いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

続・猛暑に思うこと

2018年07月26日 | 日記

今日は久々にわか雨が降りました。予報では八月上旬まで暑さは続くようなので、お気を付け

ください。エアコンもよく売れているようですが、ふと疑問がわきました。それは暑いわりに

電力不足が報じられないのはなぜ?以前は電力会社で融通しあったり、原子力発電所を作ると

か、そんな話が飛び交っていたのですが。ソーラー電力買い取り制度のおかげだとしたら良い

事なのですが、どうなのでしょうか。私は基本的に原子力発電は反対なのですが、細かい点は

ともかく、後世の人に放射性物質のような負の遺産を残すのは"人として"あるまじきことと思

っているのです。そしてソーラーが個人でも構築出来てもっとも現実的だと考えています。買

い取り制度はいわば商売ですが、自宅だけで消費する独立型ももっと普及してほしいものです。

長野県志賀高原焼額スキー場付近で今春撮影

ペンタックス645N

べルビア100

300mm

 

日本ブログ村ランキングに参加しています。
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ
にほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑に思うこと

2018年07月22日 | 日記

連日暑い日です。大雨の被害も大変です。こんなことが連続すると、温暖化のせいかと思われますが、

直接的な証拠はありません。しかし温暖化は事実です。本来なら間氷期を過ぎて氷河期に向かっている

はずですが、事態は逆です。

これは気象庁のホームページからお借りしましたが、100年間で1℃ほどの温度上昇が見て取れます。

暑ければ冷やせば良いというのは単純発想で、エアコンで室内の温度は下がりますが外に熱を放出する

ので、外はさらに暑くなります。電気エネルギーは100%冷房に使われているわけではありません。

モーターを回すので、一部は熱となります。発電機で電気を作るにも熱が発生します。熱を出さない発

電方式はソーラーくらいでしょう。暑ければ冷やすという単純発想はやめにして、熱を利用するという

発想にしたらどうでしょうか。例えばアスファルトに送水管を埋め込んで、温水として利用すると風呂

を炊くガスも節約できると同時に発生する熱も減少します。もちろんアスファルトの温度も下がります。

「災い転じて福となす」発想の転換?

個人がこんな設備を作ることはできないので、行政の問題でしょう。結局はエネルギー問題ということ

なのですが、エネルギーを使えば使うほど人は豊かになりますが、地球は疲弊してゆきます。では個人

にできることは何でしょうか。それはできる範囲の節約生活です。商品の値引き交渉ではありません。

例えばテレビの待機電力は数Wあります。コンセントを抜くだけで、月数十Whから数百Whの節約にな

ります。電気代が月数円安くなるだけじゃないかと言うのは当たってはいますが、日本中の数百万世帯

が実行すれば莫大なエネルギーの節約になるのです。

今春長野県八千穂高原にて撮影。ほとんどのカメラマンはバックのミツバツツジ狙いだが、手前の若葉を

主役にしてみた。

 

ペンタックス645N

べルビア100

300mm

 

日本ブログ村ランキングに参加しています。
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ
にほんブログ村

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今読んでいる本

2018年07月15日 | 日記

それは徒然草。

ずっと前に角川文庫本を買って読んではいるのだが、今泉忠義氏訳は学者のせいか何となく

なじみにくい所があって、今回買ったのは河出文庫版佐藤春夫訳。佐藤春夫は一昔前の人だ

が和歌山県新宮市の出身の文学者なのでなじみやすい文体だ。

作者の吉田兼好は前回紹介した唐木順三の本にも中世生活者の達人と出ている。徒然草は高

校の教科書にも少しだけ載っていた。鴨長明の方丈記と並んで隠遁文学の双璧だが、ユーモ

アの点では勝っている。第137段の「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは。」

は日本人の繊細な感性を象徴するような文章で、同じような考えはあちこちに出てくる。唐

木順三は季節感の繊細な感覚として、日本人が代々受け継いできた美的センスとみている。

しかし今の日本人はどうか。第22段には、現代風はこの上なく下品になってしまったようだ

とある。平成の現代にも当てはまりそうだが、単なる懐古趣味ではない。

やはり文化を受け継ぐというのは大切なことだ。温故知新と言うことわざもあるが、新しさ

を求めるにしろ、参考になるのは過去にしかない。

今春長野県大滝村にて撮影。残念ながら人工の滝のようだ。

ペンタックス645N

べルビア100

300mm ,2xコンバーター

 

 日本ブログ村ランキングに参加しています。
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ
にほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本

2018年07月04日 | 日記

齢をとるにつれ、新しいものにはあまり興味がなく、関心はもっぱら昔になる。写真を趣味にしていて常々

思うことは、繊細だと言われている日本人の感性をいかに写真に生かすかという事。唐木順三氏の「日本人

の心の歴史」はとても参考になった。時代背景にも左右されるが、美的感覚の深化が見事に浮き彫りにされ

ている。唐木氏の博識はすごい。2000年の歴史を一冊に纏めるのだから当然か。もう一冊は大岡信氏の

「日本詩歌読本」で、もう販売されていなかったので、中古品をネットで買った。大岡氏は詩人なので見方

は異なる。全9章の内3章を女性の恋歌に充てていることをみても、和歌としては恋歌に重点がある。俵万

知氏のサラダ記念日も恋歌なので、世間の関心はもっぱら色恋沙汰と言えようか。言語芸術には適した項目

だが、写真には縁がない。

今年春長野県北竜湖にて撮影。一泊して翌朝早く。青味がかった色調が枯れ木に侘しさを添える。

ペンタックス645N

べルビア100

 

日本ブログ村ランキングに参加しています。
気に入ったら下のバナーのクリックをお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ
にほんブログ村

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする