのように歩き、あのように行動できるのか驚きます。
 たとえば、編集を終えて音楽を合わせると、イ・ジョンジェのカットを再び入れることになります。
 彼の動きはとても音楽的です。
 俳優がそういうインスピレーションを与えなければ、監督は座ってカットを取るだけになってしまう。
 するとフィルムの弾力が落ちます」
イ・ジョンジェ自身も“瞬間的にキラッと光らせる面”があるとことを認めた。
「派手ということもありますね。たとえば宝石があるすると、
 私はそれをさらに輝くように見せるパートを引き受けることになります」
私はそれを別名“ペンシルミ”と呼びたい。
ペンシルミってナンだろ?意味不明。。。
チョン・ウソンは時々自身の派手なビジュアルとは逆のやぼったいスタイルに挑戦するが、
(『トンケの蒼い空』、『太陽はない』)、イ・ジョンジェはその反対だ。
自身の輝くビジュアルで、ドラマの大胆なキャラクターとマッチし、
魅力的な悪役として生まれ変わるのだ。
「『オー! ブラザーズ』、『太陽はない』のようなコミカルな演技をする時、
 大胆さが目立っているようです。
 『ハウスメイド』の時は強引さの極限状態でしたよ」
チェ・ドンフン監督は彼のそんな魅力に賛辞を加える。
「『ハウスメイド』を見ると、彼はただの金持ちの男を演じる俳優なのに、
 スクリーンでは本当にお金持ちのように見える。
 ワインを飲み、サディスティックな台詞を言い…それがとても似合ってます。
 『太陽はない』でも詐欺師役がスムーズに馴染んでた」

イ・ジョンジェは『ハウスメイド』、『泥棒たち』と続くキャスティングに申し分なく満足している。
なぜなら彼の魅力がますますリアルに発散されているためだ。
それは彼が配役のメインを逃さないためだ。
「『ハウスメイド』の台詞は受け入れにくかったです」イ・ジョンジェは困り果てて笑った。
「チョン・ドヨンさんに性的嗜好を強要する台詞が撮影当日の午前 突然できました。
 簡単に言えば“口に出したい”という恥じ知らずな要求なのに、
 これをすべきなのか、やめるべきなのか悩みました。
 ひとまず台詞は何度か練習はしましたよ。
 不思議と言えました。 それで撮影をしました」
その台詞はその役の邪悪な二重性を表す決定的なシーンになった。
「妻と子供が住んでいる家で下女に ためらうことなく変態的な要求をするほど
 厚かましい男が完成されました」
彼は多くの俳優とのアンサンブルで自分がそういう役割をしなければならないということを
自然に認めた。
「人がかゆくて痛いところを掻くことができます。
 もちろん、私も素晴らしい台詞を言いたい。
 『タイフーン』でテロリストを捕まえた愛国主義の青年は、説得力が落ちたとのも分かります。ハハ」
イ・ジョンジェと同じようにキム・ヘスも“大胆さ”に一見識ある。
一言で彼らは“輝く”人に生まれたのだ。
夜空に輝く星のように、スクリーンに光を振りまいてくれる人達。
チェ・ドンフン監督はキム・ヘスとイ・ジョンジェがそうした点で、
たびたびコスモポリタンのように感じられると言った。
「あのビジュアルとマナーを持つのは韓国役者への祝福でしょう」
彼はベッドでイ・ジョンジェとキム・ヘスが銃と葉巻を持って繰り広げる白黒写真を好んだ。
ガレージ前で二人の男女が熱い太陽を避けて対立する写真も。
「イタリア映画の1シーンみたいですね。私が撮ってみたいと思う、まさにそんな映画です」
トレーニング スーツを着たイ・ジョンジェを想像できないように、
“輝かない”キム・ヘスもやはり想像できない。
シルバーのかつらで革ジャケットを着たキム・ヘスを見ると、
『プルクルリン最終出口』の売春婦のようで、
デービッド リンチのカルト映画に出てくるミステリアスな女性のようだ。





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